JP2522017B2 - 回転ドラム装置 - Google Patents

回転ドラム装置

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JP2522017B2
JP2522017B2 JP63136297A JP13629788A JP2522017B2 JP 2522017 B2 JP2522017 B2 JP 2522017B2 JP 63136297 A JP63136297 A JP 63136297A JP 13629788 A JP13629788 A JP 13629788A JP 2522017 B2 JP2522017 B2 JP 2522017B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えばビデオ・テープ・レコーダ(以下VT
Rと略記)に関し、特にVTRの再生画質を改善するために
なされたもので、回転するドラムに設けられたビデオ・
ヘッドを磁気テープの幅方向に移動可能となして磁気記
録跡を忠実にトレースさせるようにした回転ドラム装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えば特願昭62-3713号に開示された回転ド
ラム装置の主要部を示す断面図、第4図はその平面図、
第5図はヘッド駆動部の詳細平面図、第6図は第3図の
断面図、第7図は第5図の正面図である。
さて第3図および第4図において、(4a)はヘッド
(5)を先端に固定していてヘッド(5)をテープの幅
方向に移動させるための駆動部である。(50)は駆動部
(4a)を収納するため上ドラム(3)の一部に設けた凹
所であり、駆動部(4a)を位置調整するため一回り大き
く形成している。ヘッドの位置決めは、位置調整用孔
(51)を用いて行い、ヨーク(47)をネジ(48)で固定
する。なお(14)は駆動部(4a)に制御電流を供給する
ための回転しない接触子、(15)は接触子(14)と摺動
接触するように台座(9)の一部に設けた回転する電
極、(16)は電極(15)から接続部(12)と配線板(1
1)を経由して駆動部(4a)に電気接続する接続部であ
る。ヘッド(5)は接続部(10)、配線板(11)、接続
部(12)を経て上トランス(7)に電気的に接続されて
いる。
第5図、第6図、第7図および第8図は駆動部(4a)
を詳細に示し、(41)は先端にヘッド(5)を取り付け
た非磁性体の板バネ、(43)は板バネ(41)に取り付け
られたコイルボビン、(44)はコイルボビン(43)に巻
付けた駆動用の円筒形コイル、(42)はコイルボビン
(43)を支持し板バネ(41)と共に変形することでコイ
ルボビン(43)を直線運動可能にするための板バネ、
(45)は円柱形永久磁石、(46)は円柱形永久磁石(4
5)と同一の磁極を対向させて配置した円柱形永久磁
石、(46a)は一対の円柱形永久磁石(45),(46)の
間に設けられた強磁性体のセンターポール、(47)はヨ
ークである。このヨーク(47)は板バネ(41),(4
2)、円筒形コイル(44)、コイルボビン(43)、一対
の円柱形永久磁石(45),(46)およびセンターポール
(46a)を収納保持しており、かつ収納組立しやすいよ
う分割されていて部分(47a),(47b),(47c)から
なっている。(48a)はヨーク(47)を上ドラムに取り
付けて固定するためのネジ穴である。(49)はヨーク
(47)の一部に設けられた窓である。この窓(49)を通
ってヘッド(5)が突出し、テープ(13)に摺動接触す
るよう上ドラムに配置される。なお円筒形コイル(44)
ならびにコイルボビン(43)は一対の円柱形永久磁石
(45),(46)およびセンターポール(46a)とヨーク
との間に形成された環状ギャップに上下に可動に配置さ
れている。また、板バネ(41)はヨーク(47)の部分
(47a)と(47b)との間に挟持され、板バネ(42)は部
分(47b)と(47c)との間に挟持されている。
第6図を参照して磁石(45)はヨーク(47)の部分
(47a),(47b)とで作る閉磁路により磁束(D)をセ
ンターポール(46a)からヨークに向けて放射状に発生
している。同様に磁石(46)は部分(47b),(47c)と
で逆向きの閉磁路を作り磁束(E)を発生しており、磁
束(D)および(E)は共に環状ギャップを同一の方向
に横切る。かくして円筒状コイル(44)には磁石(45)
と(46)の合計した磁束が横切る。コイル(44)に接触
子(14)から電極(15)、接続部(12),(16)を経て
電流を流せば、コイル(44)とコイルボビン(43)とヘ
ッド(5)は一体となって上下に平行直線運動をする。
かくしてヘッド(5)がテープ幅方向に変位する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の回転ドラム装置は、以上のように構成されてい
て、ヘッドからの信号線をリード線により引き出してい
たため、内部でボビンとの干渉が発生しやすく、ヘッド
の駆動に損失を与える影響が大きく、また組立の作業性
も悪いため、不良率増大の原因となる等の問題点があっ
た。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、組立の作業性を良くすると共に、ヘッド駆
動部の駆動に干渉することなく信号を引き出すことので
きることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る回転ドラム装置は、テープの幅方向に
ヘッドを移動させ、記録時のヘッド軌跡と再生時のヘッ
ド軌跡を任意のテープ送り速度の下でも一致させるよう
にした回転ドラム装置であって、永久磁石と、この永久
磁石の回りにギャップを置いて配置され、前記永久磁石
からの磁力線の磁路を形成する磁性体のヨークと、前記
ギャップ内に前記磁力線を横切るように配置されたコイ
ルと、このコイルを支持するとともに、その一部から突
出して設けられた前記ヘッドの支持部を有し、前記コイ
ルへの通電時の電磁力によって前記ヘッドを移動させる
非磁性材料から成るバネと、前記ヘッドの信号引き出し
および前記コイルへの電源供給引き出しのための導体を
有したフレキシブル基板とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
この発明においては回転ドラム装置の磁気ヘッドの駆
動部におけるバネに支持された可動のコイルに対する電
源供給導体および磁気ヘッドに対する信号付与引き出し
導体をフレキシブル基板に形成したので、ヘッドの信号
引き出し線やコイルへの電源供給線である導体が所望の
形状を維持するので組立作業性が良く、またコイルボビ
ンへの干渉を防ぐ作用がある。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、(52)および(53)はヘッド駆動部(4
a)のヨーク(47)内に取り付けられた環状フレキで、
その形状を第2図に示す。環状フレキ(52)はコイルボ
ビン(43)に電源を供給するためのものであり、また環
状フレキ(53)はヘッドからの信号を外部に引き出すた
めのものであり導体(60)を有し、共に形状は第2図の
ようになっている。フレキ(52),(53)が環状であ
り、かつコイルボビン(43)と同芯位置に取りつけられ
ているため、コイルボビンの上下駆動時にフレキとコイ
ルボビンとのあたり、こすれ等の発生が生じない。
環状フレキの装着態様を詳しく説明する。第2図
(b)および(c)において、(A),(B)は板バネ
(41),(42)を挟むようにして取り付けられた部材で
あって(A)は可動側、(B)は固定側である。つまり
(A)はコイルボビン(43)に連結され、(B)はヨー
ク(47)に連結保持される(第1図参照)。そして環状
フレキの部分(A′)が前記の可動側(A)に取り付け
られ、環状フレキの部分(B′)が前記の固定側(B)
に取り付けられる。
なお、上記実施例では、フレキの形状を環状とした
が、半円弧状としても良い。
また、上記実施例ではVTRのビデオ・ヘッド駆動用ヨ
ークに使用する場合について説明したが、上下移動を行
うスピーカー等の電源引き出し用に使用しても同様の効
果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によればコイルボビン(43)の
駆動用電源の引き出し並びにビデオ・ヘッドの信号の引
き出しをフレキシブル基板に設けた導体で行っているた
め、組み立て時の作業性が良く、また、駆動部との干渉
をすることなく信頼性の高いヘッド駆動部を得られる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるヘッド駆動装置を示
す断面側面図、第2図はこの発明に使用した環状フレキ
および板バネの外形図、第3図は従来の回転ドラム装置
の主要部を示す断面図、第4図はその平面図、第5図は
ヘッド駆動部の詳細平面図、第6図は第5図の断面図、
第7図は第5図の正面図、第8図は板バネの詳細図であ
る。 図において、(41),(42)は板バネ、(43)コイルボ
ビン、(45),(46)は円柱形永久磁石、(47)はヨー
ク、(49)は窓、(52),(53)は環状フレキを示す。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−56810(JP,A) 特開 昭62−103819(JP,A) 特開 昭63−83908(JP,A) 特開 昭63−25821(JP,A) 実開 昭61−193503(JP,U) 実開 昭63−11716(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープの幅方向にヘッドを移動させ、記録
    時のヘッド軌跡と再生時のヘッド軌跡を任意のテープ送
    り速度の下でも一致させるようにした回転ドラム装置に
    おいて、永久磁石と、この永久磁石の回りにギャップを
    置いて配置され、前記永久磁石からの磁力線の磁路を形
    成する磁性体のヨークと、前記ギャップ内に前記磁力線
    を横切るように配置されたコイルと、このコイルを支持
    するとともに、その一部から突出して設けられた前記ヘ
    ッドの支持部を有し、前記コイルへの通電時の電磁力に
    よって前記ヘッドを移動させる非磁性材料から成るバネ
    と、前記ヘッドの信号付与引き出しおよび前記コイルへ
    の電源供給引き出しのための導体を有したフレキシブル
    基板とを備えたことを特徴とする回転ドラム装置。
  2. 【請求項2】前記フレキシブル基板を円形または半円形
    の形状にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の回転ドラム装置。
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