JP2007016854A - 振動低減構造 - Google Patents

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佑樹 石井
Hiroshi Nishino
宏 西野
Kazuhiro Yoshizumi
和洋 吉住
Hiroyuki Hosoya
浩之 細谷
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Abstract

【課題】簡易な構成においても振動の低減効果の改善を図る振動低減構造を提供する。
【解決手段】本発明の振動低減構造は、振動起振源11の脚部12からの振動を低減する据付板13の振動低減構造であって、前記脚部12の設置部に対応する位置に振動低減用突部14を形成してなるものである。前記振動低減用突部14は、例えばプレス成形により形成されてなるものであり、例えばエンジン等の起振源からの振動を効率良く低減することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばエンジン等から発生する振動を低減することができる振動低減構造に関する。
例えばエンジン等の回転機械、往復運動機械等の起振源においては、その発生する振動を低減するために、図9に示すような振動低減部材が付加されている。
図9では、エンジンを覆うクランクケース1aとオイルパン1bからなる起振源1の脚部(図示せず)の周囲に防振ゴム3を設けて、据付板4に設置されている。また、図10に示すように、前記据付板4の裏面側ではり等の補強部5を付加し、ボルト6で脚部2と締結することの提案がある。
また、放射音の振動軽減のために、パネルの両面方向に連続した無数の凹凸を形成し、同じ板厚においても曲げ剛性を向上させ、振動を小さくして、結果的に低騒音化を図ることが提案されている(特許文献1)。
特開2003−34820号公報
しかしながら、特許文献1に開示するような低減構造は、板面の全面に無数の凹凸を形成することが必要となり、手間がかかりその加工が困難であるという問題がある。
本発明は、前記問題に鑑み、簡易な構成においても振動の低減効果の改善を図る振動低減構造を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、振動起振源の脚部からの振動を低減する据付板の振動低減構造であって、前記脚部の設置部に対応する位置に振動低減用突部を形成してなることを特徴とする据付部の振動低減構造にある。
第2の発明は、第1の発明において、前記振動低減用突部が、該突部の頂部の板厚(T1)と突部の壁面の板厚(T2)とが、1:0.5以下、又は1:2以上であることを特徴とする振動低減構造にある。
第3の発明は、第2の発明において、前記頂部と前記壁面とがなす角度(α)を90〜45度とすることを特徴とする振動低減構造にある。
第4の発明は、第2の発明において、前記振動低減用突部の頂部の上面側又は下面側のいずれか一方又は両方に振動低減板を貼付けてなることを特徴とする振動低減構造にある。
第5の発明は、第4の発明において、前記振動低減板が制振動部材を介在してなることを特徴とする振動低減構造にある。
第6の発明は、第4の発明において、前記振動低減用突部が複数段形成されてなることを特徴とする振動低減構造にある。
第7の発明は、第1乃至6のいずれか一つの発明において、前記振動伝達源の脚部が防振部材で覆われてなることを特徴とする振動低減構造にある。
第8の発明は、振動伝達源の脚部からの振動を低減する振動低減構造であって、振動低減用突部を前記脚部近傍の周囲に形成してなることを特徴とする振動低減構造にある。
第9の発明は、第8の発明において、振動低減用突部を前記脚部近傍の周囲に一様に形成してなることを特徴とする振動低減構造にある。
第10の発明は、第1又は8の発明において、振動低減用突部がプレス成形により形成されてなることを特徴とする振動低減構造にある。
第11の発明は、第10の発明において、振動低減用突部の内側凹部内に防振部材を設けてなることを特徴とする振動低減構造にある。
本発明によれば、振動低減用突部を形成してなるので、例えばエンジン等の起振源からの振動を効率良く低減することができる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本発明による実施例に係る振動低減構造装置について、図面を参照して説明する。
図1は、実施例に係る振動低減構造を示す概念図である。
図1に示すように、本実施例に係る振動低減構造は、振動起振源11の脚部12からの振動を低減する据付板13の振動低減構造であって、前記脚部12の設置部に対応する位置に振動低減用突部14を形成してなるものである。前記振動低減用突部14は、例えばプレス成形等により形成されてなるものである。
前記振動低減用突部14は、図2に示すように、該振動低減用突部14の頂部14aの板厚(T1)と突部の壁面14bの板厚(T2)とが、1:0.5以下、又は1:2以上となるようにしている。
これは、板厚(T1)と突部の壁面14bの板厚(T2)とが、1:0.5以下の場合、又は1:2以上の場合には、共に、振動低減効果が発揮されないからである。
また、図2に示すように、前記頂部14aと前記壁面14bとがなす角度(α)は、90〜45度とすることが好ましい。特には、90〜60度とすることが好ましい。これは45度未満となると、振動低減効果が発揮されないからである。なお、90度に近い方程振動低減効果が高いものとなる。
また、突起14の頂部14aを厚くする方法としては、例えば図3に示すように、振動低減板15を頂部の上面又は裏面側のいずれかに溶接又は接着等により貼付するようにしてもよい。
また、前記振動低減板15は内部に制振部材を挟み込んだ制振板からなるようにしてもよい。
図3に示すような据付板13の板厚が1〜2mm程度の場合には、振動低減用突部14の幅Dは例えば20〜100mm、頂部14aの板厚(T1)が2〜3mm程度、壁面14bの板厚(T2)が1〜1.5mm程度とするようにしている。これにより、振動が1/4に低減することとなる。
また、図4に示すように、起振源11の脚部12に例えば防振ゴム等のような防振部材20を履かせるようにしてもよい。さらに、振動低減用突部14の凹部内に樹脂等のような防振材料21を充填するようにしてもよい。
また、本発明に係る振動低減用突部は一段に限定されるものではなく、複数段としてもよい。例えば図5−1、図5−2に示す場合においては、2段突起から振動低減用突部24を構成するようにしている。これにより、さらに振動低減効果を奏することとなる。
なお、図中下向きの矢印は脚部の設置方向を図示する。
また、図6−1に示すように、振動低減用突部として、突起内部に凹部34aを有するクレータ状の振動低減用突部34としてもよい。
ここで、起振源の脚部は前記凹部34a内に設置されることになる。これにより、図6−2に示すように、凹部34aに伝達した振動Sは、その周囲の凸部34bに伝わるが該凸部34bに当ってまた脚部12に戻ってくることとなり、これが繰り返されて振動が徐々に軽減されることとなる。
このクレータ状の振動低減用突部34は、図7−1及び図7−2に示すように、据付板13の脚部11の設置する全周囲に亙って囲むように設けるようにしてもよいが、図7−3に示すように、脚部の周囲に所定間隔を持って振動低減用突部34−1〜34−4が点在(本実施例では4ケ)するようにしてもよい。
また、振動低減用突部は、必ずしも起振源11側(上面側)に突部が形成するものに限定されるものではない。例えば図8に示すように、据付板13に振動低減用突部34を裏面側に突出するようにしてもよい。また、該振動低減用突部34の凹部に防振材料21を充填することにより、さらに振動軽減を図るようにしている。
このように、本発明によれば、部品点数を増加することなく、振動低減効果を発揮することができる。
本発明の適用する起振源としては、エンジン等の回転機械以外に、例えばポンプ等の往復運動機械等を例示することができる。
以上のように、本発明に係る振動低減構造は、起振源からの振動を低減することができるので、起振源を設置するマウント部に適用することができる。
実施例に係る振動低減構造を適用した据付板の概略図である。 振動低減用突部の概略図である。 振動低減用突部の断面図である。 起振源を設置した状態図である。 他の振動低減用突部の斜視図である。 他の振動低減用突部の断面図である。 他の振動低減用突部の斜視図である。 他の振動低減用突部の断面図である。 他の振動低減用突部の断面図である。 他の振動低減用突部の平面図である。 他の振動低減用突部の平面図である。 他の振動低減構造に起振源を設置した状態図である。 起振源の斜視図である。 従来の振動低減の構造図である。
符号の説明
11 振動起振源
12 脚部
13 据付板
14、24、34 振動低減用突部
15 振動低減板
20 防振部材
21 防振材料

