JPS634262Y2 - - Google Patents

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JPS634262Y2
JPS634262Y2 JP1981008878U JP887881U JPS634262Y2 JP S634262 Y2 JPS634262 Y2 JP S634262Y2 JP 1981008878 U JP1981008878 U JP 1981008878U JP 887881 U JP887881 U JP 887881U JP S634262 Y2 JPS634262 Y2 JP S634262Y2
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JP
Japan
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magnetic head
support member
holding member
screw
rotating
Prior art date
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JP1981008878U
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JPS57122026U (ja
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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気シート再生装置における磁気ヘツ
ドの磁気シート面に対する接触角度の微調整装置
に関し、特に磁気シートに形成された録音トラツ
クの方向即ちターンテーブルの回転方向と同一方
向に対する磁気ヘツドの傾き角を微調整する装置
に関する。
一般に磁気シート再生装置にあつては基板上に
種々の部材を介して磁気ヘツドを設け、この磁気
ヘツドに渦巻状の移動をなさしめることで磁気ヘ
ツドが渦巻状の録音トラツクを走査する如くして
いる。このように磁気シートの録音トラツクと磁
気ヘツド(磁気ヘツドのコア部)とが接触するこ
とによつて再生を行なうため、磁気ヘツドと磁気
シートとが常に最良の接触状態にあることが必要
である。
しかしながら磁気ヘツドの組付時における誤差
或は長時間の使用により生じる誤差等により磁気
ヘツドと磁気シートとの接触角が最良でなくなる
場合がある。この為種々の微調整装置が提案され
ており、特に録音トラツクの方向即ち磁気シート
の回転方向と同一方向における磁気ヘツドの傾き
角を調整するものについては特開昭52−90920号
が挙げられる。斯る先行例に開示された装置は第
4図に示す如く、磁気ヘツド101を直接支持部
材102に取り付けたものであり、具体的には支
持部材102の中央の上下に磁気ヘツド固定用の
円孔103と磁気ヘツド101の傾きを許容する
長孔104を形成する一方、磁気ヘツド自体にタ
ツプ孔を穿設し、上記円孔103及び長孔104
を通してビス105,106を上記タツプ孔に螺
着することで磁気ヘツド101を支持部材102
に固定し、また円孔103に挿通したビス105
を緩め、磁気ヘツド101をこれ105を中心と
してビス106が長孔104内で移動し得る範囲
で傾けるようにしたものである。
斯る装置は磁気ヘツド自体にタツプ孔を穿設す
る等の加工を施さねばならず、磁気ヘツド自体を
損傷する虞れがあり、且つその加工も困難であ
る。更に1点即ちビス1051個によつて磁気ヘ
ツドを固定しているため、いつたん磁気ヘツドの
微調整を行つても磁気シートとの接触摩擦力によ
る回動力で容易に磁気ヘツドの傾き角が変化し、
長時間最良の傾き角を保持することができない。
本考案者等は上述の如き問題点に鑑みこれを有
効に解決すべく本考案を成したものであり、その
目的とする処は磁気ヘツド本体には何ら加工を施
すことなく、且ついつたん微調整を行つた後はそ
の角度が容易に変化しないようにし、長時間最良
の接触状態を保ち得る磁気ヘツドの微調整装置を
提供するにあり、斯る目的を達成すべく本考案は
磁気ヘツドを抱持する中間部の両端から側方に止
着部を延出した保持部材を、該止着部をもつて支
持部材に長孔を介して取り付け、その取付位置を
微調整できるように構成したことを要旨としてい
る。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て詳述する。
第1図は本考案に係る磁気ヘツドの微調整装置
の正面図、第2図はその側面図であり磁気シート
再生装置のターンテーブルに形成した長孔に沿つ
て移動する基板1上には2本の偏心支柱2,3を
立設し、この支柱2,3にスプリングを介して支
持部材4を上下動自在に装着している。即ち、支
持部材4は第3図に示す如く板状部4aの左右に
離間して円孔状取付孔5と上下方向に長径部を有
する長孔状取付孔6とを穿設し、側端から折曲片
4b,4cを延出し、一方の折曲片4bには円孔
7を、他方の折曲片4cには開放状の長孔8を夫
夫形成し、円孔7には支柱2を、また長孔8には
支柱3を夫々節度をもつて挿通し、偏心した支柱
2,3を強制的に回動することによつて磁気ヘツ
ド9のアジマス調整と、録音トラツクに対する平
行移動調整を行い得るようにしている。
また上記支持部材4には磁気ヘツド9を抱持し
た保持部材10を前記取付孔5,6を介して取り
付けている。即ち保持部材10はその中間部10
aを平面略コ字状に折曲し、この中間折曲部10
a内に磁気ヘツド9を抱持し、更に該中間部10
aの両端を外側方へ延出して止着部10b,10
bとし、この止着部10b,10bに雌ネジ部を
刻設した取付孔11,11を形成している。而し
て支持部材4を保持部材10とは夫々の取付孔
5,6,11にビス12,12を挿通螺着するこ
