JPH076021Y2 - シートバックストライカー取付用ブラケット - Google Patents
シートバックストライカー取付用ブラケットInfo
- Publication number
- JPH076021Y2 JPH076021Y2 JP1989034258U JP3425889U JPH076021Y2 JP H076021 Y2 JPH076021 Y2 JP H076021Y2 JP 1989034258 U JP1989034258 U JP 1989034258U JP 3425889 U JP3425889 U JP 3425889U JP H076021 Y2 JPH076021 Y2 JP H076021Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat back
- mounting
- speaker
- bracket
- striker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、車輌の後席のシートバックを固定するスト
ライカーの取付用ブラケットの改良に関する。
ライカーの取付用ブラケットの改良に関する。
（従来の技術） 従来、車輌の後席のシートバックを固定自在としてなる
ストライカーは、中央部を凹陥させてなる取付部に取付
用孔を穿設したブラケットを介してクオーターインナー
パネルに固定してなるものである。
ストライカーは、中央部を凹陥させてなる取付部に取付
用孔を穿設したブラケットを介してクオーターインナー
パネルに固定してなるものである。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来のものにおいて、中央部が凹陥
する取付部に、取付用孔を穿設してなるブラケットを介
してストライカーを固定させてなるものの場合、クオー
ターインナーパネルにブラケットを介して取り付けられ
るストライカーとそれにより固定されるシートバックと
の間に結合誤差が生じ易く、後方にスピーカーを搭載す
るときには、シートバックとスピーカーの間に干渉が起
こることになり、この干渉によってシートバックの固定
が不確実なものとなり、又は、スピーカー等の車内部品
の取付部が薄いパネルから構成されている場合、走行中
に発生する振動が、上記パネルに伝達し易く、音質の低
下を招くものである。そこで、この考案は上記従来のも
のの持つ欠点を改善するものであり、シートバック後方
にスピーカーを取り付けるに当り、シートバック、ブラ
ケット及びストライカーの間で生じる結合誤差によって
干渉が発生しないようにするものである。
する取付部に、取付用孔を穿設してなるブラケットを介
してストライカーを固定させてなるものの場合、クオー
ターインナーパネルにブラケットを介して取り付けられ
るストライカーとそれにより固定されるシートバックと
の間に結合誤差が生じ易く、後方にスピーカーを搭載す
るときには、シートバックとスピーカーの間に干渉が起
こることになり、この干渉によってシートバックの固定
が不確実なものとなり、又は、スピーカー等の車内部品
の取付部が薄いパネルから構成されている場合、走行中
に発生する振動が、上記パネルに伝達し易く、音質の低
下を招くものである。そこで、この考案は上記従来のも
のの持つ欠点を改善するものであり、シートバック後方
にスピーカーを取り付けるに当り、シートバック、ブラ
ケット及びストライカーの間で生じる結合誤差によって
干渉が発生しないようにするものである。
（課題を解決するための手段） そのために、凹陥する取付部の周縁部に車内部品の取付
位置決め用の突起を一体に設けると共に、上記取付部に
固定されるシートバックストライカーと間隔をおいて上
記突起の近傍に取付用孔を穿設し、突起に当接して位置
決めされるスピーカー等の車内部品を、この取付用孔に
よりクオーターインナーパネルに取付けてなるものであ
る。
位置決め用の突起を一体に設けると共に、上記取付部に
固定されるシートバックストライカーと間隔をおいて上
記突起の近傍に取付用孔を穿設し、突起に当接して位置
決めされるスピーカー等の車内部品を、この取付用孔に
よりクオーターインナーパネルに取付けてなるものであ
る。
（作用） 上記構成を具えるので、スピーカー等の車内部品をシー
トバック後方に取り付けようとする時には、ストライカ
ーをクオーターパネルに間接的に固定しているブラケッ
トの周縁部に突設している突起によりスピーカー等の車
内部品の取付位置の位置決めができるので、正確にシー
トバックとスピーカー等の間に一定間隔を維持すること
ができ、シートバックとスピーカー等の車内部品との干
渉を防止すると共に、パネルの振動を剛性の高いシート
バック取付ブラケットに固定することにより防止するこ
とができる。
トバック後方に取り付けようとする時には、ストライカ
ーをクオーターパネルに間接的に固定しているブラケッ
トの周縁部に突設している突起によりスピーカー等の車
内部品の取付位置の位置決めができるので、正確にシー
トバックとスピーカー等の間に一定間隔を維持すること
ができ、シートバックとスピーカー等の車内部品との干
渉を防止すると共に、パネルの振動を剛性の高いシート
バック取付ブラケットに固定することにより防止するこ
とができる。
（実施例） この考案を図に示す実施例により更に説明する。（１）
は、この考案の実施例を具える車輌後部であり、この車
輌後部（１）においては、クオーターパネル（２）にブ
ラケット（３）を介して、シートバック（５）を固定す
るシートバックストライカー（４）が取り付けられてお
り、このシートバック（５）の後方にスピーカー（６）
等を搭載するものである。
は、この考案の実施例を具える車輌後部であり、この車
輌後部（１）においては、クオーターパネル（２）にブ
ラケット（３）を介して、シートバック（５）を固定す
るシートバックストライカー（４）が取り付けられてお
り、このシートバック（５）の後方にスピーカー（６）
等を搭載するものである。
そして、シートバックストライカー（４）が取り付けら
れるブラケット（３）は、中央部を凹陥して形成し、固
定孔（８）を有する取付部（７）の周縁部（９）に位置
決め用の突起（10）を一体に突設すると共に、上記周縁
部（９）の上記位置決め用突起（10）の近傍にスピーカ
ー等の取付用孔（11）を穿設してなるものであり、シー
トバックストライカー（４）は、この中央部の取付部
（７）に設ける固定孔（８）を介してビス（12）により
固定するものであって、シートバック（５）の後方に搭
載するスピーカー（６）は、周縁部（９）に突設する突
起（10）に位置を合わせて、この突起（10）の近傍に穿
設する取付用孔（11）にビス（12）によって螺着、固定
するものである。
れるブラケット（３）は、中央部を凹陥して形成し、固
定孔（８）を有する取付部（７）の周縁部（９）に位置
決め用の突起（10）を一体に突設すると共に、上記周縁
部（９）の上記位置決め用突起（10）の近傍にスピーカ
