JPS6337848Y2 - - Google Patents

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JPS6337848Y2
JPS6337848Y2 JP6851785U JP6851785U JPS6337848Y2 JP S6337848 Y2 JPS6337848 Y2 JP S6337848Y2 JP 6851785 U JP6851785 U JP 6851785U JP 6851785 U JP6851785 U JP 6851785U JP S6337848 Y2 JPS6337848 Y2 JP S6337848Y2
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JP
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groove
dowel
bone
rib
side walls
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JP6851785U
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JPS61184414U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、合成樹脂により一体成形された折畳
傘用親骨に関するものである。
[従来技術とその問題点] 従来、折畳傘用親骨1としては、金属板をプレ
ス加工等により、U字状の親骨本体2と玉ダボ部
3とをそれぞれ別々に製造し、第7図および第8
図に示すように、親骨本体2の一端に玉ダボ部3
の取付部4を圧着することにより一体に形成して
いる。
このため、親骨1を製造するためには、プレス
加工等の様々な機械加工が必要で、これに要する
時間が長くかかるため、製造コストが高くなり、
経済的でない。特に玉ダボ部3を製造するために
は、かなり複雑な機械加工が必要である。
また、この折畳傘用親骨1の玉ダボ部3は、全
体が金属より形成され、溝部5の両側壁6の内側
に突起7を設け、玉ダボ部3の先端に下方に曲げ
られた球状部8を有している。
この玉ダボ部3の傘を開いた状態においては、
玉ダボ部3に枢支された子骨9の端部が溝部5の
底面5aに当接して前記突起7に挾持され、溝部
5内に子骨9が嵌着するようにしているが、両側
壁6は剛性を有しているため、この子骨9の脱着
にかなり強い力が必要であり、この玉ダボ部3を
有する親骨1や子骨9が変形してしまう虞もあ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、その一端に玉ダボ部を有する親骨に
おいて、この親骨が合成樹脂により一体成形さ
れ、前記玉ダボ部に子骨を枢支するための溝部が
形成され、この溝部の両側壁における外側の少な
くとも一部に肉薄部を形成するとともに両側壁に
おける内側に突部を形成することにより、上記の
問題点を解決しようとするものである。
[作用] 本考案の折畳傘用親骨は、合成樹脂により一体
成形して軽量化し、玉ダボ部における溝部の両側
壁に肉薄部を形成してこの両側壁の弾性を高めて
いる。このため、子骨を溝部内に嵌着する場合に
は、両側壁を拡開して子骨が突部を乗越えて押し
入れられ、溝部の底面に当接し、両側壁は元の状
態に戻り、突部が子骨を挾持して、子骨を溝部内
から容易に外れないようにしている。
[実施例] 以下に本考案の一実施例を図面に基いて説明す
ると、10は合成樹脂により一体成形された折畳
傘用親骨であり、その一端12に子骨14を枢支
する玉ダボ部16が形成されるとともに、他端1
8は、折畳傘における上ロクロ20に連結するた
めの接続部22が形成されてなるものである。
この折畳傘用親骨10の親骨本体24は、断面
コの字形の細長い形状に形成しており、その長手
方向のほぼ中央に支骨26を取り付けるための小
孔28を有する突出部30が設けられている。ま
た、親骨10の他端18側に設けた接続部22
は、上ロクロ20に連結するために扁平な形状に
形成され、そこに小孔32が穿設されている。
前記玉ダボ部16は、その幅方向中央にほぼ凹
状の溝部34が形成され、この玉ダボ部16の先
端に有する球状部36側に開口しており、この球
状部36の上部には、前記溝部34の底面38と
面一の面を有する凹部40がこの溝部34に連続
して形成されている。
このように玉ダボ部16に溝部34を設けるこ
とによつて、玉ダボ部16の外側には両側壁42
が形成される。この両側壁42は親骨本体24よ
りも若干高く形成され、この両側壁42の上部に
おける溝部34の奥面44側には、軸孔46が穿
設されており、これにピン48を挿通して子骨1
4の端部を枢支するようにしている。
前記溝部34の両側壁42の外面における球状
部36側には、肉薄部50が形成され、また、溝
部34の内周面における前記肉薄部50と対応す
る位置には、子骨14を挾持するための突部52
が設けられている。
