JP2000247228A - 二重床の車両 - Google Patents
二重床の車両Info
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Abstract
を得る。 【解決手段】構体床板2に立設された床受け部材11に
上方に開口した収納溝12を形成する。そして、収納溝
12に防振部材18を挿入して防振部材18に内装床板
4を載せる。また、構体床板2と内装床板4との間にダ
クト30を配置し、ダクト30を床受け部材11に支持
した。
Description
板と構体床板から浮かされた内装床板を備えた二重床の
車両に関する。
入を防止するために、特開平9−150738号公報に
あるように、構体床板と内装床板とを備えた二重床の車
両が知られている。このような二重床の車両では、構体
床板上に複数の床支持具を前後及び左右方向に所定間隔
で取り付けると共に、床支持具に上下ゴム部からなる防
振ゴムを設けている。
持具を挟むようにして設けられており、更に、上下ゴム
部を床ねじ座と押え金とにより挟み、取付ねじを床ねじ
座に螺入して防振ゴムを床支持具に取り付けるようにし
ている。また、床ねじ座に内装床板を載せて、ねじによ
り内装床板を床ねじ座に固定するようにしていた。
た従来のものでは、前後及び左右方向に所定間隔で多数
の床支持具を配置しなければならないと共に、床支持具
を防振ゴムの上下ゴム部により挟み、更にこの防振ゴム
を床ねじ座と押え金により挟むようにしているので、部
品点数が多く、取付作業が容易ではないという問題があ
った。
が容易な二重床の車両を提供することにある。
く、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即
ち、車両構体の構体床板と該構体床板から浮かされた内
装床板を備えた二重床の車両において、前記構体床板に
立設された床受け部材に上方に開口した収納溝を形成
し、該収納溝に防振部材を挿入して該防振部材に前記内
装床板を載せたことを特徴とする二重床の車両がそれで
ある。
にダクトを配置し、該ダクトを前記床受け部材に支持し
た構成としてもよい。更に、前記内装床板間に防振部材
を配置した構成としてもよい。
基づいて詳細に説明する。図1に示すように、1は鉄道
車両等の車両構体で、車両構体1には構体床板2が一体
的に形成されている。車両構体1内には、構体床板2か
ら浮かされて、内装床板4が設けられている。
に、脚部材6が立設されており、脚部材6は車両構体1
の長手方向に沿って設けられている。脚部材6には、そ
の先端に支持金具8が取り付けられており、支持金具8
には更に受け部材10が取り付けられている。尚、本実
施形態では、脚部材6、支持金具8、受け部材10によ
り床受け部材11を構成している。
2が形成されると共に、水平方向に張り出した支持部1
4が形成されている。収納溝12は車両構体1の長手方
向に沿って形成されており、収納溝12には防振部材1
6が挿入されている。防振部材16は収納溝12の長さ
で形成されており、防振部材16はゴム部18と取付座
20とを備えている。
り一体的に取り付けられており、所定間隔でねじ孔22
が形成されている。また、ゴム部18には、支持部14
と同じ高さに段部24が形成されており、支持部14に
図示しないビス等により取り付けられた固定板26がこ
の段部24に突き当てられて、防振部材16が収納溝1
2から外れないように構成されている。尚、更に、接着
剤を用いて接着するようにしてもよい。
れると共に、内装床板4に挿入されたビス28が取付座
20のねじ孔22に螺入されて内装床板4が固定されて
いる。内装床板4上には、図1に示すように、座席29
等が設けられている。構体床板2と内装床板4との間に
は、空調用等のダクト30が配置されており、ダクト3
0は支持部14にダクト30に固定された取付金具32
を介して取り付けられて、ダクト30が支持部14に支
持されている。
側に設けられた図示しない台車に載置される。図3に示
すように、走行中の騒音の発生源となる台車の近傍の内
装床板4のみを前述した防振部材16を介して構体床板
2に取り付けている。他の内装床板34は構体床板2に
防振部材16を用いることなく取り付けられている。ま
た、出入口36の内装床板38も構体床板2に防振部材
16を用いることなく取り付けられている。
16を介して取り付けられた内装床板4に振動等が伝播
するのを防ぐために、図4に示すように、両内装床板
4,34,38の間には隙間が形成され、その隙間に防
振部材40が挿入されると共に、隙間をふさぐシール部
材42も挿入されている。
の作動について説明する。車両構体1の振動により、脚
部材6、支持金具8、受け部材10が振動しても、その
振動は、防振部材16のゴム部18により減衰されるの
で、内装床板4への振動の伝播は減衰される。また、内
装床板34,38から内装床板4へも、防振部材40に
より減衰されるので、振動が伝播しにくい。従って、内
装床板4から放射される騒音等を低減することができ
る。
を、車両構体1の長手方向に沿って配置し、これを幅方
向にのみ所定間隔で並べればよいので、部品点数が少な
く、これらを配置する組立作業も容易である。また、防
振部材16を収納溝12に挿入し、固定板26により固
定すればよいので、組立が容易であると共に、工数も低
減される。更に、ダクト30の支持を床受け部材11に
より兼用するようにしているので、部品点数が更に低減
される。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
両は、床受け部材、防振部材を、車両構体の長手方向に
沿って配置し、これを幅方向に所定間隔で並べればよい
ので、部品点数が少なく、これらを配置する組立作業も
容易であるという効果を奏する。また、防振部材を収納
溝に挿入すればよいので、組立が容易であると共に、工
数も低減される。
用すると、部品点数が更に低減される。
部断面図である。
図である。
図である。
図である。
24)
く、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即
ち、車両構体の構体床板と該構体床板から浮かされた内
装床板を備えた二重床の車両において、前記構体床板に
立設された床受け部材に上方に開口した収納溝を形成
し、該収納溝に防振部材を挿入して該防振部材に前記内
装床板を載せ、前記構体床板と前記内装床板との間にダ
クトを配置し、該ダクトを前記床受け部材に支持したこ
とを特徴とする二重床の車両がそれである。
収納溝に挿入した前記防振部材の前記段部に前記床受け
部材に取り付けた固定板を突き当てて外れないようにし
た構成としてもよい。更に、前記内装床板間に防振部材
を配置した構成としてもよい。
用しているので、部品点数が更に低減される。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両構体の構体床板と該構体床板から浮
かされた内装床板を備えた二重床の車両において、 前記構体床板に立設された床受け部材に上方に開口した
収納溝を形成し、 該収納溝に防振部材を挿入して該防振部材に前記内装床
板を載せたことを特徴とする二重床の車両。 - 【請求項2】 前記構体床板と前記内装床板との間にダ
クトを配置し、該ダクトを前記床受け部材に支持したこ
とを特徴とする請求項1記載の二重床の車両。 - 【請求項3】 前記内装床板間に防振部材を配置したこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の二重床の車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11050542A JP3118227B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 二重床の車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11050542A JP3118227B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 二重床の車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000247228A true JP2000247228A (ja) | 2000-09-12 |
JP3118227B2 JP3118227B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=12861911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11050542A Expired - Lifetime JP3118227B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 二重床の車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3118227B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006240414A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Central Japan Railway Co | 鉄道車両の防振床構造 |
JP2007069664A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Central Japan Railway Co | 防振浮き床構造 |
JP2008044407A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-28 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 鉄道車両 |
JP2008094327A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | アクティブ制振装置 |
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JP2012166628A (ja) * | 2011-02-11 | 2012-09-06 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 軌条車両車体 |
JP7077393B1 (ja) * | 2020-12-23 | 2022-05-30 | 日本車輌製造株式会社 | 鉄道車両 |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP11050542A patent/JP3118227B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
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JP7077393B1 (ja) * | 2020-12-23 | 2022-05-30 | 日本車輌製造株式会社 | 鉄道車両 |
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