JPH0218791Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218791Y2 JPH0218791Y2 JP1984153123U JP15312384U JPH0218791Y2 JP H0218791 Y2 JPH0218791 Y2 JP H0218791Y2 JP 1984153123 U JP1984153123 U JP 1984153123U JP 15312384 U JP15312384 U JP 15312384U JP H0218791 Y2 JPH0218791 Y2 JP H0218791Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- auxiliary weight
- vibration
- vehicle body
- compression spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 10
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案はフオークリフトトラツクのような車
両に装着されたカウンタウエイト装置に関する。
両に装着されたカウンタウエイト装置に関する。
従来の技術
従来フオークリフトトラツクなどの車両には第
7図に示すように車体aの後部にカウンタウエイ
トbがボルトなどの固着具cにより取付けられて
いる。
7図に示すように車体aの後部にカウンタウエイ
トbがボルトなどの固着具cにより取付けられて
いる。
考案が解決しようとする問題点
しかし上記車体aにはエンジンやパワラインな
どの振動源が搭載されているため、この振動が車
体aの前部に取付けられた作業機(図示せず)な
どに車体aのd部などから伝達されて、作業機各
部に悪影響を及ぼすなどの不具合があつた。
どの振動源が搭載されているため、この振動が車
体aの前部に取付けられた作業機(図示せず)な
どに車体aのd部などから伝達されて、作業機各
部に悪影響を及ぼすなどの不具合があつた。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされ
たものである。
たものである。
問題点を解決するための手段及び作用
車体後部に取付けられたカウンタ本体の一部に
凹部を形成して、この凹部内に圧縮ばねにより弾
性支持された補助ウエイトを収容することによ
り、車体側で低減すべき振動と共振周波数が一致
する振動系を形成し、この振動系のダンパ効果で
車体側の振動を低減してなる車両のカウンタウエ
イト装置。
凹部を形成して、この凹部内に圧縮ばねにより弾
性支持された補助ウエイトを収容することによ
り、車体側で低減すべき振動と共振周波数が一致
する振動系を形成し、この振動系のダンパ効果で
車体側の振動を低減してなる車両のカウンタウエ
イト装置。
実施例
図において1はカウンタウエイト本体で、フオ
ークリフトラツクの車体2後部にボルトなどの固
着具3により取付けられている。上記カウンタウ
エイト本体の上部には上面が開口する長方形状の
凹部1aが車幅方向に形成されており、この凹部
1a内にほぼ一杯に補助ウエイト4が収容されて
いる。そして上記補助ウエイト4は凹部1aの内
底部に設けられた複数個の圧縮ばね5により弾性
支持されており、これら圧縮ばね5と補助ウエイ
ト4よりなる振動系の共振周波数は、車体2側に
おいて問題となる振動周波数と一致するよう設定
されており、これによつて上記補助ウエイト4及
び圧縮ばね5がダイナミツクダンパとして作用
し、車体2側の振動を低減する働きをなす。
ークリフトラツクの車体2後部にボルトなどの固
着具3により取付けられている。上記カウンタウ
エイト本体の上部には上面が開口する長方形状の
凹部1aが車幅方向に形成されており、この凹部
1a内にほぼ一杯に補助ウエイト4が収容されて
いる。そして上記補助ウエイト4は凹部1aの内
底部に設けられた複数個の圧縮ばね5により弾性
支持されており、これら圧縮ばね5と補助ウエイ
ト4よりなる振動系の共振周波数は、車体2側に
おいて問題となる振動周波数と一致するよう設定
されており、これによつて上記補助ウエイト4及
び圧縮ばね5がダイナミツクダンパとして作用
し、車体2側の振動を低減する働きをなす。
なお図中1bはエンジン冷却風などが流通する
通風孔である。
通風孔である。
また第3図は補助ウエイト4の別の支持方法を
示すもので、圧縮ばね5の下端は取付け板6を介
して凹部1aの内底部に固着され、補助ウエイト
4は圧縮ばね5の上端に固着された取付け板7に
固着具8を介して取付けられている。
示すもので、圧縮ばね5の下端は取付け板6を介
して凹部1aの内底部に固着され、補助ウエイト
4は圧縮ばね5の上端に固着された取付け板7に
固着具8を介して取付けられている。
さらに第4図は通風孔1bの内底部に凹部1a
を形成して、この凹部1aに補助ウエイト4及び
圧縮ばね5を設けた別の実施例を示すもので、外
部より補助ウエイト4が見えないので体裁もよ
い。
を形成して、この凹部1aに補助ウエイト4及び
圧縮ばね5を設けた別の実施例を示すもので、外
部より補助ウエイト4が見えないので体裁もよ
い。
一方第5図は共振周波数の異なる振動系を2組
設けた別の実施例、そして第6図は振動低減効果
を示す線図である。すなわち2組の振動系を設け
ることによつて車体振動をより効果的に低減でき
ると共に、第6図実線に示す振動の共振周波数B
を同図破線に示すように低減させることができ
る。
設けた別の実施例、そして第6図は振動低減効果
を示す線図である。すなわち2組の振動系を設け
ることによつて車体振動をより効果的に低減でき
ると共に、第6図実線に示す振動の共振周波数B
を同図破線に示すように低減させることができ
る。
考案の効果
この考案は以上詳述したように、カウンタウエ