これにより、子骨14を溝部34内に嵌着する
際には、第4図および第5図に示すように、子骨
14を上方から溝部34内に押し入れて行くと、
子骨14が突部52に当つて両側壁42の肉薄部
50がその弾性により外方に開き、子骨14が突
部52を乗越えて、溝部34の底面38と球状部
36の凹部40との当接する。
このとき、両側壁42の肉薄部50は、元の状
態に戻るとともに、前記突部52が子骨14を溝
部34内から上方へ容易に離脱しないように挾持
する。このように、両側壁42に肉薄部50が形
成されているため、この部分の弾性が一層高めら
れ、子骨14の突部52への係合が効果的に行な
える。
なお、第6図に示されている符号54は中棒、
符号56は下ロクロである。
上記のように本考案の折畳傘用親骨10は、玉
ダボ部16の先端の球状部36に、溝部34の底
面38と面一の面を有する凹部40が設けられて
おり、この凹部40に子骨14が載置されるた
め、子骨14と溝部34の底面38との当接面積
が球状部36の大きさだけ増えるので、傘の使用
時における子骨14の安定が良い。また、従来の
ように、子骨14を溝部34内に嵌着する場合
に、子骨14が球状部36に当つて溝部34内へ
の嵌着が阻止されることもなく、球状部36を下
方に曲げる必要もない。このため、子骨14と球
状部36との間に間〓がないので、この間〓に毛
髪等が挾まつてしまう虞もないものである。
[考案の効果] 本考案は、上記の記載から明らかなように、折
畳傘用親骨を合成樹脂により一体成形しているの
で、折畳傘の重量を軽くでき、持ち運びに便利で
ある。また、親骨を製造するために、プレス加工
等の様々な機械加工をする必要がなく、簡単に型
成形でき、これに要する時間がかからず、製造コ
ストを下げ経済的で、安価な製品を提供すること
ができる。特に、玉ダボ部が複雑な形状であつて
も型成形により容易に製造することができる。
また、合成樹脂よりなる折畳傘用親骨の玉ダボ
部における溝部の両側壁を肉薄部に形成すること
により、この肉薄部の弾性を一層高め、子骨の溝
部内への嵌着を容易かつ確実に行なうことができ
る。このため、この玉ダボ部を有する親骨や子骨
が変形してしまうこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、本考案の一実施例を示すも
のであり、第1図は、折畳傘用親骨の側面図、第
2図は、玉ダボ部の拡大側面図、第3図は、玉ダ
ボ部の拡大平面図、第4図は、前図−線断面
図、第5図は、前図−線断面図、第6図は、
折畳傘の一部省略側面図、第7図および第8図
は、従来例を示すものであり、第7図は、玉ダボ
部の拡大側面図、第8図は、前図の断面図であ
る。 符号の説明、10……折畳傘用親骨、12……
一端、14……子骨、16……玉ダボ部、34…
…溝部、42……両側壁、50……肉薄部、52
……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. その一端12に玉ダボ部16を有する親骨10
    において、この親骨10が合成樹脂により一体成
    形され、前記玉ダボ部16に子骨14を枢支する
    ための溝部34が形成され、この溝部34の両側
    壁42における外側の少なくとも一部に肉薄部5
    0を形成するとともに両側壁42における内側に
    突部52を形成したことを特徴とする折畳傘用親
    骨。
JP6851785U 1985-05-08 1985-05-08 Expired JPS6337848Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6851785U JPS6337848Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6851785U JPS6337848Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61184414U JPS61184414U (ja) 1986-11-17
JPS6337848Y2 true JPS6337848Y2 (ja) 1988-10-06

Family

ID=30603338

Family Applications (1)

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JP6851785U Expired JPS6337848Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

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JP (1) JPS6337848Y2 (ja)

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JPS61184414U (ja) 1986-11-17

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