JPS6034825Y2 - スラスト調整装置 - Google Patents
スラスト調整装置Info
- Publication number
- JPS6034825Y2 JPS6034825Y2 JP1977103174U JP10317477U JPS6034825Y2 JP S6034825 Y2 JPS6034825 Y2 JP S6034825Y2 JP 1977103174 U JP1977103174 U JP 1977103174U JP 10317477 U JP10317477 U JP 10317477U JP S6034825 Y2 JPS6034825 Y2 JP S6034825Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thrust adjustment
- plate
- flat
- thrust
- adjustment plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、フライホイール等の回転体が円滑に回転でき
る様、その軸方向（以下スラスト方向と呼ぶ）の遊びを
調整するスラスト調整装置に関する。
る様、その軸方向（以下スラスト方向と呼ぶ）の遊びを
調整するスラスト調整装置に関する。
テープレコーダ等に使用されるフライホイールは磁気テ
ープを一定の速度で走行させなければならない為、円滑
な回転が要求される。
ープを一定の速度で走行させなければならない為、円滑
な回転が要求される。
ところが、スラスト方向の遊びが小さすぎると摩擦によ
り抵抗が生、じ、逆に大きすぎるとスラストガタにより
回転中に振動が発生する等して、いずれも円滑な回転の
妨げとなる。
り抵抗が生、じ、逆に大きすぎるとスラストガタにより
回転中に振動が発生する等して、いずれも円滑な回転の
妨げとなる。
この為従来は回転軸の一方を、軸方向に配置したネジで
支持し、このネジを回転させて適切なスラスト遊びを調
整していた。
支持し、このネジを回転させて適切なスラスト遊びを調
整していた。
しかし、この方法ではネジを取り付ける際のネジ込み作
業や、調整時のドライバーによる作業等が繁雑で、特に
大量生産されるテープレコーダ等にあっては、製造工程
の短縮、簡素化の上で問題点となっている。
業や、調整時のドライバーによる作業等が繁雑で、特に
大量生産されるテープレコーダ等にあっては、製造工程
の短縮、簡素化の上で問題点となっている。
本考案はフライホイールの軸の一端をスラスト調整板に
よって支持し、このスラスト調整板の取付は位置を替え
るだけでスラスト調整ができる様にし、量産面での実用
性を向上させるものである。
よって支持し、このスラスト調整板の取付は位置を替え
るだけでスラスト調整ができる様にし、量産面での実用
性を向上させるものである。
以下本考案の実施例を添付図面に従い詳細に説明する。
即ち、１はフライホイールでありこのフライホイール１
はテープレコーダ等のメインシャーシ２に取り付けた金
属筒３にその中心軸４の上方を挿入されており、垂直方
向に動くが、水平方向には動かないようにフライホイー
ル１の中心軸４は規制されている。
はテープレコーダ等のメインシャーシ２に取り付けた金
属筒３にその中心軸４の上方を挿入されており、垂直方
向に動くが、水平方向には動かないようにフライホイー
ル１の中心軸４は規制されている。
そしてこの中心軸４の下方はメインシャーシ２の側部に
取り付けたアングル５の端部に取り付けたスラスト調整
板６の上に載っている。
取り付けたアングル５の端部に取り付けたスラスト調整
板６の上に載っている。
このスラスト調整板６は本考案の中心的な構成要素であ
るため詳しく説明する。
るため詳しく説明する。
図に示すように、スラスト調整板６は２枚の平面板６ａ
、６ｂを断面路々コの字状に戊るように前面板６ｅで連
結したような形状に形成し、かつ、上記平面板６ａの先
端の平面部６ａ工の左右に順次段差をつけた平面部６
第２ｖ ６ ａ３を設けると共に上記平面板６ｂの先
端に鉤部６ｂ’を設け、一体成形により形成されている
。
、６ｂを断面路々コの字状に戊るように前面板６ｅで連
結したような形状に形成し、かつ、上記平面板６ａの先
端の平面部６ａ工の左右に順次段差をつけた平面部６
第２ｖ ６ ａ３を設けると共に上記平面板６ｂの先
端に鉤部６ｂ’を設け、一体成形により形成されている
。
そしてアングル５には孔５ａ、５ｂ、５ｃが第１因子面
図に示すように形成されアングル５の端面５ｄ、５ｅ、
５ｆからの距離１のこれらの孔５ａ、５ｂ、５ｃが設け
られこの距離１はスラスト調整板６の前面部６ｅからそ
の鉤部６ｂ’までの距離に等しい。
図に示すように形成されアングル５の端面５ｄ、５ｅ、
５ｆからの距離１のこれらの孔５ａ、５ｂ、５ｃが設け
られこの距離１はスラスト調整板６の前面部６ｅからそ
の鉤部６ｂ’までの距離に等しい。
そしてスラスト調整板６の平面板６ａと６ｂ間の間隔は
アングル５の厚さにほぼ等しいものである。
アングル５の厚さにほぼ等しいものである。
従ってスラスト調整板６をアングル５の端部５ｄから嵌
め込み鉤部６ｂ’をアングル５の孔５ａに係止させると
フライホイール１の軸４の下端とスラスト調整板６の平
面板６ａとが接触してフライホイール１は適当なスラス
ト方向の遊びをもってメインシャーシ２とアングル５間
に取り付けられる。
め込み鉤部６ｂ’をアングル５の孔５ａに係止させると
フライホイール１の軸４の下端とスラスト調整板６の平
面板６ａとが接触してフライホイール１は適当なスラス
ト方向の遊びをもってメインシャーシ２とアングル５間
に取り付けられる。
そしてスラスト方向の遊び（ガタ）が十分であると思わ
れるときはスラスト調整板６をアングル５から取り外し
、今度はスラスト調整板６をアングル５のもう１つの端
面５ｅから挿入するとスラスト調整板６の平面部６ａ３
がフライホイール１の軸４の下端に接触する。
