JPS6243889Y2 - - Google Patents

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JPS6243889Y2
JPS6243889Y2 JP7870283U JP7870283U JPS6243889Y2 JP S6243889 Y2 JPS6243889 Y2 JP S6243889Y2 JP 7870283 U JP7870283 U JP 7870283U JP 7870283 U JP7870283 U JP 7870283U JP S6243889 Y2 JPS6243889 Y2 JP S6243889Y2
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JP
Japan
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cross member
side rail
automobile
rail
side rails
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JP7870283U
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JPS59182466U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車におけるサイドレールとクロ
スメンバの接合構造の改良に関する。
一般に、自動車の車体下側部の両側には、それ
ぞれサイドレール1,2が平行させて配設されて
おり、このサイドレール1,2の間にクロスメン
バ30が車幅方向に横架されている。(第1図お
よび第2図参照) このクロスメンバ30の両端は、同じ形状に形
成されていて、それぞれサイドレール1,2の下
面部11,12にボルト接合されて、左右対称構
造とされているのが一般的な構造である。
ところで、このクロスメンバ30の上面部にエ
ンジンマウント4が固設され、このエンジンマウ
ント4によつてエンジンEが支持された構造のク
ロスメンバ30においては、エンジン振動がエン
ジンマウント4よりクロスメンバ30に伝えられ
ると、クロスメンバ30は、上下方向に振動す
る。
このクロスメンバ30の両端に配設されている
サイドレール1,2は、クロスメンバ30の振動
に応じて、左右対称の動きをする。
従つて、サイドレール1,2からアウトリガー
5,5およびボデーマウント6,6を介して自動
車車体に伝わる振動入力は、同位相となるので、
車内音レベルが高くなるという不都合を生じてい
た。
本考案は、前記従来の不都合を解消すべくなさ
れたものであつて、車体下側部の両側に配設され
ている一対のサイドレールから自動車車体に伝わ
る振動入力に位相差を生じさせて、車内音の低減
が図れることのできるようにした自動車における
サイドレールとクロスメンバの接合構造を提供す
ることを目的とする。
本考案は、自動車の前部車体における車体下側
部の両側に、平行させて配設されている一対のサ
イドレールと、サイドレールの間に横架され、か
つ、エンジンマウントが設けられているクロスメ
ンバとからなるフロントフレームの接合構造であ
つて、前記クロスメンバの一端を、箱形の閉断面
構造のサイドレールの下面部、もしくは、下面部
に近接している側壁部に取着するとともに、その
クロスメンバの他端は、前記サイドレールの上面
部、もしくは、上面部に近接している側壁部に取
着することによつて上記目的を達成するものであ
る。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第3図は、本考案に係る自動車におけるサイド
レールとクロスメンバの接合構造の第1実施例を
示す斜視図、第4図は、同第1実施例の略式正面
図、第5図は、本考案の第2実施例を示す斜視
図、第6図は、同第2実施例の略式正面図であ
る。
第1実施例を示す第3図および第4図におい
て、1,2は、サイドレールを示しており、この
一対のサイドレール1,2は、自動車の前部車体
における車体下側部の両サイドに、平行させて配
設されている。
クロスメンバ3Aは、このサイドレール1,2
間に横架されている。
クロスメンバ3Aは、例えば、ハツト形断面の
横材などであつて、その上面部には、エンジンマ
ウント4が設けられている。
クロスメンバ3Aは、その一方の端部(図では
左側)が、サイドレール1の下面部11にボルト
接合されている。
そして、クロスメンバ3Aの他方の端部(図で
は右側)は、曲げ加工により起立されていて、サ
イドレール2の上面部22にボルト接合されてい
る。
この第1実施例において、エンジン振動によつ
てクロスメンバ3Aが上下振動した場合には、ク
ロスメンバ3Aの一端(図の左側)のサイドレー
ル1は、下面部11側がねじれの支点となつて、
クロスメンバ3Aの振動に応じて上面部12側が
ねじれるように動く。
また、クロスメンバ3Aの他端(図の右側)の
サイドレール2は、上面部22側がねじれの支点
となつて、クロスメンバ3Aの振動に応じて下面
部21側がねじれるように動く。
