JPS64385Y2 - - Google Patents

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JPS64385Y2
JPS64385Y2 JP7052884U JP7052884U JPS64385Y2 JP S64385 Y2 JPS64385 Y2 JP S64385Y2 JP 7052884 U JP7052884 U JP 7052884U JP 7052884 U JP7052884 U JP 7052884U JP S64385 Y2 JPS64385 Y2 JP S64385Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
floor panel
vibration
mounting bracket
damping plate
mounting
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JP7052884U
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English (en)
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JPS60182284U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は自動車のフロアパネルの制振装置に係
り、とくにフロアパネルをマウンテイングブラケ
ツトを介してフレームによつて支持するようにし
たフロアパネルの制振装置に関する。
〓従来技術〓 自動車の走行中に、この自動車のフロアパネル
が振動して車内空間の空洞共鳴の周波数と一致し
たときに車内にこもり音が発生することがある。
このこもり音は、走行に伴なうタイヤの振動や、
あるいはエンジン等の振動が、フレームおよびマ
ウンテイングブラケツトを介してフロアパネルに
伝達されることによつて生ずるものであつて、上
記振動によつてフロアパネルが振動するからであ
る。このようなこもり音を低減するために、例え
ば実開昭56−36585号公報には、フロアパネルを
防振ゴムを介してフレームに支持する構造が提案
されている。しかしフレームとフロアパネルとの
間、あるいはフレームとマウンテイングブラケツ
トとの間に防振ゴムを介装しても、この防振ゴム
によつて完全に振動を遮断することができず、従
つてこもり音を確実に防止できず、こもり音が発
生する恐れがあつた。
〓考案の目的〓 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、フロアパネルの振動を押えることに
よつて、より確実にこもり音を低減させるように
したフロアパネルの制振装置を提供することを目
的とするものである。
〓考案の構成〓 本考案は、フロアパネルをマウンテイングブラ
ケツトを介してフレームによつて支持するように
した装置において、前記フロアパネルの前記マウ
ンテイングブラケツトの近傍に制振板を取付ける
とともに、この制振板と前記フロアパネルとの間
に空間を形成し、この空間に接着剤を充填したこ
とを特徴とするフロアパネルの制振装置に関する
ものであつて、上記制振板と接着剤とによつて振
動の伝達を押え、こもり音を低減させるようにし
たものである。
〓実施例〓 以下本考案を図示の一実施例につき説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るフロアパネルの
制振装置を示すものであつて、この実施例に係る
自動車のフロアパネル1の上面には、所定の位置
にそれぞれ突条2が形成されている。またこのフ
ロアパネル1の側端部は下方に折曲げられて折曲
げ部3を構成している。そしてこの折曲げ部3が
サイドパネル4と接合されるようになつており、
折曲げ部3においてフロアパネル1とサイドパネ
ル4とが結合されている。そしてこのフロアパネ
ル1のマウンテイング位置には円形の凹部5が形
成されており、この凹部5の下面において、フロ
アパネル1はマウンテイングブラケツト6を介し
てフレームに支持されるようになつている。そし
てこのマウンテイングブラケツト6によつてマウ
ンテイングされる部分には、制振板7が取付けら
れるようになつている。
つぎにこのフロアパネル1の取付け構造をより
詳細に説明すると、第2図および第3図に示すよ
うに、フロアパネル1の円形の凹部5の下面は、
マウンテイングブラケツト6の上面と接触してお
り、しかもこのマウンテイングブラケツト6はフ
レーム8上にマウンテイングラバー9を介して載
置されている。そしてフロアパネル1の円形の凹
部5の部分、マウンテイングブラケツト6、マウ
ンテイングラバー9、およびフレーム8はマウン
テイング用ボルト10によつて互に連結されて固
着されるようになつている。
このようにしてマウンテイングブラケツト6お
よびマウンテイングラバー9を介して取付けられ
るフロアパネル1のマウンテイング部位には、制
振板7が取付けられるようになつている。制振板
7は第1図に示すように、ほぼコ字状をなすとと
もに、その上面には高い突条11が形成されてお
り、さらにこの突条11の両側には低い突条12
が形成されるようになつている。そして制振板7
は、スポツト溶接によつてこのマウンテイング部
位で、上記円形の凹部5を囲むようにフロアパネ
ル1に溶接によつて取付けられている。さらに上
記低い突条12によつて形成されるこの制振板7
の下面の空間には、とくに第4図に拡大して示す
ように、マスチツク接着剤13が充填されてい
る。
従つて路面の凹凸に伴なうタイヤの振動や、あ
るいはエンジン等の振動がフレーム8およびマウ
ンテイングラバー9を介してフロアパネル1に伝
達されても、この振動はそのマウンテイング部位
に取付けられた制振板7によつてダンピングさ
れ、あるいは吸収されることになる。すなわちこ
の制振板7は、フレーム8を通して伝達された振
動を、このフロアパネル1の全体に伝わらないよ
うにする機能を有しており、これによつてフロア
パネル1の振動を防止するようにしている。従つ
てこのような構成によれば、より確実にフロアパ
ネル1の振動を防止することができ、これによつ
て車内のこもり音に対する対策を施すことが可能
になる。さらに本実施例に係るフロアパネル1の
制振装置は、フロアパネル1のマウンテイング部
位に局部的に制振板7を配するとともに、その低
い突条12の下側の空間にマスチツク接着剤13
を充填するような構造としている。従つて簡単な
構成によつて効果的にフロアパネル1の振動を防
止し、こもり音の発生を阻止することが可能とな
る。
〓考案の効果〓 以上のように本考案は、フロアパネルのマウン
テイングブラケツトの近傍に制振板を取付けると
ともに、この制振板とフロアパネルとの間に空間
を形成し、この空間に接着剤を充填したものであ
る。従つて本考案によれば、比較的簡単な構造に
よつてより確実にフロアパネルの振動を防止し、
こもり音の発生を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るフロアパネル
の制振装置を示す要部分解斜視図、第2図は第1
図における−線断面図、第3図は第2図にお
ける−線断面図、第4図は制振板の拡大断面
図である。 なお図面に用いた符号において、1……フロア
パネル、6……マウンテイングブラケツト、7…
…制振板、8……フレーム、12……低い突条、
13……マスチツク接着剤、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロアパネルをマウンテイングブラケツトを介
    してフレームによつて支持するようにした装置に
    おいて、前記フロアパネルの前記マウンテイング
    ブラケツトの近傍に制振板を取付けるとともに、
    この制振板と前記フロアパネルとの間に空間を形
    成し、この空間に接着剤を充填したことを特徴と
    するフロアパネルの制振装置。
JP7052884U 1984-05-15 1984-05-15 フロアパネルの制振装置 Granted JPS60182284U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7052884U JPS60182284U (ja) 1984-05-15 1984-05-15 フロアパネルの制振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7052884U JPS60182284U (ja) 1984-05-15 1984-05-15 フロアパネルの制振装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60182284U JPS60182284U (ja) 1985-12-03
JPS64385Y2 true JPS64385Y2 (ja) 1989-01-06

Family

ID=30607182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7052884U Granted JPS60182284U (ja) 1984-05-15 1984-05-15 フロアパネルの制振装置

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JP (1) JPS60182284U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007016854A (ja) * 2005-07-06 2007-01-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 振動低減構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60182284U (ja) 1985-12-03

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