JPH0228974Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0228974Y2 JPH0228974Y2 JP9353283U JP9353283U JPH0228974Y2 JP H0228974 Y2 JPH0228974 Y2 JP H0228974Y2 JP 9353283 U JP9353283 U JP 9353283U JP 9353283 U JP9353283 U JP 9353283U JP H0228974 Y2 JPH0228974 Y2 JP H0228974Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- support member
- automobile
- bracket
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 claims description 7
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- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 4
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、両端部が自動車の車体に取付けら
れ、中間部でエンジンを支持する自動車用エンジ
ン支持部材の構造に関する。
れ、中間部でエンジンを支持する自動車用エンジ
ン支持部材の構造に関する。
(従来技術)
上述のエンジンを支持する支持部材は従来枠状
に形成した金属板によつて構成されていた(例え
ば実開昭54−139425号公報)。
に形成した金属板によつて構成されていた(例え
ば実開昭54−139425号公報)。
しかし、金属板で構成した場合、重量が嵩むと
同時に、エンジンはマウントラバーに載置される
といえども、マウントラバーは完全ではないた
め、エンジンの振動が支持部材に伝達され、これ
が車体に伝わるという問題点を有していた。
同時に、エンジンはマウントラバーに載置される
といえども、マウントラバーは完全ではないた
め、エンジンの振動が支持部材に伝達され、これ
が車体に伝わるという問題点を有していた。
(考案の目的)
この考案の目的は、支持部材自体の軽量化およ
び高剛性を図り、車体の振動騒音の低減が図れる
自動車用エンジン支持部材の構造の提供にある。
び高剛性を図り、車体の振動騒音の低減が図れる
自動車用エンジン支持部材の構造の提供にある。
(考案の構成)
この考案は、エンジンの支持部材を発泡ウレタ
ンによる内部材と、強化繊維で補強されたプラス
チツクの外皮材とで構成し、内部材にはエンジン
取付け用ブラケツトのアンカー部を埋設した自動
車用エンジン支持部材の構造であることを特徴と
する。
ンによる内部材と、強化繊維で補強されたプラス
チツクの外皮材とで構成し、内部材にはエンジン
取付け用ブラケツトのアンカー部を埋設した自動
車用エンジン支持部材の構造であることを特徴と
する。
(考案の効果)
この考案によれば、エンジンの支持部材はエン
ジン取付け用ブラケツトを除けば発泡ウレタンお
よび強化繊維で補強されたプラスチツクで構成さ
れているので、軽量であり、かつ高い剛性を備
え、さらにこの支持部材自体が振動や騒音の絶縁
機能を備え、合せてエンジン取付け用ブラケツト
のアンカー部が発泡ウレタンに埋設されているた
め、このブラケツトに伝わるエンジンの振動や騒
音を車体に伝達することなく発泡ウレタンで吸収
し、車体の振動や騒音を低減することができる。
ジン取付け用ブラケツトを除けば発泡ウレタンお
よび強化繊維で補強されたプラスチツクで構成さ
れているので、軽量であり、かつ高い剛性を備
え、さらにこの支持部材自体が振動や騒音の絶縁
機能を備え、合せてエンジン取付け用ブラケツト
のアンカー部が発泡ウレタンに埋設されているた
め、このブラケツトに伝わるエンジンの振動や騒
音を車体に伝達することなく発泡ウレタンで吸収
し、車体の振動や騒音を低減することができる。
(実施例)
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
する。
図面は自動車のエンジンの支持部材構造を示
し、第1図において、支持部材1は横断面長方形
に形成され、発泡ウレタンの内部材2と、この内
部材2の外表面を覆う強化繊維で補強されたプラ
スチツクの外皮材3とで構成されている。
し、第1図において、支持部材1は横断面長方形
に形成され、発泡ウレタンの内部材2と、この内
部材2の外表面を覆う強化繊維で補強されたプラ
スチツクの外皮材3とで構成されている。
上述の支持部材1の内部材2を形成するとき、
型枠に発泡剤を装填して形成するが、この形成時
に、エンジン取付け用ブラケツト4のアンカー部
5を、所定の取付け位置に、かつ内部材2の肉厚
のほぼ中間位置に埋設される。
型枠に発泡剤を装填して形成するが、この形成時
に、エンジン取付け用ブラケツト4のアンカー部
5を、所定の取付け位置に、かつ内部材2の肉厚
のほぼ中間位置に埋設される。
上述のブラケツト4は第2図にも示すように、
取付け面6を有する突出部7と前述した水平方向
に分割されたアンカー部5とによつて形成され、
取付け面6には取付けボルト8が植設され、また
アンカー部5の特定した位置、すなわち支持部材
1の端部に対応する位置には取付け孔9が形成さ
れている。
取付け面6を有する突出部7と前述した水平方向
に分割されたアンカー部5とによつて形成され、
取付け面6には取付けボルト8が植設され、また
アンカー部5の特定した位置、すなわち支持部材
1の端部に対応する位置には取付け孔9が形成さ
れている。
前述の外皮材3は上述のように形成された内部
材3を強化繊維で補強したプラスチツクで被覆す
るが、強化繊維はガラス繊維、カーボン繊維、ア
ラミド繊維、金属繊維等が使用される。
材3を強化繊維で補強したプラスチツクで被覆す
るが、強化繊維はガラス繊維、カーボン繊維、ア
ラミド繊維、金属繊維等が使用される。
このようにして形成された支持部材1はその両
端のブラケツト4,4のアンカー部5の取付け孔
9…に一致させて取付け孔10が穿設される。
端のブラケツト4,4のアンカー部5の取付け孔
9…に一致させて取付け孔10が穿設される。
上述のように構成された支持部材1はその両端
が自動車車体を構成するクロスメンバー11,1
2に固定される。この固定はそれぞれのクロスメ
ンバー11,12に植設されたボルト13に上下
のラバー14,14を介して取付け孔10を挿通
し、ナツト15で固定する。
が自動車車体を構成するクロスメンバー11,1
2に固定される。この固定はそれぞれのクロスメ
ンバー11,12に植設されたボルト13に上下
のラバー14,14を介して取付け孔10を挿通
し、ナツト15で固定する。
また支持部材1の各エンジン取付け用ブラケツ
ト4にはエンジン16を取付けるためのエンジン
マウント17が取付けられる。この取付けは各ブ
ラケツト4の取付け面6に植設されたボルトにエ
ンジンマウント17のブラケツト18を挿通して
ナツト19で固定している。なおエンジンマウン
ト17にはマウントラバー20が介装されて振動
や騒音の絶縁機能を持たされている。
ト4にはエンジン16を取付けるためのエンジン
マウント17が取付けられる。この取付けは各ブ
ラケツト4の取付け面6に植設されたボルトにエ
ンジンマウント17のブラケツト18を挿通して
ナツト19で固定している。なおエンジンマウン
ト17にはマウントラバー20が介装されて振動
や騒音の絶縁機能を持たされている。
このようにして使用される支持部材1は、ブラ
ケツト4を除けば、発泡ウレタンの内部材2と強
化繊維で補強されたプラスチツクの外皮材3とで
形成されているので軽量であり、また外皮材3に
よつて高い剛性を備えている。
ケツト4を除けば、発泡ウレタンの内部材2と強
化繊維で補強されたプラスチツクの外皮材3とで
形成されているので軽量であり、また外皮材3に
よつて高い剛性を備えている。
しかもエンジン16から伝達される振動や騒音
はブラケツト4のアンカー部5が内部材2に埋設
されていることから、直接クロスメンバー11,
12に伝えることがなく、また内部材2で収納さ
れるため、車体の振動や騒音が軽減される。
はブラケツト4のアンカー部5が内部材2に埋設
されていることから、直接クロスメンバー11,
12に伝えることがなく、また内部材2で収納さ
れるため、車体の振動や騒音が軽減される。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はエ
ンジン支持部材の側面図。第2図は支持部材のブ
ラケツト部分を示す一部断面斜視図である。 1……支持部材、2……内部材、3……外皮
材、4……エンジン取付け用ブラケツト、5……
アンカー部、11,12……クロスメンバー、1
6……エンジン。
ンジン支持部材の側面図。第2図は支持部材のブ
ラケツト部分を示す一部断面斜視図である。 1……支持部材、2……内部材、3……外皮
材、4……エンジン取付け用ブラケツト、5……
アンカー部、11,12……クロスメンバー、1
6……エンジン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 両端部が自動車の車体に取付けられ中間部でエ
ンジンを支持する支持部材であつて、上記支持部
材は、発泡ウレタンの内部材と、この発泡ウレタ
ンの外表面を覆う強化繊維で補強されたプラスチ
ツクの外皮材とで構成すると共に、 前記発泡ウレタンの内部材にはエンジン取付け用
ブラケツトのアンカー部を埋設した自動車用エン
ジン支持部材の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9353283U JPS60230U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 自動車用エンジン支持部材の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9353283U JPS60230U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 自動車用エンジン支持部材の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60230U JPS60230U (ja) | 1985-01-05 |
JPH0228974Y2 true JPH0228974Y2 (ja) | 1990-08-03 |
Family
ID=30224404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9353283U Granted JPS60230U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 自動車用エンジン支持部材の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60230U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101315741B1 (ko) * | 2012-03-23 | 2013-10-10 | 현대자동차주식회사 | 치수안정성이 우수한 전기자동차용 배터리 팩 케이스 어셈블리와 그 제조 방법 |
-
1983
- 1983-06-17 JP JP9353283U patent/JPS60230U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60230U (ja) | 1985-01-05 |
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