JP2516148Y2 - 磁気ヘッドの駆動装置 - Google Patents

磁気ヘッドの駆動装置

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JP2516148Y2
JP2516148Y2 JP7758691U JP7758691U JP2516148Y2 JP 2516148 Y2 JP2516148 Y2 JP 2516148Y2 JP 7758691 U JP7758691 U JP 7758691U JP 7758691 U JP7758691 U JP 7758691U JP 2516148 Y2 JP2516148 Y2 JP 2516148Y2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は磁気ヘッドの駆動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープに回転磁気ヘッドを用いて情
報信号の記録再生を行なうようにした磁気記録再生装置
の代表例としてはビデオ・テープ・レコーダ(VTR)を
挙げることができる。そして現在のVTRは開発されて
から現在までの間の飛躍的な進歩によって画質や機能が
大幅に向上したものになっていることは周知のとおりで
あり、さらにデジタル信号を記録の対象にするデジタル
VTRについての開発が進められている現状にある。一
方、磁気テープに回転磁気ヘッドを用いて情報信号の記
録再生を行なうようにしたVTRはテレビジョン放送番
組内容の録画や、テレビジョンカメラで撮像した映像信
号の録画などのように、連続的な画像の記録のために用
いられるのが一般的であったが、VTRにおける磁気テ
ープが大きな記憶容量を有していることに着目して、V
TRを例えばデジタル情報処理装置における記憶装置、
その他の構成部材の一つとして使用する等の試みもなさ
れるようになったが、VTRをデジタル情報処理装置に
おける構成部材として、例えば「コンピュータの外部補
助記憶装置」や、「コンピュータグラフィックスの画像
を計算終了時に順次に記録し、それを連続的に再生する
ことにより動画とする装置」などに使用する場合には、
磁気テープに対する情報信号の記録が、1本の記録跡
(1トラック)〜数トラックを単位とするような記録態
様でなされることがあるために、VTRがデジタル情報
処理装置の構成部材として使用されるためには、前記の
ように例えば、1トラック〜数トラックを単位として行
なわれる情報の記録動作も高安定度で、かつ、高信頼性
で実現されるようにすることが必要とされる。
【0003】そして、磁気テープに回転磁気ヘッドを用
いて情報信号の記録再生が行なわれるVTRにおいて、
磁気テープにおける特定なトラックに対して記録を行な
ったり、あるいは磁気テープにおける特定なトラックに
記録されている記録内容の書換えを行なったりするよう
な場合に、従来、例えば予め定められた走行速度で走行
する磁気テープに回転磁気ヘッドの回転軌跡と対応して
記録形成される情報信号の記録跡と同様な情報信号の記
録跡が、前記したテープ走行方向において間欠的に所定
の距離ずつ移動した後に停止した状態の磁気テープに対
する回転磁気ヘッドの回転軌跡によって記録形成される
ように、前記した磁気テープにおけるテープ基準縁を基
準とする回転磁気ヘッドの絶対位置と対応して発生させ
た回転磁気ヘッドの位置信号に基づいて間欠記録動作時
における回転磁気ヘッドの回転軌跡を制御する駆動装置
(アクチュエータ)を備えさせたVTRが提案されてい
る。前記した回転磁気ヘッドの駆動装置としては、例え
ば特公昭58ー18686号公報に開示されているよう
な電歪物質を用いて構成した電気ー機械変換素子による
駆動装置、あるいは例えば特開昭63ー173217公
報等に開示されているような動電型の電気ー機械変換素
子による駆動装置(ボイスイルモータ)等が提案されて
いる。
【0004】そして前記した動電型の電気ー機械変換素
子による駆動装置(ボイスイルモータ)では、電歪物質
を用いて構成した電気ー機械変換素子による駆動装置に
比べて、変位を大きくできる。駆動のために高電圧を必
要としない。制御が容易である等の利点がある。図11
は前記した特開昭63ー173217号公報に開示され
ている動電型の電気ー機械変換素子による駆動装置の一
例構成を示したす図であって、図11の(a)〜(c)
に例示されている動電型の電気ー機械変換素子による駆
動装置において、Hは磁気ヘッド、1,2は非磁性体の
板ばね、3はコイルボビン、4はコイル、5〜7は磁路
部材、8,9は永久磁石、10はポールピースであっ
て、コイル4が巻回されているコイルボビン3は磁路部
材6とポールピース10との間に形成されている磁気空
隙中でコイル軸方向に変位できるように、それの両端部
付近において非磁性体の板ばね1,2によって支持され
ている。
【0005】前記した非磁性体の板ばね1は、それの一
部に磁気ヘッドHの支持部1aを突設させてある円環状
