JP3026452U - テープヘッドの調整装置 - Google Patents

テープヘッドの調整装置

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JP3026452U
JP3026452U JP1995014590U JP1459095U JP3026452U JP 3026452 U JP3026452 U JP 3026452U JP 1995014590 U JP1995014590 U JP 1995014590U JP 1459095 U JP1459095 U JP 1459095U JP 3026452 U JP3026452 U JP 3026452U
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head
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tape
base plate
tape head
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JP1995014590U
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English (en)
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井 国 男 沢
橋 正 明 三
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープガイドポストがテープヘッドと共に回
動するようにしたテープヘッドの調整装置を提供する。 【解決手段】 テープヘッド33が取り付けられるヘッ
ド台板30と、前記ヘッド台板30を取り付ける基材2
0と、前記基材20とヘッド台板30との間に設けられ
たスプリング4と、前記ヘッド台板30の傾きを調整す
るために設けられた少なくとも3つの調整ねじ31a,
31b,31cとで構成したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、磁気記録再生装置のテープヘッドの調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、回転ヘッドシリンダを有するビデオテープレコーダ又はビデオテー ププレーヤのテープの調整装置は、図2,図3に示すようになっていた。 従来の技術を図2,図3に基づいて説明する。 図において、1はシャーシ。2は画像を記録又は再生するヘッドが取り付けら れているヘッドシリンダ、126は音声信号やコントロール信号の記録、再生用 のヘッドであるオーディオ・コントロールヘッド(以下、ACヘッドという)、 13は消去ヘッドであり、ヘッドシリンダ2を取り囲むようにACヘッド126 、消去ヘッド13が設けられている。 そして、上記したACヘッドの調整装置は以下のように構成されていた。 即ち、120はモータホルダーでローディングモータ259が取り付けられ、 かつ、その上面にはスプリング124及び同心のヘッド取付アーム軸123を介 してヘッド台板127がモーターホルダー120と所定の間隔で取り付けられて いる。 そして、モータホルダー120の一端にはテープガイドポスト121が立設さ れている。
【0003】 又、ヘッド台板127は図示しないスプリングを介して螺設された3本のビス 129a,129b,129cでモータホルダー120に対する傾きが調整され るように取り付けられており、前記図示しないスプリングを介してヘッド取り付 け方向に付勢されている。そして、ヘッド台板127上にはACヘッド126( オーディオ・コントロルヘッド)が立設されている。 125はX値調整ねじ(画像と音声との関係を調整するねじ)で、これを調整 することにより、ACヘッド126はヘッド取付アーム軸123を中心にしてヘ ッド台板127と共に回動する。即ち、ACヘッド126は3本のねじ129a ,129b,129cの出没で傾きが調整される。即ちACヘッド126の、ア ジマスが調整され、また、X値調整ねじ125で前記X値が調整されるように構 成している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、前記従来のテープヘッド調整装置は、X値が調整される際、ACヘ ッド126はわずかに動くがテープガイドポスト121はモータホルダー120 に立設されているため動かず、このため、テープのACヘッド126への巻付け 角度が変化し、周波数特性が変化するという欠点を有していた。
【0005】 本考案は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ は、テープガイドポストをACヘッドと共に回動させ、以って、調整を容易にす ると共に特性を安定なものとし、鮮明な画像の録画、再生を可能にした新規なテ ープヘッド調整装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案は、テープヘッドが取り付けられるヘッド台 板と、前記ヘッド台板を取り付ける基材と、前記基材とヘッド台板との間に設け られたスプリングと、前記ヘッド台板の傾きを調整するために設けられた少なく とも3つの調整ねじとで構成したことを特徴とする。
【0007】 また、前記スプリングは両端が直線で中央付近が曲折された円弧からなり、一 方の端部が曲折され、この端部がヘッド台板に設けられた孔に係止されているこ とを特徴とする。
【0008】 また、前記基材は回転軸を介して回動可能に構成すると共に、前記基材の回動 を調整するためのねじを設け、且つ、前記基材をトーションバネで一方に付勢し たことを特徴とする。
【0009】 また、前記基材にはテープガイドポストが固着されていることを特徴とする。
【0010】 また、前記テープヘッドは磁気記録再生装置のオーディオ・コントロールヘッ ドであることを特徴とする。
【0011】 本考案によれば、ヘッド受台の略中央部はスプリングで基材に対して離間する 方向に付勢されている。 この状態で3本のねじを調整することで、ヘッド受台の傾きが調整されるから 、ヘッドのアジマスは調整される。
