JPH0443120Y2 - - Google Patents

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JPH0443120Y2
JPH0443120Y2 JP2753387U JP2753387U JPH0443120Y2 JP H0443120 Y2 JPH0443120 Y2 JP H0443120Y2 JP 2753387 U JP2753387 U JP 2753387U JP 2753387 U JP2753387 U JP 2753387U JP H0443120 Y2 JPH0443120 Y2 JP H0443120Y2
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JP
Japan
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shaft support
support frame
circular
toilet
head bolt
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JP2753387U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば便器に便座や便蓋を枢着する際
に適用される軸支持枠の取付機構に関するもので
ある。
〔考案の背景〕
例えば便器に便座および便蓋を取付けるには便
器後縁に一対の取付け孔を設け、該取付け孔に一
対の軸受けをボルトおよびナツトにより固定し、
該一対の軸受けに便座および便蓋後縁の枢軸を軸
支せしめる構成がとられている。そして便座およ
び便蓋は汚れがひどくなつたり破損したりした時
には取替える必要がある。しかしながら便器や便
座および便蓋には種々のサイズのものがあり、例
えば陶器製便器とプラスチツク製便器ではサイズ
が異なる場合がある。したがつて便器のサイズに
合つたサイズの便座および便蓋を選択する必要が
ある。そこで便器あるいは便座および便蓋のサイ
ズによらず便器に便座および便蓋を取付け可能に
することが望まれる。
〔従来の技術〕
従来、上記したように便器あるいは便座および
便蓋のサイズによらず便器に便座および便蓋を取
付け可能にする試みとして、例えば第6図に示す
ように台部1の上面に軸受け部2を立設し、下面
には螺杆3を連設した一対の軸受け4,4を中央
にU字状の曲がり部分5Aを形成したバネ5の両
端に取付けた軸支持枠6が提供されている(実開
昭57−85300号)。該軸支持枠6は便器の後縁に設
けられている一対の取付け孔に該螺杆3を貫通せ
しめ、該螺杆3にナツトを螺着して締付固定を行
ない、軸受け4,4に便座8および便蓋7の枢軸
9を差渡して軸支させるものである。そして便器
のサイズにより該一対の取付け孔の間隔が異なつ
て来るから、その場合にはバネ5の曲がり部分5
Aを変形させることによつてバネ5の両端間距離
を短かくし、それによつて該一対の軸受け4,4
間の距離を短かくすることにより便器のサイズに
適用させる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来の軸支持枠6はバネ5の
弾性に抗らつて曲がり部分5Aを変形させねばな
らず、そのために軸受け4,4間の距離を短かく
するために力が要るし、バネ5の弾性のために軸
受け4,4のバネ5接続部分が破損し易く、更に
バネ5に永久歪を生じたりバネ5が折損したりす
るような問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記従来の問題点を解決する手段とし
て、円形孔13を有する台部12の一端から軸受
け部16を回転可能に立設した軸支持枠11の円
形孔13に、該円形孔13に密嵌すべき円形頭部
22と、該円形頭部22の中心から外れた位置に
連設される螺棒25とからなる円頭ボルト21の
円形頭部22を密嵌し、部材の取付け孔33に該
円頭ボルト21の螺棒25を貫通せしめ、該螺棒
25にはナツト26を螺着することによつて該円
頭ボルト21を軸支持枠11とともに部材に固定
した軸支持枠の取付機構を提供するものである。
〔作用〕
軸支持枠の円形孔に円頭ボルトの円形頭部を密
嵌し、該円頭ボルトの螺棒を部材の取付け孔に貫
通させてナツトを螺着し、締付固定を行なう。こ
のようにして円頭ボルトは軸支持枠とともに部材
の取付け孔に取付けられるが、便座および便蓋の
枢軸のような軸体を該軸支持枠に軸支させるため
には部材の取付け孔は一対設けられ、該一対の取
付け孔の各々に円頭ボルトを軸支持枠とともに取
付ける。そして該一対の軸支持枠を相対させてそ
の軸受け部間に軸体を差渡し該軸体両端部を各々
の軸受け部によつて軸支させるのであるが、取付
け孔相互間の距離と軸体の長さとの相対的な差に
より円頭ボルトを螺棒を中心として回転させるこ
とにより軸受け部相互間の距離を調節する。即ち
円頭ボルトの螺棒は円頭ボルトの円形頭部の中心
から外れた位置に連設されているから、円頭ボル
トを螺棒を中心として回転させると円形頭部はカ
ム様の偏心回転をする。このような円形頭部の偏
心回転にともなつて軸支持枠も偏心回転を行な
う。したがつて固定された部材の取付け孔を中心
として軸受け部は円頭ボルトの螺棒から軸受け部
までの距離(lとする)だけ前後左右に位置を変
えることが出来、このようにして一対の軸支持枠
の軸受け部間の距離は結局4lだけ変化することが
可能になる。そして該軸受け部は回転可能になつ
ているからいづれの位置においても相対する向き
にすることが出来る。
〔考案の効果〕
したがつて本考案においては部材の取付け孔の
まわりに軸受け部の位置を広い範囲にわたつて簡
単に変化させることが出来、種々のサイズの便座
および便蓋を種々のサイズの便器に取付けるよう
な場合に極めて有用なものである。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第5図に示す一実施例によつ
て説明すれば、11は軸支持枠であり中央に円形
孔13を有する台部12と、該台部12周縁から
差出される腕部15と、該腕部15にボルト18
によつて回転可能に取付けられ軸孔17を有する
軸受け部16とからなり、該円形孔13の周壁に
は段部14が形成され内周縁にはローレツト加工
が施されている。21は円頭ボルトであり、該軸
