JPH0518231Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0518231Y2 JPH0518231Y2 JP1987118587U JP11858787U JPH0518231Y2 JP H0518231 Y2 JPH0518231 Y2 JP H0518231Y2 JP 1987118587 U JP1987118587 U JP 1987118587U JP 11858787 U JP11858787 U JP 11858787U JP H0518231 Y2 JPH0518231 Y2 JP H0518231Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front side
- side frame
- suspension tower
- frame
- tower
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 51
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/088—Details of structures as upper supports for springs or dampers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/082—Engine compartments
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D27/00—Connections between superstructure or understructure sub-units
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車の前部車体構造に関し、特に
ホイールエプロンとサスペンシヨンタワーとフロ
ントサイドフレームとが結合される部分の前部車
体構造に関する。
ホイールエプロンとサスペンシヨンタワーとフロ
ントサイドフレームとが結合される部分の前部車
体構造に関する。
従来、自動車の前部車体構造において、エンジ
ンルームの側壁部を構成するホイールエプロン
は、例えば実開昭60−11274号公報に記載のよう
に、断面コ字状のフレームインナとその外側を塞
ぐフレームアウタとからなる閉断面構造を有する
車体長手方向向きのフロントサイドフレームの外
側側壁部に接合され、さらにホイールエプロンの
ホイールハウス部には、前輪サスペンシヨン装置
のシヨツクアブソーバを収容して支持するサスペ
ンシヨンタワーが接合された構造となつている。
ンルームの側壁部を構成するホイールエプロン
は、例えば実開昭60−11274号公報に記載のよう
に、断面コ字状のフレームインナとその外側を塞
ぐフレームアウタとからなる閉断面構造を有する
車体長手方向向きのフロントサイドフレームの外
側側壁部に接合され、さらにホイールエプロンの
ホイールハウス部には、前輪サスペンシヨン装置
のシヨツクアブソーバを収容して支持するサスペ
ンシヨンタワーが接合された構造となつている。
上記フロントサイドフレームとホイールエプロ
ンとの接合構造は極めて重要であり、特にホイー
ルエプロンのホイールハウス部に設けられたサス
ペンシヨンタワーには、走行時に前輪サスペンシ
ヨン装置からエンジンルーム内方へ向けて大きな
横方向外力が作用し、サスペンシヨンタワーの取
付構造及び補強構造が充分でない場合には、サス
ペンシヨンタワーが内方へ倒れる謂ゆるサスペン
シヨンタワーの内倒れの現象が生じ、サスペンシ
ヨンタワーからホイールハウス部に伝播した外力
によりホイールエプロンのエンジンルーム側壁部
に捩じりが生じることになる。
ンとの接合構造は極めて重要であり、特にホイー
ルエプロンのホイールハウス部に設けられたサス
ペンシヨンタワーには、走行時に前輪サスペンシ
ヨン装置からエンジンルーム内方へ向けて大きな
横方向外力が作用し、サスペンシヨンタワーの取
付構造及び補強構造が充分でない場合には、サス
ペンシヨンタワーが内方へ倒れる謂ゆるサスペン
シヨンタワーの内倒れの現象が生じ、サスペンシ
ヨンタワーからホイールハウス部に伝播した外力
によりホイールエプロンのエンジンルーム側壁部
に捩じりが生じることになる。
これに対して、従来ではサスペンシヨンタワー
とホイールハウス部との接合部をパツド状の補強
部材で補強したり、断面コ字状のブラケツトなど
の補強部材を、ホイールエプロンのサスペンシヨ
ンタワー取付部近傍のホイールハウス部側壁部と
フロントサイドフレームのフレームアウタ側壁面
とに亙つて連結して補強するなどの対策が講じら
れてきた。
とホイールハウス部との接合部をパツド状の補強
部材で補強したり、断面コ字状のブラケツトなど
の補強部材を、ホイールエプロンのサスペンシヨ
ンタワー取付部近傍のホイールハウス部側壁部と
フロントサイドフレームのフレームアウタ側壁面
とに亙つて連結して補強するなどの対策が講じら
れてきた。
上記のような補強構造では、ホイールエプロン
のホイールハウス部とフロントサイドフレームの
接合強度は増強されるが、上記補強部材がフロン
トサイドフレームの片側側壁面でだけで接合され
る構造のため取付強度がさ程高くはならず、サス
ペンシヨンタワーに作用する外力をフロントサイ
ドフレームで強力に支持することが困難であつ
た。従つて、サスペンシヨン装置により直接外力
が作用するサスペンシヨンタワーとホイールエプ
ロンとの接合部には、取付強度を増強するための
補強部材を別途設ける必要があつた。
のホイールハウス部とフロントサイドフレームの
接合強度は増強されるが、上記補強部材がフロン
トサイドフレームの片側側壁面でだけで接合され
る構造のため取付強度がさ程高くはならず、サス
ペンシヨンタワーに作用する外力をフロントサイ
ドフレームで強力に支持することが困難であつ
た。従つて、サスペンシヨン装置により直接外力
が作用するサスペンシヨンタワーとホイールエプ
ロンとの接合部には、取付強度を増強するための
補強部材を別途設ける必要があつた。
本考案に係る自動車の前部車体構造は、エンジ
ンルームの側壁部を構成するホイールエプロン
と、上記ホイールエプロンの内側部に接合された
閉断面状のフロントサイドフレームと、上記ホイ
ールエプロンに設けられたサスペンシヨンタワー
と、上記フレームサイドフレームに横断状の節部
を形成するとともにフロントサイドフレームとサ
スペンシヨンタワーとを連結するガセツトとを設
けたものである。
ンルームの側壁部を構成するホイールエプロン
と、上記ホイールエプロンの内側部に接合された
閉断面状のフロントサイドフレームと、上記ホイ
ールエプロンに設けられたサスペンシヨンタワー
と、上記フレームサイドフレームに横断状の節部
を形成するとともにフロントサイドフレームとサ
スペンシヨンタワーとを連結するガセツトとを設
けたものである。
本考案に係る自動車の前部車体構造において
は、ホイールエプロンに設けられたサスペンシヨ
ンタワーとフロントサイドフレームとがガセツト
を介して直接連結される構造なので、走行時に前
輪サスペンシヨン装置からサスペンシヨンタワー
へエンジンルーム内方へ向けて作用する外力に対
してガセツトが主に圧縮部材として有効に機能す
る。
は、ホイールエプロンに設けられたサスペンシヨ
ンタワーとフロントサイドフレームとがガセツト
を介して直接連結される構造なので、走行時に前
輪サスペンシヨン装置からサスペンシヨンタワー
へエンジンルーム内方へ向けて作用する外力に対
してガセツトが主に圧縮部材として有効に機能す
る。
更に、上記ガセツトは、フロントサイドフレー
ムの内部で横断状の節部を形成するので、サスペ
ンシヨンタワーとフロントサイドフレームとの接
合強度が著しく強化され、上記節部によつてフロ
ントサイドフレームの剛性・強度も強化される。
ムの内部で横断状の節部を形成するので、サスペ
ンシヨンタワーとフロントサイドフレームとの接
合強度が著しく強化され、上記節部によつてフロ
ントサイドフレームの剛性・強度も強化される。
本考案に係る自動車の前部車体構造によれば、
以上説明したように、フロントサイドフレームに
節部を形成するガセツトによりフロントサイドフ
レームとサスペンシヨンタワーとを直接連結して
補強する構造なので、サスペンシヨンタワーとフ
ロントサイドフレームとの接合構造が大幅に強化
され、サスペンシヨンタワーの内倒れを有効に防
止することが出来る。同時に、フロントサイドフ
レームとホイールエプロンとの結合強度も増強さ
れる。さらにガセツトによつてフロントサイドフ
レーム内には横断状の節部が形成されるので、フ
ロントサイドフレームの剛性・強度も増強され
る。
以上説明したように、フロントサイドフレームに
節部を形成するガセツトによりフロントサイドフ
レームとサスペンシヨンタワーとを直接連結して
補強する構造なので、サスペンシヨンタワーとフ
ロントサイドフレームとの接合構造が大幅に強化
され、サスペンシヨンタワーの内倒れを有効に防
止することが出来る。同時に、フロントサイドフ
レームとホイールエプロンとの結合強度も増強さ
れる。さらにガセツトによつてフロントサイドフ
レーム内には横断状の節部が形成されるので、フ
ロントサイドフレームの剛性・強度も増強され
る。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第1図は本考案の前部車体構造を適用した自動
車1を示すもので、前部車体構造の要部Aについ
て第2図〜第5図に基いて以下説明する。
車1を示すもので、前部車体構造の要部Aについ
て第2図〜第5図に基いて以下説明する。
第2図は前部車体構造の要部Aの斜視図、第3
図は第2図における−線断面図、第4図は前
部車体構造の要部Aを車幅方向にエンジンルーム
内側から見た側面図、第5図は第4図における
−線断面図を示すものであり、これらの図によ
り以下詳しく説明する。
図は第2図における−線断面図、第4図は前
部車体構造の要部Aを車幅方向にエンジンルーム
内側から見た側面図、第5図は第4図における
−線断面図を示すものであり、これらの図によ
り以下詳しく説明する。
自動車の前部車体において、エンジンルームの
側壁部はホイールエプロン2からなり、ホイール
エプロン2の内側(車幅中心側)には前後方向に
延びる閉断面状のフロントサイドフレーム4が設
けられ、上記ホイールエプロン2とフロントサイ
ドフレーム4とは接合されている。
側壁部はホイールエプロン2からなり、ホイール
エプロン2の内側(車幅中心側)には前後方向に
延びる閉断面状のフロントサイドフレーム4が設
けられ、上記ホイールエプロン2とフロントサイ
ドフレーム4とは接合されている。
車体前部のエンジンルームの側壁部を構成する
ホイールエプロン2にはホイールハウス部2Aが
形成され、ホイールハウス部2Aのほぼ中央部に
は、図示外の前輪サスペンシヨン装置のシヨツク
アブソーバの上部を収容してその上端部を固定す
るためのサスペンシヨンタワー3がホイールハウ
ス部2Aに接合されている。サスペンシヨンタワ
ー3は、その上部を形成して図示外のシヨツクア
ブソーバの上端部を一部挿入させて支持固定する
ための取付穴等を有するタワーアツパ3Aと、タ
ワーアツパ3Aの下部周壁部に接合されてサスペ
ンシヨンタワー3の下部を形成し図示外のシヨツ
クアブソーバの一部を収容するタワーロア3Bと
から構成されている。タワーアツパ3Aとタワー
ロア3Bとに亙るサスペンシヨンタワー3の下端
部はホイールハウス部2Aに接合されている。こ
こでサスペンシヨンタワー3のタワーアツパ3A
はエンジンルーム内方へ向つて所定の傾斜角で僅
かに傾きかつホイールハウス部2Aの上端より所
定高さ上方へ突出させて設けられている。
ホイールエプロン2にはホイールハウス部2Aが
形成され、ホイールハウス部2Aのほぼ中央部に
は、図示外の前輪サスペンシヨン装置のシヨツク
アブソーバの上部を収容してその上端部を固定す
るためのサスペンシヨンタワー3がホイールハウ
ス部2Aに接合されている。サスペンシヨンタワ
ー3は、その上部を形成して図示外のシヨツクア
ブソーバの上端部を一部挿入させて支持固定する
ための取付穴等を有するタワーアツパ3Aと、タ
ワーアツパ3Aの下部周壁部に接合されてサスペ
ンシヨンタワー3の下部を形成し図示外のシヨツ
クアブソーバの一部を収容するタワーロア3Bと
から構成されている。タワーアツパ3Aとタワー
ロア3Bとに亙るサスペンシヨンタワー3の下端
部はホイールハウス部2Aに接合されている。こ
こでサスペンシヨンタワー3のタワーアツパ3A
はエンジンルーム内方へ向つて所定の傾斜角で僅
かに傾きかつホイールハウス部2Aの上端より所
定高さ上方へ突出させて設けられている。
上記サスペンシヨンタワー3のタワーロア3B
の内側部にはフロントサイドフレーム4の外側縦
壁部4aと平行でかつフラツトな縦壁部3bが形
成され、上記縦壁部3bは、フロントサイドフレ
ーム4の外側縦壁部4aに接合されている。
の内側部にはフロントサイドフレーム4の外側縦
壁部4aと平行でかつフラツトな縦壁部3bが形
成され、上記縦壁部3bは、フロントサイドフレ
ーム4の外側縦壁部4aに接合されている。
上記フロントサイドフレーム4は、フレームロ
ア4Aとフレームアツパ4Bとで閉断面状に構成
され、断面コ字状のフレームロア4Aが上方に開
口するように設けられ、フレームロア4Aの内側
縦壁部4cの上端部にはフランジ部4bが内方へ
向けて形成されている。
ア4Aとフレームアツパ4Bとで閉断面状に構成
され、断面コ字状のフレームロア4Aが上方に開
口するように設けられ、フレームロア4Aの内側
縦壁部4cの上端部にはフランジ部4bが内方へ
向けて形成されている。
上記サスペンシヨンタワー3の内方に位置する
フロントサイドフレーム4の部分を除いて、フロ
ントサイドフレーム4の外側縦壁部4aの上端部
にはフランジ部4dが外方へ向けて形成され、フ
レームロア4Aの上端にはその上端を塞ぐフレー
ムアツパ4Bが配設され、フレームアツパ4Bの
内側縁部とフランジ部4b及びフレームアツパ4
Bの外側縁部とフランジ部4dとが接合され、フ
レームロア4Aとフランジアツパ4Bとで閉断面
状に構成されている。そして、上記ホイールハウ
ス部2Aの前後のホイールエプロン2の部分は、
フロントサイドフレーム4の上端と同じ高さ位置
で略水平に延び、その内側縁部はフランジ部4d
の下面に接合されている。
フロントサイドフレーム4の部分を除いて、フロ
ントサイドフレーム4の外側縦壁部4aの上端部
にはフランジ部4dが外方へ向けて形成され、フ
レームロア4Aの上端にはその上端を塞ぐフレー
ムアツパ4Bが配設され、フレームアツパ4Bの
内側縁部とフランジ部4b及びフレームアツパ4
Bの外側縁部とフランジ部4dとが接合され、フ
レームロア4Aとフランジアツパ4Bとで閉断面
状に構成されている。そして、上記ホイールハウ
ス部2Aの前後のホイールエプロン2の部分は、
フロントサイドフレーム4の上端と同じ高さ位置
で略水平に延び、その内側縁部はフランジ部4d
の下面に接合されている。
ここで、上記サスペンシヨンタワー3とフロン
トサイドフレーム4との結合構造を強化してサス
ペンシヨンタワー3の内倒れを防ぐために、サス
ペンシヨンタワー3とフロントサイドフレーム4
とに亙つて次のような前後1対のガセツト5が設
けられている。即ち、サスペンシヨンタワー3の
前後両側部は夫々略鉛直でフラツトな縦壁部3a
に形成され、前後両側の縦壁部3aのタワーアツ
パ3Aとタワーロア3Bの接合箇所には、夫々ガ
セツト5の上端部5Aが接合され、ガセツト5の
下部はフロントサイドフレーム4の内部まで延び
るフロントサイドフレーム4の内部を仕切る横断
隔壁状に配設され、ガセツト5に形成された各フ
ランジ部5a,5b,5cとフレームロア4Aの
内壁面とが接合されて、フロントサイドフレーム
4の内部で節部5Bを形成している。
トサイドフレーム4との結合構造を強化してサス
ペンシヨンタワー3の内倒れを防ぐために、サス
ペンシヨンタワー3とフロントサイドフレーム4
とに亙つて次のような前後1対のガセツト5が設
けられている。即ち、サスペンシヨンタワー3の
前後両側部は夫々略鉛直でフラツトな縦壁部3a
に形成され、前後両側の縦壁部3aのタワーアツ
パ3Aとタワーロア3Bの接合箇所には、夫々ガ
セツト5の上端部5Aが接合され、ガセツト5の
下部はフロントサイドフレーム4の内部まで延び
るフロントサイドフレーム4の内部を仕切る横断