のもので、円環状部分の外周部が磁路部材5,6間に挟
着されることにより磁路部材に固着され、磁気ヘッドH
の支持部1aが切欠部11から外方に突出して磁気ヘッ
ドがHが磁気テープに接触できるようになされており、
また、前記した非磁性体の板ばね2は円環状のもので、
円環状部分の外周部が磁路部材6,7間に挟着されるこ
とにより磁路部材に固着されている。そして、前記した
円環状の非磁性体の板ばね2は、機械的インピーダンス
が低くなるように多数の円弧状の打抜部が設けられてい
る。図11に例示されている動電型の電気ー機械変換素
子による駆動装置において、コイル4に電流が流される
と、磁路部材6とポールピース10との間に形成されて
いる磁気空隙中でコイルボビン3がコイル軸の方向に変
位して磁気ヘッドHを変位させる。
【0006】ところで、前記の特許公報に記載の電歪物
質を用いて構成した電気ー機械変換素子では、電歪物質
の反り量がヒステリシス特性を示すこと、及び電歪物質
の反りの状態が温度の変化によって変化する、片持ち梁
形式であるために磁気ヘッドの変位の軌跡が円弧状とな
り、有限長の片持梁の場合には磁気ヘッドと磁気テープ
との接触状態が不良になる、等の諸問題点がある。ま
た、前記した図11を参照して説明した動電型の電気ー
機械変換素子による駆動装置においては、コイルボビン
3の両端付近が非磁性体の板ばね1,2によって支持さ
れているために、磁気ヘッドHをコイル軸と平行に変位
させることも可能であるが、前記した非磁性体の板ばね
1,2はコイルボビン3の外周と磁路部材5〜7の内周
との間の狭い部分で充分に低いコンプライアンスを有す
るものとなるように複雑な形状のばねとなされることが
必要とされる。しかしながら、前記のような複雑な形状
のばね1,2が多くの振動モードで振動するために、コ
イルボビンがコイル軸に対して傾斜した方向に動く傾向
を有しており、磁気ヘッドHの支持部1aが傾斜して磁
気ヘッドHが傾斜するようなことが生じたり、多くの振
動モードで振動することにより、高い周波数まで良好な
応答が必要とされる位置決めサーボに使用されるアクチ
ュエータ(駆動装置)には採用し難い。また、非磁性体
の板ばね1の一部を延長して、磁気ヘッドHの支持部1
aを設けているために、コイルボビン3の変位動作によ
って磁気ヘッドHの支持部1aが励振されて磁気ヘッド
Hが振動することも起こるという点が問題になる。
【0007】それで、前記した従来の磁気ヘッドの駆動
装置における問題点のない磁気ヘッドの駆動装置とし
て、本出願人会社では、先に実願平3ー29925号に
より図12の(a),(b)に示されているように、底
部に中心孔13を有する中空状のヨーク12の中空部
に、中心孔を有する永久磁石14と中心孔を有するセン
ターポール15とを、前記した各構成部分の中心孔が連
通するようにして組立てて、前記した永久磁石14とセ
ンターポール15との両者の外周面と前記したヨークの
中空部の内周面との間に構成された磁気空隙部16中で
コイルボビン17が駆動変位されるようにし、また、コ
イル18の中心軸方向に駆動変位されるコイルボビン1
7の一端部を固着させてある支持軸19を、前記した各
構成部分の中心孔内に遊嵌状態で貫通させて、前記した
支持軸19における前記したヨーク12の外部に突出し
た両端の部分を、それぞれ個別の支持部材20,21で
支持し、さらに前記したヨーク12の底部に設けられた
中心孔からヨーク12の外部に突出している支持軸の端
部に磁気ヘッドの保持体22を固着し、その磁気ヘッド
の保持体22の先端に磁気ヘッドHを固着させることに
より、磁気ヘッドHが磁路の開放端側Aとは反対側Bに
設けられた磁気ヘッドの保持体22に取付けられた状態
にして、磁気ヘッドHには漏洩磁束が与えられないよう
な構成とした磁気ヘッドの駆動装置を提案している。図
13は図12を参照して説明した磁気ヘッドの駆動装置
の分解斜視図である。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】図12及び図13を参
照して説明した既提案の磁気ヘッドの駆動装置では、図
13に示されている分解斜視図から明らかなように、コ
イルボビン17が固着されている支持軸19の一端部1
9aに設けられているねじ孔に螺入されるねじ29が支
持部材20の一端部の透孔39が貫通されることによっ
て前記のねじ29により支持軸19の一端部19aに固
着された一方の支持部材20と、前記した支持軸19に
おける角形断面の他端部19bに支持部材20の一端部
の透孔40を挿通させ、次いで前記した支持軸19の一
端部19bに磁気ヘッドの保持体22の嵌合孔41を嵌
合させた後に、ねじ30を支持軸19のねじ孔42に螺
入させることにより支持軸19の他端部19bに固着さ
れた他方の支持部材21とにおけるそれぞれのものの他
端部は、ヨーク12に突設された固定部46,45にね
じ止めされることによってヨーク12に固着されてい
る。
【0009】すなわち、前記した支持部材21の他端