とで一体化する。
また支持部材4の磁気ヘツド9に対向する側面
には突起13,13を左右に離間して形成し、且
つ保持部材10の中間部10aには上記突記13
よりも下方位置にビス14を挿通し、その先端が
磁気ヘツド9に当接するようにしている。そして
中間部10aと磁気ヘツド9との間には板バネ1
5を介設し、上記ビス14を回動して突出せしめ
ることによる磁気ヘツドの回動即ち第2図におけ
る時計方向の回動と逆方向に磁気ヘツド9を弾圧
せしめている。このように構成することで磁気ヘ
ツド9を突起13を支点として回動せしめること
ができ、録音トラツクの方向と直交する方向即ち
磁気シートの径方向における傾き角を微調整でき
る。
次に本考案に係る装置による録音トラツクの方
向と同一方向における磁気ヘツドの傾き角を調整
方法を述べる。
先ず保持部材10と支持部材4とを一体的に固
着しているビス12,12を緩め、円孔5に挿通
した一方のビスを中心として長孔6内で他方のビ
スが移動し得る範囲で保持部材10を所定角度傾
き、次いでビス12,12を締めつけ再度支持部
材4に保持部材を固着する。これにより磁気ヘツ
ド9は保持部材に抱持されているので保持部材1
0が傾いた分だけ磁気ヘツド9も傾き、録音トラ
ツクの方向と同一方向における磁気ヘツド9の傾
き角の微調整がなされたことになる。
尚以上は本考案の単なる一実施例に過ぎず、例
えば支持部材の左右両方に長孔状の取付孔を形成
してもよく、また保持部材の止着部に長孔を形成
してもよい。更に長孔の形状も任意であり、例え
ば湾曲状のものとしてもよい。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、支
持部材に直接磁気ヘツドを取り付けずに保持部材
を介して磁気ヘツドを取り付け、且つ保持部材と
支持部材とを上下方向に長径部をもつ長孔を介し
て固定する如くしたので、磁気ヘツドに何らの加
工を施すことなく、且つ簡単な部材と、ビスを締
緩するという容易な操作で磁気ヘツドの傾き角を
微調整でき、更に磁気ヘツドと磁気シートの摺接
による摩擦力は長孔の長径部と直角方向に作用す
るので、いつたん微調整した後は長時間使用して
も磁気ヘツドの傾き角が狂うことがない等多大の
利点を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の好適一実施例を示すものであ
り、第1図は本考案に係る磁気ヘツドの微調整装
置の正面図、第2図は同装置の側面図、第3図は
同装置の要部を分解して示した説明的斜視図、第
4図は従来例を示す正面図である。 尚、図面中1は基板、4は支持部材、6は長
孔、9は磁気ヘツド、10は保持部材、10aは
中間部、10bは止着部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上に2本の偏心支柱を立設し、これらの支
    柱の一方を支持部材に形成した円孔に、他方の支
    柱を支持部材に形成した開放状の長孔に夫々挿通
    し、これらの偏心支柱を強制的に回動することに
    よつて磁気ヘツドのアジマス調整と録音トラツク
    に対する平行移動調整を可能とする機構と、また
    磁気ヘツドに対向する支持部材側面に突起を左右
    に離間して形成し、且つ磁気ヘツドの保持部材の
    中間部に上記突起とずれた位置にビスを挿通しそ
    の先端が磁気ヘツドに当接するようにし、更に中
    間部と磁気ヘツドとの間に板バネを介して、上記
    ビスを回動して突出せしめることにより磁気ヘツ
    ドを回動させる機構及び磁気ヘツドを抱持する中
    間部とこの中間部両端から側方に延出された止着
    部とを備える保持部材を、該止着部をもつて支持
    部材に長孔を介してその止着位置を調節し得る機
    構を設けたことを特徴とする磁気ヘツドの微調整
    装置。
JP1981008878U 1981-01-23 1981-01-23 Expired JPS634262Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981008878U JPS634262Y2 (ja) 1981-01-23 1981-01-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981008878U JPS634262Y2 (ja) 1981-01-23 1981-01-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57122026U JPS57122026U (ja) 1982-07-29
JPS634262Y2 true JPS634262Y2 (ja) 1988-02-03

Family

ID=29807021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981008878U Expired JPS634262Y2 (ja) 1981-01-23 1981-01-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS634262Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49102722U (ja) * 1972-12-25 1974-09-04
JPS50128016U (ja) * 1974-04-05 1975-10-21
JPS5394606U (ja) * 1976-12-29 1978-08-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57122026U (ja) 1982-07-29

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