JPH0615300Y2 - 回転板のクリック機構 - Google Patents

回転板のクリック機構

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JPH0615300Y2
JPH0615300Y2 JP10189588U JP10189588U JPH0615300Y2 JP H0615300 Y2 JPH0615300 Y2 JP H0615300Y2 JP 10189588 U JP10189588 U JP 10189588U JP 10189588 U JP10189588 U JP 10189588U JP H0615300 Y2 JPH0615300 Y2 JP H0615300Y2
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JP
Japan
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steel ball
plate
rotating plate
click mechanism
mounting bracket
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP10189588U
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English (en)
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JPH0223720U (ja
Inventor
泰史 飛彈
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案はロータリーエンコーダ等に好適な回転板のク
リック機構に関する。
(ロ)従来技術・考案が解決しようとする問題点 従来より、回転板のクリック機構としては、例えば、第
4図乃至第6図に示すような回転板のクリック機構が提
供されていた。
図において、1は取付板、1aは取付板1に設けた孔、2
は回転板、2aは回転板2の周辺部に形成した鋸歯状の凹
凸、3は回転板2のシャフト、4は取付板1に一端を固
定した鋼球取付金具、4aは鋼球取付金具4に設けた孔、
5は取付板1に一端を固定した板バネ、5aは板バネ5に
設けた孔、6は鋼球取付金具4の孔4aと板バネ5の孔5a
とで挟持された鋼球、7は鋼球取付金具4を矢印方向
に付勢する板バネ、8はソレノイド、9はソレノイド8
のプランジャ、10はスプリングピンであって、スプリン
グピン10の一方の端部はプランジャ9に固定し、他方の
端部は鋼球取付金具4の鋼球6を回転板2に圧着するよ
うになっている。
このように構成した回転のクリック機構において、ソレ
ノイド8に正パルスが印加されるとプランジャ9が方
向に引き込まれる。したがって、スプリングピン10は鋼
球取付金具4を回転板2方向に押し下げるので、鋼球6
は回転板2の凹凸とかみ合いこのクリック機構はクリッ
ク状態となる(第5図)。
次に、逆パルスがソレノイド8に印加されると、プラン
ジャ9は方向に動くと共に板バネ7は鋼球取付金具4
を常に方向に付勢しているので鋼球取付金具4の先端
部4bは方向に動き、第6図のように鋼球6は回転板2
から離れスルー状態となる。
しかし、上記した従来のものにおいては、クリック状態
で鋼球取付金具4は板バネ7により矢印方向に付勢さ
れ、更に、回転板2の凹凸2aの凸部でも矢印方向に力
が加えられるのでスプリングピン10に過大な力が加わり
安価なソレノイド8を用いた場合ソレノイド8の保持力
が不足し、極端な場合クリック状態を保持出来ないとい
う欠点があった。
また、板バネ7は長時間の使用によりバネの力が弱くな
ることもあり、また、板バネ7は高価であるため、この
クリック機構が高価になるという欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、従来の欠点を解消した回転板の
クリック機構を提供することにある。
(ハ)問題を解決するための手段 この考案の回転板のクリック機構は、取付板と、周辺部
に鋸歯状の凹凸を形成した回転板と、取付板に一端を固
定した鋼球取付金具と、板バネと、前記鋼球取付金具と
板バネとで挟持された鋼球と、前記鋼球取付金具を介し
て鋼球を回転板におさえつけるために設けたスプリング
ピンとからなる回転板のクリック機構において、鋼球取
付金具には略L字形の引っかけ部を設けると共に取付板
には前記引っかけ部の動きを制限するための突起部を設
けたものである。
(ニ)作用 この考案によれば、鋼球取付金具には略L字形の引っか
け部を設けると共に取付板には前記引っかけ部の動きを
制限するための突起部を設けたのでスプリングピンに過
大な力が加わらないので安定したクリック状態を得るこ
とができる。
(ホ)実施例 この考案に係る回転板のクリック機構の実施例を第1図
乃至第3図に基づき説明する。
なお、従来例と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
図中、4cは鋼球取付金具4の端部付近に形成した略L字
形の引っかけ部であって取付板1上を摺動する。1cは引