イト本体1の一部に凹部1aを形成して、この凹
部1a内に上下動自在に補助ウエイト4を収容す
ると共に、上記補助ウエイト4を凹部1a内の圧
縮ばね5により下方より弾性支持したことから、
上記補助ウエイト4と圧縮ばね5とがある周波数
に共振する振動系となる。これによつて車体1の
振動に対して上記振動系が共振周波数により積極
的に振動することにより、振動系のダンパ効果に
より車体1の振動を効率よく低減することができ
るため、作業機などへの悪影響が解消されると共
に、車両の乗心地を改善することもできる。
イト本体1の一部に凹部1aを形成して、この凹
部1a内に上下動自在に補助ウエイト4を収容す
ると共に、上記補助ウエイト4を凹部1a内の圧
縮ばね5により下方より弾性支持したことから、
上記補助ウエイト4と圧縮ばね5とがある周波数
に共振する振動系となる。これによつて車体1の
振動に対して上記振動系が共振周波数により積極
的に振動することにより、振動系のダンパ効果に
より車体1の振動を効率よく低減することができ
るため、作業機などへの悪影響が解消されると共
に、車両の乗心地を改善することもできる。
また補助ウエイト4を複数個設けることにより
共振周波数の異なる振動系を構成することができ
るため、より広範囲の振動に対しても低減効果が
得られるようになる。
共振周波数の異なる振動系を構成することができ
るため、より広範囲の振動に対しても低減効果が
得られるようになる。
第1図はこの考案の一実施例を示す分解斜視
図、第2図は第1図−線に沿う断面図、第3
図ないし第5図は他の実施例を示す断面図、第6
図は振動低減効果を示す線図、第7図は従来の説
明図である。 1はカウンタウエイト本体、1aは凹部、4は
補助ウエイト、5は圧縮ばね。
図、第2図は第1図−線に沿う断面図、第3
図ないし第5図は他の実施例を示す断面図、第6
図は振動低減効果を示す線図、第7図は従来の説
明図である。 1はカウンタウエイト本体、1aは凹部、4は
補助ウエイト、5は圧縮ばね。
Claims (1)
- 車体2の後部に取付けられたカウンタウエイト
本体1の一部に凹部1aを形成し、この凹部1a
内に補助ウエイト4を上下動自在に収容すると共
に、上記補助ウエイト4を凹部1a内に収容した
圧縮ばね5により下方より弾性支持してなる車両
のカウンタウエイト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984153123U JPH0218791Y2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984153123U JPH0218791Y2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6168980U JPS6168980U (ja) | 1986-05-12 |
JPH0218791Y2 true JPH0218791Y2 (ja) | 1990-05-24 |
Family
ID=30711158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984153123U Expired JPH0218791Y2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0218791Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007166944A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移動農機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0739676B2 (ja) * | 1989-03-15 | 1995-05-01 | 東洋運搬機株式会社 | バランス装置を備えた車両 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53136224A (en) * | 1977-05-02 | 1978-11-28 | Caterpillar Tractor Co | Car with flexibility installed balance weight |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5965889U (ja) * | 1982-10-25 | 1984-05-02 | ティー・シー・エム株式会社 | バツテリ−式荷役車両のバランス装置 |
-
1984
- 1984-10-12 JP JP1984153123U patent/JPH0218791Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53136224A (en) * | 1977-05-02 | 1978-11-28 | Caterpillar Tractor Co | Car with flexibility installed balance weight |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007166944A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移動農機 |
JP4512552B2 (ja) * | 2005-12-20 | 2010-07-28 | 三菱農機株式会社 | 移動農機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6168980U (ja) | 1986-05-12 |
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