JPS6235148Y2 - - Google Patents

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JPS6235148Y2
JPS6235148Y2 JP16400582U JP16400582U JPS6235148Y2 JP S6235148 Y2 JPS6235148 Y2 JP S6235148Y2 JP 16400582 U JP16400582 U JP 16400582U JP 16400582 U JP16400582 U JP 16400582U JP S6235148 Y2 JPS6235148 Y2 JP S6235148Y2
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screw
holder
stopper
arm
arcuate surface
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光学式情報読取装置における光学部品
の調整機構に関する。
従来の、この種光学部品調整機構には第1図乃
至第4図で示す構造のものがあつた。図面におい
て、Aはホルダで、該ホルダAは円筒部A1と、
該円筒部A1の両側に設けられたフランジ部A2
A3とで構成され、ホルダAの中央には光学部品
Bが装着されている。又、一方のフランジ部A3
の外周の一部からはアームCが延出され、その端
部には調整ネジDが螺合する雌ネジEが刻設され
ている。Fは基台で、該基台Fには前後方向の支
柱F1,F2間にホルダAを装着する凹部Gが形成
されている。上記の支柱F1,F2の左右方向にお
ける外側面F′とF′間の巾は、両フランジ部A2
A3の内側面間の巾と同一に設定されている。
又、凹部GにはホルダAの円筒部A1と接触する
前後方向の内側面G1′,G1′と、V字状の底面
G2′とが形成されている。更に、支柱F1,F2の上
面にはネジHが螺合する雌ネジIが刻設されてい
る。Jは帯板状の止め金具で、該止め金具Jには
支柱F1,F2の雌ネジIと対応する位置に、ネジ
Hを挿入するネジ穴J1,J2と、その中央に固定ネ
ジKが螺合する雌ネジLとが形成されている。
又、止め金具Jの端部には調整ネジDが挿入され
るネジ穴Mが形成されており、Nは圧縮形のバネ
である。
次に、組み立てについて説明すると、先ず、ホ
ルダAを基台Fの凹部Gに嵌入し、両フランジ部
A2,A3の内側面と、支柱F1,F2の外側面F′,
F′とを摺り合せてホルダAの左右方向(光軸方
向)の移動を拘束すると共に、ホルダAの円筒部
A1と、凹部Gの内側面G1′及び底面G2′と線接触し
て上下方向及び前後方向の移動を拘束して、ホル
ダAを光軸を中心にしてのみ回転自在に装着す
る。
次いで、止め金具Jを両支柱F1,F2の上面に
載せネジ穴J1に挿入したネジHを支柱F1,F2
雌ネジIに螺合し締着することにより止め金具J
を固定すると共に、止め金具Jの雌ネジLに固定
ネジKを螺合し、その先端をホルダAの円筒部
A1に当接する。又、止め金具Jの端部に形成し
たネジ穴Mに挿入された調整ネジDは、止め金具
JとアームCとの間に介在したバネNを通して、
アームCの雌ネジEと螺合する。
そこで、調整ネジDを緩めたり締め付けたりす
れば、ホルダAは光軸を中心にして回転し、光学
部品Bを回転調整することができる。そして、調
整の終了後には固定ネジKを締め付けてホルダA
を回転不能に固定する。
しかし、上記従来の構造では、ホルダAの両フ
ランジ部A2,A3の内側面を、支柱F1,F2の外側
面F′,F′に摺り合わせてホルダAの左右方向の
移動を拘束しているので、フランジ部A2,A3
内側面及び、支柱F1,F2の外側面F′,F′を精度
よく加工しなければガタ付きを生ずる。ホルダA
の固定は光学部品Bに極く近い円筒部A1を固定
ネジKで圧着することにより行つているので、光
学部品Bに歪等の悪影響を及ぼさないためには、
ホルダAを強固なものにする必要がある。更に、
第4図で示すように調整ネジDを回転したとき、
調整ネジDに無理な力が加えられると共に、ネジ
頭部が前方向、或は後方向に振れ、ネジ頭と止め
金具Jとの間にガタ付きが生じるので、調整状態
が不安定なものとなる。
本考案は上記のような欠点を解決しようとする
もので、光学部品を装着した板状のホルダを基台
の側面に光軸を中心として回転自在に装着し、基
台の上面中央には光軸を中心とする曲率半径の円
弧面を形成すると共に、該円弧面にホルダに形成
した円弧片を摺動自在に当接し、基台の上面に固
定した止め金具には上記の円弧片を円弧面に圧着
する固定ネジを螺合し、止め金具の端部とホルダ
から突出したアームとの間をバネを介して調整ネ
ジ及びナツトにて連結し、止め金具と調整ネジと
の接触面とのどちらか一方に円弧面を形成する
か、またはナツトとアームとの接触面とのどちら
か一方に円弧面を形成したり、あるいは接触部分
である止め金具の端部に形成したネジ穴とアーム
の端部に形成したネジ穴の両方か、または一方を
長穴に形成することによつて、ホルダを薄く、軽
量化できると共に、調整後、光学部品に歪等を与
