JP5821521B2 - パワートレイン装置 - Google Patents
パワートレイン装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5821521B2 JP5821521B2 JP2011232744A JP2011232744A JP5821521B2 JP 5821521 B2 JP5821521 B2 JP 5821521B2 JP 2011232744 A JP2011232744 A JP 2011232744A JP 2011232744 A JP2011232744 A JP 2011232744A JP 5821521 B2 JP5821521 B2 JP 5821521B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing case
- outer edge
- cylinder block
- transmission housing
- clutch housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 58
- 230000002093 peripheral Effects 0.000 claims description 24
- 230000003014 reinforcing Effects 0.000 claims description 21
- 210000000614 Ribs Anatomy 0.000 description 20
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Images
Description
また、エンジンと、変速機を収納した変速機ハウジングケースと、クラッチを収納したクラッチハウジングケースとを備え、クラッチハウジングケースは、一端部がエンジンのシリンダブロックに取り付けられ、他端部が変速機ハウジングケースに取り付けられているパワートレイン装置の場合、エンジンの振動により最も振動する変速機ハウジングケースと、その振動源となるエンジンとの間に配置されるクラッチハウジングケースは、振動による荷重を最も受ける。
また、特許文献2に開示の技術では、ケースの外周面を屈曲させ、壁面の内外に補強用のリブを配置することで、放射音を低減しようとしている。
本発明の目的は、クラッチハウジングケースの外周面の面剛性を高めつつも、クラッチハウジングケースを型で成形して製造する場合の生産性を向上することである。
前記頂点が向き合った複数の三角形状の面の少なくとも一部は、前記シリンダブロック側の外縁部又は前記変速機ハウジングケース側の外縁部をそれぞれ前記頂点と対向する方向の底辺とし、前記頂点が向き合った複数の三角形状の面は、それぞれ前記底辺を含む仮想平面より前記頂点が外側に位置していて、隣り合う前記三角形状の面の境界は外側に向かって山をなしていて、前記シリンダブロック側の外縁部及び前記変速機ハウジングケース側の外縁部には、それぞれ前記シリンダブロック又は前記変速機ハウジングケースと前記クラッチハウジングケースとをボルトで締結するための締結部がさらに形成されていて、前記各底辺のうちの少なくとも一部は、少なくともその一端側が前記締結部に連結され、前記シリンダブロック側の外縁部又は前記変速機ハウジングケース側の外縁部をそれぞれ前記頂点と対向する方向の底辺と、前記シリンダブロック側の外縁部又は前記変速機ハウジングケース側の外縁部を前記底辺とする前記三角形状の面と隣接していて前記シリンダブロック側の外縁部又は前記変速機ハウジングケース側の外縁部を前記底辺としていない前記三角形状の面の底辺とで囲まれる前記クラッチハウジングケースの外周面に、前記頂点が一つ形成され、外側に向かって山をなして隣り合う前記三角形状の面の境界は前記締結部に向けて延びている、ことを特徴とするパワートレイン装置である。
前記シリンダブロック側の外縁部又は前記変速機ハウジングケース側の外縁部を前記底辺する前記三角形状の面と隣接していて前記シリンダブロック側の外縁部又は前記変速機ハウジングケース側の外縁部を前記底辺としていない前記三角形状の面の当該底辺が前記補強リブに連結している、ことを特徴とするようにしてもよい。
(2)の実施態様によれば、シリンダブロック側の外縁部又は変速機ハウジングケース側の外縁部を底辺としていない三角形状の面の当該底辺を補強リブと締結部に連結できるので、当該三角形状の面の剛性をさらに高めて、クラッチハウジングケースの外周面の面外振動(膜振動)や変形をさらに抑制することができる。
このパワートレイン装置1は、車両に搭載される装置であり、エンジン2と、変速機と、クラッチとを備えている。変速機は変速機ハウジングケース3内に収納されている。また、クラッチは、クラッチハウジングケース4内に収納されている。
さらに、シリンダブロック11側の外縁部21の締結部23と、変速機ハウジングケース3側の外縁部22の締結部23との間に形成された補強リブ41を備えている。そして、シリンダブロック11側の外縁部21又は変速機ハウジングケース3側の外縁部22を頂点33と対向する方向の底辺35とする三角形状の面34と隣接していて、シリンダブロック11側の外縁部21又は変速機ハウジングケース3側の外縁部22を頂点33と対向する方向の底辺35とはしていない三角形状の面34の当該底辺35が補強リブ41に連結している。
このような構成により、頂点33が向き合った各三角形状の面34の大きさや形状を不揃いにすることができ、特定の周波数で面外振動又は膜振動が集中するのを回避し、複数の三角形状の面34が共振しやすくなるのを防止することができる。
2 エンジン
3 変速機ハウジングケース
4 クラッチハウジングケース
11 シリンダブロック
23 締結部
31 シリンダブロック側の外縁部
32 変速機ハウジングケース側の外縁部
33 頂点
34 三角形状の面
35 頂点と対向する方向の底辺
36 境界
41 補強リブ
Claims (3)
- エンジンと、変速機を収納した変速機ハウジングケースと、クラッチを収納したクラッチハウジングケースとを備え、前記クラッチハウジングケースは、一端部が前記エンジンのシリンダブロックに取り付けられ、他端部が前記変速機ハウジングケースに取り付けられているパワートレイン装置において、
前記クラッチハウジングケースの外周面には、前記シリンダブロック側の外縁部と前記変速機ハウジングケース側の外縁部との間の中間位置で各頂点が向き合った複数の三角形状の面が形成されていて、
前記頂点が向き合った複数の三角形状の面の少なくとも一部は、前記シリンダブロック側の外縁部又は前記変速機ハウジングケース側の外縁部をそれぞれ前記頂点と対向する方向の底辺とし、
前記頂点が向き合った複数の三角形状の面は、それぞれ前記底辺を含む仮想平面より前記頂点が外側に位置していて、隣り合う前記三角形状の面の境界は外側に向かって山をなしていて、
前記シリンダブロック側の外縁部及び前記変速機ハウジングケース側の外縁部には、それぞれ前記シリンダブロック又は前記変速機ハウジングケースと前記クラッチハウジングケースとをボルトで締結するための締結部がさらに形成されていて、
前記各底辺のうちの少なくとも一部は、少なくともその一端側が前記締結部に連結され、
前記シリンダブロック側の外縁部又は前記変速機ハウジングケース側の外縁部をそれぞれ前記頂点と対向する方向の底辺と、
前記シリンダブロック側の外縁部又は前記変速機ハウジングケース側の外縁部を前記底辺とする前記三角形状の面と隣接していて前記シリンダブロック側の外縁部又は前記変速機ハウジングケース側の外縁部を前記底辺としていない前記三角形状の面の底辺と