は、ヨーク12に突設されている固定部45に設けられ
たねじ孔43,44に支持部材21の他端部に穿設され
ている孔33,34を合わせ、さらにその上に載せる板
体25の孔31,32を前記した孔33,34に合わせ
た後にねじ24,23によって支持部材21と固定部4
5とを固着させ、また、前記した支持部材20の他端
は、ヨーク12に突設されている固定部46(図12)
に設けられた図示されていない2個のねじ孔に支持部材
20の他端部に穿設されている孔37,38を合わせ、
さらにその上に載せる板体26の孔35,36を前記し
た孔37,38に合わせた後にねじ27,28によって
支持部材20と固定部46とを固着させる。
【0010】ところで、前述のように支持軸19の各端
部にそれぞれ支持部材の一端部を固着させた支持部材2
0,21の他端部をヨーク12に突設させた固定部4
5,46にねじ27,28、23,24を用いてねじ止
めを行なって固着させる場合には、通常、前記の固着作
用を容易に行なうことができるようにするために、支持
部材20,21に穿設する孔37,38、33,34の
径を、ねじ27,28、23,24のねじ山の径よりも
大きくしている。そのために、ヨーク12に突設された
固定部45,46に支持部材21,20の他端部を固着
させる際に、支持部材20,21の他端部に穿設されて
いる孔37,38、33,34の中心と、ヨーク12に
突設された固定部45,46に設けられているねじ孔4
3,44…の中心とがずれた状態で、ヨーク12に突設
された固定部45,46に対して支持部材21,20の
他端部が固着されてしまうことが起こる。
【0011】図14と図15とは、支持部材20,21
の他端部に穿設されている孔37,38、33,34の
中心と、ヨーク12に突設された固定部45,46に設
けられているねじ孔43,44…の中心とがずれた状態
で、支持部材21,20の他端部がヨーク12に突設さ
れた固定部45,46に固着された場合の問題点を図示
説明するための図であり、図14は支持軸19に対して
互に離隔した状態で固着されている2つの支持部材2
1,20が、図14の(a)中に実線で示されている支持
部材21及び点線で示されている支持部材20のよう
に、図14の(a)の紙面において左右方向にずれた状態
でヨーク12に突設された固定部45,46に固着され
た場合を例示したものであり、図14の(b)は縦断正面
図、図14の(d)は正面図、図14の(c)は磁気ヘッド
Hの部分の拡大図であって、図中のθは正規の位置から
の傾斜角を示している。また、図15は支持軸19に対
して互に離隔した状態で固着されている2つの支持部材
21,20が、図15の(a)中に実線で示されている支
持部材21及び点線で示されている支持部材20のよう
に、図15の(a)の紙面において上下方向にずれた状態
でヨーク12に突設された固定部45,46に固着され
た場合を例示したものであり、図15の(b)は縦断正面
図(図は横倒しの状態に示してある)、図14の(c)は
磁気ヘッドHの部分の拡大図であって、図中のθは正規
の位置からの傾斜角を示している。
【0012】支持軸19に離隔した状態で固着されてい
る2つの支持部材20,21における他端部に穿設され
ている孔37,38、33,34の中心と、ヨーク12
に突設された固定部45,46に設けられているねじ孔
43,44…の中心とがずれた状態で、支持部材21,
20の他端部がヨーク12に突設された固定部45,4
6に固着された場合には、前記した図14及び図15に
示されているところから明らかなように、磁気ヘッドH
のアジマス角度が予め定められている正規のアジマス角
度からθだけずれたり{図14の(c)参照}、あるいは磁
気ヘッドHと磁気ヘッドHとの当接の状態が垂直の状態
かららθだけずれたり{図15の(c)参照}することが
問題になり、それの解決策が求められた。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案は一端に開口部を
備えているとともに、他端の底部に中心孔を有する中空
状のヨークの中空部に、中心孔を有する磁路部材を、前
記した各構成部分の中心孔が連通している状態で、か
つ、前記した磁路部材の外周面と前記したヨークの中空
部の内周面との間に磁気空隙部が構成されている磁気回
路を構成するように配設して固着し、また、前記した磁
気空隙部中でコイルの中心軸方向に駆動変位されるコイ
ルボビンの一端部を固着させてある支持軸を、前記した
各構成部分の中心孔内に遊嵌状態で貫通させるととも
に、前記したコイルボビンに巻回されているコイルに鎖
交する磁束を前記した磁気空隙部に発生させるようにす
る手段を設け、さらに、前記したヨークの外方に突出し
た支持軸の両端の部分に個別に構成させた支持部材の取
付部に、それぞれ個別の支持部材における各一端部に構
成させてある第1の固着部を取付け、さらにまた前記し
た個別の支持部材における他端部にそれぞれ構成してあ
る第2の固着部を、前記したヨークの中空部の内周面位
