JPH0724442Y2 - 建設機械のフレーム装置 - Google Patents
建設機械のフレーム装置Info
- Publication number
- JPH0724442Y2 JPH0724442Y2 JP1989120590U JP12059089U JPH0724442Y2 JP H0724442 Y2 JPH0724442 Y2 JP H0724442Y2 JP 1989120590 U JP1989120590 U JP 1989120590U JP 12059089 U JP12059089 U JP 12059089U JP H0724442 Y2 JPH0724442 Y2 JP H0724442Y2
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- JP
- Japan
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- frame
- upper frame
- lower frame
- seat
- hood
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はショベルローダのような建設機械のフレーム
装置に関する。
装置に関する。
(従来の技術) 従来ショベルローダのような建設機械のフレーム装置
は,第2図に示すように車体フレームa上にエンジン室
を覆うフードbを設けて,このフードb上にシートサポ
ートcを介して運転席を取付けた構造で,車体フレーム
aとフードbは固定されている。
は,第2図に示すように車体フレームa上にエンジン室
を覆うフードbを設けて,このフードb上にシートサポ
ートcを介して運転席を取付けた構造で,車体フレーム
aとフードbは固定されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のフレーム装置では上部フレームと下部フレー
ムとに分割された構造となっていないため,運転席部分
を一体化することができず構造が複雑になると共に,運
転席を防振化して乗心地を改善するなどの対策もできな
いなどの不具合があった。
ムとに分割された構造となっていないため,運転席部分
を一体化することができず構造が複雑になると共に,運
転席を防振化して乗心地を改善するなどの対策もできな
いなどの不具合があった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、車体フレームを下部フレームと上部フレームとに分
割し,上部フレーム側に運転席を設けるようにした建設
機械のフレーム装置を提供して,構成の簡素化と乗心地
の改善を図ろうとするものである。
で、車体フレームを下部フレームと上部フレームとに分
割し,上部フレーム側に運転席を設けるようにした建設
機械のフレーム装置を提供して,構成の簡素化と乗心地
の改善を図ろうとするものである。
(課題を解決するための手段及び作用) この考案は上記目的を達成するために,車体フレームを
動力を搭載する下部フレームと,エンジン室を覆うフー
ドや運転席を設ける上部フレームとに分割し,かつ下部
フレーム上に防振部材を介して上部フレームを取付けた
ことにより,車体フレームの一部を一体化して車体フレ
ームの構造の簡素化と,製作の容易化を図ると同時に,
下部フレーム上に防振部材を介して上部フレームを設け
ることにより,下部フレーム側より振動や衝撃などが直
接上部フレーム側へ伝達されないようにして乗心地を改
善した建設機械のフレーム装置を提供するものである。
動力を搭載する下部フレームと,エンジン室を覆うフー
ドや運転席を設ける上部フレームとに分割し,かつ下部
フレーム上に防振部材を介して上部フレームを取付けた
ことにより,車体フレームの一部を一体化して車体フレ
ームの構造の簡素化と,製作の容易化を図ると同時に,
下部フレーム上に防振部材を介して上部フレームを設け
ることにより,下部フレーム側より振動や衝撃などが直
接上部フレーム側へ伝達されないようにして乗心地を改
善した建設機械のフレーム装置を提供するものである。
(実施例) この考案の一実施例を第1図を参照して詳述する。
図において1は建設機械の車体フレームで,下部フレー
ム2と,上部フレーム3とに分割されている。
ム2と,上部フレーム3とに分割されている。
下部フレーム2は両側に設けられた側板2aと,これら側
板2aの前部間を連結する前部フレーム2bおよび側板2aの
後部間を連結する後面板2cにより構成されていて,この
下部フレーム2側にエンジンなどの動力が搭載されるよ
うになっている。
板2aの前部間を連結する前部フレーム2bおよび側板2aの
後部間を連結する後面板2cにより構成されていて,この
下部フレーム2側にエンジンなどの動力が搭載されるよ
うになっている。
また上部フレーム3は下部フレーム2の上面を覆うよう
に構成されていて,フロア部3aとダッシュボード部3bを
有しており,全体が合成樹脂により一体成形されている
と共に,この上部フレーム3は複数個の防振部材4を介
して下部フレーム2のブラケット2dに取付けられてい
る。
に構成されていて,フロア部3aとダッシュボード部3bを
有しており,全体が合成樹脂により一体成形されている
と共に,この上部フレーム3は複数個の防振部材4を介
して下部フレーム2のブラケット2dに取付けられてい
る。
上記防振部材4は取付けねじ4aを有する上下座金4bの間
にゴムなどの弾性体4cを設けた構造で,下部フレーム2
側の振動や衝撃を緩衝して,上部フレーム3側へ振動や
衝撃が伝達されないようにしている。
にゴムなどの弾性体4cを設けた構造で,下部フレーム2
側の振動や衝撃を緩衝して,上部フレーム3側へ振動や
衝撃が伝達されないようにしている。
一方図中5は上部フレーム3のフロア部3aに設けられた
開口部3cを上方より覆うフロアカバー,そして6は上部
フレーム3の後部に設けられたエンジン室3dの上方を覆
うフードを示す。
開口部3cを上方より覆うフロアカバー,そして6は上部
フレーム3の後部に設けられたエンジン室3dの上方を覆
うフードを示す。
上記フード6の前側上部には凹入部6aが形成されてい
て,この凹入部6aに図示しない運転席が取付けられてい
るようになっている。
て,この凹入部6aに図示しない運転席が取付けられてい
るようになっている。
(考案の効果) この考案は以上詳述したように,車体フレーム1を下部
