JP3467982B2 - ダイナミックダンパー構造 - Google Patents

ダイナミックダンパー構造

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JP3467982B2 JP21577496A JP21577496A JP3467982B2 JP 3467982 B2 JP3467982 B2 JP 3467982B2 JP 21577496 A JP21577496 A JP 21577496A JP 21577496 A JP21577496 A JP 21577496A JP 3467982 B2 JP3467982 B2 JP 3467982B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16F7/10Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体振動を抑制す
るためのダイナミックダンパー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりパワートレイン側からの振動が
プロペラシャフト、アクスル、アッパーリンクを介して
車体に伝達されることが問題となっていた。具体的に
は、図10のリヤサスペンション装置を一例として示し
説明する(新版シャシの構造(I):平成7年山海堂発
行)。即ち、図示しないプロペラシャフトの後端に連結
されるリヤデファレンシャル装置は、リヤデファレンシ
ャルハウジング1内に収納支持され、リヤデファレンシ
ャル装置の両サイドギヤには左右リヤアクスルが連結さ
れ、該左右リヤアクスルはリヤデファレンシャルハウジ
ング1と一体的に設けられたリヤアクスルハウジング3
内に収納支持されている。左右リヤアクスルの端部には
左右リヤホイールハブ5が連動連結されている。前記リ
ヤアクスルハウジング3にはアッパーリンクブラケット
7が取付けられ、該アッパーリンクブラケット7には、
一端が車体側に支持されたサスペンションリンクとして
のアッパーリンク9他端が支持されている。尚、11は
ショックアブソーバ、13はコイルスプリング、15は
ロアコントロールアーム、17はラテラルコントロール
ロッドである。
【0003】そして、リヤアクスルを保持したリヤアク
スルハウジング3はアッパーリンク9、ロアコントロー
ルアーム15、ラテラルコントロールロッド17によっ
て車体側に支持されることになる。従って、パワートレ
イン側からプロペラシャフト、リヤデファレンシャル装
置、リヤアクスルを介してリヤホイールハブ5に駆動力
が伝達されるとき、パワートレイン側の振動がリヤアク
スルハウジング3からアッパーリンクブラケット7及び
アッパーリンク9を介して車体側へ伝達されるため、そ
の改善が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる場合、リヤアク
スルハウジング3などにいわゆるダイナミックダンパー
構造を設けることが考えられるが、一般的にはリヤアク
スルハウジング3の周辺にはブレーキホースなどの他部
品が密集しており、ダイナミックダンパー構造を設ける
にはスペース上困難を伴う。
【0005】又、ダイナミックダンパー構造は、制振用
のマスを有しているため、車両の後方衝突時等にマスの
動きを規制して他部品に影響を及ぼすことを抑制するこ
とが必要となるが、特別な部材を設けることは、部品点
数の大幅な増加を伴なう問題がある。
【0006】そこで、本発明は、スペース上有利に設け
ることができると共に、部品点数の大幅な増加を伴なわ
ずに後方衝突時などにも制振用のマスの動きを規制する
ことのできるダイナミックダンパー構造の提供を課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、弾性
体を介して結合されたダンパーブラケット及びマスブラ
ケットを有し、該マスブラケットに制振用のマスを支持
したダンパー用部材を備え、リヤアクスルハウジングに
設けられ一端が車体側に支持されたアッパーリンクの他
端を支持するアッパーリンクブラケットの壁部間に前記
ダンパー用部材を収納配置すると共に、前記ダンパーブ
ラケットを前記アッパーリンクブラケットに固定し、前
記ダンパーブラケットに、前記マスの端部に対向して前
記アッパーリンクブラケットの壁部と協働して前記マス
を包囲するストッパ部を設けたことを特徴とする。
【0008】従って、ダンパー用部材をアッパーリンク
ブラケットの壁部間に収納配置して取付けることができ
る。又、取付状態ではダンパーブラケットに設けたスト
ッパ部とアッパーリンクブラケットとの壁部との協働に
よりマスを包囲することができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のダイナ
ミックダンパー構造であって、前記アッパーリンクブラ
ケットは、上部に前記アッパーリンクの他端を支持する
支持部を備えて車幅方向に対向する左右側の壁部及び該
左右の壁部を連結する後側の壁部を有し、前記ダンパー
用部材は、前記左右側の壁部間に収納配置されると共
に、前記ダンパーブラケットを前記後側の壁部に固定し
たことを特徴とする。
【0010】従って、請求項1の発明の作用に加え、ダ