置を越えた遠方の位置において、ヨークの開口部やヨー
クの底部から前記した支持軸の延長方向の外部に突出さ
せた状態の部分に、前記した支持部材の第2の固着部の
取付位置の規制手段を備えて個別に設けられているそれ
ぞれの固定部に固着し、また前記した支持軸における前
記したヨークの底部に設けられた中心孔からヨークの外
部に突出する方の端部に磁気ヘッドの保持体を固着して
なる磁気ヘッドの駆動装置を提供する。
【0014】
【作用】一端に開口部を備えているとともに、他端の底
部に中心孔を有する中空状のヨークの中空部に、中心孔
を有する磁路部材を、前記した各構成部分の中心孔が連
通している状態にするとともに、前記した磁路部材の外
周面と前記したヨークの中空部の内周面との間に磁気空
隙部が構成されている磁気回路を構成するように配設固
着する。前記した磁気空隙部中でコイルの中心軸方向に
駆動変位されるコイルボビンの一端部を固着させてある
支持軸を、前記した各構成部分の中心孔内に遊嵌状態で
貫通させ、前記したヨークの外方に突出した支持軸の両
端の部分に個別に構成させた支持部材の取付部に、それ
ぞれ個別の支持部材における各一端部に構成させてある
第1の固着部を取付ける。前記した個別の支持部材にお
ける他端部にそれぞれ構成してある第2の固着部を、前
記したヨークの中空部の内周面位置を越えた遠方の位置
において、ヨークの開口部やヨークの底部から前記した
支持軸の延長方向の外部に突出させた状態の部分に、前
記した支持部材の第2の固着部の取付位置の規制手段で
取付位置が規制された状態でそれぞれの固定部に固着す
る。それにより支持軸は正しい取付姿態で磁気空隙部中
で可動でき、磁気ヘッドと磁気テープとの当接状態も正
規の状態になされる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本考案の磁気ヘッ
ドの駆動装置の具体的な内容について詳細に説明する。
図1は本考案の磁気ヘッドの駆動装置の一実施例の縦断
面図、図2は図1に示してある磁気ヘッドの駆動装置の
分解斜視図、図3乃至図7は本考案のそれぞれ異なる実
施例の要部を示す図、図8は本考案の磁気ヘッドの駆動
装置の動作の説明に用いる図、図9は本考案の磁気ヘッ
ドの駆動装置を回転ドラムに取付けた状態を示す平面
図、図10は本考案の磁気ヘッドの駆動装置を回転ドラ
ムに取付けた状態を示す縦断側面図である。本考案の磁
気ヘッドの駆動装置の一実施例の縦断面図を示す図1
と、前記した図1に示してある磁気ヘッドの駆動装置の
分解斜視図とにおいて、12はヨークであり、このヨー
ク12は中空状で、それの底部には中心孔13が穿設さ
れている。前記したヨーク12の中空部には、中心孔を
有する永久磁石14と中心孔を有するセンターポール1
5とが、前記した各構成部分の中心孔が連通するように
して組立てられることにより、前記した永久磁石14と
センターポール15との両者の外周面と前記したヨーク
の中空部の内周面との間には磁気空隙部16が構成さ
れ、その磁気空隙16中にはコイルボビン17が挿入さ
れてコイルボビン17の中心軸方向に駆動変位できるよ
うにされる。
【0016】前記したコイルボビン17にはコイル18
が巻回されている。そして、コイルボビン17における
一方の閉塞された端部17aに穿設された孔17bに支
持軸19を挿入して、前記したコイルボビン17におけ
る一方の閉塞された端部17aと支持軸19の一端部に
設けてある鍔部17aとを密着させた状態にするととも
に、前記した支持軸19の一端部に設けてある鍔部19
aと支持軸19とに螺設されているねじ孔19bと支持
部材20の一端部に穿設されている透孔39とを合わせ
た後に、支持部材20の一端部と支持軸19の一端部に
設けてある鍔部19aとが密着された状態になるように
して、ねじ29によりコイルボビン17と支持軸19と
支持部材20とを一体的に固着する。前記した永久磁石
14とセンターポール15との両者の外周面と前記した
ヨークの中空部の内周面との間に構成された磁気空隙部
16中にコイルボビン17が挿入された状態となるよう
にして、コイルボビン17の一端部を固着させてある支
持軸19を、前記したヨーク12の中空部に固設された
永久磁石14とセンターポール15との中心孔を遊嵌状
態で貫通させる。
【0017】ヨーク12の底部に穿設されている中心孔
13から突出させた支持軸19の他端部19cに、支持
部材21の一端部に穿設した透孔40と、磁気ヘッドの
保持体22の取付部材48の中心孔49と、磁気ヘッド
の保持体22の中心孔47とを順次に挿通させた後に、
固着ねじ30を前記した支持軸19のねじ孔42に螺着
させることにより、支持部材21の一端部を前記した他
の構成部分とともに支持軸19の一端部に固着させる
と、支持軸19における前記したヨーク12の外部に突
出した両端の部分には、それぞれ個別の支持部材20,
21の各一端部が固着されている状態になされる。それ
で、前記した各支持部材20,21の各他端部をヨーク
12に突設させてある固定部46,45に対して、後述
のようにそれぞれ取付位置が規制された状態で固着する
ことにより、ヨーク12の磁路の開放端側とは反対側に
設けられている磁気ヘッドの保持体22に取付けられて
いる磁気ヘッドHは、それに漏洩磁束が与えられないよ
うな状態において、磁気テープに対して正しい姿態で当
接している状態になされる。
【0018】図3乃至図7の各図は、前述のように支持
軸19の一端部に設けられている鍔部19aに一端部が
固着されている支持部材20と、ヨーク12の底部に穿
設されている中心孔13から突出させた支持軸19の他
端部19cに一端部が固着されている支持部材21との
2つの支持部材20,21の各他端部に構成させた固着
部を正規の取付位置に容易に取付け固着できるようにし
た固定部をヨーク12に突設させた構成を有するヨーク
12を含む部分の各異なる構成態様のものを説明するた
めの図であり、まず、図3において図3の(a)は中空
状のヨーク12の中空部に、中心孔を有する永久磁石1
4と中心孔を有するセンターポール15とを前記した各
構成部分の中心孔が連通するようにして組立てて、前記
した永久磁石14とセンターポール15との両者の外周
面と前記したヨークの中空部の内周面との間に磁気空隙
部16を構成させた状態の構成部材におけるヨーク12
の開口部側からみた平面図であり、また図3の(b)は
前記した構成部材の側面図、図3の(c)は前記した構
成部材の断面図、図3の(d)は支持部材の平面図であ
る。
【0019】図3の(a)〜(c)において、ヨーク1
2における底部側から突設させてある固定部45には、
それの両側に支持部材21の取付位置を規制するための
突起部45a,45bが構成されており、また、ヨーク
12における開口部側に突設させてある固定部46に
は、それの両側に支持部材20の取付位置を規制するた
めの突起部46a,46bが構成されている。そして、
前記した固定部45における前記した突起部45aと4
5bとの間の部分には、支持部材21における固着部に
設けられている透孔33,34と対応するねじ孔43,
44(図2参照)が設けられており、また、前記した固
定部46における前記した突起部46aと46bとの間
の部分には、支持部材20における固着部に設けられて
いる透孔37,38と対応するねじ孔63,64が設け
られている。図中においてヨーク12から突設されてい
る各固定部45,46の境界の部分に付されている符号
X,Y,Zは、前記した各固定部45,46に固着され
るべき支持部材21,20における各周辺部X,Y,Z
の位置を規制する構成部を示している。この点は他の図
についても同様である。
【0020】中空状のヨーク12の中空部に、中心孔を
有する永久磁石14と中心孔を有するセンターポール1
5とを前記した各構成部分の中心孔が連通するようにし
て組立てて、前記した永久磁石14とセンターポール1
5との両者の外周面と前記したヨークの中空部の内周面
との間に磁気空隙部16を構成させた状態の構成部材
が、図3に示されているような構成態様のものを使用し
て構成される本考案の磁気ヘッドの駆動装置において
は、ヨーク12から突設されている各固定部45,46
における固定部の境界部Xと支持部材21,20のそれ
ぞれの辺Xの部分とを定盤によって一致させて支持部材
21,20のそれぞれの辺Xの位置を規制するととも
に、また、ヨーク12から突設されている各固定部4
5,46における固定部の境界部Y,Zによって支持部
材21,20の各辺Y,Zの位置の規制を行なうことに
より、磁気へッドの駆動装置における支持軸19は2枚
の支持部材20,21によって傾斜することなく良好に
支持された状態となされる。
【0021】次に、図4において図4の(a)は中空状
のヨーク12の中空部に、中心孔を有する永久磁石14
と中心孔を有するセンターポール15とを前記した各構
成部分の中心孔が連通するようにして組立てて、前記し
た永久磁石14とセンターポール15との両者の外周面
と前記したヨークの中空部の内周面との間に磁気空隙部
16を構成させた状態の構成部材におけるヨーク12の
開口部側からみた平面図であり、また図4の(b)は前
記した構成部材の側面図である。図4の(a),(b)
において、ヨーク12における底部側から突設させてあ
る固定部45には、それの片側に支持部材21の取付位
置を規制するための突起部45aが構成されており、ま
たヨーク12における開口部側に突設させてある固定部
46には、それの片側に支持部材21の取付位置を規制
するための突起部46aが構成されており、前記した固
定部45には、支持部材21における固着部に設けられ
ている透孔33,34と対応するねじ孔43,44(図
2参照)が設けられている。また前記した固定部46に
は、支持部材20における固着部に設けられている透孔
37,38と対応するねじ孔63,64が設けられてい
る。図中においてヨーク12から突設されている各固定
部45,46の境界の部分に付されている符号X,Y
は、前記した各固定部45,46に固着されるべき支持