えることなくホルダを固定することができ、又、
調整ネジに無用な力やガタ付きを生じることなく
調整後の安定性と信頼性を向上させることを目的
とした光学式情報読取装置の光学部品調整機構を
提供するにある。
以下、本考案を図面の実施例に基ずいて詳記す
ると、第5図は本考案に係る光学部品調整機構の
構成部品を示す斜視図で、第6図は同組立時の正
面図、第7図は第6図の−線断面図を示す。
上記の図面において、1は板状形のホルダで、
その中央にはリング2を介して例えば方向性を有
する回折格子よりなる光学部品3が装着されてい
る。又、ホルダ1には光学部品3の光軸を中心に
して同心円上に円弧状の長穴4a,4bを形成す
る。更にホルダ1の外周の一部からは光軸方向に
折曲された円弧片5が突設されているが、その内
面の曲率半径は光軸を中心としている。又、ホル
ダ1の外周からは円弧片5と直交方向にアーム6
が延出されており、その端部にはアーム6の長手
方向に沿つて長穴7が形成されている。8はガイ
ドネジで、該ガイドネジ8はホルダ1の長穴4
a,4bの短手方向の巾と同一の直径を有し、か
つホルダ1の板厚と略同一の高さを備えた胴部5
aと、該胴部8aの先端のネジ部8bと、胴部5
aより大径な頭部8cとで構成されている。
9は基台で、基台9の側面にはホルダ1の長穴
4a,4bに挿入したガイドネジ8のネジ部8b
が螺合する雌ネジ10a,10bが形成されてい
る。又、基台9の上面中央には、前記ホルダ1の
円弧面5の内面の曲率半径と同一の曲率半径を有
する円弧面11が形成されている。又、この円弧
面11の両側に溝部12a,12bを介して形成
された上面13a,13bにはネジ14が螺合す
る雌ネジ15a,15bが形成されている。16
は板バネで、その中央にはホルダの円弧片5に向
つてバネ性を付与するバネ部16aが形成され、
その両端にはネジ14が挿入されるネジ穴16
b,16cが形成されている。
17は帯板状の止め金具で、該止め金具17に
は前記基台9の上面13a,13bに形成された
雌ネジ15a,15bと対応する位置にネジ14
のネジ穴18a,18bが形成され、その中央に
は固定ネジ19が螺合する雌ネジ20が刻設され
ている。又、止め金具17の端部には調整ネジ2
1が挿入されるネジ穴22が形成されている。2
3は圧縮形のコイル状バネで、24はアーム6の
端部と線的に接触する円筒状又は半円筒状の円弧
状ナツトを示す。
尚、調整ネジ21とナツト24とを逆に配置し
てもよく、この様な場合には調整ネジ21の首部
を円筒状にすればよい。さらに長穴7を止め金具
17側に設け止め金具17側のナツト24又は調
整ネジ21の首部を円筒状にしてもよい。要は線
接触(平面的には点接触)となればよく、両側を
長穴と円筒状のナツト又はネジの首部に構成した
り、ネジの首部又はナツトは平面状とし止め金具
又はアームの端部を円弧状に形成しても同様の効
果が得られる事は明白である。
次に、上記構成部品の組み立てについて説明す
る。先ず、ホルダ1の長穴4a,4b内にガイド
ネジ8の胴部8aを挿入、ネジ部8bを基台9の
雌ネジ10a,10bに螺合し、締め付けること
により、ホルダ1を基台9の側面に光軸を中心に
して回転自在なるよう取り付けると共に、円弧片
5を円弧面11に当接する。こゝで、ホルダ1に
は長穴4a,4bの近傍に、半抜き加工により基
台9の方向に突起25を設け、この突起25を基
台9の側面に当接させるようにすれば、ホルダ1
の板厚による光軸方向のバラツキを吸収すること
ができる。
次に、板バネ16を基台9の上面13a,13
b上に載せ、バネ部16aを円弧片5上に当接し
た後、止め金具17を載せて、ネジ穴18a,1
6bと18b,16cに挿入したネジ14を上面
13a,13bの雌ネジ15a,15bに螺合し
締め付け、板バネ16及び止め金具17を固定
し、バネ部16aにより円弧片5に初期付加力を
加えている。又、止め金具17の雌ネジ20には
固定ネジ19を螺合し、その先端をバネ部16a
に当接する。更に止め金具17の端部に形成した
ネジ穴22に調整ネジ21を挿入し、止め金具1
7とアーム6との間に介在したバネ23を通つ
て、アーム6の長穴7に挿入し円弧状ナツト24
と螺合すれば組み立て完了である。
次に、作用について説明すると、先ず、調整ネ
ジ21を緩めたり、締め付けたりすると、ホルダ
1は光軸を中心にして回転し、円弧片5は円弧面
11上を摺動する。これによつて光学部品3の回
転調整を行うことができる。この際、ホルダ1の
アーム6の端部は上下動するが、調整ネジ21は
アーム6の長穴7に挿入されていると共に、アー
ム6と線的に接触するナツト24と螺合している
ので、調整ネジ21には無用な力が加えられない
と共に、調整ネジ21の頭部は移動しないので、
止め金具17との間にガタ付きも生じない。上記
のような調整終了後に固定ネジ19を締め付け、
板バネ16のバネ部16aを介して円弧片5を円
弧面11に圧着すればホルダ1は回転不能に固定
される。
本考案は叙上のように、光学部品3を装着した
板状のホルダ1を基台9の側面に光軸を中心とし
て回転自在かつ光軸方向の移動が不可能なるよう
装着し、基台9の上面中央には光軸を中心とする
