JPS633847Y2 - - Google Patents

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JPS633847Y2
JPS633847Y2 JP5305481U JP5305481U JPS633847Y2 JP S633847 Y2 JPS633847 Y2 JP S633847Y2 JP 5305481 U JP5305481 U JP 5305481U JP 5305481 U JP5305481 U JP 5305481U JP S633847 Y2 JPS633847 Y2 JP S633847Y2
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JP
Japan
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fuel pump
subframe
rear floor
vibrations
insulator
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Expired
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JP5305481U
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JPS57165515U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、燃料タンクと機関燃料供給装置と
の間に設けられる燃料ポンプの取付構造に関す
る。
燃料ポンプの取付構造としては、従来例えば、
第1図に示すようなものが知られている。すなわ
ち、燃料ポンプ1を、ボルト等で固定したブラケ
ツト2を、ゴム等のインシユレータ3を介して車
体に直接もしくは車体に熔接した別部材に固定す
る構造となつている。
ところで、燃料ポンプは、その作動時に無視し
えない振動を発生することは良く知られていると
ころである。
したがつて、車体例えばリアフロア面に直接、
あるいはフロア面に熔接したブラケツトを介して
燃料ポンプを取付固定する従来の燃料ポンプ取付
構造にあつては、フロア自体が比較的薄い鋼板で
あるために、燃料ポンプの振動が、直接フロアに
伝わり室内騒音発生原因の一つとなつていた。こ
れを避けるために、燃料ポンプを剛性の高い箇所
たとえばリアサイドメンバに取付けることも考え
られるが、リアサイドメンバもフロアと直接連結
しているため、やはり燃料ポンプの振動はさほど
減衰せずフロアに伝わり室内騒音を低減するには
いたらない。この振動はかなり分厚いインシユレ
ータを介在させても減衰されないものである。
そこでこの考案は、剛性の高いリアサスペンシ
ヨン取付用サブフレームに燃料ポンプ支持部を設
け、この支持部にポンプを固定してフロアから離
し、前記リアサスペンシヨン取付用サブフレーム
をゴム等のインシユレータを介して車体、具体的
にはリアフロアメンバに弾性支持することによつ
て、燃料ポンプの振動にもとづく室内騒音の発生
を防止することを目的とするものである。
以下、図面にもとづいてこの考案の構成を説明
する。
第2図乃至第4図は、この考案の一実施例を示
す図である。
第2図において、6は、図示しないリアサスペ
ンシヨンを取付けるための部材であるとともに、
サイドメンバ7等と併せて車体補強に用いられる
部材で、ロツド材により形成されており、ほぼ車
輻間隔で互いに平行するサイド部分と、このサイ
ド部分に直交して設けられた二本のクロス部分と
からなるリアサスペンシヨン取付用サブフレーム
である。そして、該リアサスペンシヨン取付用サ
ブフレーム6の前記サイド部分とクロス部分とが
交叉する隅部に燃料ポンプ1を取付けるための燃
料ポンプ取付プレート5が設けられ燃料ポンプ支
持部を形成している。該燃料ポンプ支持部5は、
第3図に示すように、基部がほぼ長方形の板状材
で長辺の一側をリアサスペンシヨン取付用サブフ
レーム6のサイド部分6aに、長辺の他の一側に
設けた立上り部の端縁を、リアサスペンシヨン取
付用サブフレーム6のクロス部分6bにそれぞれ
取付固定して形成されている。なお、取付固定手
段は、熔接その他適宜手段でなされている。又、
燃料ポンプ支持部5にはポンプブラケツト10の
固定用孔12が開けられており、この孔12部分
で燃料ポンプ1がボルト締めされている。燃料ポ
ンプ1の取付いたリアサスペンシヨン取付用サブ
フレーム6は、第2図に示すように、車体に熔接
されるリアフロアメンバ7にゴム等のインシユレ
ータ8を介して取付けられる。このリアフロアメ
ンバ7は、断面チヤンネル形の部材をもつて形成
され、サイドメンバ部7aとこのサイドメンバ部
7aに直交するクロスメンバ部7bとからなつて
おり、このリヤフロアメンバ7が図示しないリヤ
フロアに熔接され、垂直断面箱形を形成して車体
の主要な強度部材を構成するようになつている。
次に、この考案の作用を説明すると、燃料ポン
プ1において発生した振動は、燃料ポンプ支持部
5を介して剛性の高いリアサスペンシヨン取付用
サブフレームに伝わり、この段階でまず、振動が
吸収される。
次いで、吸収減衰された振動は、インシユレー
タ8を介して剛性の高いリアフロアメンバ7に伝
わるが、この伝播過程では振動を吸収するゴム等
のインシユレータ8および剛性が高いので振動を
吸収しやすいリアフロアメンバ7を通過すること
になるから振動は殆んど減衰されつくして、リヤ
フロアに到達することになる。
以上、説明してきたように、この考案によれば
振動発生体である燃料ポンプを剛性の高いリアサ
スペンシヨン取付用サブフレームに支持部を設け
て取付けることにより燃料ポンプの振動が、車室
内に到達する間にリアサスペンシヨン取付用サブ
フレーム、インシユレータ、リアフロアメンバを
それぞれ介在させる構成としたために、燃料ポン
プに発生する振動は、前記の各部材を伝播通過す
るにしたがつて次々と減衰し、車体に伝わる振動
は極めて少なくなり、したがつて車室内の騒音が
減少するという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の燃料ポンプ取付構造説明図、
第2図は、この考案の全体説明図、第3図は、第
2図におけるA部拡大斜視図、第4図は、取付状
態を示す第2図におけるB−B線に沿う断面図。 1……燃料ポンプ、5……燃料ポンプ支持部、
6……リアサスペンシヨン取付用サブフレーム、
7……リアフロアメンバ、8……インシユレー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リアサスペンシヨン取付用サブフレームに燃料
    ポンプ支持部を形成し、リヤフロアパネルから離
    れた該支持部において燃料ポンプを取り付け、前
    記サブフレームをインシユレータを介してリヤフ
    ロアパネルと共に断面箱形を形成するリアフロア
    メンバに取付け固定したことを特徴とする燃料ポ
    ンプ取付構造。
JP5305481U 1981-04-15 1981-04-15 Expired JPS633847Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5305481U JPS633847Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

Applications Claiming Priority (1)

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JP5305481U JPS633847Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57165515U JPS57165515U (ja) 1982-10-19
JPS633847Y2 true JPS633847Y2 (ja) 1988-01-30

Family

ID=29849709

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JP5305481U Expired JPS633847Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3912501A1 (de) * 1989-04-17 1990-10-18 Daimler Benz Ag Anordnung eines hinterachstraegers an der karosserieunterseite eines personenkraftwagens
JP4696623B2 (ja) * 2005-03-23 2011-06-08 日産自動車株式会社 燃料ポンプ支持構造
JP6094073B2 (ja) * 2012-07-05 2017-03-15 スズキ株式会社 インストルメントパネル

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JPS57165515U (ja) 1982-10-19

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