ンパー用部材をアッパーリンクブラケットの後側の壁部
に固定してアッパーリンクブラケットの左右の壁部間に
ダンパー用部材を収納配置することができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2記載のダイナ
ミックダンパー構造であって、前記左右の壁部は、前記
マスをカバーする大きさに形成されたことを特徴とす
る。
【0012】従って、請求項2の発明の作用に加え、車
両の後方衝突時にリヤアクスルハウジングが車両前方へ
移動したとき、前方にある他部品に対しダンパー部材の
マスよりも先にアッパーリンクブラケットの左右の壁部
を当てることができる。
【0013】請求項4の発明は、請求項3記載のダイナ
ミックダンパー構造であって、前記左右の壁部の前縁に
側方へ湾曲するカール部を設けたことを特徴とする。
【0014】従って、請求項3の発明の作用に加え、車
両の後方衝突時にリヤアクスルハウジングが前方へ移動
したとき、ダンパー部材のマスよりも先にアッパーリン
クブラケットの左右の壁部のカール部を当てることがで
きる。
【0015】請求項5の発明は、請求項2〜4のいずれ
かに記載のダイナミックダンパー構造であって、前記ダ
ンパーブラケットに、ボルト部を突設し、前記アッパー
リンクブラケットの後側の壁部に、取付穴を貫通形成
し、前記ボルト部を前記取付穴に貫通させて該ボルト部
にナットを締結することによりダンパー用部材を前記ア
ッパーリンクブラケットに固定したことを特徴とする。
【0016】従って、請求項2〜4のいずれかの発明の
作用に加え、ダンパー用部材のボルト部をアッパーリン
クブラケットの取付穴に貫通させてナットを締結するこ
とによりダンパー用部材をアッパーリンクブラケットに
固定することができる。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明では、ダンパー用部材を
アッパーリンクブラケットの壁部間に収納配置すること
ができるため、スペース上有利である。又、ダンパーブ
ラケットのストッパ部とアッパーリンクブラケットの壁
部との協働によりダンパー用部材の制振用のマスを包囲
することができるため、後方衝突時などにもマスの動き
をストッパ部と壁部とにより規制することができ、他部
品、例えば前方にある燃料タンクへのマスの干渉を防ぐ
ことができる。また、アッパーリンクブラケットの壁部
を利用してマスを包囲するから、部品点数の大幅な増加
はなく、部品管理、組付けが容易である。
【0018】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、ダンパー用部材をアッパーリンクブラケット
の後側の壁部に固定して、左右の壁部間に確実に収納配
置することができる。
【0019】請求項3の発明では、請求項2の発明の効
果に加え、車両の後方衝突時などにマスよりも先に左右
の壁部を、他部品、例えば前方の燃料タンクなどに当て
ることができ、マスの直接的な干渉を規制することがで
きる。
【0020】請求項4の発明では、請求項3の発明の効
果に加え、左右の壁部のカール部が当たることによっ
て、当たりによる他部品への影響を緩和することができ
る。
【0021】請求項5の発明では、請求項2〜4のいず
れかの発明の効果に加え、ダンパー用部材をボルト部と
ナットの締結とによって確実に固定し、左右壁部間に確
実に収納配置することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態にかか
るダイナミックダンパー構造を適用したリヤサスペンシ
ョンの一部省略斜視図を示し、図2は車両後方から見た
同一部省略概略背面図、図3はアッパーリンクブラケッ
トとダンパー用部材との関係の断面図、図4は同平面
図、図5は同底面図である。尚、図10で説明した構成
と対応する部分には同符号を付して説明し、また重複し
た説明は省略する。
【0023】一方、本発明の実施形態では、図1〜図5
のようにダンパー用部材19をアッパーリンクブラケッ
ト7に固定することによってダイナミックダンパー構造
を構成している。即ち、前記アッパーリンクブラケット
7は、車幅方向に対向する左右側の壁部21a,21
b、及び該左右側の壁部21a,21bを連結する後側
の壁部21cを有して略車体前方側へ向いた横断面略コ
字状に形成されたものである。前記左右側の壁部21
a,21bの上部には、アッパーリンク9の他端を支持
する支持部23が備えられている。前記壁部21a,2
1bの上部側には前縁に側方外側へ湾曲するカール部2
5a,25bが設けられている。壁部21a,21bの
うち車幅方向内側の右の壁部21bの前縁の下部側27
aは、前記リヤアクスルハウジング3への結合のために
そのままストレートな形状となっている。又、左の壁部
21aの下部側27bも、リヤアクスルハウジング3へ
の結合のためにカール部は設けられておらず、更にコイ
ルスプリング13への干渉を避けるために車幅方向内側
へ図4のように折曲げられた形状となっている。前記後
側の壁部21cには2個の取付穴29が貫通形成されて
いる。
【0024】前記ダンパー用部材19は支持部23の下
側において壁部21a,21b間に収納配置されたもの
である。
【0025】該ダンパー用部材19は図6〜図8のよう
になっている。図6は側面図、図7は底面図、図8は車
両前方側から見た正面図である。この図6〜図8のよう
にダンパー用部材19は、弾性体、例えばゴム31a,
31bを介して結合されたダンパーブラケット33、及
びマスブラケット35を有し、マスブラケット35に制
振用のマス37を支持したものである。
【0026】前記ダンパーブラケット33は、上下方向
に沿った支持縦板部39と支持縦板部39の上下にを折
曲げて設けられ、上下に対向する一対の上下支持横板部
41a,41bとからなり、断面コ字状に形成されてい
る。前記下支持横板部41bの前部には図6,7のよう
に幅の狭い延長部42が設けられている。前記支持縦板
部39には剛性向上のための凹部43が形成されてい
る。凹部43の上下部にボルト部45a,45bが溶接
等によって固着されている。この支持縦板部39の前面
側にも弾性体、例えばゴム31cが固着されている。
【0027】前記マスブラケット35は前記ダンパーブ
ラケット33の支持縦板部39よりも上下に短く形成さ
れて開口48を有するマス縦板部47と、マス縦板部4
7の上下部に折曲げて設けられ、上下に対向する一対の
上下マス横板部49a,49bとからなり、断面コ字状
に形成されている。
【0028】前記マス37は前記上下マス横板部49
a,49b間に配置され、全体的には略直方体状をな
し、前端は若干下方且つ左側への傾斜形状となってい
る。マス37は上下マス横板部49a,49bの前縁部
51a,51bにおいて上下マス横板部49a,49b
に溶接固定され、かつ開口48においてマス縦板部47
に溶接固定されている。前記マス37の前端部において
上縁、及び左右側縁に面取り53が設けられ、他の部品
に当たったときの影響を緩和するようにしている。
【0029】前記下支持板横板部41bの延長部42の
前端にはL字に折曲げられて延長部42に溶接などによ
って固定されたストッパ部55が設けられている。スト
ッパ部55は前記支持縦板部39の反対側で前記マス3
7の下部37a側に対向している。
【0030】そして、前記ダンパー用部材19は前記の
ようにアッパーリンクブラケット7の左右側の壁部21
a,21b間に収納配置され、ボルト部45a,45b
が後側の壁部21cの取付穴29に挿通され、ナット5
7を締結することによってダンパー用部材19は後側の
壁部21cに固定されている。
【0031】この状態で壁部21a,21bはマス37
をカバーする大きさとなっている。なお、左の壁部21
aの下部側27aは車幅方向内側へ折曲げられた構成と
なっているため、カール部25aと両立させるとマス3
7の前端下部37aが左の壁部21aから僅かに前方へ
突出した状態となる。マス37はダイナミックダンパー
として機能させるために、ある程度の大きさを必要と
し、前記下部37aの突出をマス37を小さくすること
によって防止することはできない。従って下部37aを
前記ストッパ55で前方側からカバーしている。
【0032】前記ダンパー用部材19の製造工程の概略
は図9に示してある。即ち、図9の(a)のように、ま
ずダンパーブラケット33、マスブラケット35を
(a)のように組合わせ、前記ゴム31a,31b,3
1cを加硫成形する。次いで、マス37をマスブラケッ
ト35に挿入し、マスブラケット35の前縁部51a,
51bと開口48とにおいて(b)のように溶接し、マ
ス37をマスブラケット35に固定する。次に、ストッ
パ部55をマスブラケット35の延長部42に溶接固定
して、(b)のダンパー用部材19を得ることができ
る。なお、マス37の組付けにおいてマスブラケット3
5を設けずに、ダンパーブラケット33とマス37との
間にゴム31a,31bを直接加硫成形すると、マス3
7の熱容量の大きさのために加硫成形が難かしくなる
が、マスブラケット35を設けることによって加硫成形
をスムーズに行わせることができる。
【0033】かかるダンパー用部材19を図1,図2の
ようにアッパーリンクブラケット7に組付けると、コイ
ルスプリング13とリヤアクスルハウジング33などに
よる主振動系に対してマス37とゴム31a,31bか
らなる副振動系が制振作用を奏し、ダイナミックダンパ
ーとして機能する。従って、パワートレイン系を起震源
とする振動がアッパーリンクブラケット7、アッパーリ
ンク9を介して車体側へ伝達されることを大きく抑制す
ることができる。
【0034】又、ダンパー用部材19をアッパーリンク
ブラケット7に収納配置するようにしたから、スペース
上極めて有利な設計となる。
【0035】更に、ダンパー用部材19のマス37を、
アッパーリンクブラケット7とダンパーブラケット33
及びマスブラケット35によって覆うと共に、マス37
の前部にストッパ部55を対向させ、壁部21a,21
b、支持縦板部39、ストッパ部55などによってマス
37を包囲することができ、マス37が脱落して飛散す
ることを防止できる。しかも、マス37の包囲にアッパ
ーリンクブラケット7を利用するから、部品点数の増加
を抑制することができる。
【0036】又、車両の後方衝突時に、リヤアクスルハ
ウジング3と共にリヤアッパーリンクブラケット7が前
方側へ移動するような場合、アッパーリンクブラケット
7の左右側の壁部21a,21bがマス37をカバーす
