JPS6314109Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6314109Y2 JPS6314109Y2 JP1980176551U JP17655180U JPS6314109Y2 JP S6314109 Y2 JPS6314109 Y2 JP S6314109Y2 JP 1980176551 U JP1980176551 U JP 1980176551U JP 17655180 U JP17655180 U JP 17655180U JP S6314109 Y2 JPS6314109 Y2 JP S6314109Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- shoe
- hole
- eccentric
- brake arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/04—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
- F16D65/092—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62L—BRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
- B62L1/00—Brakes; Arrangements thereof
- B62L1/005—Brakes; Arrangements thereof constructional features of brake elements, e.g. fastening of brake blocks in their holders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62L—BRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
- B62L1/00—Brakes; Arrangements thereof
- B62L1/02—Brakes; Arrangements thereof in which cycle wheels are engaged by brake elements
- B62L1/06—Brakes; Arrangements thereof in which cycle wheels are engaged by brake elements the wheel rim being engaged
- B62L1/10—Brakes; Arrangements thereof in which cycle wheels are engaged by brake elements the wheel rim being engaged by the elements moving substantially parallel to the wheel axis
- B62L1/12—Brakes; Arrangements thereof in which cycle wheels are engaged by brake elements the wheel rim being engaged by the elements moving substantially parallel to the wheel axis the elements being mounted on levers pivotable about a common axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自転車用キヤリパーブレーキのシユー
取付構造に関する。
取付構造に関する。
従来、キヤリパーブレーキの1対のブレーキア
ームの各先端には縦長孔、又は二叉部を形成し、
ブレーキシユーの取付ボルトをその縦長孔又は二
叉部の溝内を上下方向に摺動調整することによつ
て、大径のリム、又は小径のリムに合う様にブレ
ーキシユーが取付けられていたのであるが、これ
ではブレーキアームの先端に縦長孔、又は二叉部
を加工しなければならず、その工作は面倒であつ
た。また上記構造では微妙な調整及び左右均一な
高さに調整することは困難であつた。
ームの各先端には縦長孔、又は二叉部を形成し、
ブレーキシユーの取付ボルトをその縦長孔又は二
叉部の溝内を上下方向に摺動調整することによつ
て、大径のリム、又は小径のリムに合う様にブレ
ーキシユーが取付けられていたのであるが、これ
ではブレーキアームの先端に縦長孔、又は二叉部
を加工しなければならず、その工作は面倒であつ
た。また上記構造では微妙な調整及び左右均一な
高さに調整することは困難であつた。
そこで、上記問題を解決すべく、出願人は、ブ
レーキアームの先端には丸孔のみを開設して加工
の容易化を図ると共に、該孔に偏心軸付ブレーキ
シユーを取付け、ブレーキシユーの高さ調整を行
なうものを提案した(実開昭54−179645号公報参
照)。
レーキアームの先端には丸孔のみを開設して加工
の容易化を図ると共に、該孔に偏心軸付ブレーキ
シユーを取付け、ブレーキシユーの高さ調整を行
なうものを提案した(実開昭54−179645号公報参
照)。
しかし、前記実開昭54−179645号公報に記載の
従来のものは、ブレーキシユーを上・下の2位置
しか調整することができず、微調整は不可能であ
つた。
従来のものは、ブレーキシユーを上・下の2位置
しか調整することができず、微調整は不可能であ
つた。
尚、キヤリパーブレーキではないが、カンテイ
レバーブレーキにおいて、偏心ブツシユを用いて
ブレーキレバーの上下位置を微調整可能としたも
のがある(実開昭52−162645号明細書及び図面参
照)。
レバーブレーキにおいて、偏心ブツシユを用いて