で囲まれる前記クラッチハウジングケースの外周面に、前記頂点が一つ形成され、
外側に向かって山をなして隣り合う前記三角形状の面の境界は前記締結部に向けて延びている、
ことを特徴とするパワートレイン装置。 - 前記シリンダブロック側の外縁部の前記締結部と前記変速機ハウジングケース側の外縁部の前記締結部との間に形成された補強リブをさらに備え、
前記シリンダブロック側の外縁部又は前記変速機ハウジングケース側の外縁部を前記底辺する前記三角形状の面と隣接していて前記シリンダブロック側の外縁部又は前記変速機ハウジングケース側の外縁部を前記底辺としていない前記三角形状の面の当該底辺が前記補強リブに連結している、
ことを特徴とする請求項1に記載のパワートレイン装置。 - 前記頂点が向き合った複数の前記三角形状の面は、互いに大きさが異なっている、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパワートレイン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011232744A JP5821521B2 (ja) | 2011-10-24 | 2011-10-24 | パワートレイン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011232744A JP5821521B2 (ja) | 2011-10-24 | 2011-10-24 | パワートレイン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013092165A JP2013092165A (ja) | 2013-05-16 |
JP5821521B2 true JP5821521B2 (ja) | 2015-11-24 |
Family
ID=48615459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011232744A Active JP5821521B2 (ja) | 2011-10-24 | 2011-10-24 | パワートレイン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5821521B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6206300B2 (ja) * | 2014-04-04 | 2017-10-04 | スズキ株式会社 | 動力伝達装置 |
JP6248770B2 (ja) * | 2014-04-11 | 2017-12-20 | スズキ株式会社 | 動力伝達装置 |
JP6477247B2 (ja) * | 2015-05-22 | 2019-03-06 | スズキ株式会社 | パワートレイン装置 |
JP2021095857A (ja) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 株式会社クボタ | ハウジング構造 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS635935Y2 (ja) * | 1983-05-25 | 1988-02-19 | ||
JPS6246942Y2 (ja) * | 1983-07-28 | 1987-12-22 | ||
JPH0515641Y2 (ja) * | 1987-07-15 | 1993-04-23 | ||
JPH0165957U (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-27 | ||
JPH0381438U (ja) * | 1989-12-12 | 1991-08-20 | ||
JP3226705B2 (ja) * | 1994-03-16 | 2001-11-05 | 本田技研工業株式会社 | エンジンのスティフナ連結装置 |
JP3623872B2 (ja) * | 1997-02-28 | 2005-02-23 | ジヤトコ株式会社 | コンバータハウジング構造 |
JP2001246948A (ja) * | 2000-03-07 | 2001-09-11 | Suzuki Motor Corp | 変速機のフック取付構造 |
-
2011
- 2011-10-24 JP JP2011232744A patent/JP5821521B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013092165A (ja) | 2013-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5821521B2 (ja) | パワートレイン装置 | |
JP2008024047A (ja) | アンダーカバー | |
JP2008025768A (ja) | 運動機構の包囲壁 | |
JP2013028299A5 (ja) | ||
JP2017100567A (ja) | 車両用内燃機関の支持装置 | |
JP2009144639A (ja) | エンジンのオイルパン構造 | |
JP6201878B2 (ja) | トランスミッション | |
JP6615020B2 (ja) | ダイナミックダンパ | |
JP2016101795A (ja) | サスペンションメンバ | |
JP2011112014A (ja) | 内燃機関のシリンダブロック | |
JP2007032410A (ja) | オイルパン | |
JP5364027B2 (ja) | ダイナミックダンパ | |
JP6594155B2 (ja) | フライホイールハウジング | |
JP5263375B2 (ja) | アンダーカバー | |
JP7172197B2 (ja) | 内燃機関の支持構造 | |
JP2013096238A (ja) | オイルパン構造 | |
JP6293523B2 (ja) | チェーンドライブ式動力伝達機構のチェーンガイド構造 | |
JP6477247B2 (ja) | パワートレイン装置 | |
JP2013139201A (ja) | プロテクタ | |
JP7172196B2 (ja) | 内燃機関の支持構造 | |
JP6584287B2 (ja) | トランスミッションケースの増強構造 | |
JP2019116191A (ja) | 補強構造 | |
JP6332724B2 (ja) | 車両の騒音低減構造 | |
JP2008007040A (ja) | ファンシュラウドとラジエータコアサポートの固定構造 | |
JP6408026B2 (ja) | エンジンブロックおよびこれを備える内燃機関 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140625 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150331 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150515 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150908 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150921 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5821521 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |