JP2522018B2 - 回転ドラム装置 - Google Patents

回転ドラム装置

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JP2522018B2
JP2522018B2 JP63136299A JP13629988A JP2522018B2 JP 2522018 B2 JP2522018 B2 JP 2522018B2 JP 63136299 A JP63136299 A JP 63136299A JP 13629988 A JP13629988 A JP 13629988A JP 2522018 B2 JP2522018 B2 JP 2522018B2
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head
leaf spring
drum device
coil
rotary drum
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忠司 前田
敏郎 塚原
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えばビデオ・テープ・レコーダ(以下VT
Rと略記)に関し、特にVTRの再生画質を改善するために
なされたもので、回転するドラムに設けられたビデオ・
ヘッドを磁気テープの幅方向に移動可能となして磁気記
録跡を忠実にトレースさせるようにした回転ドラム装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は例えば特願昭62-3713号に示された回転ドラ
ム装置の主要部を示す断面図、第3図はその平面図、第
4図はヘッド駆動部の詳細平面図、第5図は第4図の断
面図、第6図は第4図の正面図である。
さて第2図および第3図において、(4a)はヘッド
(5)を先端に固定していてヘッド(5)をテープの幅
方向に移動させるための駆動部である。(50)は駆動部
(4a)を収納するため上ドラム(3)の一部に設けた凹
所であり、駆動部(4a)を位置調整するため一回り大き
く形成している。ヘッドの位置決めは、位置調整用孔
(51)を用いて行い、ヨーク(47)をネジ(48)で固定
する。なお(14)は駆動部(4a)に制御電流を供給する
ための回転しない接触子、(15)は接触子(14)と摺動
接触するように台座(9)の一部に設けた回転する電
極、(16)は電極(15)から接続部(12)と配線板(1
1)を経由して駆動部(4a)に電気接続する接続部であ
る。ヘッド(5)は接続部(10)、配線板(11)、接続
部(12)を経て上トランス(7)に電気的に接続されて
いる。
第4図、第5図、第6図および第7図は駆動部(4a)
を詳細に示し、(41)は先端にヘッド(5)を取り付け
た非磁性体の板バネ、(43)は板バネ(41)に取り付け
られたコイルボビン、(44)はコイルボビン(43)に巻
付けた駆動用の円筒形コイル、(42)はコイルボビン
(43)を支持し板バネ(41)と共に変形することでコイ
ルボビン(43)を直線運動可能にするための板バネ、
(45)は円柱形永久磁石、(46)は円柱形永久磁石(4
5)と同一の磁極を対向させて配置した円柱形永久磁
石、(46a)は一対の円柱形永久磁石(45),(46)の
間に設けられた強磁性体のセンターポール、(47)はヨ
ークである。このヨーク(47)は板バネ(41),(4
2)、円筒形コイル(44)、コイルボビン(43)、一対
の円柱形永久磁石(45),(46)およびセンターポール
(46a)を収納保持しており、かつ収納組立しやすいよ
う分割されていて部分(47a),(47b),(47c)から
なっている。(48a)はヨーク(47)を上ドラムに取り
付けて固定するためのネジ穴である。(49)はヨーク
(47)の一部に設けられた窓である。この窓(49)を通
ってヘッド(5)が突出し、テープ(13)に摺動接触す
るよう上ドラムに配置される。なお円筒形コイル(44)
ならびにコイルボビン(43)は一対の円柱形永久磁石
(45),(46)およびセンターポール(46a)とヨーク
との間に形成された環状ギャップに上下に可動に配置さ
れている。また、板バネ(41)はヨーク(47)の部分
(47a)と(47b)との間に挟持され、板バネ(42)は部
分(47b)と(47c)との間に挟持されている。
第5図を参照して磁石(45)はヨーク(47)の部分
(47a),(47b)とで作る閉磁路により磁束(D)をセ
ンターポール(46a)からヨークに向けて放射状に発生
している。同様に磁石(46)は部分(47b),(47c)と
で逆向きの閉磁路を作り磁束(E)を発生しており、磁
束(D)および(E)は共に環状ギャップを同一の方向
に横切る。かくして円筒状コイル(44)には磁石(45)
と(46)の合計した磁束が横切る。コイル(44)に接触
子(14)から電極(15)、接続部(12),(16)を経て
電流を流せば、コイル(44)とコイルボビン(43)とヘ
ッド(5)は一体となって上下に平行直線運動をする。
かくしてヘッド(5)がテープ幅方向に変位する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の回転ドラム装置は以上のように構成されている
ので、板ばね(41)にヘッド(5)を取り付ける際に、
板バネが回転しないように位置決めしなければならず、
固定することが必要で、ヘッド貼り付け精度向上や作業
時間の短縮が困難であるなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、板バネ(41)を容易に位置決めできて、ヘ
ッドの張り付け位置の精度向上および作業時間の短縮が
できる回転ドラム装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る回転ドラム装置は、コイルを支持する
二枚の板バネのうちヘッド支持部を有する板バネに位置
決め手段を設けたものである。
〔作用〕
この発明における回転ドラム装置は、板バネのヘッド
支持部にヘッドを貼り付ける際、板バネをその位置決め
手段で治具に位置決めし固定できるので、ヘッド張り付
け位置の精度が向上されかつ作業性が向上する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図はこの発明の主要部を詳細に示す平面図である。
第1図において(60)は板バネ(41)を固定するため
の治具である。それで板バネ(41)の最外周の直線部が
治具(60)の直線部に沿うように板バネ(41)を治具
(60)に載せ位置決めする。このように固定された板バ
ネ(41)にヘッド(5)を貼り付ける。
なお上記実施例では板バネ(41)の最外周に3カ所直
線部を設けたが複数カ所でも良い。また、形状は直線の
他に、凸形状、凹形状でも良い。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によればヘッド支持部を有する
板バネ(41)に位置決め手段を設けたので、板バネ(4
1)へヘッド(5)を貼り付ける際板バネを治具(60)
に位置決めし固定できるので、ヘッドの貼り付け位置の
精度が向上し、かつ作業時の短縮となり、また精度の高
いものが得られるという効果がある。また、板バネの外
周に位置決め手段を設けることにより位置決め手段が安
価になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による詳細の平面図、第2図
は従来の回転ドラム装置の主要部を示す断面図、第3図
はその平面図、第4図は第2図に示されたヘッド駆動部
の詳細平面図、第5図は第4図の断面図、第6図は第4
図の正面図、第7図は従来のヘッドが取り付けられる上
下の板バネの平面図である。 図において、(41),(42)は板バネ、(44)は円筒形
コイル、(45),(46)は円柱形永久磁石、(46a)は
センターポール、(47)はヨーク、(60)は治具であ
る。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープの幅方向にヘッドを移動させ、記録
    時のヘッド軌跡と再生時のヘッド軌跡を任意のテープ送
    り速度の下でも一致させるようにした回転ドラム装置
    で、永久磁石と、この永久磁石の回りにギャップを置い
    て配置され、前記永久磁石からの磁力線の磁路を形成す
    る磁性体のヨークと、前記ギャップ内に前記磁力線を横
    切るように配置されたコイルと、このコイルへの通電時
    の電磁力によりそのコイル自体を平行移動させるように
    コイルを支持する非磁性材料から成る二枚の板バネとを
    備え、前記二枚の板バネのうちの一方の板バネの一部か
    ら突出して前記ヘッドの支持部を有する板バネに位置決
    め手段を設けたことを特徴とする回転ドラム装置。
  2. 【請求項2】前記位置決め手段は、前記板バネの外周に
    設けられた直線部であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の回転ドラム装置。
  3. 【請求項3】前記位置決め手段は、前記板バネの外周に
    設けられた凹部または凸部形状であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の回転ドラム装置。
JP63136299A 1988-06-02 1988-06-02 回転ドラム装置 Expired - Lifetime JP2522018B2 (ja)

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JPH01307012A JPH01307012A (ja) 1989-12-12
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