曲率半径の円弧面11を形成すると共に、該円弧
面11にはホルダ1に形成した円弧片5を摺動自
在に当接し、基台9の上面に固定した止め金具1
7には上記の円弧片5を円弧面11に圧着する固
定ネジ19を螺合し、止め金具17の端部とホル
ダ1から突出したアーム6との間をバネ23を介
して調整ネジ21及びナツト24にて連結し、止
め金具17と調整ネジ21との接触面とのどちら
か一方に円弧面を形成するか、またはナツト24
とアーム6との接触面とのどちらか一方に円弧面
を形成したり、あるいは接触部分である止め金具
17の端部に形成したネジ穴22とアーム6の端
部に形成したネジ穴7の両方か、または一方を長
穴に形成して接触させるようにした光学式情報読
取装置の光学部品調整機構である。
従つて、調整後、固定ネジ19を締め付けて円
弧片5を円弧面11に圧着しても光学部品3には
影響がなく、該部品3の歪等を防止することがで
きる。又、調整ネジ21はアーム6の長穴7に挿
入され線接触する円弧状のナツト24と螺合して
いるので、ホルダ1の回転時、調整ネジ21には
無用の力が加えられないと共に、ガタ付きが無く
なり、調整後の安定性及び信頼性が確保できる。
更にホルダ1は板状なので、薄く、軽量化でき
る。即ち、光軸付近には調整構造物がないので、
各光学部品間の間隔を短くすることができ、光学
式ピツクアツプの小型が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の光学部品調整機構の構成部品
を示す斜視図で、第2図は同組立時の正面図、第
3図は同平面図、第4図は調整状態の正面図、第
5図は本考案に係る光学部品調整機構の構成部品
を示す斜視図で、第6図は同組立時の正面図、第
7図は第6図の−線断面図である。 1……ホルダ、3……光学部品、5……円弧
片、6……アーム、7……長穴、9……基台、1
1……円弧面、17……止め金具、19……固定
ネジ、21……調整ネジ、24……ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 光学部品を装着した板状のホルダを基台の側
    面に光軸を中心に回転自在かつ光軸方向に移動
    不能なるよう装着し、基台の上面には光軸を中
    心とする曲率半径の円弧面を形成するととも
    に、該円弧面にはホルダに形成した円弧片を摺
    動自在に当接し、基台の上面に固定した止め金
    具には上記の円弧片を円弧面に圧着する固定ネ
    ジを螺合し、止め金具の端部とホルダとから延
    出したアームとの間をバネを介して調整ネジ及
    びナツトにて連結し、止め金具と調整ネジとの
    接触面とのどちらか一方に円弧面を形成する
    か、またはナツトとアームとの接触面とのどち
    らか一方に円弧面を形成するようにしたことを
    特徴とする光学式情報読取装置の光学部品調整
    機構。 (2) 接触部分である止め金具の端部に形成したネ
    ジ穴とアームの端部に形成したネジ穴の両方
    か、または一方を長穴に形成してなる実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の光学式情報読取装
    置の光学部品調整機構。
JP16400582U 1982-10-29 1982-10-29 光学式情報読取装置の光学部品調整機構 Granted JPS5971430U (ja)

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JP16400582U JPS5971430U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 光学式情報読取装置の光学部品調整機構

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JPS5971430U JPS5971430U (ja) 1984-05-15
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JP16400582U Granted JPS5971430U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 光学式情報読取装置の光学部品調整機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5144230B2 (ja) * 2007-11-22 2013-02-13 株式会社 清原光学 偏光板の角度制御装置
JP5861330B2 (ja) * 2011-09-01 2016-02-16 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター

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JPS5971430U (ja) 1984-05-15

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