る大きさに形成されているため、他部品、例えば前方の
燃料タンクなどにはマス37によりも先に左右の壁部2
1a,21bを先に当てることができる。従って、燃料
タンクなどへの影響を極力抑制することができる。特
に、カール部25a,25bの存在によってその当たり
をより和らげることができ、他部品の損傷を大きく抑制
することができる。且つ、マス37の下部37a側にお
いてはストッパ部55が他部品に先に当たることにな
り、マス37が直接当たることによる影響を避けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるダイナミックダン
パー構造を適用したリヤサスペンションの一部省略斜視
図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるダイナミックダン
パー構造を適用したリヤサスペンション周辺の車両後方
から見た一部省略背面図である。
【図3】アッパーリンクブラケットとダンパー用部材と
の関係の断面図である。
【図4】アッパーリンクブラケットとダンパー用部材と
の関係の平面図である。
【図5】アッパーリンクブラケットとダンパー用部材と
の関係の底面図である。
【図6】ダンパー用部材の側面図である。
【図7】ダンパー用部材の底面図である。
【図8】ダンパー用部材の正面図である。
【図9】ダンパー用部材の製造方法を示す説明図であ
る。
【図10】従来例にかかるリヤサスペンション装置の斜
視図である。
【符号の説明】
3 リヤアクスルハウジング 7 アッパーリンクブラケット 9 アッパーリンク 19 ダンパー用部材 21a 左側の壁部 21b 右側の壁部 21c 後側の壁部 23 支持部 25a,25b カール部 29 取付穴 31a,31b ゴム(弾性体) 33 ダンパーブラケット 35 マスブラケット 37 マス 39 支持縦板部 41a 上支持横板部 41b 下支持横板部 45a,45b ボルト部 47 マス縦板部 48 開口 49a 上マス横板部 49b 下マス横板部 55 ストッパ部 57 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−10385(JP,A) 特開 昭59−32505(JP,A) 実開 昭63−81706(JP,U) 実開 昭63−43917(JP,U) 実開 平1−146025(JP,U) 実開 昭61−57030(JP,U) 実開 平3−75338(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 15/02 B60G 9/04 B60G 13/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性体を介して結合されたダンパーブラ
    ケット及びマスブラケットを有し、該マスブラケットに
    制振用のマスを支持したダンパー用部材を備え、 リヤアクスルハウジングに設けられ一端が車体側に支持
    されたアッパーリンクの他端を支持するアッパーリンク
    ブラケットの壁部間に前記ダンパー用部材を収納配置す
    ると共に、前記ダンパーブラケットを前記アッパーリン
    クブラケットに固定し、 前記ダンパーブラケットに、前記マスの端部に対向して
    前記アッパーリンクブラケットの壁部と協働して前記マ
    スを包囲するストッパ部を設けたことを特徴とするダイ
    ナミックダンパー構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のダイナミックダンパー構
    造であって、 前記アッパーリンクブラケットは、上部に前記アッパー
    リンクの他端を支持する支持部を備えて車幅方向に対向
    する左右側の壁部及び該左右の壁部を連結する後側の壁
    部を有し、 前記ダンパー用部材は、前記左右側の壁部間に収納配置
    されると共に、前記ダンパーブラケットを前記後側の壁
    部に固定したことを特徴とするダイナミックダンパー構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のダイナミックダンパー構
    造であって、 前記左右の壁部は、前記マスをカバーする大きさに形成
    されたことを特徴とするダイナミックダンパー構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のダイナミックダンパー構
    造であって、 前記左右の壁部の前縁に側方へ湾曲するカール部を設け
    たことを特徴とするダイナミックダンパー構造。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載のダイナ
    ミックダンパー構造であって、 前記ダンパーブラケットに、ボルト部を突設し、 前記アッパーリンクブラケットの後側の壁部に、取付穴
    を貫通形成し、 前記ボルト部を前記取付穴に貫通させて該ボルト部にナ
    ットを締結することによりダンパー用部材を前記アッパ
    ーリンクブラケットに固定したことを特徴とするダイナ
    ミックダンパー構造。
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