JP2584032Y2 - パワショベルのレボルビングフレーム - Google Patents
パワショベルのレボルビングフレームInfo
- Publication number
- JP2584032Y2 JP2584032Y2 JP3450993U JP3450993U JP2584032Y2 JP 2584032 Y2 JP2584032 Y2 JP 2584032Y2 JP 3450993 U JP3450993 U JP 3450993U JP 3450993 U JP3450993 U JP 3450993U JP 2584032 Y2 JP2584032 Y2 JP 2584032Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- revolving frame
- frame
- power shovel
- fender
- counterweight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はパワショベルのレボル
ビングフレームに関する。
ビングフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来パワショベルは下部走行体上にレボ
ルビングフレームが旋回自在に設けられていて、このレ
ボルビングフレームに作業機や運転席などが設置されて
いる。また従来のレボルビングフレームは、図1に示す
ように、フレーム本体aと、フレーム本体aの両側に設
けられた左右フェンダb、フレーム本体aの後部に設け
られたカウンタウエイトc及びフレーム本体a上に搭載
された作動油タンクdなどより構成されていて、これら
部品を個々に製作した後組立てて、レボルビングフレー
ムを構成している。
ルビングフレームが旋回自在に設けられていて、このレ
ボルビングフレームに作業機や運転席などが設置されて
いる。また従来のレボルビングフレームは、図1に示す
ように、フレーム本体aと、フレーム本体aの両側に設
けられた左右フェンダb、フレーム本体aの後部に設け
られたカウンタウエイトc及びフレーム本体a上に搭載
された作動油タンクdなどより構成されていて、これら
部品を個々に製作した後組立てて、レボルビングフレー
ムを構成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記、従来のレボルビ
ングフレームは複数の部品を組立てることにより構成さ
れているため、高い剛性を得るためには部品相互を補強
する必要があり、特に超小型パワショベルのような場
合、補助によって車体が大型になるため、十分に補強で
きない不具合がある。また各部品を組立てた際、各部品
間に隙間があると外観が損なわれることから、隙間管理
に多くの工数を要して組立性が悪いなどの不具合もあっ
た。この考案はかかる不具合を改善するためになされた
もので、剛性が高くかつ組立性のよいパワショベルのレ
ボルビングフレームを提供することを目的とするもので
ある。
ングフレームは複数の部品を組立てることにより構成さ
れているため、高い剛性を得るためには部品相互を補強
する必要があり、特に超小型パワショベルのような場
合、補助によって車体が大型になるため、十分に補強で
きない不具合がある。また各部品を組立てた際、各部品
間に隙間があると外観が損なわれることから、隙間管理
に多くの工数を要して組立性が悪いなどの不具合もあっ
た。この考案はかかる不具合を改善するためになされた
もので、剛性が高くかつ組立性のよいパワショベルのレ
ボルビングフレームを提供することを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために、下部走行体上に、フレーム本体とフェン
ダ及びカウンタウエイトよりなるレボルビングフレーム
を旋回自在に設けたパワショベルにおいて、上記フレー
ム本体とフェンダ、カウンタウエイト及び作動油タンク
を鋳物により一体に形成したものである。
成するために、下部走行体上に、フレーム本体とフェン
ダ及びカウンタウエイトよりなるレボルビングフレーム
を旋回自在に設けたパワショベルにおいて、上記フレー
ム本体とフェンダ、カウンタウエイト及び作動油タンク
を鋳物により一体に形成したものである。
【0005】
【作用】上記構成により複数の部品で構成するものに比
べて部品間の補強をせずに剛性が上げられると共に、部
品間の隙間管理を必要としないため、組立性も向上す
る。
べて部品間の補強をせずに剛性が上げられると共に、部
品間の隙間管理を必要としないため、組立性も向上す
る。
【0006】
【実施例】この考案の一実施例を図2及び図3に示す図
面を参照して詳述する。これら図において1はフレーム
本体で、周囲にフェンダ1aの形成されたほぼ円筒形を
なしており、全体が鋳物により一体成形されている。上
記フレーム本体1の上面には、向って左側の前部に図示
しない作業機を取付けるためのブラケット2が突設され
ていると共に、向って右側には、上面が開口する偏平な
作動油タンク3が形成されていて、この作動油タンク3
の上面は図示しないカバーによって液密に閉鎖されるよ
うになっている。
面を参照して詳述する。これら図において1はフレーム
本体で、周囲にフェンダ1aの形成されたほぼ円筒形を
なしており、全体が鋳物により一体成形されている。上
記フレーム本体1の上面には、向って左側の前部に図示
しない作業機を取付けるためのブラケット2が突設され
ていると共に、向って右側には、上面が開口する偏平な
作動油タンク3が形成されていて、この作動油タンク3
の上面は図示しないカバーによって液密に閉鎖されるよ
うになっている。
【0007】またフレーム本体1の後部には作業機の能
力に十分見合う重量のカウンタウエイト4がフレーム本
体1と一体に成形されている。そして上記フレーム本体
1の上面に取付けられたフロアプレート上に運転席や、
作業機などを操作するための操作レバー(ともに図示せ
ず)などが設けられている。
力に十分見合う重量のカウンタウエイト4がフレーム本
体1と一体に成形されている。そして上記フレーム本体
1の上面に取付けられたフロアプレート上に運転席や、
作業機などを操作するための操作レバー(ともに図示せ
ず)などが設けられている。
【0008】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように、フレー
ム本体とフェンダ、作動油タンク及びカウンタウエイト
を一体成形することによりレボルビングフレームを構成
したことから、従来の複数の部品を組立ててレボルビン
グフレームを構成するものに比べて、部品間の補強を必
要とせずに剛性を上げることができるため、特に超小型
パワショベルにも容易に実施することができる。また各
部品間の隙間管理をしながら組立てる必要がないため、
組立性が格段に向上すると共に、各部品を別々に製作し
ていた場合に比べて安価に提供することができる。
ム本体とフェンダ、作動油タンク及びカウンタウエイト
を一体成形することによりレボルビングフレームを構成
したことから、従来の複数の部品を組立ててレボルビン
グフレームを構成するものに比べて、部品間の補強を必
要とせずに剛性を上げることができるため、特に超小型
パワショベルにも容易に実施することができる。また各
部品間の隙間管理をしながら組立てる必要がないため、
組立性が格段に向上すると共に、各部品を別々に製作し
ていた場合に比べて安価に提供することができる。
【図1】従来のパワショベルのレボルビングフレームを
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】この考案の一実施例になるパワショベルのレボ
ルビングフレームを示す斜視図である。
ルビングフレームを示す斜視図である。
【図3】図2のA方向からの矢視図である。
1 フレーム本体 1a フェンダ 3 作動油タンク 4 カウンタウエイト
Claims (1)
- 【請求項1】 下部走行体上に、フレーム本体1とフェ
ンダ1a及びカウンタウエイト4よりなるレボルビング
フレームを旋回自在に設けたパワショベルにおいて、上
記フレーム本体1とフェンダ1a、カウンタウエイト4
及び作動油タンク3を鋳物により一体に形成してなるパ
ワショベルのレボルビングフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3450993U JP2584032Y2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | パワショベルのレボルビングフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3450993U JP2584032Y2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | パワショベルのレボルビングフレーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687455U JPH0687455U (ja) | 1994-12-22 |
JP2584032Y2 true JP2584032Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=12416238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3450993U Expired - Fee Related JP2584032Y2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | パワショベルのレボルビングフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584032Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003020684A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Yanmar Co Ltd | 旋回作業車のターニングフレーム |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4524437B2 (ja) * | 2001-07-09 | 2010-08-18 | ヤンマー株式会社 | 旋回作業車のターニングフレーム |
JP2004116097A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Komatsu Ltd | 建設機械 |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP3450993U patent/JP2584032Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003020684A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Yanmar Co Ltd | 旋回作業車のターニングフレーム |
JP4576598B2 (ja) * | 2001-07-09 | 2010-11-10 | ヤンマー株式会社 | 旋回作業車のターニングフレーム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0687455U (ja) | 1994-12-22 |
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Legal Events
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