JP2689670B2 - 自動車用ストラットバーの支持構造 - Google Patents

自動車用ストラットバーの支持構造

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JP2689670B2
JP2689670B2 JP2034861A JP3486190A JP2689670B2 JP 2689670 B2 JP2689670 B2 JP 2689670B2 JP 2034861 A JP2034861 A JP 2034861A JP 3486190 A JP3486190 A JP 3486190A JP 2689670 B2 JP2689670 B2 JP 2689670B2
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G13/00Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of vibration dampers
    • B60G13/001Arrangements for attachment of dampers
    • B60G13/003Arrangements for attachment of dampers characterised by the mounting on the vehicle body or chassis of the damper unit
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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    • B60G2202/20Type of damper
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60G2204/122Mounting of torsion springs
    • B60G2204/1224End mounts of stabiliser on wheel suspension
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のエンジンルームもしくはトランクル
ームの上方に配置するストラットバーの支持構造に関す
るものである。
従来の技術 一般に第2図に示す自動車1のエンジンルーム2の内
方には、車幅方向に長いストラットバー3が配置されて
いるが、このストラットバー3は車軸支えとしての機能
を有しているとともに主として車体の前後方向及び車幅
方向の剛性を高め、エンジン等振動源から車室内への振
動及び騒音の伝達を防止するという機能を有している。
このストラットバー3の支持構造として第3図の要部
拡大図に示した手段が通常用いられている。即ち、上記
ストラットバー3の左右両端部には二股状の取付基部3
a,3bが形成されていて、この取付基部3a,3bが車体側の
左右両側に配設されたストラットタワー4の上面4aにボ
ルト5,5及びナット6,6を用いて締付固定されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来のストラットバーの支持
構造にあっては、取付基部3a,3bがストラットタワー4
に剛結された構造であるため、車両の前後方向及び車幅
方向の剛性を高めることが可能であるが、車両の上下方
向の振動及びこの振動に起因する騒音を低減する作用が
ほとんどないので、特定周波数の振動及び騒音が発生し
て車室側に伝達されてしまうことがあるという課題があ
った。
即ち、車両走行時における上下方向の振動は、振動周
波数が40〜50Hzもしくは70〜90Hzにあり、この周波数帯
の振動は前記ストラットバー3では防振することができ
ず、そのためこのような周波数帯の振動に起因して発生
する騒音が車室側に伝達されてしまうことになり易い。
更に上下方向の振動周波数が20Hz近傍では、車体の曲げ
モードに起因してシェイク振動が発生し易いという特性
があり、このようなシェイク振動を効率良く吸収するこ
とが困難であるという難点があった。
そこで本発明はこのような従来のストラットバーの支
持構造を有している課題を解消して、車両の前後方向及
び車幅方向の剛性を犠牲にすることなく、車両の上下方
向の振動及びこの振動に起因する騒音を低減させること
ができるストラットバーの支持構造を提供することを目
的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するために、車幅方向に配
