JPH057907Y2 - - Google Patents

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JPH057907Y2
JPH057907Y2 JP535987U JP535987U JPH057907Y2 JP H057907 Y2 JPH057907 Y2 JP H057907Y2 JP 535987 U JP535987 U JP 535987U JP 535987 U JP535987 U JP 535987U JP H057907 Y2 JPH057907 Y2 JP H057907Y2
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JP
Japan
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vibration
bracket
rubber mount
frame
support structure
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JP535987U
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両ボデーの支持構造に関し、コンパ
クトかつ防振性に優れた支持構造に関する。
[従来の技術] 第7図には従来のボデー支持構造の一例を示
す。図において、車両前後方向へ配設されたサイ
ドフレーム1には側面にブラケツト11′が突設
され、一方、上記サイドフレーム1の上方に位置
するフロアパネル3とこれの側縁を構成するロツ
カフレーム2にはブラケツト21′が接合してあ
つて、上記ブラケツト11′に円形防振ゴムマウ
ント4′を介して上記ブラケツト21′をボルト結
合してある。
なお、かかる支持構造の例として実開昭57−
47486号がある。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、ボデー支持構造の防振性を向上せし
めるには防振ゴムマウントを大きくする必要があ
るが、これは上記従来構造では支持構造全体の大
形化を招き、同一車高で車室スペースを極力拡大
するという要請に反する結果となる。
また、従来構造では、ボデー側ブラケツト2
1′の取付け剛性を大きくできないためフロアパ
ネル3に曲げ振動を生じ、これがこもり音発生の
原因となつていた。
本考案はかかる問題点を解決しようとするもの
で、防振性に優れ、コンパクトかつこもり音の発
生もない車両ボデーの支持構造を提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の構成を第1図、第2図で説明すると、
車両のサイドフレーム1に平行に車両前後方向へ
延び車両ボデーの下端側縁を構成する閉断面構造
のロツカフレーム2内には、該ロツカフレーム2
の内周面に接して防振ゴムマウント4が固定配設
してある。
一端を上記防振ゴムマウント4内に埋設固定し
てブラケツト5が設けてあり、該ブラケツト5の
他端を上記ロツカフレーム2の側面に設けた開口
21より上記サイドフレーム1に延出せしめてこ
れに固定してある。
[作用、効果] 上記構造によれば、ロツカフレーム2は防振ゴ
ムマウント4を介してブラケツト5によりサイド
フレーム1に固定され、弾性的に支持せしめられ
る。
この場合、防振ゴムマウント4をロツカフレー
ム1内に収納したから、設置スペースを要するこ
となく上記防振ゴムマウント4の容積を大きくす
ることができ、この結果防振ゴムマウント4の低
バネ化および高減衰化が図られて低周波から高周
波までの広い周波数域の振動伝達を防止すること
ができる。
防振ゴムマウントの設置スペースが不要となつ
たことにより支持構造全体がコンパクトになり、
サイドフレームとロツカフレーム間のスペースを
小さくして同一車高で広い車室スペースを確保す
ることができる。
また、従来の如きボデー側ブラケツトを不要と
したから、フロアパネルの振動は生じず、こもり
音の発生を防止することができる。
[実施例] 第1図および第2図において、車両前後方向へ
延びる閉断面構造のサイドフレーム1には、これ
に沿う外上方にロツカフレーム2が前後方向へ延
びており、該ロツカフレーム2はインナとアウタ
の各パネル22,23を衝合溶接して閉断面構造
としてある。このロツカフレーム2にはフロアパ
ネル3の外側縁とサイドパネル6の下端が接合し
てある。
ロツカフレーム2内には防振ゴムマウント4が
配設してある。ゴムマウント4は第3図に示す如
く直方体をなし、前面下縁には薄肉のリツプ部4
1が形成してある。上記ゴムマウント4の両側縁
にはL字状の取付アングル42の一端が埋設固定
され、中央には下方へ開口するコ字断面の一対の
ブラケツト片51が各基端を埋設固定してある。
上記防振ゴムマウント4はインナパネル22に
設けた開口21よりロツカフレーム2内に挿入さ
れ、上面および左右面を上記ロツカフレーム2の
内周面に当接せしめた状態で上記取付アングル4
2により強化板421を挟んでインナパネル22
にボルト固定される。
サイドフレーム1からはロツカフレーム2に向
けて一対のブラケツト片52が突設してあり、こ
れらブラケツト片52は断面を下方へ開口するコ
字状としてある。そして、ブラケツト片52の先
端を上記ブラケツト片51の先端上面に重ねて互
いをボルト結合してある。
なお、防振ゴムマウント4のリツプ部41は、
ゴムマウント4をロツカフレーム2内に取付けた
状態で、第1図に示す如く、開口21の間隙を閉
鎖し、ロツカフレーム2内への異物の進入を阻止
している。
かかる構造によれば、大容積の防振ゴムマウン
トを使用した支持構造をコンパクトな形状で実現
することができ、ボデーへの振動伝達の防止を有
効になし得るとともに車室スペースの拡大も可能
である。
第4図ないし第6図には本考案の他の実施例を
示し、本実施例では防振ゴムマウント4に一端を
埋設固定したブラケツト5の他端を直接サイドフ
レーム1にボルト固定してある。
かかる構造によつても上記実施例と同様の効果
があることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示
し、第1図は支持構造の垂直断面図で、第2図の
−線断面図、第2図は支持構造の水平断面図
で、第1図の−線断面図、第3図は防振ゴム
マウントの全体斜視図、第4図ないし第6図は本
考案の他の実施例を示し、第4図は支持構造の垂
直断面図で、第5図の−線断面図、第5図は
支持構造の水平断面図で、第4図の−線断面
図、第6図は防振ゴムマウントの全体斜視図、第
7図は従来の支持構造の一例を示す分解斜視図で
ある。 1……サイドフレーム、2……ロツカフレー
ム、21……開口、3……フロアパネル、4……
防振ゴムマウント、41……リツプ部、5……ブ
ラケツト、51,52……ブラケツト片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のサイドフレームと平行に車両前後方向へ
    延び車両ボデーの下端側縁を構成する閉断面構造
    のロツカフレーム内には、該ロツカフレームの内
    周面に接して防振ゴムマウントを固定配設し、一
    端を上記防振ゴムマウント内に埋設固定したブラ
    ケツトの他端を上記ロツカフレームの側面に設け
    た開口より上記サイドフレームに延出せしめてサ
    イドフレームに固定したことを特徴とする車両ボ
    デーの支持構造。
JP535987U 1987-01-16 1987-01-16 Expired - Lifetime JPH057907Y2 (ja)

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JP535987U JPH057907Y2 (ja) 1987-01-16 1987-01-16

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JP535987U JPH057907Y2 (ja) 1987-01-16 1987-01-16

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JPS63112985U JPS63112985U (ja) 1988-07-20
JPH057907Y2 true JPH057907Y2 (ja) 1993-02-26

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JP6508022B2 (ja) * 2015-12-07 2019-05-08 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造

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JPS63112985U (ja) 1988-07-20

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