Claims (11)

  1. 振動起振源の脚部からの振動を低減する据付板の振動低減構造であって、
    前記脚部の設置部に対応する位置に振動低減用突部を形成してなることを特徴とする据付部の振動低減構造。
  2. 請求項1において、
    前記振動低減用突部が、
    該突部の頂部の板厚(T1)と突部の壁面の板厚(T2)とが、1:0.5以下、又は1:2以上であることを特徴とする振動低減構造。
  3. 請求項2において、
    前記頂部と前記壁面とがなす角度(α)を90〜45度とすることを特徴とする振動低減構造。
  4. 請求項2において、
    前記振動低減用突部の頂部の上面側又は下面側のいずれか一方又は両方に振動低減板を貼付けてなることを特徴とする振動低減構造。
  5. 請求項4において、
    前記振動低減板が制振動部材を介在してなることを特徴とする振動低減構造。
  6. 請求項4において、
    前記振動低減用突部が複数段形成されてなることを特徴とする振動低減構造。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一つにおいて、
    前記振動伝達源の脚部が防振部材で覆われてなることを特徴とする振動低減構造。
  8. 振動伝達源の脚部からの振動を低減する振動低減構造であって、
    振動低減用突部を前記脚部近傍の周囲に形成してなることを特徴とする振動低減構造。
  9. 請求項8において、
    振動低減用突部を前記脚部近傍の周囲に一様に形成してなることを特徴とする振動低減構造。
  10. 請求項1又は8において、
    振動低減用突部がプレス成形により形成されてなることを特徴とする振動低減構造。
  11. 請求項10において、
    振動低減用突部の内側凹部内に防振部材を設けてなることを特徴とする振動低減構造。
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