れるときはスラスト調整板６をアングル５から取り外し
、今度はスラスト調整板６をアングル５のもう１つの端
面５ｅから挿入するとスラスト調整板６の平面部６ａ３
がフライホイール１の軸４の下端に接触する。
そうするとその平面部６ａ３は平面部６ａｘより下方に
形成されているためガタの程度が変わってくる。
形成されているためガタの程度が変わってくる。
このように本案ではアングル５の３つの端面に対して３
回調整できるものである。
回調整できるものである。
こういうスラスト調整は今までになく量産性からいえば
その簡単さからみて実用性がある。
その簡単さからみて実用性がある。
又、本考案ではスラスト調整板はアングルの先端部にこ
の先端部に設けた端面と孔に係合して支持されるため、
垂直方向へは勿論水平方向へのガタッキもなく、確実に
回転板の中心軸を支持できる。
の先端部に設けた端面と孔に係合して支持されるため、
垂直方向へは勿論水平方向へのガタッキもなく、確実に
回転板の中心軸を支持できる。
第１図は本案装置の平面図、第２図はその側面図、第３
図はスラスト調整板を示す。 １・・・・・・フライホイール、２・・・・・・メイン
シャーシ、４・・・・・・中心軸、５・・・・・・アン
グル、５ａ、５１）ｗ５ｃ・・・・・・孔、５ｃｉ、
５ｅ９５ｆ・・・・・・端面、６・・・・・・スラスト
調整板、６ａ、６ｂ・・・・・・平面板、６ａ１？ ６
ａ２９６ａ３・・・・・・平面部、６ｂ’・・・・・・
鉤部。
図はスラスト調整板を示す。 １・・・・・・フライホイール、２・・・・・・メイン
シャーシ、４・・・・・・中心軸、５・・・・・・アン
グル、５ａ、５１）ｗ５ｃ・・・・・・孔、５ｃｉ、
５ｅ９５ｆ・・・・・・端面、６・・・・・・スラスト
調整板、６ａ、６ｂ・・・・・・平面板、６ａ１？ ６
ａ２９６ａ３・・・・・・平面部、６ｂ’・・・・・・
鉤部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回転自在に取り付けられる回転板の中心軸の下方をアン
グルに設けられたスラスト調整板にて当接させて回転で
きる構成としたものにおいて、上記アングルはその先端
部周縁に複数の端面を有すると共に斯る先端部に各端面
に夫々対応する孔を設け、 又、上記スラスト調整板は２枚の平面板を断面略々コの
字状に形威し、かつ、一方の平面板の先端の平面部に順
次段差を威す複数の平面部を左右に延出して設けると共
に他方の平面板の先端に鉤部を形成して戊り、 そして、上記複数の平面部は上記スラスト調整板を上記
アングルの異なる端面に選択的に嵌め込むことにより、
上記各端面に対応する何れか一つを上記中心軸の下方に
位置する構成とし、上記スラスト調整板を上記アングル
の複数の端面の一つに嵌め込んだときその鉤部が上記孔
に嵌合して固定されると共に上記各端面に対応した上記
複数の平面部の一つで上記回転板の中心軸を支持できる
。 ようにした事を特徴とするスラスト調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977103174U JPS6034825Y2 (ja) | 1977-07-29 | 1977-07-29 | スラスト調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977103174U JPS6034825Y2 (ja) | 1977-07-29 | 1977-07-29 | スラスト調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5429248U JPS5429248U (ja) | 1979-02-26 |
| JPS6034825Y2 true JPS6034825Y2 (ja) | 1985-10-17 |
Family
ID=29043440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977103174U Expired JPS6034825Y2 (ja) | 1977-07-29 | 1977-07-29 | スラスト調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034825Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6111378U (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-23 | 幸吉 岩開 | 植木鉢支持具 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS448029Y1 (ja) * | 1966-06-10 | 1969-03-27 | ||
| JPS5212838U (ja) * | 1975-07-16 | 1977-01-29 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51153611U (ja) * | 1975-05-31 | 1976-12-08 |
-
1977
- 1977-07-29 JP JP1977103174U patent/JPS6034825Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS448029Y1 (ja) * | 1966-06-10 | 1969-03-27 | ||
| JPS5212838U (ja) * | 1975-07-16 | 1977-01-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5429248U (ja) | 1979-02-26 |
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