フレーム2と上部フレーム3とに分割し,上部フレーム
3を合成樹脂により一体成形したことから,車体フレー
ム1の一部が一体化でき,これによってフレーム構造の
大幅な簡素化が図れる。
フレーム2と上部フレーム3とに分割し,上部フレーム
3を合成樹脂により一体成形したことから,車体フレー
ム1の一部が一体化でき,これによってフレーム構造の
大幅な簡素化が図れる。
また下部フレーム2上に防振部材4を介して上部フレー
ム3を設けたことから,下部フレーム2の振動や衝撃な
どが直接上部フレーム3側へ伝達されることがないた
め,運転席における振動や騒音などが低減でき乗心地の
改善も図れるようになる。
ム3を設けたことから,下部フレーム2の振動や衝撃な
どが直接上部フレーム3側へ伝達されることがないた
め,運転席における振動や騒音などが低減でき乗心地の
改善も図れるようになる。
さらに上部フレーム3を合成樹脂で一体成形することに
より製作の容易化を図ると同時に,軽量化によって組立
てコストの低減も図れるようになる。
より製作の容易化を図ると同時に,軽量化によって組立
てコストの低減も図れるようになる。
第1図はこの考案の一実施例になるフレーム装置の分解
斜視図,第2図は従来のフレーム装置の分解斜視図であ
る。 1…車体フレーム,2…下部フレーム,3…上部フレーム,4
…防振部材,6…フード。
斜視図,第2図は従来のフレーム装置の分解斜視図であ
る。 1…車体フレーム,2…下部フレーム,3…上部フレーム,4
…防振部材,6…フード。
Claims (2)
- 【請求項1】車体フレーム1を動力を搭載する下部フレ
ーム2と,エンジン室3dを覆うフード6や運転席を設け
る上部フレーム3とに分割し,かつ下部フレーム2上に
防振部材4を介して上部フレーム3を取付けたことを特
徴とする建設機械のフレーム装置。 - 【請求項2】上部フレーム3を合成樹脂により一体成形
してなる請求項(1)記載のフレーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989120590U JPH0724442Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 建設機械のフレーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989120590U JPH0724442Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 建設機械のフレーム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0362144U JPH0362144U (ja) | 1991-06-18 |
JPH0724442Y2 true JPH0724442Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=31668661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989120590U Expired - Fee Related JPH0724442Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 建設機械のフレーム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724442Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54128101A (en) * | 1978-03-29 | 1979-10-04 | Bindeeru Shiyoukai Kk | Driver*s seat of construction and civil engineering machinery and its integral molding method |
JPS5992268A (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-28 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 車両のフレ−ム構造 |
JPS62113616A (ja) * | 1985-11-09 | 1987-05-25 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 作業車両 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51158601U (ja) * | 1975-06-12 | 1976-12-17 | ||
JPS58176147U (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-25 | 株式会社クボタ | 掘削作業車 |
-
1989
- 1989-10-17 JP JP1989120590U patent/JPH0724442Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54128101A (en) * | 1978-03-29 | 1979-10-04 | Bindeeru Shiyoukai Kk | Driver*s seat of construction and civil engineering machinery and its integral molding method |
JPS5992268A (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-28 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 車両のフレ−ム構造 |
JPS62113616A (ja) * | 1985-11-09 | 1987-05-25 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 作業車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0362144U (ja) | 1991-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |