JPS5825100Y2 - サツシにおける戸車構造 - Google Patents

サツシにおける戸車構造

Info

Publication number
JPS5825100Y2
JPS5825100Y2 JP1978009739U JP973978U JPS5825100Y2 JP S5825100 Y2 JPS5825100 Y2 JP S5825100Y2 JP 1978009739 U JP1978009739 U JP 1978009739U JP 973978 U JP973978 U JP 973978U JP S5825100 Y2 JPS5825100 Y2 JP S5825100Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap body
support frame
door roller
box
shoji
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978009739U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54114330U (ja
Inventor
哲二 道祖尾
Original Assignee
日本軽金属株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本軽金属株式会社 filed Critical 日本軽金属株式会社
Priority to JP1978009739U priority Critical patent/JPS5825100Y2/ja
Publication of JPS54114330U publication Critical patent/JPS54114330U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5825100Y2 publication Critical patent/JPS5825100Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、騒音及び振動の伝ばを可及的に減少させる
ことを企図してなされたサツシにおける戸車構造に関す
るものである。
一般に、サツシは2枚の板部間に空間を有するように構
成され、例えば、第1図に示すように、外気の音P。
が2枚の板部a及びbを通過することによってP1→P
2(ただしP。
> p z > P 2)と遮音するようになっている
しかし、戸車を取り付けるための切り欠きCを設けるこ
とによって、サツシは1枚の板部すのみで遮音すること
になり、また空間d内で音は共鳴することとも相俟って
、十分な遮音ができず、この場合の騒音対策が問題とな
っている。
また、同様に振動に対する対策も問題となっている。
この考案は、上記問題を解決するために、戸車を取り付
けるための切り欠き部を可及的に閉塞させるようにする
とともに、戸車の支持わくと障子かまちとを直接接触さ
せず、遮音及び防振用の緩衝材を介して連結することに
よって、騒音及び振動の防止を計ったものである。
以下にこの考案の一実施例を、図面の第2図ないし第5
図について説明する。
図面は調整式の戸車構造を示すもので、支持わく1は、
タイヤ2を回転可能に支承するチャンネル状の内部わく
3と、この内部わく3を前記タイヤ2の回転中心と偏心
する位置でピン4によって揺動可能に支承する箱状体5
を有する外部わく6とで構成され、箱状体5の長手方向
の側壁にねし結合される調整ねじ7の先端が内部わく3
と係止され、この調整ねじ7の進退移動によってタイヤ
2が上下方向に調整されるようになっている。
8は支持わく1を障子かまち9に取り付けるための取り
付はフランジ、10は箱状体5の長手方向に対して直交
する方向に設けられた扇形の切り欠きであって、タイヤ
2の軸2′を遊嵌させ、内部わく3の移動を可能にして
いる。
この場合、軸2′が箱状体5と接触しない位置にあれば
切り欠き10は必要ない。
このように構成される支持わく1を障子かまち9に取り
付けるに当って、この考案では、支持わく1を包囲しか
つ下方が開放した弾性を有する箱状キャップ体11を用
いて防音及び防振を計っている。
すなわち、箱状キャップ体11は、支持わく1の側面及
び上面を包囲する相部11 aと、支持わく1の取り付
はフランジ8と障子かまち9との間に介在されるライナ
11 bとで構成される上部キャップ体11 Cと、タ
イヤ2を通す開口11 dを有する板状の下部キャップ
体11 eとで構成されており、前記調整ねじ7を操作
するためのドライバ(図示せず)の先端を挿入するため
に設けられた支持わく1の孔6′と対向する位置の上部
キャップ体11Cの組部11 aには、スリット12′
を有する肉薄部12が設けられている。
また、箱状キャップ体11すなわち上部キャップ体11
C及び下部キャップ体11 eの障子かまち9と接す
る面の周辺部には、それぞれ可撓性を有するタイトフィ
ン13.13が設けられている。
上記のように構成されるこの考案の戸車は、支持わく1
の側方及び上方を上部キャップ体11 Cで覆い、この
上部キャップ体11 Cの開口部はタイヤ1を通すため
の開口11 d以外は下部キャップ体11 eで閉塞さ
れた後、取り付けねじ14によって障子かまち9に取り
付けられるのである。
よって、支持わく1は障子かまち9に直接接触すること
なく、ライナ11 bを介して取り付けられるので、障
子わく或いは障子から伝えられる騒音や振動はライナ1
1 bで吸収される。
また、箱状キャップ体にはタイトフィン13が突設され
ているので、障子かまち9に寸法誤差があっても戸車を
取り付けることができ、かつタイトフィン13により騒
音の侵入を防ぐ。
なお、戸車の上下調整が必要な場合、肉薄部12のスリ
ット12′にドライバを押し込むことによって、肉薄部
12はスリット12′に沿って破れ、ドライバによる戸
車の上下調整に支障をきたすことがなく、また、ドライ
バを抜き取った後は肉薄部12は再び元の状態になり、
孔を閉塞するので、遮音及び防振効果は低下しない。
上記実施例では調整式の戸車構造について説明している
が、固定式の戸車構造においても同様であり、しかも同
様の効果が得られることは勿論である。
以上に説明したように、この考案の戸車構造によれば、
タイヤを回転可能に支承する支持わくと、この支持わく
を包囲しかつ下方が開放した弾性を有する箱状キャップ
体とで構成され、箱状キャップ体は、障子かまちと支持
わくの取り付はフランジとの間に介在されるライナ部と
、障子かまちと接する面の周辺部から障子かまちに接触
すべく突出する可撓性を有するタイトフィンとを具備し
て戊るので、以下のような効果を奏する。
すなわち、 (1)支持わくを弾性を有する箱状キャップ体にて包囲
するため、タイヤから支持わくに伝ばする騒音や振動を
吸収することができる。
(2)箱状キャップ体から突設されるタイトフィンによ
って障子かまちの寸法誤差を吸収し、かつ、騒音の侵入
や振動の伝ばを防止することができる。
(3)箱状キャップ体の壁と、障子かまちの壁とで二重
壁構造を構成するため、良好な遮音効果が得られる。
(4)箱状キャップ体に設けられたライナ部によって障
子かまちに設けられた戸車を取り付けるための切り欠き
を閉塞するため、良好な遮音効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はサツシにおける音の伝導経路を示す説明図、第
2図はこの考案の構造の分解斜視図、第3図は取り付は
状態の縦断面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う
断面図で、第5図a、l)はこの考案における肉薄部の
断面及び正面図である。 図において、1・・・・・・支持わく、2・・・・・・
タイヤ、8・・・・・・取り付はフランジ、9・・・・
・・障子かまち、11・・・・・・箱状キャップ体、1
1 a・・・・・・組部、11 b・・・・・・ライナ
、11C・・・・・・上部キャップ体、11 d・・・
・・・開口、11e・・・・・・下部キャップ体、12
・・・・・・肉薄部、12′・・・・・・スリット、1
3・・・・・・タイトフィンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイヤを回転可能に支承する支持わくと、この支持わく
    を包囲しかつ下方が開放した弾性を有する箱状キャップ
    体とで構成され、前記支持わくは障子かまちに装着する
    ための取り付はフランジを有し、前記箱状キャップ体は
    、前記障子かまちと前記取り付はフランジとの間に介在
    されるライナ部と、前記障子かまちと接する面の周辺部
    から障子かまちに接触すべく突出する可撓性を有するタ
    イトフィンとを具備して戒る、サツシにおける戸車構造
JP1978009739U 1978-01-31 1978-01-31 サツシにおける戸車構造 Expired JPS5825100Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978009739U JPS5825100Y2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 サツシにおける戸車構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978009739U JPS5825100Y2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 サツシにおける戸車構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54114330U JPS54114330U (ja) 1979-08-11
JPS5825100Y2 true JPS5825100Y2 (ja) 1983-05-30

Family

ID=28821061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978009739U Expired JPS5825100Y2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 サツシにおける戸車構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5825100Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54114330U (ja) 1979-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5825100Y2 (ja) サツシにおける戸車構造
JPH07280035A (ja) エンジンマウント
JPS601013Y2 (ja) トラクタのチルトハンドル装置
JP2529177Y2 (ja) 防音扉装置
JP2559720Y2 (ja) 床パネル
JPH033084Y2 (ja)
JPH0211820Y2 (ja)
JPH0434426Y2 (ja)
JPS598443Y2 (ja) モ−タ−の取付装置
JPH0218791Y2 (ja)
JPH02100815U (ja)
JPH076021Y2 (ja) シートバックストライカー取付用ブラケット
JPH0113502Y2 (ja)
JPH0611398Y2 (ja) 振動部材の取付け構造
JPS62140330U (ja)
JPH0429782Y2 (ja)
JPH0349947Y2 (ja)
JPH0357557Y2 (ja)
JPS5829313Y2 (ja) パツド取付装置
JPH0427305U (ja)
JPS5828922Y2 (ja) ドアミラ−の防振構造
JPS6342791Y2 (ja)
JPH026197Y2 (ja)
JPS6224393Y2 (ja)
JPS58182853U (ja) 車両の小箱取付装置