JPH0676822U - 指針構造 - Google Patents

指針構造

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JPH0676822U
JPH0676822U JP2136693U JP2136693U JPH0676822U JP H0676822 U JPH0676822 U JP H0676822U JP 2136693 U JP2136693 U JP 2136693U JP 2136693 U JP2136693 U JP 2136693U JP H0676822 U JPH0676822 U JP H0676822U
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JP
Japan
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pointer
weight
cap
shaft
lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP2136693U
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English (en)
Inventor
康夫 新保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指針2の指針軸1に対する重心位置の調整を
容易とする。 【構成】 指針軸1に固定される指針基部3と、指針基
部3と一体に形成される指示部4と、指針基部3の上面
側及び周側面側を覆う指針キャップ5と、この指針キャ
ップ5内に指示部4の長手方向の移動可能な錘6と、こ
の錘6の収納部7を覆い錘6を指針基部3方向へ押圧す
るばね部材11Aを有する蓋部材11とを備え、錘6に凹凸
部6Bを、蓋部材11のばね部材11Aの端部に凸部11Cを
設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用計器等に使用される指針の指針軸に対する重心位置を調整 する機構を備えた指針構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、指針の指針軸に対する重心位置を調整するために重心位置調整機構を備 えたものとして特開平2−272321号公報に開示されているものがある。こ れは、指針保持部の底部に切欠き部を備えたバランサを設け、この切欠き部を軸 として塑性変形可能に屈曲させることにより、バランサ自体の重心が指針の前後 方向に移動し、指針の重心位置を調整していた。又、指針保持部にねじ孔を備え たバランサを備えており、このねじ孔にねじを取り付け、ねじを指針長手方向に 進退させることにより、指針の重心位置の調整を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる従来例は、指針の重心位置の調整を行うのに時間がかかり、コスト上昇 の要因となっていた。なおかつバランサが視認できる位置に設けられていたので 、意匠上好ましいものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、指針軸に指針が取り付けられ、被測定体の変化にともない指針軸が 回動することにより、指針も回動する指針構造であって、この指針には、前記指 針軸の軸線とほぼ直交し、かつ少なくとも一方向へ延びる指示部と、前記指針軸 に固定する指針基部と、この指針基部は指針キャップを構成し、この指針キャッ プには前記指示部の反対方向に前記指示部の長手方向に移動可能な錘を収納する 収納部を形成し、この収納部をおおう蓋部とを備え、前記錘を前記指針軸方向で 指針キャップ側へあるいは蓋部側へ押圧するばね部材を蓋部あるいは指針キャッ プ側に設け、前記錘と蓋部との対向する各面あるいは前記錘と指針キャップの収 納部との対向する各面に咬止部を形成したことを特徴とする。
【0005】
【作用】
前記構成により指針の重心位置の調整が容易におこなえ、なおかつ指針の意匠 がすっきりとしたものとなる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を図1〜4で示す実施例に基づき説明する。図1,2は本考案の 第1実施例を示し、指針軸1の上端に指針2が圧入固定されており、この指針2 には、指針軸1を圧入固定する指針基部3が透光性の合成樹脂により形成される とともに、指針軸1の軸線と略直交し、かつ一方向へ延びる指示部4が指針2の 指針基部3から一体に形成されている。また、指針2には指針基部3の上面側お よび周側面側に合成樹脂材料からなる指針キャップ5が被われており、この指針 キャップ5には指示部4の反対方向に指示部4の長手方向に移動可能な錘6を収 納する収納部7が形成され、この収納部7は、錘6がガタつかないように錘6の 幅と合う間隔をおいて壁部8,8を備え、さらに指示部4長手方向の動きを規制 する壁部9を備えている。指針キャップ5の指示部4の反対側の側壁には切り欠 き部10が形成されている。この錘6は、下面中央部に凹部6Aを備えており、下 面の一部には、後述する蓋部材11に設けられたばね部材11Aの端部に設けられた 凸部11Cと対応する咬止部として梨地状の凹凸部6Bが形成されている。指針キ ャップ5の収納部7を覆うために蓋部材11を備えており、この蓋部材11には、錘 6の凸部6Aに対応した位置に開口部11Bを備え、この開口部11B内で凹凸部6 Bに対応する位置に端部に咬止部としての凸部11Cを備えたばね部材11Aを設け た。
【0007】 前記構成において、その組み付けと重心位置の調整を説明する。まず、指針基 部3に指針キャップ5を被着し、この指針キャップ5の収納部7に錘6を収納す る。そしてこの収納部7を蓋部材11で覆う。このとき蓋部材11のばね部材11Aの 凸部11Cが錘6の凹凸面6Bに当接する。そして指針2の重心位置の調整は蓋部 材11の開口部11Bを介して錘6の凹部6Aに棒等を差しこみ、指示部4の反対方 向に引くか、指針キャップ5の切り欠き部10から棒等を差しこみ錘6を押して指 針2の指示部4長手方向の重心位置を調整する。このとき凹凸部6Bと凸部11C とが当接し咬みあうことにより仮り止めが完了し、この後錘6が動かないように 接着剤で固定し、組み付けと重心位置の調整が完了する。