部材21,20における各周辺部X,Yの位置を規制する
構成部を示している。
【0022】中空状のヨーク12の中空部に、中心孔を
有する永久磁石14と中心孔を有するセンターポール1
5とを前記した各構成部分の中心孔が連通するようにし
て組立てて、前記した永久磁石14とセンターポール1
5との両者の外周面と前記したヨークの中空部の内周面
との間に磁気空隙部16を構成させた状態の構成部材
が、図4に示されているような構成態様のものを使用し
て構成される本考案の磁気ヘッドの駆動装置において
は、ヨーク12から突設されている各固定部45,46
における固定部の境界部Xと支持部材21,20のそれ
ぞれの辺Xの部分とを定盤によって一致させて支持部材
21,20のそれぞれの辺Xの位置を規制するととも
に、また、ヨーク12から突設されている各固定部4
5,46における固定部の境界部Yによって支持部材2
1,20の各辺Yの位置の規制を行なうことにより、磁
気へッドの駆動装置における支持軸19は2枚の支持部
材20,21によって傾斜することなく良好に支持され
た状態となされる。
【0023】次に、図5において図5の(a)は中空状
のヨーク12の中空部に、中心孔を有する永久磁石14
と中心孔を有するセンターポール15とを前記した各構
成部分の中心孔が連通するようにして組立てて、前記し
た永久磁石14とセンターポール15との両者の外周面
と前記したヨークの中空部の内周面との間に磁気空隙部
16を構成させた状態の構成部材におけるヨーク12の
開口部側からみた平面図であり、また、図5の(b)は前
記した構成部材の側面図である。図5の(a),(b)に
おいてヨーク12における底部側から突設させてある固
定部45には、それの両側に支持部材21の取付位置を
規制するための突起部45a,45bが構成されている
とともに、後側にも位置規制用の部材45cが突設され
ている。また、ヨーク12における開口部側に突設させ
てある固定部46には、それの両側に支持部材21の取
付位置を規制するための突起部46a,46bが構成さ
れているとともに、後側にも位置規制用の部材46cが
突設されている。前記した固定部45における前記した
突起部45aと45bとの間の部分には支持部材21に
おける固着部に設けられている透孔33,34と対応す
るねじ孔43,44(図2参照)が設けられており、ま
た前記した固定部46における前記した突起部46aと
46bとの間の部分には、支持部材20における固着部
に設けられている透孔37,38と対応するねじ孔63,
64が設けられている。図中においてヨーク12から突
設されている各固定部45,46の境界の部分に付され
ている符号X,Y,Zは、前記した各固定部45,46
に固着されるべき支持部材21,20における各周辺部
X,Y,Zの位置を規制する構成部を示している。
【0024】中空状のヨーク12の中空部に、中心孔を
有する永久磁石14と中心孔を有するセンターポール1
5とを前記した各構成部分の中心孔が連通するようにし
て組立てて、前記した永久磁石14とセンターポール1
5との両者の外周面と前記したヨークの中空部の内周面
との間に磁気空隙部16を構成させた状態の構成部材
が、図5に示されているような構成態様のものを使用し
て構成される本考案の磁気ヘッドの駆動装置において
は、ヨーク12から突設されている各固定部45,46
における固定部の境界部X,Y,Zと支持部材21,20
のそれぞれの辺X,Y,Zとの位置の規制を行なうこと
により、磁気へッドの駆動装置における支持軸19は2
枚の支持部材20,21によって傾斜することなく良好
に支持された状態となされる。
【0025】次に、図6において図6の(a)は中空状
のヨーク12の中空部に、中心孔を有する永久磁石14
と中心孔を有するセンターポール15とを前記した各構
成部分の中心孔が連通するようにして組立てて、前記し
た永久磁石14とセンターポール15との両者の外周面
と前記したヨークの中空部の内周面との間に磁気空隙部
16を構成させた状態の構成部材におけるヨーク12の
開口部側からみた平面図であり、また図6の(b)は前
記した構成部材の側面図であり、さらに図6の(c)は
支持部材の平面図である。図6の(c)に示す支持部材
21(20)には位置決め用の透孔54,55が穿設さ
れている。
【0026】図6の(a),(b)において、ヨーク1
2における底部側から突設させてある固定部45には、
支持部材21の取付位置を規制するためのピン52,5
3が突設されているとともに、支持部材21における固
着部に設けられている透孔33,34と対応するねじ孔
43,44(図2参照)が設けられている。また、ヨー
ク12における開口部側に突設させてある固定部46に
は、支持部材20の取付位置を規制するためのピン5
0,51が突設されているとともに、支持部材20にお
ける固着部に設けられている透孔37,38と対応する
ねじ孔63,64が設けられている。
【0027】中空状のヨーク12の中空部に、中心孔を
