JPH039130Y2 - - Google Patents

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JPH039130Y2
JPH039130Y2 JP1984119321U JP11932184U JPH039130Y2 JP H039130 Y2 JPH039130 Y2 JP H039130Y2 JP 1984119321 U JP1984119321 U JP 1984119321U JP 11932184 U JP11932184 U JP 11932184U JP H039130 Y2 JPH039130 Y2 JP H039130Y2
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JP
Japan
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adjustment
head
height
adjustment table
chassis
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JP1984119321U
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JPS6134619U (ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、ビデオテープレコーダにおけるオー
デイオヘツドの位置および姿勢を調整してオーデ
イオヘツドに対するテープ走行状態を適正にセツ
トするためのテープ走行調整装置に関する。
(従来技術) 従来、前記調整装置としては例えば第4図およ
び第5図に示すものがある。これは、オーデイオ
ヘツド21が固定されたヘツド台座22を、左右
一対のアジマス調整ネジ23,23おゆよび前後
一対の煽り調整ネジ24,24を介して高さ調整
台25上に装着し、この調整台25を前後一対の
高さ調整ネジ26,26を介して基台27上に取
り付け、更にこの基台27を対角配置した一組の
セツトネジ28,28および長孔29,29を介
してシヤーシ30上に固定するよう構成したもの
である。
この調整装置によれば、先ず、ビデオヘツド
(図外)からオーデイオヘツド21までの距離を
調整するために基台27を長孔29,29に沿つ
て位置調整したのち、セツトネジ28,28をし
めこんでオーデイオヘツド21の対ビデオヘツド
位置(X位置と称する)を正しく調整固定する。
次に、高さ調整ネジ26,26を回動操作して調
整台25を上下に移動させ、テープ31に対する
オーデイオヘツド21の高さを適正に調整する。
尚、この調整台25は、調整ネジ26,26に外
嵌したバネ32によつて常時上方への付勢力を受
け、調整ネジ26の上方への移動に追従して調整
台25が付勢力で押しあげ移動する。次に、アジ
マス調整ネジ23,23を操作してヘツド台座2
2のテープ走行方向に対する左右傾斜を調整して
オーデイオヘツド21のテープ31に対するアジ
マス調整を行なう。そして、最後に煽り調整ネジ
24,24を操作することでヘツド台座22の前
後傾斜を調整してテープ面にオーデイオヘツド面
の倒れを修正する。
しかしながら、前記従来装置においては、次の
ような問題点があつた。
(1) ビデオヘツドに対するオーデイオヘツド21
のX位置調整のために基台27を長孔29,2
9に沿つて左右に移動させる場合に、一対の長
孔部分で均等に移動させる微少調整が難しく、
調整に手間取りやすかつた。
(2) X位置調整によつてオーデイオヘツド21は
直線的に移動させるために、オーデイオヘツド
21に対するテープ31の進入角度および逃げ
角度が変化しやすかつた。
(3) 調整台25がバネ32で突き上げ付勢支持さ
れているために、ビデオテープレコーダに振動
が加わつた場合に調整台25が振動し、オーデ
イオヘツド21がテープ31に対して振動して
音声信号が乱れたり、テープ走行制御系のサー
ボ機構が乱れたりすることがあつた。
(考案の目的) 本考案は、前記問題点を解消するためになされ
たものであつて、調整が行ない易く、かつ外部か
らの振動に対してもオーデイオヘツドの振動発生
がないテープ走行調整装置を提供することを目的
とする。
(考案の構成) 本考案は、このような目的を達成するために、
オーデイオヘツドが取り付けられたヘツド台座
と、このヘツド台座がアジマス調整自在に並びに
煽り調整自在に支持された調整台と、シヤーシに
回動のみ可能なように立設されているとともに、
上方中途部が調整台のオーデイオヘツド1に対す
るテープ巻回経路部分の曲率中心近くに螺着さ
れ、かつ回動操作されることによりシヤーシ上で
の調整台の高さを変える高さ調整ネジと、高さ調
整ネジの軸心を曲率中心として弧状に構成された
調整台の弧状外周縁に刻設されたギヤと、このギ
ヤに噛合するようシヤーシに立設され、かつ回動
操作されることにより前記調整台を前記高さ調整
ネジの軸心まわりに旋回させるピニオンとを具備
する構成とした。
(実施例) 第1図ないし第3図に本考案に係るテープ走行
調整装置が示される。オーデイオヘツド1は、正
方形のヘツド台座2上に、ほぼ対角状に取り付け
固定されている。そして、ヘツド台座2は左右一
対のアジマス調整ネジ3,3および前後一対の煽
り調整ネジ4,4を介して調整台5上に支持され
ている。調整台5は、扇形に形成されたものの
で、その弧状外周縁の円弧(曲率)中心部位には
透孔が当該調整台5の厚み方向に穿設されてい
る。前記透孔は、オーデイオヘツド1に対するテ
ープ巻回経路部分の曲率中心近くに位置するよう
設定されている。この透孔には、下記詳述するカ
ラー8が、高さ調整ネジ7の長手方向に抜け出し
不能に並びに相対回動不能に係合されている。カ
ラー8は、内周部にネジ溝が形成された円筒部
と、円筒部の両端部分に形成され半径方向外向き
に延出する鍔部とからなり、両端の鍔部で調整台
5を挟むことにより透孔に対し抜け出し不能にさ
せているとともに、円筒部を透孔に圧入すること
により透孔に対し相対回動不能にさせている。
前述の調整台5は、高さ調整ネジ7によりシヤ
ーシ6上に浮上支持されており、高さ調整ネジ7
の回動操作によりシヤーシ6上での調整台5の高
さが調整自在になつている。具体的には、高さ調
整ネジ7は、回動のみが許容されるようシヤーシ
6上に立設されている。この高さ調整ネジ7の上
方中途部分が、調整台5に固定してあるカラー8
に螺着されている。
さらに、前記調整台5は高さ調整ネジ7の軸心
まわりに旋回自在になつている。具体的には、調
整台5の弧状外周縁の一部にギヤ9が形成され、
このギヤ9に噛み合うピニオン10がシヤーシ6
上に回動操作自在に立設されている。
