JP3232129B2 - 農用トラクタ等のキャビン構造 - Google Patents

農用トラクタ等のキャビン構造

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  • Harvester Elements (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農用トラクタ等におい
て、オペレーターの周囲を被覆して居住性を向上するキ
ャビン構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトラクタにおいて、燃料タンクは
エンジン後部のボンネットの内部に配置されており、エ
ンジンの振動がそのまま伝達される可能性が高かったの
である。また従来は燃料タンクは一個だけであり、複数
に分離して配置することはなかったのである。また、キ
ャビンの上部に設けたエアコンユニットの吐出口は1個
であり、切換機構が付いていなかったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来技
術の不具合を解消するものであり、燃料タンクをキャビ
ンの側に一体的に設け、エンジンとキャビン内部との境
界部分に燃料タンクを配置して、防振防音の役目をさせ
るのである。また、該燃料タンクの容量のみでは足りな
い場合の為に、副燃料タンクを設け、該副燃料タンクも
キャビンフレームの中のキャビン下部フレームの部分に
固設し、キャビンを脱着すると燃料タンクと副燃料タン
クが共に外れるように構成したのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、農用トラクタ
等のキャビンを、キャビン前部フレーム5・5とキャビ
ン下部フレーム7とキャビン後部フレーム21とドアフ
レーム22と天蓋6等により構成し、該キャビンを車体
に対して防振弾性体を介してフローティングマウント
し、左右のキャビン前部フレーム5・5の間で、かつ、
側面視でキャビン前部フレーム5・5の前後に突出して
燃料タンク1を固定支持し、該燃料タンク1の前部に
は、エンジンとの間を防音と防風の為に遮蔽する遮蔽板
3を配置し、該遮蔽板3もキャビン前部フレーム5・5
の側から突出して支持したものである。
【0005】請求項2においては、請求項1記載の農用
トラクタ等のキャビン構造において、該燃料タンク1よ
りも下方のキャビン下部フレーム7の一部に、副燃料タ
ンク2を固定支持し、燃料タンク1と副燃料タンク2の
間を連結したものである。
【0006】
【作用】次に作用を説明する。本発明は燃料タンク1を
キャビンを構成するキャビン前部フレーム5・5の間に
配置し、エンジンからの防振と防音の役目をさせたので
ある。また該燃料タンク1のみでは容量が足りない場合
の為に、キャビンの下方に副燃料タンク2を配置し、燃
料容量の少ないのを補充したものである。
【0008】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明のキャ
ビンの側面図、図2は同じくキャビンの後面図、図3は
キャビン下部フレーム7と前部支持台11の部分の前面
図、図4はキャビンの天井部分に配置したエアコンユニ
ット9の側面断面図、図5はキャビン前部フレーム5・
5の間に配置した燃料タンク1の前面一部断面図、図6
はキャビン下部フレーム7と後部支持台29とキャビン
下部フレーム7のフローティングマウント状態を示す後
面図、図7はフロントダクト15の部分を示す側面断面
図である。
【0009】図1において、キャビンはキャビン前部フ
レーム5・5とキャビン下部フレーム7とキャビン後部
フレーム21とドアフレーム22と天蓋6等により構成
されている。そして本発明においては、キャビン前部フ
レーム5・5の間に燃料タンク1を配置し、該燃料タン
ク1は周囲を遮音材4により被覆しており、該燃料タン
ク1の前部には、エンジンとの間を防音と防風の為に遮
蔽する遮蔽板3を配置している。該遮蔽板3もキャビン
前部フレーム5・5の側から突出している。そして更に
燃料タンク1のみでは容量が不足するので、キャビン下
部フレーム7の下方に、キャビン下部フレーム7に固設
した状態で副燃料タンク2を設けており、該副燃料タン
ク2からエンジンに燃料を供給すべく構成している。燃
料タンク1と副燃料タンク2は連通しており、燃料タン
ク1内の燃料が副燃料タンク2に供給されるのである。
【0010】該キャビンのキャビン下部フレーム7は、
前部は前部支持台11に支持され、後部は後部支持台2
9に支持されている。そして前部支持台11とキャビン
下部フレーム7の間には、前部防振弾性体10・10が
介装されており、後部支持台29とキャビン下部フレー
ム7の間にも後部防振弾性体13・13が介装されてい
る。天蓋6と天井板18との間に、エアコンユニット9
が介装されており、該エアコンユニット9からフロント
ガラス20に向かうフロントダクト15が構成されてい
る。
【0011】図2においてはキャビンの前面図が示され
ており、前記フロントガラス20の下方に左右のサイド
ガラス19・19が配置されており、該サイドガラス1
9・19の間に燃料タンク1が支持されている。そして
更にキャビン下部フレーム7の下方で、前部支持台11
