JPS601013Y2 - トラクタのチルトハンドル装置 - Google Patents
トラクタのチルトハンドル装置Info
- Publication number
- JPS601013Y2 JPS601013Y2 JP8011080U JP8011080U JPS601013Y2 JP S601013 Y2 JPS601013 Y2 JP S601013Y2 JP 8011080 U JP8011080 U JP 8011080U JP 8011080 U JP8011080 U JP 8011080U JP S601013 Y2 JPS601013 Y2 JP S601013Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover plate
- steering column
- dash board
- elongated hole
- steering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、トラクタのチルトハンドル装置に関するも
のである。
のである。
従来ステアリングコラムを前後方向に回動自在及び任意
位置固定自在に支持した機種が存する。
位置固定自在に支持した機種が存する。
したがって、ダツシュボードからステアリングコラムを
突出させる場合ダツシュボードに長孔を形成する必要が
ある。
突出させる場合ダツシュボードに長孔を形成する必要が
ある。
この長孔を覆う一手段として、ステアリングコラムに挿
着したゴムブーツを長孔の開口縁に止着したものが存す
るが、ゴムブーツがダツシュボード上に露出し、ステア
リングコラムの回動角が大きいもの程ゴムブーツも大き
くなり外観上体裁が悪い。
着したゴムブーツを長孔の開口縁に止着したものが存す
るが、ゴムブーツがダツシュボード上に露出し、ステア
リングコラムの回動角が大きいもの程ゴムブーツも大き
くなり外観上体裁が悪い。
また、ステアリングコラムに回動中心を半径の中心とす
る曲面上のカバープレートを固定的に連結し、このカバ
ープレートにより長孔を閉塞するようにしたものが存す
るが、カバープレートがステアリングコラムに固定され
ているため、ダツシュボードに干渉することを避ける必
要があり、カバープレートと長孔の開口縁との間に隙間
があき、やはり外観上体裁が悪い。
る曲面上のカバープレートを固定的に連結し、このカバ
ープレートにより長孔を閉塞するようにしたものが存す
るが、カバープレートがステアリングコラムに固定され
ているため、ダツシュボードに干渉することを避ける必
要があり、カバープレートと長孔の開口縁との間に隙間
があき、やはり外観上体裁が悪い。
この考案は上述のような点に鑑みなされたもので、寸法
精度を精密に定めることなくダツシュボードの長孔を簡
単に閉塞しうるトラクタのチルトハンドル装置に関する
ものである。
精度を精密に定めることなくダツシュボードの長孔を簡
単に閉塞しうるトラクタのチルトハンドル装置に関する
ものである。
この考案は、ステアリングコラムに挿入したカバープレ
ートを支持体により下から支えてダツシュボードの下面
に接合させることにより、ステアリングコラムの回動位
置によってステアリングコラムの回動中心からダツシュ
ボードの下面までの距離が変ったとしても、カバープレ
ートのステアリングコラムの軸心方向の動きを可能にし
てカバープレートをダツシュボードに常に接合させるよ
うにし、したがって、外観上の体裁をよく腰精密な寸法
精度を要求することなく簡単に製作しうるように構成上
たものである。
ートを支持体により下から支えてダツシュボードの下面
に接合させることにより、ステアリングコラムの回動位
置によってステアリングコラムの回動中心からダツシュ
ボードの下面までの距離が変ったとしても、カバープレ
ートのステアリングコラムの軸心方向の動きを可能にし
てカバープレートをダツシュボードに常に接合させるよ
うにし、したがって、外観上の体裁をよく腰精密な寸法
精度を要求することなく簡単に製作しうるように構成上
たものである。
この考案の第一の実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。
説明する。
1はトラクタの機体で、この機体1に設けたダツシュボ
ード2の内方にはステアリングボックス3が取付けられ
ている。
ード2の内方にはステアリングボックス3が取付けられ
ている。
このステアリングボックス3の上部に固定した取付片4
には、前記ダツシュボード2に形成した前後方向に長い
長孔5に挿入したステアリングコラム6の下端がピン7
により前後方向に回動自在に取付けられている。
には、前記ダツシュボード2に形成した前後方向に長い
長孔5に挿入したステアリングコラム6の下端がピン7
により前後方向に回動自在に取付けられている。
また、ステアリングコラム6の下部外面を圧接しつつ固
定部材8に螺合されるネジ9が設けられている。
定部材8に螺合されるネジ9が設けられている。
前記ステアリングコラム6にはステアリングホイール1
0のステアリングシャフト(図示せず)が挿通されてい
る。
0のステアリングシャフト(図示せず)が挿通されてい
る。
しかして、前記ダツシュボード2の前記長孔5が形成さ
れた部分には前後方向に湾曲する湾曲面11が形成され
ている。
れた部分には前後方向に湾曲する湾曲面11が形成され
ている。