【0012】 また、ヘッド受台はトーションバネで所定の方向に付勢され、且つ、X値調整 ねじを回転させて、前記トーションバネを微妙に調整することにより、ヘッド受 台が回動し、このためヘッド受台上のヘッドが動き、X値が調整される。 この時、ヘッド受台に固着されたテープガイドポストも同時に回動するからヘ ッドとテープガイドポストの位置関係は不動で、このため、周波数特性の変化は なく、従って、録画、再生時の特性に変化がなく、安定した記録、再生が可能に なる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案のテープヘッドの調整装置の一実施例を図1に基づき説明する。 図1(a)は要部の平面図を、図1(b)は側面図をそれぞれ示している。 図において、10はモータホルダで図示しないシャーシに固定されている。2 0はオーディオ・コントロールヘッド(以下、ACヘッドという)33が取り付 けられている基材であり、シャーシ1に対して回転軸21を軸に回動可能に構成 している。
【0014】 ACヘッド33はヘッド台板30に固着され、このヘッド台板30と基材20 との間にはスプリング4が介挿されている。そして、このスプリング4は両端が 略直線で、中央付近が曲折された円弧からなり、一方の端部がACヘッド33の 背面部に設けられた孔32に係合して、ヘッド台板30を基材20より離間する ように付勢している。 一方、32を囲むようにねじ31a,31b,31cが設けられていて、ねじ 31a,31b,31cは基材20にねじ込まれていて、ねじ31a,31b, 31cを出し入れすることによりヘッド台板30の傾きが調整出来るようになっ ている。
【0015】 一方、基材20はシャーシ1に対して回転軸21を軸として回転可能になって いて、且つ、基材20には基材20と一体に形成したアーム22が設けられてい る。 さて、モータホルダ10には切り起し11が形成され、この切り起し11にX 値調整用のねじ12が螺設されている。又、アーム22にはトーションバネ3が 取り付けられ、このトーションバネ3の先端は切り起し11とアーム22の間で 、且つ、切り起こし11に当接して、基材20を矢印A方向に付勢している。更 に、ACヘッド33の近傍にはテープガイドポスト23を固設して、ACヘッド 33に予め決められた状態でテープTが摺接するように構成している。
【0016】 このように構成したテープヘッドの調整装置では、ヘッド台板30上のACヘ ッド33は、常に基材20より離間する方向に付勢されているから、ねじ31a ,31b,31cを出没させることによりACヘッド33の傾きが所定の状態に 調整され、これによりアジマスが調整される。
【0017】 又、X値調整用のねじをトーションバネ3の付勢に抗して調整するとアーム2 2がねじ12の出し入れに応じて動き、これにより、基材20がシャーシ1に対 して回動し、これによりACヘッド33と回転ヘッド2との距離が調整される。
【0018】 この時、ACヘッド33とテープガイドポスト23との相対位置は不変である から、X値の調整に際し、テープTが予め決められた状態でACヘッド33に摺 接し、このため、X値の調整をしても周波数特性が変化せず、調整が簡単になる 。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以下のような効果を奏する。 (1) 本考案は、テープヘッドが取り付けられるヘッド台板と、前記ヘッド台板 を取り付ける基材と、前記基材とヘッド台板との間に設けられたスプリングと、 前記ヘッド台板の傾きを調整するために設けられた少なくとも3つの調整ねじと で構成したので、スプリングの数を減少させることが出来、しかも、組立ても安 価になるから、製品が安価になる。
【0020】 (2) 又、前記スプリングは両端が直線で中央付近が曲折された円弧からなり、 一方の端部が曲折され、この端部がヘッド台板に設けられた孔に係止されている ことを特徴としたので、スプリングの構成も簡単な構造にすることが出来、スプ リングを安価に製造することが可能である。
【0021】 (3) 又、前記基材は回転軸を介して回動可能に構成したので、基材を簡単な構 成で、回動出来、しかも、確実に最良位置に設定することが出来る。
【0022】 (4) 又、トーションバネが設けられているので、基材を簡単な構成で回動出来 、しかも、確実に最良位置に設定することが出来る。
【0023】 (5) 又、前記基材にはテープガイドポストが固着されているから、X値の調整 の際、周波数特性が変わらず、このため、調整工数が短くなり、製品を安価に構 成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、(a)は平面図を、
(b)は正面図をそれぞれ示す。
【図2】従来の磁気記録再生装置を示す図である。
【図3】従来のテープヘッドの調整装置の図で、(a)
は平面図を、(b)は正面図をそれぞれ示す。
【符号の説明】
3 トーションバネ 4 スプリング 10 モータホルダ 12 X値調整用のねじ 20 基材 21 回動軸 22 アーム 23 テープガイドポスト 30 ヘッド台板 31a,31b,31c ビス 32 孔 33 オーディオ・コントロールヘッド(ACヘッド)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープヘッドが取り付けられるヘッド台
    板と、前記ヘッド台板を取り付ける基材と、前記基材と
    ヘッド台板との間に設けられたスプリングと、前記ヘッ
    ド台板の傾きを調整するために設けられた少なくとも3
    つの調整ねじとで構成したことを特徴とするテープヘッ
    ドの調整装置。
  2. 【請求項2】 前記スプリングは両端が直線で中央付近
    が曲折された円弧からなり、一方の端部が曲折され、こ
    の端部がヘッド台板に設けられた孔に係止されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のテープヘッドの調整装
    置。
  3. 【請求項3】 前記基材は回転軸を介して回動可能に構
    成すると共に、前記基材の回動を調整するためのねじを
    設け、且つ、前記基材をトーションバネで一方に付勢し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載のテープヘッド
    の調整装置。
  4. 【請求項4】 前記基材にはテープガイドポストが固着
    されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    テープヘッドの調整装置。
  5. 【請求項5】 前記テープヘッドは磁気記録再生装置の
    オーディオ・コントロールヘッドであることを特徴とす
    る請求項1,2,3又は4記載のテープヘッドの調整装
    置。
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