有する永久磁石14と中心孔を有するセンターポール1
5とを前記した各構成部分の中心孔が連通するようにし
て組立てて、前記した永久磁石14とセンターポール1
5との両者の外周面と前記したヨークの中空部の内周面
との間に磁気空隙部16を構成させた状態の構成部材
が、図6に示されているような構成態様のものを使用し
て構成される本考案の磁気ヘッドの駆動装置において
は、ヨーク12から突設されている固定部45と固定部
46とに突設されている位置決め用のピン52,53と
位置決め用のピン50,51とに、支持部材20,21
に穿設されている位置決め用の透孔54,55とを挿入
させることにより、磁気へッドの駆動装置における支持
軸19は2枚の支持部材20,21によって傾斜するこ
となく良好に支持された状態となされる。
【0028】次に、図7において図7の(a)は中空状
のヨーク12の中空部に、中心孔を有する永久磁石14
と中心孔を有するセンターポール15とを前記した各構
成部分の中心孔が連通するようにして組立てて、前記し
た永久磁石14とセンターポール15との両者の外周面
と前記したヨークの中空部の内周面との間に磁気空隙部
16を構成させた状態の構成部材におけるヨーク12の
開口部側からみた平面図であり、また図7の(b)は前
記した構成部材の側面図、図7の(c)は前記した構成
部材の断面図、図7の(d)は支持部材の平面図であ
る。図7の(d)に示す支持部材21(20)のXで示
す辺は位置決め用の辺である。
【0029】図7の(a)においてヨーク12における
底部側から突設させてある固定部45には、支持部材2
1の取付位置を規制するため辺Xが設けられているとと
もに支持部材21における固着部に設けられている透孔
33,34と対応するねじ孔43,44(図2参照)が
設けられている。また、ヨーク12における開口部側に
突設させてある固定部46には、支持部材20の取付位
置を規制するため辺Xが設けられているとともに、支持
部材20における固着部に設けられている透孔37,3
8と対応するねじ孔63,64が設けられている。
【0030】中空状のヨーク12の中空部に、中心孔を
有する永久磁石14と中心孔を有するセンターポール1
5とを前記した各構成部分の中心孔が連通するようにし
て組立てて、前記した永久磁石14とセンターポール1
5との両者の外周面と前記したヨークの中空部の内周面
との間に磁気空隙部16を構成させた状態の構成部材
が、図7に示されているような構成態様のものを使用し
て構成される本考案の磁気ヘッドの駆動装置において
は、ヨーク12から突設されている固定部45と固定部
46とに設けられている位置決め用の辺Xと、支持部材
20,21に設けられている位置決め用の辺Xとを定盤
を用いて一致させることにより、磁気へッドの駆動装置
における支持軸19は2枚の支持部材20,21によっ
て傾斜することなく良好に支持された状態となされる。
【0031】図8は前記した本考案の磁気ヘッドの駆動
装置の動作時における磁気ヘッドHの駆動状態を図示説
明している図であり、この図8から明らかなように本考
案の磁気ヘッドの駆動装置においては2枚の支持部材2
0,21によって支持された支持軸19は傾斜すること
がないから、図14,15を参照して既述した既提案の
磁気ヘッドの駆動装置で問題になったような点は生じる
ことがない。図9は回転ドラムDrにおける180度対
象の位置に本考案の磁気ヘッドの駆動装置を取付けた状
態を示している平面図であり、また、図10は本考案の
磁気ヘッドの駆動装置を備えている回転ドラムDrを備
えているドラム構体の縦断面図であり、図10において
Dfは下ドラム、49は回転軸、50,51は軸受、5
2,53は回転トランスである。
【0032】
【考案の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように本考案の磁気ヘッドの駆動装置は、一端に開口
部を備えているとともに、他端の底部に中心孔を有する
中空状のヨークの中空部に、中心孔を有する磁路部材
を、前記した各構成部分の中心孔が連通している状態に
するとともに、前記した磁路部材の外周面と前記したヨ
ークの中空部の内周面との間に磁気空隙部が構成されて
いる磁気回路を構成するように配設固着し、前記した磁
気空隙部中でコイルの中心軸方向に駆動変位されるコイ
ルボビンの一端部を固着させてある支持軸を、前記した
各構成部分の中心孔内に遊嵌状態で貫通させ、前記した
ヨークの外方に突出した支持軸の両端の部分に個別に構
成させた支持部材の取付部に、それぞれ個別の支持部材
における各一端部に構成させてある第1の固着部を取付
け、また、前記した個別の支持部材における他端部にそ
れぞれ構成してある第2の固着部を、前記したヨークの
中空部の内周面位置を越えた遠方の位置において、ヨー
クの開口部やヨークの底部から前記した支持軸の延長方
向の外部に突出させた状態の部分に、前記した支持部材
の第2の固着部の取付位置の規制手段で取付位置が規制
された状態でそれぞれの固定部に固着して構成したもの