っかけ部4cの摺動範囲を制限するために取付板1上に設
けた突起部である。
このように構成した回転のクリック機構において、ソレ
ノイド8に正パルスが印加されるとプランジャ9が引
き込まれる。このため、スプリングピン10は鋼球取付金
具4を回転板2方向に押し下げるので鋼球6は回転板2
の凹凸とかみ合いクリック状態となる(第2図)。
次に、逆パルスがソレノイド8に印加されるとプランジ
ャ9は方向に動くので、鋼球6は回転板2から離れク
リック状態からスルー状態になる。そして、スプリング
ピン10は鋼球取付金具4の引っかけ部4cを突起部1c側に
押し上げるが、やがて、引っかけ部4cは取付板1に設け
た突起部1cに当たる。したがって、逆パルスが印加され
た状態では、第3図に示すように、引っかけ部4cは取付
板1上の突起部1cとスプリングピン10とで挟持された状
態となるので、スプリングピン10を介してソレノイド8
に過大な力が加わるようなことがなくなる。
(ヘ)考案の効果 この考案による回転板のクリック機構によれば、鋼球取
付金具には略L字形の引っかけ部を設けると共に取付板
には前記引っかけ部の動きを制限するための突起部を設
けたので、スプリングピンを介してソレノイドに過大な
力が加わることがない。したがって、安定したクリック
状態が得られる。また、部品点数が減少したので安価な
クリック機構を提供することができる。
しかも、構造が簡単であって、また安価に構成すること
ができるため実施も容易である等の優れた特長を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案に係る回転板のクリック機
構の実施例を示し、第1図は斜視図、第2図はクリック
状態での部分正面図、第3図はスルー状態での部分正面
図である。 第4図乃至第6図は従来の実施例を示す図であって、第
4図は斜視図、第5図はクリック状態での部分正面図、
第6図はスルー状態での部分正面図である。 主な符号の説明 1:取付板、1a:孔、1c:突起部 2:回転板、3:シャフト 4:鋼球取付金具、4c:引っかけ部 5:板バネ、6:鋼球 8:ソレノイド、9:プランジャ 10:スプリングピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付板と、周辺部に鋸歯状の凹凸を形成し
    た回転板と、取付板に一端を固定した鋼球取付金具と、
    板バネと、前記鋼球取付金具と板バネとで挟持された鋼
    球と、前記鋼球取付金具を介して鋼球を回転板におさえ
    つけるために設けたスプリングピンとからなる回転板の
    クリック機構において、 鋼球取付金具には略L字形の引っかけ部を設けると共に
    取付板には前記引っかけ部の動きを制限するための突起
    部を設けたことを特徴とする回転板のクリック機構。
JP10189588U 1988-07-30 1988-07-30 回転板のクリック機構 Expired - Lifetime JPH0615300Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10189588U JPH0615300Y2 (ja) 1988-07-30 1988-07-30 回転板のクリック機構

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JP10189588U JPH0615300Y2 (ja) 1988-07-30 1988-07-30 回転板のクリック機構

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Publication Number Publication Date
JPH0223720U JPH0223720U (ja) 1990-02-16
JPH0615300Y2 true JPH0615300Y2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=31331307

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JP10189588U Expired - Lifetime JPH0615300Y2 (ja) 1988-07-30 1988-07-30 回転板のクリック機構

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2525673Y2 (ja) * 1992-10-13 1997-02-12 ダイハツ工業株式会社 車両用ドアハンドルの取付け構造
JP4237882B2 (ja) * 1999-07-26 2009-03-11 日本電産コパル株式会社 ロータリエンコーダ
JP6465357B2 (ja) * 2015-07-13 2019-02-06 株式会社東海理化電機製作所 操作装置

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JPH0223720U (ja) 1990-02-16

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