隔壁状に配設され、ガセツト5に形成された各フ
ランジ部5a,5b,5cとフレームロア4Aの
内壁面とが接合されて、フロントサイドフレーム
4の内部で節部5Bを形成している。
さらに、上記前後1対のガセツト5で区画され
たフロントサイドフレーム4の内部には、図示外
のサスペンシヨン装置のロアアームやエンジンを
マウントするための車幅方向のサブフレームを取
付けるためのブラケツト6が設けられている。
たフロントサイドフレーム4の内部には、図示外
のサスペンシヨン装置のロアアームやエンジンを
マウントするための車幅方向のサブフレームを取
付けるためのブラケツト6が設けられている。
上記フレームアツパ4Bはガセツト5の位置で
分断され、両ガセツト5間においてフレームロア
4Aの上端部は蓋部材7で塞がれ、この蓋部材7
とフレームロア4Aとには1対のボルト挿通孔が
形成されている。蓋部材7の内端部はフレームロ
ア4Aのフランジ部材4bに接合され、蓋部材7
の外端部に設けられた立向きのフランジ部7aが
フレームロア4Aの外側縦壁部材4aの上端の立
向きのフランジ部4eに接合され、また蓋部材7
の前後両端部のフランジ部7bがガセツト5に
夫々接合され、この蓋部材7とフレームロア4A
とで閉断面を形成している。
分断され、両ガセツト5間においてフレームロア
4Aの上端部は蓋部材7で塞がれ、この蓋部材7
とフレームロア4Aとには1対のボルト挿通孔が
形成されている。蓋部材7の内端部はフレームロ
ア4Aのフランジ部材4bに接合され、蓋部材7
の外端部に設けられた立向きのフランジ部7aが
フレームロア4Aの外側縦壁部材4aの上端の立
向きのフランジ部4eに接合され、また蓋部材7
の前後両端部のフランジ部7bがガセツト5に
夫々接合され、この蓋部材7とフレームロア4A
とで閉断面を形成している。
以上、自動車1の右側の前部車体構造の要部A
について説明したが、左側の構造はこれと対称で
同様の構造である。
について説明したが、左側の構造はこれと対称で
同様の構造である。
尚、サスペンシヨンタワー3に接合されるガセ
ツト5の上端部の上縁部と下縁部には剛性を高め
るためのフランジ5dが設けられている。
ツト5の上端部の上縁部と下縁部には剛性を高め
るためのフランジ5dが設けられている。
以上説明した前部車体構造においては、サスペ
ンシヨンタワー3が1対のガセツト5を介してフ
ロントサイドフレーム4に強力に結合されている
ので、走行時にサスペンシヨン装置からサスペン
シヨンタワー3へエンジンルーム内方へ向けて横
方向の外力が作用した時に、サスペンシヨンタワ
ー3からの荷重は前後1対のガセツト5を介して
フロントサイドフレーム4の全体で確実に支承さ
れることになるから、サスペンシヨンタワー3の
内倒れが防止出来、さらにガセツト5がフロント
サイドフレーム4の内部で節部5Bを形成してい
るので、フロントサイドフレーム4の剛性も同時
に増強されることになる。
ンシヨンタワー3が1対のガセツト5を介してフ
ロントサイドフレーム4に強力に結合されている
ので、走行時にサスペンシヨン装置からサスペン
シヨンタワー3へエンジンルーム内方へ向けて横
方向の外力が作用した時に、サスペンシヨンタワ
ー3からの荷重は前後1対のガセツト5を介して
フロントサイドフレーム4の全体で確実に支承さ
れることになるから、サスペンシヨンタワー3の
内倒れが防止出来、さらにガセツト5がフロント
サイドフレーム4の内部で節部5Bを形成してい
るので、フロントサイドフレーム4の剛性も同時
に増強されることになる。
従来のサスペンシヨンタワーは、一般に円筒状
に構成されていたので、サスペンシヨンタワーと
フロントサイドフレームとの接合構造を強化する
のが難しかつたが、上記サスペンシヨンタワー3
ではその内側部と前後側部とがフラツトな縦壁部
3b,3aに形成されているので、前述のように
サスペンシヨンタワー3とフロントサイドフレー
ム4の接合及びサスペンシヨンタワー3とガセツ
ト5との接合を理想的に行なうことが出来る。
に構成されていたので、サスペンシヨンタワーと
フロントサイドフレームとの接合構造を強化する
のが難しかつたが、上記サスペンシヨンタワー3