湾曲面11の半径の中心は前記ピン7の軸心と一致し、
膨出方向は上方である。
膨出方向は上方である。
そして、この湾曲面11にそって湾曲するとともに前記
長孔5を閉塞するカバープレート12が前記ステアリン
グコラム6にスライド自在に挿入されている。
長孔5を閉塞するカバープレート12が前記ステアリン
グコラム6にスライド自在に挿入されている。
このカバープレート12は支持体であるスプリング13
により下方から弾発的に支えられて前記ダツシュボード
2の下面に圧接されている。
により下方から弾発的に支えられて前記ダツシュボード
2の下面に圧接されている。
このような構成において、ネジ9を緩めることによりス
テアリングコラム6はピン7を中心に前後方向の位置を
調節することができる。
テアリングコラム6はピン7を中心に前後方向の位置を
調節することができる。
そして、カバープレート12と長孔5の部分の湾曲面1
1とはステアリングコラム6の回動中心と一致する中心
を半径として湾曲し、しかも、カバープレート12は単
独で上下動自在及びスプリング13により下方から支え
られていることにより、長孔5の周縁に隙間が生じるこ
とはなく、□外観上の体裁はきわめて向上する。
1とはステアリングコラム6の回動中心と一致する中心
を半径として湾曲し、しかも、カバープレート12は単
独で上下動自在及びスプリング13により下方から支え
られていることにより、長孔5の周縁に隙間が生じるこ
とはなく、□外観上の体裁はきわめて向上する。
カバープレート13はステアリングコラム6のどの回動
位置でもダツシュボード2に接合するが、精密な寸法精
度は要せず、組立ても簡単である。
位置でもダツシュボード2に接合するが、精密な寸法精
度は要せず、組立ても簡単である。
ついで、この考案の第二の実施例を第3図及び第4図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
前記実施例と同一部分は同一符号を用い説明も省略する
。
。
ダツシュボード2の長孔5の両側には支持体であるガイ
ドプレート14が固定されている。
ドプレート14が固定されている。
そして、ステアリングコラム6に挿入されたカバープレ
ート15はガイドプレート14により下から支えられて
ダッシュホード2の内面に接合されている。
ート15はガイドプレート14により下から支えられて
ダッシュホード2の内面に接合されている。
カバープレート15もガイドプレート14もピン7の中
心を半径として湾曲されている。
心を半径として湾曲されている。
したがって、ステアリングコラム6をどの位置に調節し
ても、カバープレート15はダツシュボード2の下面に
接合し、長孔5の開口縁において隙間が生ずることはな
い。
ても、カバープレート15はダツシュボード2の下面に
接合し、長孔5の開口縁において隙間が生ずることはな
い。
なお、ダツシュボード2の長孔5の部分が第5図及び第
6図に示すように平坦の場合はカバープレート15及び
ガイドプレート14を平坦にすればよい。
6図に示すように平坦の場合はカバープレート15及び
ガイドプレート14を平坦にすればよい。
この場合、ステアリングコラム6の回動角度によってス
テアリングコラム6の軸とカバープレート15の平面と
の角度が変るが、カバープレート15を弾性を有する材
料により形成することにヨリ、カバープレート15とス
テアリングコラム6との嵌合部にこじれによる支障が発
生する程のこともない。
テアリングコラム6の軸とカバープレート15の平面と
の角度が変るが、カバープレート15を弾性を有する材
料により形成することにヨリ、カバープレート15とス
テアリングコラム6との嵌合部にこじれによる支障が発
生する程のこともない。
その嵌合部に多少のクリアランスをもたせることもこじ
れの減小をきわめて有効に行わせるものである。
れの減小をきわめて有効に行わせるものである。
この考案は上述のように構成したので、カバープレート
をステアリングコラムの軸心に対して偏位させることが
でき、そのカバープレートを支持体により下から支えて
ダツシュボードに接合させることができ、したがって、
長孔の隙間をゼロにして外観を向上させることができ、
しかも、精密な寸法精度を要することなくカバープレー
トをダッシュホードに接合させることができ、きわめて
容易に製作することができる等の効果を有するものであ
る。
をステアリングコラムの軸心に対して偏位させることが
でき、そのカバープレートを支持体により下から支えて
ダツシュボードに接合させることができ、したがって、
長孔の隙間をゼロにして外観を向上させることができ、
しかも、精密な寸法精度を要することなくカバープレー
トをダッシュホードに接合させることができ、きわめて
容易に製作することができる等の効果を有するものであ
る。
第1図はこの考案の実施例を示す縦断側面図、第2図は
その主要部の縦断正面図、第3図はこの考案の第二の実
施例を示す主要部の縦断側面図、第4図はその縦断正面
図、第5図はその変形例を示す縦断側面図、第6図はそ
の縦断正面図である。 2・・・・・・ダツシュボード、5・・・・・・長孔、
6・・・・・・ステアリングコラム、10・・・・・・
ステアリングホイール、12・・・・・・カバープレー
ト、13・・・・・・スプリング(支持体)、14・・
・・・・ガイドプレート(支持体)、15・・・・・・
カバープレート。