従つて、両サイドレール1,2から、サイドレ
ール1,2の車外側の側壁部13,23に固設さ
れているアウトリガー5,5およびボデーマウン
ト6,6を介して、自動車車体に伝わる振動入力
に位相差を生じさせることができる。
第5図および第6図に示された第2実施例にお
いては、クロスメンバ3Bの一端(図の左側)
は、ブラケツト7を介してサイドレール1の下面
部11に近接している車内側の側壁部14に固定
されている。
また、クロスメンバ3Bの他端(図の右側)
は、曲げ加工によつて起立されていて、ブラケツ
ト7を介してサイドレール2の上面部22に近接
している車内側の側壁部24に固定されている。
この第2実施例においても、第1実施例と同様
に、両サイドレール1,2から、自動車車体に伝
わる振動入力に位相差を生じさせることが可能で
ある。
本考案は、前記のように構成したので、車体下
側部の両側に配設されている一対のサイドレール
から自動車車体に伝わる振動入力の位相差を生じ
させることが可能となり、これにより、車内音が
低減され、車内の静粛性を、一層向上できるとい
う効果を有する。
なお、本考案は、モノコツクボデーの自動車、
あるいは、フレーム付ボデーの自動車など、いず
れの自動車のフロントフレームの接合構造として
も実施できる。
さらに、サイドレールに対するクロスメンバの
取着手段については、前記実施例においてボルト
接合を例示したが、溶接であつても可能であるこ
とを付記する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の自動車におけるサイドレール
とクロスメンバの接合構造を示す斜視図、第2図
は、同従来接合構造の略式正面図、第3図は、本
考案に係る自動車におけるサイドレールとクロス
メンバの接合構造の第1実施例を示す斜視図、第
4図は、同第1実施例の略式正面図、第5図は、
本考案の第2実施例を示す斜視図、第6図は、同
第2実施例の略式正面図である。 1,2……サイドレール、4……エンジンマウ
ント、3A,3B……クロスメンバ、11,21
……サイドレールの下面部、13,23……サイ
ドレールの車外側の側壁部、12,22……サイ
ドレールの上面部、14,24……サイドレール
の車内側の側壁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車の前部車体における車体下側部の両側
    に、平行させて配設されている一対のサイドレー
    ルと、このサイドレールの間に横架され、かつ、
    エンジンマウントが設けられているクロスメンバ
    とからなるフロントフレームの接合構造であつ
    て、 前記クロスメンバの一端を、箱形の閉断面構造
    のサイドレールの下面部、もしくは、下面部に近
    接している側壁部に取着するとともに、そのクロ
    スメンバの他端は、前記サイドレールの上面部、
    もしくは、上面部に近接している側壁部に取着し
    たことを特徴とする自動車におけるサイドレール
    とクロスメンバの接合構造。
JP7870283U 1983-05-25 1983-05-25 自動車におけるサイドレ−ルとクロスメンバの接合構造 Granted JPS59182466U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7870283U JPS59182466U (ja) 1983-05-25 1983-05-25 自動車におけるサイドレ−ルとクロスメンバの接合構造

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JP7870283U JPS59182466U (ja) 1983-05-25 1983-05-25 自動車におけるサイドレ−ルとクロスメンバの接合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59182466U JPS59182466U (ja) 1984-12-05
JPS6243889Y2 true JPS6243889Y2 (ja) 1987-11-16

Family

ID=30208706

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JP7870283U Granted JPS59182466U (ja) 1983-05-25 1983-05-25 自動車におけるサイドレ−ルとクロスメンバの接合構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH085403B2 (ja) * 1985-05-10 1996-01-24 スズキ株式会社 自動車のフレーム
JP6988341B2 (ja) * 2017-09-29 2022-01-05 スズキ株式会社 パワーユニットのマウント構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59182466U (ja) 1984-12-05

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