ではその内側部と前後側部とがフラツトな縦壁部
3b,3aに形成されているので、前述のように
サスペンシヨンタワー3とフロントサイドフレー
ム4の接合及びサスペンシヨンタワー3とガセツ
ト5との接合を理想的に行なうことが出来る。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案の前部車体構造を適用した自動車1の車体
全体斜視図、第2図はその要部斜視図、第3図は
第2図−線断面図、第4図はエンジンルーム
内側から見た要部側面図、第5図は第4図−
線断面図である。 2……ホイールエプロン、3……サスペンシヨ
ンタワー、4……フロントサイドフレーム、5…
…ガセツト。
本考案の前部車体構造を適用した自動車1の車体
全体斜視図、第2図はその要部斜視図、第3図は
第2図−線断面図、第4図はエンジンルーム
内側から見た要部側面図、第5図は第4図−
線断面図である。 2……ホイールエプロン、3……サスペンシヨ
ンタワー、4……フロントサイドフレーム、5…
…ガセツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンルームの側壁部を構成するホイールエ
プロンと、 上記ホイールエプロンの内側部に接合された閉
断面状のフロントサイドフレームと、 上記ホイールエプロンに設けられたサスペンシ
ヨンタワーと、 上記フロントサイドフレームに横断状の節部を
形成するとともにフロントサイドフレームとサス
ペンシヨンタワーとを連結するガセツトとを備え
たことを特徴とする自動車の前部車体構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987118587U JPH0518231Y2 (ja) | 1987-08-01 | 1987-08-01 | |
US07/226,010 US4955663A (en) | 1987-08-01 | 1988-07-29 | Front body construction of a vehicle |
KR2019880012831U KR910004704Y1 (ko) | 1987-08-01 | 1988-08-01 | 자동차의 앞부분 차체의 구조 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987118587U JPH0518231Y2 (ja) | 1987-08-01 | 1987-08-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6422686U JPS6422686U (ja) | 1989-02-06 |
JPH0518231Y2 true JPH0518231Y2 (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=14740278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987118587U Expired - Lifetime JPH0518231Y2 (ja) | 1987-08-01 | 1987-08-01 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4955663A (ja) |
JP (1) | JPH0518231Y2 (ja) |
KR (1) | KR910004704Y1 (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0810074Y2 (ja) * | 1989-06-02 | 1996-03-27 | マツダ株式会社 | 自動車の前部車体構造 |
US5267630A (en) * | 1991-04-23 | 1993-12-07 | Mazda Motor Corporation | Front body structure of automotive vehicle |
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