その主要部の縦断正面図、第3図はこの考案の第二の実
施例を示す主要部の縦断側面図、第4図はその縦断正面
図、第5図はその変形例を示す縦断側面図、第6図はそ
の縦断正面図である。 2・・・・・・ダツシュボード、5・・・・・・長孔、
6・・・・・・ステアリングコラム、10・・・・・・
ステアリングホイール、12・・・・・・カバープレー
ト、13・・・・・・スプリング(支持体)、14・・
・・・・ガイドプレート(支持体)、15・・・・・・
カバープレート。
Claims (1)
- ステアリングホイールのステアリングシャフトを保持す
るステアリングコラムをダツシュボードに形成した前後
方向に長い長孔に挿入し、前記ダツシュボードの下側に
おいて前記ステアリングコラムを前後方向に回動自在及
び任意位置固定自在に支持し、前記長孔を閉塞するカバ
ープレートを前記ステアリングコラムに挿入し、前記カ
バープレートを支持体により支えて前記ダツシュボード
の下面に常時接合したことを特徴とするトラクタのチル
トハンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8011080U JPS601013Y2 (ja) | 1980-06-09 | 1980-06-09 | トラクタのチルトハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8011080U JPS601013Y2 (ja) | 1980-06-09 | 1980-06-09 | トラクタのチルトハンドル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS573072U JPS573072U (ja) | 1982-01-08 |
JPS601013Y2 true JPS601013Y2 (ja) | 1985-01-12 |
Family
ID=29442562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8011080U Expired JPS601013Y2 (ja) | 1980-06-09 | 1980-06-09 | トラクタのチルトハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601013Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59151773U (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-11 | ダイハツ工業株式会社 | チルトステアリング装置のロツクレバ−格納構造 |
JP4753283B2 (ja) * | 2005-03-09 | 2011-08-24 | ヤンマー株式会社 | 乗用型田植機 |
JP4577830B2 (ja) * | 2005-03-09 | 2010-11-10 | ヤンマー株式会社 | 乗用型田植機 |
JP4733410B2 (ja) * | 2005-03-09 | 2011-07-27 | ヤンマー株式会社 | 乗用型田植機 |
JP4577831B2 (ja) * | 2005-03-15 | 2010-11-10 | ヤンマー株式会社 | 乗用型作業機 |
JP4616705B2 (ja) * | 2005-06-08 | 2011-01-19 | ヤンマー株式会社 | 乗用型田植機 |
-
1980
- 1980-06-09 JP JP8011080U patent/JPS601013Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS573072U (ja) | 1982-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS601013Y2 (ja) | トラクタのチルトハンドル装置 | |
JPS5937778Y2 (ja) | カメラの裏蓋取付装置 | |
JPS6218124Y2 (ja) | ||
JPH0717583Y2 (ja) | ストップランプ付きリヤスポイラ | |
JPS5825100Y2 (ja) | サツシにおける戸車構造 | |
JPS6348456Y2 (ja) | ||
JPH0236190Y2 (ja) | ||
JPS6264678U (ja) | ||
JPS61108684U (ja) | ||
JPH02127589U (ja) | ||
JPS6242600Y2 (ja) | ||
JPS621791Y2 (ja) | ||
JP2522534Y2 (ja) | ステアリングロックの位置決め構造 | |
JPH0198772U (ja) | ||
JPH01168361U (ja) | ||
JPS609748U (ja) | ドアミラ−装置 | |
JPS59140909U (ja) | モ−タアクチユエ−タ | |
JPS6026928U (ja) | 自動車用インストルメントパネル構造 | |
JPS6157042U (ja) | ||
JPS6157043U (ja) | ||
JPS61176092U (ja) | ||
JPH02136785U (ja) | ||
JPS6157573U (ja) | ||
JPS6175330U (ja) | ||
JPH02123490U (ja) |