であるから、この本考案の磁気ヘッドの駆動装置におい
ては、可動部分の支持のために用いられている2枚の支
持部材は、それらの端部に構成されている固着部を、ヨ
ークに突設させた状態に設けてある固定部に形成させて
ある取付位置の規制用の部材を用いて、正確な取付け位
置に容易に固着させることができ、それにより支持軸を
容易に支持軸を正しい取付姿態で取付けることができ
る。また、可動部分を支持している2枚の支持部材が、
それぞれ単純な形状のものであるために寄生振動が発生
することもなく、所要の周波数帯域において良好な状態
で磁気ヘッドを駆動変位させることができるから、本考
案の磁気ヘッドの駆動装置では、磁気ヘッドと磁気テー
プとの当接状態も常に正規の状態にすることができるの
であり、本考案の磁気ヘッドの駆動装置によれば図1
4,15を参照して既述した既提案の磁気ヘッドの駆動
装置で生じていた問題点を良好に解決することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の磁気ヘッドの駆動装置の一実施例の縦
断面図である。
【図2】図1に示してある磁気ヘッドの駆動装置の分解
斜視図である。
【図3】本考案の磁気ヘッドの駆動装置の実施例の要部
を示す図である。
【図4】本考案の磁気ヘッドの駆動装置の実施例の要部
を示す図である。
【図5】本考案の磁気ヘッドの駆動装置の実施例の要部
を示す図である。
【図6】本考案の磁気ヘッドの駆動装置の実施例の要部
を示す図である。
【図7】本考案の磁気ヘッドの駆動装置の実施例の要部
を示す図である。
【図8】本考案の磁気ヘッドの駆動装置の動作の説明に
用いる図である。
【図9】磁気ヘッドの駆動装置を回転ドラムに取付けた
状態を示す平面図である。
【図10】本考案の磁気ヘッドの駆動装置を回転ドラム
に取付けた状態を示す縦断側面図である。
【図11】磁気ヘッドの駆動装置の従来例を説明するた
めの図である。
【図12】既提案の磁気ヘッドの駆動装置を説明するた
めの縦断面図である。
【図13】図12に示すは既提案の磁気ヘッドの駆動装
置の分解斜視図である。
【図14】支持部材の他端部がヨークに突設された固定
部に正しく固着されなかった場合の問題点を図示説明す
るための図である。
【図15】支持部材の他端部がヨークに突設された固定
部に正しく固着されなかった場合の問題点を図示説明す
るための図である。
【符号の説明】
H…磁気ヘッド、1,2…非磁性体の板ばね、3…コイ
ルボビン、4…コイル、5〜7…磁路部材、8,9…永
久磁石、10…ポールピース、11…切欠部、12…ヨ
ーク、13…ヨークの中心孔、14…永久磁石、15…
センターポール、16…磁気空隙部、17…コイルボビ
ン、18…コイル、19…支持軸、20,21…支持部
材、22…磁気ヘッドの保持体、45,46…固定部、

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に開口部を備えているとともに、他
    端の底部に中心孔を有する中空状のヨークの中空部に、
    中心孔を有する磁路部材を、前記した各構成部分の中心
    孔が連通している状態で、かつ、前記した磁路部材の外
    周面と前記したヨークの中空部の内周面との間に磁気空
    隙部が構成されている磁気回路を構成するように配設し
    て固着し、また、前記した磁気空隙部中でコイルの中心
    軸方向に駆動変位されるコイルボビンの一端部を固着さ
    せてある支持軸を、前記した各構成部分の中心孔内に遊
    嵌状態で貫通させるとともに、前記したコイルボビンに
    巻回されているコイルに鎖交する磁束を前記した磁気空
    隙部に発生させるようにする手段を設け、さらに、前記
    したヨークの外方に突出した支持軸の両端の部分に個別
    に構成させた支持部材の取付部に、それぞれ個別の支持
    部材における各一端部に構成させてある第1の固着部を
    取付け、さらにまた前記した個別の支持部材における他
    端部にそれぞれ構成してある第2の固着部を、前記した
    ヨークの中空部の内周面位置を越えた遠方の位置におい
    て、ヨークの開口部やヨークの底部から前記した支持軸
    の延長方向の外部に突出させた状態の部分に、前記した
    支持部材の第2の固着部の取付位置の規制手段を備えて
    個別に設けられているそれぞれの固定部に固着し、また
    前記した支持軸における前記したヨークの底部に設けら
    れた中心孔からヨークの外部に突出する方の端部に磁気
    ヘッドの保持体を固着してなる磁気ヘッドの駆動装置。
  2. 【請求項2】 支持部材の第2の固着部の端部と、支持
    部材の第2の固着部の固定部の端部との位置を一致させ
    るようにする取付位置規制手段を備えた請求項1の磁気
    ヘッドの駆動装置。
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