本考案によるテープ走行調整装置は、次のよう
に構成されており、以下のようにオーデイオヘツ
ド1の各種の位置調整が行われる。
まず、X位置調整は、ピニオン10をドライバ
ーなどで回動操作することで行う。即ち、ピニオ
ン10を回動させると、それと噛合するギヤ9を
介して高さ調整ネジ7の回りを調整台5が旋回さ
せられる。この調整台5の旋回時には高さ調整ネ
ジ7も一体的に連れ動く。この調整台5の旋回動
作により、オーデイオヘツド1の図外ビデオヘツ
ドに対する距離の調整、いわゆるX位置調整がな
される。
また、ヘツド1の高さ調整は、高さ調整ネジ7
をドライバーなどで回動操作することで行う。即
ち、高さ調整ネジ7を回動させると、高さ調整ネ
ジ7が回動するだけでその長手方向に動かないの
で、この高さ調整ネジ7に螺合したカラー8を介
して調整台5が高さ調整ネジ7の長手方向に沿つ
て昇降するよう送られる。この調整台5の昇降動
作により、シヤーシ6上でオーデイオヘツド1の
高さ調整がなされる。
ところで、X位置調整時において、調整台5を
旋回させる際、万一、高さ調整ネジ7が調整台5
とともに連れ動かなかつたとき、調整台5が僅か
ではあるが昇降する不都合が生じる。このことを
考慮して、X位置調整を行つた後で、ヘツド1の
高さ調整を行うといつた手順で作業を進めれば、
X位置調整時において前記万一の不都合、即ち昇
降ずれが発生したとしても、後で前記ずれを修生
できるので問題ない。
さらに、また、テープ11に対するオーデイオ
ヘツド1のアジマス調整および煽り調整は、従来
と同様にアジマス調整ネジ3,3によるヘツド台
座2の左右傾斜調整、および煽り調整ネジ4,4
によるヘツド台座2の前後傾斜調により行なう。
なお、上記実施例においては、カラー8を用い
て調整台5に対し高さ調整ネジ7を螺着させるよ
うにしているが、カラー8を省いて高さ調整ネジ
7を直接、調整台5に螺着させて実施することも
可能である。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば次のような効果
が奏される。
(1) 調整台5の一点旋回という一元的に確定され
た移動のみで従来手段のように調整に手間取る
ことなく、微少調整も容易で正確なヘツド位置
調整が可能となつた。
(2) テープ巻回経路部分の曲率中心近くに調整台
5の旋回中心を設定してあるので、X位置調整
によつてもテープの進入角度や逃げ角度の変化
を少なくすることができるようになつた。
(3) 調整台5の上下調整部に弾性的融通が全くな
く、オーデイオヘツド1の振動が抑御され、音
声信号の乱れやサーボ系の乱れを減少すること
ができるようになつた。
(4) 調整台5が高さ調整ネジ7とピニオン10と
で挟まれて支持されているため、調整台5の支
持状態が安定になり、ヘツド1の各種の調整を
精度良く行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るテープ走行調整装置を示
す斜視図、第2図はその平面図、第3図はその一
部切欠後面図、第4図は従来装置の平面図、第5
図はその一部切欠後面図である。 1はオーデイオヘツド、2はヘツド台座、5は
調整台、6はシヤーシ、7は調整ネジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 オーデイオヘツド1が取り付けられたヘツド台
    座2と、 このヘツド台座2がアジマス調整自在に並びに
    煽り調整自在に支持された調整台5と、 シヤーシ6に回動のみ可能なように立設されて
    いるとともに、上方中途部が調整台5のオーデイ
    オヘツド1に対するテープ巻回経路部分の曲率中
    心近くに螺着され、かつ回動操作されることによ
    りシヤーシ6上での調整台5の高さを変える高さ
    調整ネジ7と、 高さ調整ネジ7の軸心を曲率中心として弧状に
    構成された調整台5の弧状外周縁に刻設されたギ
    ヤ9と、 このギヤ9に噛合するようシヤーシ6に立設さ
    れ、かつ回動操作されることにより調整台5を高
    さ調整ネジ7の軸心まわりに旋回させるピニオン
    10と、 を具備していることを特徴とするビデオテープ
    レコーダのテープ走行調整装置。
JP11932184U 1984-07-31 1984-07-31 ビデオテ−プレコ−ダのテ−プ走行調整装置 Granted JPS6134619U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11932184U JPS6134619U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ビデオテ−プレコ−ダのテ−プ走行調整装置

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JP11932184U JPS6134619U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ビデオテ−プレコ−ダのテ−プ走行調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS6134619U JPS6134619U (ja) 1986-03-03
JPH039130Y2 true JPH039130Y2 (ja) 1991-03-07

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58161129A (ja) * 1982-03-19 1983-09-24 Hitachi Ltd 磁気ヘッド調整機構
JPS5939429B2 (ja) * 1973-02-26 1984-09-22 エフ ホフマン ラ ロシュ ウント コンパニ− アクチェン ゲゼルシャフト ベンジルピリミジンの製造方法

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5939429U (ja) * 1982-09-07 1984-03-13 松下電器産業株式会社 磁気ヘツド取付装置

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JPS58161129A (ja) * 1982-03-19 1983-09-24 Hitachi Ltd 磁気ヘッド調整機構

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JPS6134619U (ja) 1986-03-03

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