置したストラットバーの両端部を、車体の左右両側に配
設されたストラットタワーの上部に支持したストラット
バーの支持構造において、上記ストラットタワーの上面
に突設されて上方に延びる軸体と、この軸体が貫通した
状態としてストラットタワー上面に接して配備された第
1の防振ラバーと、該第1の防振ラバー上に配備されて
連結されたストラットバーの端部が軸体に沿って上下方
向にのみ移動可能なベアリング装置と、該ベアリング装
置の上方に位置して軸体が貫通した状態として配置され
た第2の防振ラバーと、この第2の防振ラバーの上部に
突出する軸体に設けたストッパ手段とから構成され、上
記ベアリング装置とストラットタワーとの間に介挿固定
された第1の防振ラバーとによって、ストラットバーの
重量をマスとするダイナミックダンパを構成した自動車
用ストラットバーの支持構造にしてある。
作用 かかるストラットバーの支持構造によれば、ストラッ
トバーと軸体との間に配備されたベアリング装置のボー
ルが上下方向以外には回転しないので、車両の前後方向
及び車幅方向の剛性は充分に高められる。しかもストラ
ットバーの重量がベアリング装置とストラットタワーと
の間に介挿固定されている第1の防振ラバーに加えられ
るので、上記ベアリング装置と第1の防振ラバーとによ
って、ストラットバーの重量をマスとするダイナミック
ダンパが構成され、第1の防振ラバーのばね定数を適宜
に選択することにより、車両の上下方向の振動成分中か
らチューニングされた振動周波数の振動を吸収する。従
ってこの振動に起因する騒音が低減されるという作用が
得られる。又、上記第1の防振ラバーのばね定数を適宜
に選択することによって、上下方向の振動成分中の吸収
可能な振動周波数をチューニングすることが可能とな
る。
実施例 以下第1図に基づいて本発明にかかる自動車用ストラ
ットバーの支持構造の一実施例を、前記従来の構成と同
一の構成部分に同一の符号を付して詳述する。
図中3はストラットバー,4は車体の車幅方向左右両側
に配設されたストラットタワーであり、このストラット
タワー4の上部にはアッパインシュレータ8が配置され
ているとともに、該アッパインシュレータ8の上部に基
板9が固定され、この基板9に軸体としての螺子軸10の
基部10aが固着されている。即ち、この螺子軸10は基板
9から上方に延びており、且つ該螺子軸10の上部には雄
螺子部10aが刻設されている。
11は第1の防振ラバーであって、この第1の防振ラバ
ー11の中心部に上記螺子軸10が貫通されており、且つ第
1の防振ラバー11が基板9に接した状態として該基板9
上に支持されている。
一方、ストラットバー3の取付基板3aには、ボール1
2,12を回転自在に支持するベアリング装置13が配置され
ている。尚、上記ボール12,12は螺子軸10に当接しなが
ら上下方向にのみ回転するようにしてある。
14は第2の防振ラバーであって、該第2の防振ラバー
11はベアリング装置13の上方に位置しているとともに、
前記第1の防振ラバーと同様に中心部に螺子軸10が貫通
されている。この防振ラバー14の上部にはストッパ15が
配置されており、更に該ストッパ15の上部に突出する螺
子軸10の雄螺子部10bにナット16が螺合固定されてい
る。
従ってストラットバー3の取付基部3aに配備されたベ
アリング装置13と、ストラットタワー4上に固定された
基板9との間に介挿固定された第1の防振ラバー11とに
よって、ストラットバー3の重量をマスとするダイナミ
ックダンパが構成される。
かかるストラットバーの支持構造によれば、該ストラ
ッバー3の取付基部3a,3bと螺子軸10との間に配備され
たベアリング装置13のボール12が上下方向以外には回転
しないので、車両の前後方向及び車幅方向の剛性は充分
に高められ、しかも車両の上下方向の振動及びこの振動
に起因する騒音を上記第1の防振ラバー11及びストラッ
トバー3の重量をマスとして構成されるダイナミックダ
ンパの防振作用に基づいて低減することができる。
即ち、ストラットバー3の重量がベアリング装置13を
介して第1の防振ラバー11に加えられるので、該第1の
防振ラバー11にはダイナミックダンパとしての機能が発
生するものであって、従ってこの第1の防振ラバー11の
ばね定数を適宜に選択することによって、上下方向の振
動成分中の吸収可能な振動周波数をチューニングするこ
とが可能である。
ここで振動周波数fは ここでK:防振ラバー11のばね定数 W:ストラットバー3の重量 である。ここでストラットバー3の重量を2Kgとして実
際にチューニング可能なばね定数を演算すると、振動周
波数fが20Hzの時の第1の防振ラバー11のばね定数は0.
8Kg/mm,以下同様にfが40Hzの時の防振ラバー11のばね
定数は3.2Kg/mm,fが50Hzの時のばね定数は5.0Kg/mm,fが
70Hzの時のばね定数は9.9Kg/mm,fが90Hzのばね定数は1
6.3Kg/mmとなる。
従って車両走行時における上下方向の振動は、振動周
波数が40〜50Hzもしくは70〜90Hzにあるので、第1の防
振ラバー11のばね定数を3.2〜5.0Kg/mmもしくは9.9〜1
6.3Kg/mmに設定しておくことによってこの周波数帯の振
動を効率良く吸収することができて、例えば車室内のキ
ャビティに起因するロードノイズ等の騒音を効果的に低
減することが可能となる。
更に車両の上下方向の振動周波数が20Hz近傍において
車体の曲げモードに起因して発生するシェイク振動に対
処するためには、第1の防振ラバー11のばね定数を0.8K
g/mmにすることによってこのようなシェイク振動を効率
良く吸収することができる。
発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明にかかる自動車用ス
トラットバーの支持構造によれば、車幅方向に配置した
ストラットバーの両端部を、車体の左右両側に配設され
たストラットタワーの上部に支持したストラットバーの
支持構造において、上記ストラットタワーの上面に突設
されて上方に延びる軸体と、この軸体が貫通した状態と
してストラットタワー上面に接して配備された第1の防
振ラバーと、該第1の防振ラバー上に配備されて連結さ
れたストラットバーの端部が軸体に沿って上下方向にの
み移動可能なベアリング装置と、該ベアリング装置の上
方に位置して軸体が貫通した状態として配置された第2
の防振ラバーと、この第2の防振ラバーの上部に突出す
る軸体に設けたストッパ手段とから構成され、上記ベア
リング装置のストラットタワーとの間に介挿固定された
第1の防振ラバーとによって、ストラットバーの重量を
マスとするダイナミックダンパを構成した自動車用スト
ラットバーの支持構造にしたので、以下に記す作用効果
がもたらされる。
即ち、ストラットバーと軸体との間に配備されたベア
リング装置のボールが上下方向以外には回転しないの
で、車両の前後方向及び車幅方向の剛性を充分に高める
ことができる。更にストラットバーの重量がベアリング
装置とストラットタワーとの間に介挿固定されている第
1の防振ラバーに加えられるので、該第1の防振ラバー
にはダイナミックダンパとしての機能が発生し、車両の
上下方向の振動及びこの振動に起因する騒音を効率良く
低減することが可能となる。又、第1の防振ラバーのば
ね定数を適宜に選択することによって、上下方向の振動
成分中の吸収可能な振動周波数をチューニングすること
が可能となり、従って車種もしくは使用目的に応じて防
振ラバーのばね定数を選択することによって、希望する
防振特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる自動車用ストラットバーの支持
構造の一実施例を示す要部断面図、第2図は自動車にお
けるストラットバーの取付例を示す斜視図、第3図は従
来のストラットバーの支持構造例を示す要部斜視図であ
る。 3……ストラットバー、3a……取付基部、 4……ストラットタワー、8……アッパインシュレー
タ、9……基板、10……螺子軸(軸体)、 11……第1の防振ラバー、12……ボール、 13……ベアリング装置、14……第2の防振ラバー、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車幅方向に配置したストラットバーの両端
    部を、車体の左右両側に配設されたストラットタワーの
    上部に支持したストラットバーの支持構造において、 上記ストラットタワーの上面に突設されて上方に延びる
    軸体と、この軸体が貫通した状態としてストラットタワ
    ー上面に接して配備された第1の防振ラバーと、該第1
    の防振ラバー上に配備されて連結されたストラットバー
    の端部が軸体に沿って上下方向にのみ移動可能なベアリ
    ング装置と、該ベアリング装置の上方に位置して軸体が
    貫通した状態として配置された第2の防振ラバーと、こ
    の第2の防振ラバーの上部に突出する軸体に設けたスト
    ッパ手段とから構成され、上記ベアリング装置とストラ
    ットタワーとの間に介挿固定された第1の防振ラバーと
    によって、ストラットバーの重量をマスとするダイナミ
    ックダンパを構成したことを特徴とする自動車用ストラ
    ットバーの支持構造。
JP2034861A 1990-02-15 1990-02-15 自動車用ストラットバーの支持構造 Expired - Lifetime JP2689670B2 (ja)

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