ー等の取付用孔（11）を穿設してなるものであり、シー
トバックストライカー（４）は、この中央部の取付部
（７）に設ける固定孔（８）を介してビス（12）により
固定するものであって、シートバック（５）の後方に搭
載するスピーカー（６）は、周縁部（９）に突設する突
起（10）に位置を合わせて、この突起（10）の近傍に穿
設する取付用孔（11）にビス（12）によって螺着、固定
するものである。
このため、予めスピーカー（６）等を取付けるための取
付用孔（11）が設けられている上、周縁部（９）に位置
決めの突起（10）が突設されているのでスピーカー等の
車内部品（６）の端縁が当接し、車内部品（６）とブラ
ケット（３）の相対距離が一定間隔となり取付誤差が生
じる恐れがなく、シートバック（５）とスピーカー
（６）等の干渉を防止することができる。
付用孔（11）が設けられている上、周縁部（９）に位置
決めの突起（10）が突設されているのでスピーカー等の
車内部品（６）の端縁が当接し、車内部品（６）とブラ
ケット（３）の相対距離が一定間隔となり取付誤差が生
じる恐れがなく、シートバック（５）とスピーカー
（６）等の干渉を防止することができる。
更に、スピーカー（６）等の取り付けにあたって、シー
トバックストライカー（４）を固定するブラケット
（３）を利用するから、取付部の剛性が向上し、車輌の
走行によって発生する振動の伝達によるスピーカー
（６）等の音質の低下あるいはその他の取付部品の振動
を十分に防ぐことができる。
トバックストライカー（４）を固定するブラケット
（３）を利用するから、取付部の剛性が向上し、車輌の
走行によって発生する振動の伝達によるスピーカー
（６）等の音質の低下あるいはその他の取付部品の振動
を十分に防ぐことができる。
（考案の効果） 以上のとおり、シートバックとその後方に搭載されるス
ピーカー等との間隔を一定に維持することができること
によってシートバックとスピーカー等の車内部品との干
渉を防止でき、またスピーカー等の取り付けにあたっ
て、シートバックストライカーを固定するブラケットを
利用するため、取付部の剛性が向上し、車輌の走行によ
って発生する振動の伝達によるスピーカー等の振動を十
分に防ぐことができる上、更にスピーカー等の搭載され
る荷室の突出を最小限のものとすることができるので、
荷室の積載空間を十分に確保することができる優れた効
果を有するものである。
ピーカー等との間隔を一定に維持することができること
によってシートバックとスピーカー等の車内部品との干
渉を防止でき、またスピーカー等の取り付けにあたっ
て、シートバックストライカーを固定するブラケットを
利用するため、取付部の剛性が向上し、車輌の走行によ
って発生する振動の伝達によるスピーカー等の振動を十
分に防ぐことができる上、更にスピーカー等の搭載され
る荷室の突出を最小限のものとすることができるので、
荷室の積載空間を十分に確保することができる優れた効
果を有するものである。
第１図は、この考案の実施例を具える車輌後部の拡大側
面図、第２図は、その要部拡大分解斜視図、第３図は、
ブラケットの拡大斜視図である。 １……車輌後部、２……クオーターパネル、３……ブラ
ケット、４……シートバックストライカー、５……シー
トバック、６……スピーカー、７……取付部、８……固
定孔、９……周縁部、10……突起、11……取付用孔、12
……ビス
面図、第２図は、その要部拡大分解斜視図、第３図は、
ブラケットの拡大斜視図である。 １……車輌後部、２……クオーターパネル、３……ブラ
ケット、４……シートバックストライカー、５……シー
トバック、６……スピーカー、７……取付部、８……固
定孔、９……周縁部、10……突起、11……取付用孔、12
……ビス
Claims (1)
- 【請求項１】凹陥する取付部の周縁部に車内部品の取付
位置決め用の突起を一体に設けると共に、上記凹陥部に
固定されるシートバックストライカーと間隔をおいて上
記突起の近傍に取付用孔を穿設し、突起に当接して位置
決めされる車内部品を、この取付用孔によりクオーター
インナーパネルに取付けてなるシートバックストライカ
ー取付用ブラケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989034258U JPH076021Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | シートバックストライカー取付用ブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989034258U JPH076021Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | シートバックストライカー取付用ブラケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02125452U JPH02125452U (ja) | 1990-10-16 |
| JPH076021Y2 true JPH076021Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31538573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989034258U Expired - Lifetime JPH076021Y2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | シートバックストライカー取付用ブラケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076021Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200479022Y1 (ko) * | 2014-08-01 | 2015-12-22 | 현대다이모스(주) | 시트백 각도 조절장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6185157U (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-04 |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP1989034258U patent/JPH076021Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200479022Y1 (ko) * | 2014-08-01 | 2015-12-22 | 현대다이모스(주) | 시트백 각도 조절장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02125452U (ja) | 1990-10-16 |
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