支持枠11の円形孔13に密嵌すべき円形頭部2
2と、該円形頭部22のボルト孔24に嵌着され
る螺棒25とからなり、該円形頭部22の周壁に
は段部23が形成されている。該ボルト孔24は
円形頭部22の中心から外れた位置に設けられ
る。26は先端に向つて径が縮小されるくさび部
27と該くさび部27に連接する円筒部28とか
らなるナツトである。
上記軸支持枠11の一対は例えば第2図に示す
ように便器31の後縁32に設けられている一対
の取付け孔33上に各々載置され、円形孔13に
円頭ボルト21の円形頭部22を密嵌するととも
に螺棒25を該便器31の取付け孔33に貫通さ
せ、下方からナツト26を螺着し締付け固定す
る。この状態で軸支持枠11の円形孔13の段部
14と、円頭ボルト21の円形頭部22の段部2
3とが係合するようになつている。このようにし
て一対の軸支持枠11は便器31の一対の取付け
孔33に各々円頭ボルト21およびナツト26に
よつて取付けられるが、円形頭部22を螺棒25
を中心としてカム様に回転させ、更に円形頭部2
2の周りで軸支持枠11を回転させることによつ
て一対の軸支持枠11の軸受け部16相互の間の
距離を調節することが可能である。例えば第3図
に示す軸支持枠11を右側のものとして、該円頭
ボルト21の円形頭部22の回転中心からの最遠
点Pが、第3図では左側の軸支持枠11に最も近
づいた状態(最近接状態)にある。この最近接状
態で円形頭部22の周りで軸支持枠11を回転さ
せ軸受け部16を実線位置にもつて行くと軸受け
部16は左側の軸支持枠11に最も近づいた位置
にあることになり、左側の軸支持枠11が対照的
位置にあればこの状態で一対の軸支持枠11の軸
受け部16相互間の距離は最小になる。次いで軸
支持枠11の軸受け部16を点線位置にもつて行
くと第3図の円頭ボルト21の円形頭部22の状
態即ち最近接状態において軸支持枠11の軸受け
部16は左側の軸支持枠11に対して最も離れた
状態になる。軸支持枠11の軸受け部16が実線
位置にある時の回転中心までの距離をl1、点線位
置にある時の回転中心までの距離をl2とすると、
軸受け部16はl1+l2の距離で移動可能になるこ
とになる。次いで第4図では右側の円頭ボルト2
1の円形頭部22の回転中心からの最遠点Pが左
側の軸支持枠11から最も離れた状態(最離開状
態)にあり、この状態で軸支持枠11の軸受け部
16を実線位置にもつて行くと軸受け部16は左
側の軸支持枠11から最も離れた位置にあること
になり、左側の軸支持枠11が対照的位置にあれ
ばこの最離開状態で一対の軸支持枠11の軸受け
部16相互間の距離は最大になる。そして軸受け
部16は第4図の最離開状態においても第3図の
最近接状態においてと同様にl1+l2の距離で移動
可能になる。
このようにして一対の軸支持枠11の軸受け部
16相互間の距離は4l1の巾で調節が可能である。
上記したようにして便器31の後縁32に設け
られている一対の取付け孔33に円頭ボルト21
によつて取付けられた一対の軸支持枠11の軸受
け部16相互間の距離は便器31のサイズと便座
および便蓋のサイズとにより調節され、その上で
軸支持枠11の軸受け部16間には第5図に示す
ように便座41のヒンジ部42と便蓋51のヒン
ジ部52,52とを重ねて貫通する枢軸61の両
端が差渡される。
上記実施例以外、軸受け部16は軸支持枠11
上に直接立設されてもよいし、円頭ボルト21の
螺棒25は円形頭部22と一体的に連設されても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すもの
であり、第1図は分解斜視図、第2図は取付け状
態断面図、第3図は最近接状態平面図、第4図は
最離開状態平面図、第5図は便座および便蓋組付
けヒンジ部分斜視図、第6図は従来例の説明斜視
図である。 図中、11……軸支持枠、12……台部、13
……円形孔、16……軸受け部、21……円頭ボ
ルト、22……円形頭部、25……螺棒、26…
…ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円形孔を有する台部の一端から軸受け部を回転
    可能に立設した軸支持枠の円形孔に、該円形孔に
    密嵌すべき円形頭部と、該円形頭部の中心から外
    れた位置に連設される螺棒とからなる円頭ボルト
    の円形頭部を密嵌し、部材の取付け孔に該円頭ボ
    ルトの螺棒を貫通せしめ、該螺棒にはナツトを螺
    着することによつて該円頭ボルトを軸支持枠とと
    もに部材に固定したことを特徴とする軸支持枠の
    取付機構。
JP2753387U 1987-02-26 1987-02-26 Expired JPH0443120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2753387U JPH0443120Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

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JP2753387U JPH0443120Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

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Publication Number Publication Date
JPS63135892U JPS63135892U (ja) 1988-09-06
JPH0443120Y2 true JPH0443120Y2 (ja) 1992-10-12

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JP2753387U Expired JPH0443120Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

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JPS63135892U (ja) 1988-09-06

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