JP2543177Y2 - インピーダンスローラ - Google Patents

インピーダンスローラ

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JP2543177Y2
JP2543177Y2 JP9400291U JP9400291U JP2543177Y2 JP 2543177 Y2 JP2543177 Y2 JP 2543177Y2 JP 9400291 U JP9400291 U JP 9400291U JP 9400291 U JP9400291 U JP 9400291U JP 2543177 Y2 JP2543177 Y2 JP 2543177Y2
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JP
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impedance roller
shaft
flange
impedance
roller
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JP9400291U
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正 岩本
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えばビデオテープ
レコーダ(以下VTRと称する)などの磁気記録再生装
置のテープ走行系に設けられたテープ高さを規制する
ランジを備えたインピーダンスローラに関する。
【0002】
【従来の技術】VTRなどに設けられたインピーダンス
ローラは、従来は図2に示すように構成されていた。図
において、基台1に立設された軸2には、管状のスペー
サ3を介してインピーダンスローラ4が回転自在に設け
られている。インピーダンスローラ4の下部にはフラン
ジ5が同心上に軸方向に移動可能に設けられており、フ
ランジ5と基台1との間にはコイルバネ6が装着されて
いる。そしてフランジ5はコイルバネ6によりインピー
ダンスローラ4の下端面中心に形成された突起部7に押
圧付勢されている。また軸2の上部には調整ナット8が
螺着されており、調整ナット8を回転することによりイ
ンピーダンスローラ4の高さを調整するようになってい
る。
【0003】しかしながら上記のように構成された従来
のインピーダンスローラ4によると、コイルバネ6の付
勢力よりフランジ5がインピーダンスローラ4の下面に
形成された突起部7に押圧されている。このためインピ
ーダンスローラ4が回転するときに突起部7の部分で回
転摩擦が発生し、この摩擦力によりインピーダンスロー
ラ4が円滑に回転しないという問題があった。
【0004】上述したように従来のインピーダンスロー
ラ4はコイルバネ6の付勢力によりフランジ5との間に
回転摩擦が発生し、円滑に回転しないという問題があっ
た。
【0005】この考案は上記の点に鑑みてなされたもの
で、容易に高さ調整ができ、しかも円滑に回転すること
ができるインピーダンスローラを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案は、基台に立設された軸に回転自在に支持
され、テープ高さを規制するフランジを有するインピー
ダンスローラにおいて、前記軸の上端に球面状端面と軸
方向に平行な切込部とを形成し、下端に前記基台に螺合
するねじ部を形成し、前記軸のインピーダンスローラ下
部に前記フランジを固定するとともに、前記球面状端面
に当接して前記インピーダンスローラを支持するスラス
ト受部材を着脱自在に設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成によると、インピーダンスローラの荷
重は軸上端の球面状端面にスラスト受部材を介して1点
で支持されているため、摩擦抵抗は極めて小さくインピ
ーダンスローラは円滑に回転する。また軸の上部に形成
された切込部を介して治具により軸を回転することによ
り、基台に対して軸を上下移動させて、軸に固定されテ
ープ走行高さを規制するフランジの高さ調整を行うこと
ができる。
【0008】
【実施例】以下、この考案のインピーダンスローラの一
実施例を図面を参照して説明する。
【0009】図1にこの考案の一実施例の構成を示す。
図1において、図2に示す従来例の部分に対応する部分
には同一符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図2において、軸2の下端はねじ部2cを介して基台1
に回転自在に螺着されている。また軸2の上端面は球面
状端面2aとなっており、上部外周の一方の側には軸方
向に平行な切込部2bが形成されている。そして軸2に
は上部に鍔部4aが同心上に設けられたインピーダンス
ローラ4が回転自在に装着されている。
【0010】インピーダンスローラ4の上端面には断面
が円形の凹部4bが同心上に設けられており、凹部4b
の内周には段差部4cが形成されている。そして軸2の
上端にはプラスチック製の碗形のスラスト受部材11の
内面が当接している。またスラスト受部材11の下端外
周には突出部11aが形成されており、突出部11aは
インピーダンスローラ4の上部内周に形成された段差部
4cに係合している。この状態でインピーダンスローラ
4の下端面に近接して、フランジ5が同心上に軸2に固
定されている。また軸2には凹部4b内において抜け止
めワッシャ12が取り付けられている。
【0011】次にこの実施例の作用を説明する。スラス
ト受部材11を軸2に取り付ける前に、あるいはスラス
ト受部材11を取り外し、切込部2bを図示しない治具
により挟持して軸2を回転させることにより、ねじ部2
cを介して軸2が上下移動し、軸2に固定されたフラン
ジ5の高さ調整を行なう。フランジ5の高さを所定の高
さに調整した後、スラスト受部材11をインピーダンス
ローラ4の凹部4bに嵌合し、スラスト受部材11の内
面を軸2の上端の球面状端面2aに当接させて、インピ
ーダンスローラ4を軸2によって支持する。
【0012】この実施例によれば、インピーダンスロー
ラ4の荷重はスラスト受部材11を介して軸2の端面2
aに1点支持されるので、インピーダンスローラ4の回
転時の摩擦抵抗が極めて少なく、インピーダンスローラ
4は円滑に回転する。またフランジ5の高さ調整も容易
に行うことができる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、インピーダンスローラを上端に球面状端面と切欠部
が形成された軸にスラスト受部材を介して回転自在に支
持したので、インピーダンスローラの回転を円滑にする
ことができ、テープ走行高さを規制するフランジの高さ
調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のインピーダンスローラの一実施例の
構成を示す縦断面図。
【図2】従来のインピーダンスローラの一例の構成を示
す縦断面図。
【符号の説明】
1……基台 2……軸 2a…球面状端面 2b…切込部 2c…ねじ部 4……インピーダン
スローラ 5……フランジ 11…スラスト受部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に立設された軸に回転自在に支持さ
    れ、テープ高さを規制するフランジを有するインピーダ
    ンスローラにおいて、前記軸の上端に球面状端面と軸方
    向に平行な切込部とを形成し、下端に前記基台に螺合す
    るねじ部を形成し、前記軸のインピーダンスローラ下部
    に前記フランジを固定するとともに、前記球面状端面に
    当接して前記インピーダンスローラを支持するスラスト
    受部材を着脱自在に設けたことを特徴とするインピーダ
    ンスローラ。
JP9400291U 1991-11-15 1991-11-15 インピーダンスローラ Expired - Lifetime JP2543177Y2 (ja)

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JP9400291U JP2543177Y2 (ja) 1991-11-15 1991-11-15 インピーダンスローラ

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Publication Number Publication Date
JPH0543338U JPH0543338U (ja) 1993-06-11
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