【0008】 前記構成により錘6を指示部4の長手方向の重心位置を容易に調整できる。
【0009】 また第2実施例として、図3で示すように、指針2には、指針軸1を圧入固定 する指針基部3が形成されるとともに、指針軸1の軸線と略直交し、かつ一方向 へ延びる指示部4が指針基部3とは別部材で形成されている。また、指針基部3 には、指示部4の延長方向とは反対方向に、指示部4の長手方向に移動可能な錘 6を収納する収納部7が形成され、指針基部3の側壁には切り欠き部10が形成さ れている。さらに蓋部材11と錘6との対向する面に各々梨地状の凹凸部6B,11 Dを形成し、蓋部材11には錘6の凹部6Aに対応した位置に開口部11Bを備えて いる。指針基部3上面でなおかつ指示部4下方にばね部材3Aを一つ設け、その 端部には凸部3Bが形成されている。指針基部3の凸部3Bに対向する錘6の面 には梨地状の凹凸部6Bを形成した。この凸部3Bと凹凸部6B、凹凸部6Bと 凹凸部11Dの咬止部が互いに当接し、咬みあい固定する。
【0010】 前記構成により、重心位置の調整が容易となり、なおかつ錘6の両面に凹凸部 6Bを設け、この凹凸部6Bに各々対応した凸部3Bと凹凸部11Dを設けたこと により、仮止めが確実となり、作業性が向上する。
【0011】 また、他の実施例として図4に示すように、錘6の蓋部材11に対応する面に規 則正しい凹凸部6Bを形成し、蓋部材11には開口部11Bを備え、この開口部11B 内に凹凸面6Bに合致する凸部11Cを備えたばね部材11Aを形成する。このばね 部材11Aは指針基部3方向へ錘6を押圧する。この実施例では凹凸部6Bと凸部 11Cとが各々対応し咬みあうので、重心位置調整が段階的におこなえ、わずらわ しい微調整が不要となり、作業性が向上する。
【0012】 なお、本考案は前記実施例にのみ限定されるものではなく、本考案の要旨の範 囲内で種々変形可能である。例えば咬止部としての凹凸部6B,11Dを梨地状も しくは規則正しい凹凸としたが、当接し、咬みあう形状であればどのような形状 でも良い。
【0013】
【考案の効果】
前記構成により、指針軸の長手方向に移動可能な錘によって重心の位置調整を おこなうことができ、かつ指針重心位置調整後の錘の仮止めが確実となり、容易 に重心位置調整ができ、作業性の向上がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の断面図。
【図2】同実施例の下方からの分解斜視図。
【図3】同考案の第2実施例の断面図。
【図4】同考案の第3実施例の要部断面図。
【符号の説明】
1 指針軸 2 指針 3 指針基部 3A ばね部材 4 指示部 5 指針キャップ 6 錘 6B 凹凸部 7 収納部 8,9 壁部 11 蓋部材 11A ばね部材 11B 開口部 11C 凸部 11D 凹凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針軸に指針が取り付けられ、被測定体
    の変化にともない指針軸が回動することにより、指針も
    回動する指針構造であって、この指針には、前記指針軸
    の軸線とほぼ直交し、かつ少なくとも一方向へ延びる指
    示部と、前記指針軸に固定する指針基部と、この指針基
    部は指針キャップを構成し、この指針キャップには前記
    指示部の反対方向に前記指示部の長手方向に移動可能な
    錘を収納する収納部を形成し、この収納部をおおう蓋部
    とを備え、前記錘を前記指針軸方向で指針キャップ側へ
    あるいは蓋部側へ押圧するばね部材を蓋部あるいは指針
    キャップ側に設け、前記錘と蓋部との対向する各面ある
    いは前記錘と指針キャップの収納部との対向する各面に
    咬止部を形成したことを特徴とする指針構造。
JP2136693U 1993-03-30 1993-03-30 指針構造 Pending JPH0676822U (ja)

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JP2136693U JPH0676822U (ja) 1993-03-30 1993-03-30 指針構造

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JP2136693U JPH0676822U (ja) 1993-03-30 1993-03-30 指針構造

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JPH0676822U true JPH0676822U (ja) 1994-10-28

Family

ID=12053101

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JP2136693U Pending JPH0676822U (ja) 1993-03-30 1993-03-30 指針構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009105310A2 (en) * 2008-02-20 2009-08-27 Welch Allyn, Inc. A pointer for use in a gauge, a gauge employing the pointer, and a method of making the pointer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009105310A2 (en) * 2008-02-20 2009-08-27 Welch Allyn, Inc. A pointer for use in a gauge, a gauge employing the pointer, and a method of making the pointer
WO2009105310A3 (en) * 2008-02-20 2009-12-23 Welch Allyn, Inc. A pointer for use in a gauge, a gauge employing the pointer, and a method of making the pointer

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