JP2522534Y2 - ステアリングロックの位置決め構造 - Google Patents

ステアリングロックの位置決め構造

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JP2522534Y2 JP1760690U JP1760690U JP2522534Y2 JP 2522534 Y2 JP2522534 Y2 JP 2522534Y2 JP 1760690 U JP1760690 U JP 1760690U JP 1760690 U JP1760690 U JP 1760690U JP 2522534 Y2 JP2522534 Y2 JP 2522534Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 自動車のステアリング機構のコラムカバーが装着され
ている個所の内部は、第3図及び第4図に示す如く、車
体にブラケット(1)を介して支持された、内部にステ
アリングシャフト(2)が貫通するコラムチューブ
(3)の外周に、ステアリングロック用のステアリング
ロック(4)及び、灯火類及びワイパーを制御するため
のコンビネーションスイッチ(図示せず)が取付けてあ
る。そしてこのステアリングロック(4)及びコンビネ
ーションスイッチの外周に、第5図に示す如くコラムカ
バー(5)が被嵌してあり、このコラムカバー(5)内
から車室内側に突出したステアリングシャフト(2)の
端部にステアリングホイール(6)が取付けてある。
又、車体側に固定されたインストルメントパネル(A)
のコラムカバー(5)と対向する部位は凹状に切欠かれ
ており、インストルメントパネル(A)とコラムカバー
(5)との間には所定の隙間(l)が形成され、両者が
干渉しないようにしてある。
上記コラムチューブ(3)に取付けられるステアリン
グロック(4)は、キーシリンダを一体に組込んだイグ
ニッションスイッチを収納するスイッチ収納部(7)
と、コラムチューブ(3)の外周に被嵌させる挾持部
(8)と、スイッチ収納部(7)と挾持部(8)との間
に位置し、内部に、イグニッションスイッチのキーシリ
ンダによって摺動し、先端がコラムチューブ(3)に設
けた貫通孔(3a)を通り、ステアリングシャフト(2)
外周の凹部(2a)と係合するロックピン(9)が収納さ
れた連結部(10)とによって構成されている。更に、挾
持部(8)は、連結部(10)と一体化され、かつ、コラ
ムチューブ(3)の外周と一致する円弧面を持ったU字
状の開口部を有する挾持部本体(8a)と、コラムチュー
ブ(3)の外周と一致する円弧面を有し、かつ、挾持部
本体(8a)とボルト(11)によって一体化されるクラン
プ体(8b)とによって構成されている。そして、上記ス
テアリングロック(4)のコラムチューブ(3)への取
付時には、連結部(10)に収納したロックピン(9)の
先端が、コラムチューブ(3)に設けた貫通孔(3a)を
通り、ステアリングシャフト(2)の外周に設けた凹部
(2a)と係合できるようにして、挾持部本体(8a)のコ
ラムチューブ(3)に対する位置決めを行った後、挾持
部本体(8a)にクランプ体(8b)をボルト止めし、この
両者によってコラムチューブ(3)を挾持することによ
り、ステアリングロック(4)をコラムチューブ(3)
の外周に位置決め固定している。又、ステアリングロッ
ク(4)及びコンビネーションスイッチの外周に被嵌さ
れるコラムカバー(5)も上下2分割構造になってお
り、コラムカバー(5)を、ステアリングロック(4)
に及びコンビネーションスイッチを挾み込むようにし
て、両者の上下方向から被嵌させ、この上下2分割され
たコラムカバー(5)を一体化させる時、その一部をス
テアリングロック(4)にボルト止めすることにより、
コラムカバー(5)の位置決め支持を行うようにしてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した如く、ステアリングロック(4)のコラムチ
ューブ(3)に対する位置決めは、ロックピン(9)の
先端と、コラムチューブ(3)に穿設した貫通孔(3a)
とを一致させることだけによって行っている。しかし、
上記貫通孔(3a)は、ロックピン(9)より当然大径と
なっており、この方式によってステアリングロック
(4)の位置決めを行うと、ステアリングロック(4)
の車体に対する位置精度、特にコラムチューブ(3)の
円周方向に対する位置精度にバラツキが生じ、ステアリ
ングロック(4)が正規の位置に対し、左右いずれかに
傾いた状態でコラムチューブ(3)上に固定されること
がある。このため、このステアリングロック(4)によ
ってコラムカバー(5)を位置決め支持すると、コラム
カバー(5)の車体に対する位置精度にもバラツキが生
じ、コラムカバー(5)が正規の位置に対し、左右いず
れかに傾いた状態で支持されることがある。そして、車
体に固定されたインストルメントパネル(A)とコラム
カバー(5)との間に形成される隙間(l)の間隔が左
端と右端とで異なってしまい、外観が非常に悪くなるこ
とがあるといった問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
車体側に固定されるブラケットによって支持された、
ステアリングシャフトが貫通するコラムチューブと、コ
ラムチューブの外周を挟持することによって固定される
ステアリングロックと、ステアリングロックによって位
置決め支持された状態でステアリングロックの外周に位
置するコラムカバーとを有するものに於いて、上記ステ
アリングロックのコラムチューブの中心から離れた部分
で、かつ、上記ブラケットと対向する部分にリブを突設
すると共に、ブラケットの上記リブと対向する部分を、
リブと係合可能な位置まで延長して係合部となし、この
係合部をリブに係合させたものである。
〔作用〕
上記した如く、ステアリングロックのコラムチューブ
の中心より離れた部分に、突設されたリブとこのリブに
対向するブラケット部分に設けられた係合部とを係合さ
せることにより、ステアリングロックのコラムチューブ
円周方向に対する位置決めを正確に行えるようにしたも
のである。
〔実施例〕
第1図及び第2図は、本考案に係る位置決め構造を示
すものである。同図に於いて、(20)は車体にブラケッ
ト(21)を介して支持されたコラムチューブ、(22)は
コラムチューブ(20)を貫通するステアリングシャフ
ト、(23)はコラムチューブ(20)の外周に固定された
ステアリングロック、(24)はステアリングロック(2
3)によって支持されるコラムカバーである。上記ステ
アリングロック(23)は、従来と同様、キーシリンダを
一体に組込んだイグニッションスイッチを収納するスイ
ッチ収納部(25)と、コラムチューブ(20)の外周に被
嵌させる挾持部(26)と、スイッチ収納部(25)と挾持
部(26)との間に位置し、内部をロックピン(27)が貫
通する連結部(28)からなっており、又、挾持部(26)
は、U字状の開口部を有する挾持部本体(26a)と、コ
ラムチューブ(20)の外周面と一致する円弧面を有し、
挾持部本体(26a)にボルト(29)によって一体化され
るクランプ体(26b)とによって構成されている。又、
図中(20a)は、コラムチューブ(20)に設けたロック
ピン挿通用の貫通孔、(22a)はロックピン(27)の先
端が係合する凹部である。そして上記ステアリングロッ
ク(23)のコラムチューブ(20)より離れた位置にある
スイッチ収納部(25)の、上記ブラケット(21)と対向
する個所には、所定の隙間をあけて対向するようにして
一対のリブ(30)(30)が突設してあり、又、ブラケッ
ト(21)のリブ(30)(30)と対向する個所は、このリ
ブ(30)(30)と係合する係合部(21a)となるよう
に、リブ(30)(30)側に向かって延長してある。
上記構成に於いて、本考案に係るステアリングロック
(23)の挾持部本体(26a)をコラムチューブ(20)の
外周に被嵌させ、ロックピン(27)の先端が、コラムチ
ューブ(20)に設けた貫通孔(20a)と一致するように
して、ステアリングロック(23)のコラムチューブ(2
0)に対する位置決めを行う時、この動作と平行して、
ステアリングロック(23)のスイッチ収納部(25)を突
設させた一対のリブ(30)(30)間に、車体側に固定さ
れているブラケット(21)の係合部(21a)を位置・係
合させることにより、ステアリングロック(23)のコラ
ムチューブ円周方向に対する位置決めを正確に行う。そ
してこの状態で、挾持部本体(26a)にクランプ体(26
b)をボルト止めすることにより、ステアリングロック
(23)をコラムチューブ(20)の外周に固定すれば、ス
テアリングロック(23)の車体に対する位置、特にコラ
ムチューブ(20)の円周方向に対する位置決めが非常に
正確に行われた状態で、ステアリングロック(23)はコ
ラムチューブ(20)上に固定される。従って、このステ
アリングロック(23)の外周にコラムカバー(24)を被
嵌させ、このコラムカバー(24)をステアリングロック
(23)によって位置決め支持してやれば、コラムカバー
(24)のコラムチューブ円周方向に対する位置決めを正
確に行え、コラムカバー(24)が正規の位置に対し左右
いずれかに傾いた状態で支持されるのを確実に防止でき
る。よって、コラムカバー(24)と車体に固定されたイ
ンストルメントパネル(A)との間に形成される隙間
(l)の間隔を常に一定に保つことが可能となる。
〔考案の効果〕
上記した如く、本考案は、ステアリングロックのコラ
ムチューブの中心より離れた部分に突設されたリブに、
車体側に固定されたコラムチューブ支持用のブラケット
に設けた係合部を係合させることにより、ステアリング
ロックのコラムチューブ円周方向に対する位置決めを正
確に行えるようにしたから、ステアリングロックによっ
て位置決め支持されるコラムカバーの車体に対する位置
決めも正確に行うことが可能となる。従って、コラムカ
バーと車体に固定されたインストルメントパネルとの間
に形成された隙間の間隔を常に一定に保てるようにな
り、この隙間の間隔が左端と右端で異なり、この部分の
外観が悪くなるといった不都合を確実に除去できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る位置決め構造を用いてステアリ
ングロックをコラムチューブに位置決め固定した状態を
示す平面図、第2図は、第1図I−I線断面図、第3図
は、従来の位置決め構造を用いてステアリングロックを
コラムチューブに位置決め固定した状態を示す平面図、
第4図は、第3図II−II線断面図、第5図は、コラムカ
バーとインストルメントパネルとの位置関係を示す斜視
図である。 (20)……コラムチューブ、(21)……ブラケット、
(21a)……係合部、(22)……ステアリングシャフ
ト、(23)……ステアリングロック、(24)……コラム
カバー、(30)……リブ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側に固定されるブラケットによって支
    持された、ステアリングシャフトが貫通するコラムチュ
    ーブと、コラムチューブの外周を挟持することによって
    固定されるステアリングロックと、ステアリングロック
    によって位置決め支持された状態でステアリングロック
    の外周に位置するコラムカバーとを有するものに於い
    て、上記ステアリングロックのコラムチューブの中心か
    ら離れた部分で、かつ、上記ブラケットと対向する部分
    にリブを突設すると共に、ブラケットの上記リブと対向
    する部分を、リブと係合可能な位置まで延長して係合部
    となし、この係合部をリブに係合させたことを特徴とす
    るステアリングロックの位置決め構造。
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