の後方部分に支持して副燃料タンク2が設けられてい
る。
【0012】図3はキャビン下部フレーム7と前部支持
台11の間を前部防振弾性体10・10によりフローテ
ィングマウントした状態を図示ており、図6において
は、キャビン下部フレーム7と後部支持台29の間を後
部防振弾性体13によりフローティングマウントした状
態を示している。図6においては、フェンダー23とキ
ャビン下部フレーム7の側からの一部からブラケット1
2が突出されており、該ブラケット12と後部支持台2
9の間に後部防振弾性体13が介装されている。このよ
うにキャビン全体が、前部防振弾性体10・10と後部
防振弾性体13によりフローティングマウントされてお
り、該キャビンに燃料タンク1と副燃料タンク2を支持
しているので、これらのタンクは振動が少ないのであ
る。
【0013】次に図4と図7において、天蓋6の部分に
設けたエアコンユニット9とフロントダクト15と切換
装置14の構成を説明する。該天蓋6と天井板18との
間にエアコンユニット9を配置する技術は公知とされて
いるのである。本発明においては、該エアコンユニット
9からの吐出ダクトをフロントダクト15とオペレータ
ー向けダクト16の2方向に分岐し、切換ダンパー8に
より切換可能としたのである。該切換ダンパー8は切換
装置14により切換可能としており、切換装置14はキ
ャビンの室内側に突出している。該切換装置14の部分
に図7に示す如く室内ランプ25が配置されている。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ので、燃料タンク1をキャビン内への騒音の侵入を阻止
する遮音壁として使用することが出来るのである。ま
た、キャビンがフローティングマウントされているの
で、燃料タンク1もフローティングマウントされた状態
となり、共振や共鳴が無くなったのである。
【0015】請求項2の如く構成したので、燃料タンク
1と副燃料タンク2を両方ともキャビンに支持している
ので、キャビンの脱着時において、タンクから燃料を抜
くことなく、取外し・取付が出来るのである。また燃料
タンク1の他に副燃料タンク2を設けたことにより、燃
料容量を増量することが出来るのである。また燃料タン
ク1が燃料切れとなった場合にも、副燃料タンク2によ
り補給することが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャビンの側面図。
【図2】同じくキャビンの後面図。
【図3】キャビン下部フレーム7と前部支持台11の部
分の前面図。
【図4】キャビンの天井部分に配置したエアコンユニッ
ト9の側面断面図。
【図5】キャビン前部フレーム5・5の間に配置した燃
料タンク1の前面一部断面図。
【図6】キャビン下部フレーム7と後部支持台29とキ
ャビン下部フレーム7のフローティングマウント状態を
示す後面図。
【図7】フロントダクト15の部分を示す側面断面図。
【符号の説明】
1 燃料タンク 2 副燃料タンク 3 遮蔽板 4 遮音材 5 キャビン前部フレーム 6 天蓋 7 キャビン下部フレーム 8 切換ダンパー 9 エアコンユニット 10 前部防振弾性体 11 前部支持台 12 ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B60H 1/00 102 B60K 15/02 B (56)参考文献 特開 昭61−21826(JP,A) 特開 平1−320926(JP,A) 実開 昭58−150521(JP,U) 実開 平1−63771(JP,U) 実開 平2−35831(JP,U) 実開 昭55−129831(JP,U) 実開 昭61−93376(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 15/00 - 15/10 A01D 41/02 A01D 41/12 A01D 67/00 A01D 67/02 B60H 1/00 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農用トラクタ等のキャビンを、キャビン
    前部フレーム5・5とキャビン下部フレーム7とキャビ
    ン後部フレーム21とドアフレーム22と天蓋6等によ
    り構成し、該キャビンを車体に対して防振弾性体を介し
    てフローティングマウントし、左右のキャビン前部フレ
    ーム5・5の間で、かつ、側面視でキャビン前部フレー
    ム5・5の前後に突出して燃料タンク1を固定支持し、
    該燃料タンク1の前部には、エンジンとの間を防音と防
    風の為に遮蔽する遮蔽板3を配置し、該遮蔽板3もキャ
    ビン前部フレーム5・5の側から突出して支持したこと
    を特徴とする農用トラクタ等のキャビン構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の農用トラクタ等のキャビ
    ン構造において、該燃料タンク1よりも下方のキャビン
    下部フレーム7の一部に、副燃料タンク2を固定支持
    し、燃料タンク1と副燃料タンク2の間を連結したこと
    を特徴とする農用トラクタ等のキャビン構造。
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