ブレーキレバーの上下位置を微調整可能としたも
のがある(実開昭52−162645号明細書及び図面参
照)。
しかし、この実開昭52−162645号に記載のもの
は、偏心ブツシユの回動調整をブレーキレバーの
内側(車輪側)で行なうものであるから調整作業
が困難であつた。また調整作業を容易とすべく調
整レバーを突設しているが、該調整レバーは障害
物に衝当しやすく、不慮に偏心ブツシユを回動さ
せるおそれがあつた。しかも、この偏心ブツシユ
は、フレームに固定の支持軸とブレーキレバーの
相対回動自在な部分に設けられている為、偏心ブ
ツシユの回動でブレーキレバーが上下調整され、
それにともなつてブレーキシユーの取付角度を調
整しなければならず、調整が面倒であつた。
は、偏心ブツシユの回動調整をブレーキレバーの
内側(車輪側)で行なうものであるから調整作業
が困難であつた。また調整作業を容易とすべく調
整レバーを突設しているが、該調整レバーは障害
物に衝当しやすく、不慮に偏心ブツシユを回動さ
せるおそれがあつた。しかも、この偏心ブツシユ
は、フレームに固定の支持軸とブレーキレバーの
相対回動自在な部分に設けられている為、偏心ブ
ツシユの回動でブレーキレバーが上下調整され、
それにともなつてブレーキシユーの取付角度を調
整しなければならず、調整が面倒であつた。
尚、実開昭52−162645号には、この偏心ブツシ
ユをブレーキシユー取付軸部に設けることも開示
されているが、しかし、その具体的構成の開示は
なく、相対回動自在な前記支軸部の偏心ブツシユ
を、直ちに相対回動不能なブレーキシユー取付軸
に適用することはできなかつた。即ち、ブレーキ
シユーとブレーキレバーは調整後は、相対回動不
能に固定されなければならないので、偏心ブツシ
ユは、調整時は相対回動可能で、調整後は相対回
動不能でなければならない。しかし、かかる構造
は、極めて困難であつた。
ユをブレーキシユー取付軸部に設けることも開示
されているが、しかし、その具体的構成の開示は
なく、相対回動自在な前記支軸部の偏心ブツシユ
を、直ちに相対回動不能なブレーキシユー取付軸
に適用することはできなかつた。即ち、ブレーキ
シユーとブレーキレバーは調整後は、相対回動不
能に固定されなければならないので、偏心ブツシ
ユは、調整時は相対回動可能で、調整後は相対回
動不能でなければならない。しかし、かかる構造
は、極めて困難であつた。
また、このカンチレバー式のブレーキシユー取
付構造は、ブレーキシユーに固定された固定ピン
を固定ボルトに直交状に挿入し、この固定ボルト
を偏心ブツシユの偏心孔に挿入して固定すること
になるが、この様な構造において、ブレーキシユ
ーの高さ調整を行なうには、単に偏心ブツシユの
回動のみで高さ調整を行なうことができず、固定
ボルトの回動角度及び固定ピンの出し入れ量の調
整も併せて行なう必要があるものであり、直ちに
この構造のものをキヤリパー式ブレーキに適用す
ることができなかつた。
付構造は、ブレーキシユーに固定された固定ピン
を固定ボルトに直交状に挿入し、この固定ボルト
を偏心ブツシユの偏心孔に挿入して固定すること
になるが、この様な構造において、ブレーキシユ
ーの高さ調整を行なうには、単に偏心ブツシユの
回動のみで高さ調整を行なうことができず、固定
ボルトの回動角度及び固定ピンの出し入れ量の調
整も併せて行なう必要があるものであり、直ちに
この構造のものをキヤリパー式ブレーキに適用す
ることができなかつた。
そこで本考案は、構造簡単な、かつ調整操作容
易で、かつ固定容易なキヤリパーブレーキのシユ
ー取付構造を提供することを目的とする。
易で、かつ固定容易なキヤリパーブレーキのシユ
ー取付構造を提供することを目的とする。
従つて、本考案の特徴とする処は、一対のブレ
ーキアームが自転車のフオークに固定された枢軸
に回動自在に枢支され、各ブレーキアームの下端
部に車輪のリム側面に対向するブレーキシユーが
取付けられた自転車用キヤリパーブレーキにおい
て、 前記各ブレーキアームの下端部に車輪のリム側
面に向つて開口する真円の取付孔が貫設され、該
取付孔に調整体が回動自在に嵌入され、該調整体
の一端部にはブレーキアームの外端面に当接する
フランジ部が形成され、該フランジ部に調整体を
回動操作する操作部が凹設され、かつ、この調整
体には外周円の中心に対して偏心した位置に偏心
孔が貫設され、該偏心孔にねじ締結手段が挿入さ
れ、該ねじ締結手段の内端にブレーキシユーの舟
形シユーホルダーが取着され、該ねじ締結手段を
締めることにより、舟形シユーホルダーがブレー
キアームの内端面に圧接し、かつ、フランジ部が
ブレーキアームの外端面に圧接してブレーキアー
ムを挟持して前記調整体及びブレーキシユーの回
動を防止している点にある。
ーキアームが自転車のフオークに固定された枢軸
に回動自在に枢支され、各ブレーキアームの下端
部に車輪のリム側面に対向するブレーキシユーが
取付けられた自転車用キヤリパーブレーキにおい
て、 前記各ブレーキアームの下端部に車輪のリム側
面に向つて開口する真円の取付孔が貫設され、該
取付孔に調整体が回動自在に嵌入され、該調整体
の一端部にはブレーキアームの外端面に当接する
フランジ部が形成され、該フランジ部に調整体を
回動操作する操作部が凹設され、かつ、この調整
体には外周円の中心に対して偏心した位置に偏心
孔が貫設され、該偏心孔にねじ締結手段が挿入さ
れ、該ねじ締結手段の内端にブレーキシユーの舟
形シユーホルダーが取着され、該ねじ締結手段を
締めることにより、舟形シユーホルダーがブレー
キアームの内端面に圧接し、かつ、フランジ部が
ブレーキアームの外端面に圧接してブレーキアー
ムを挟持して前記調整体及びブレーキシユーの回
動を防止している点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述す
る。
る。
第1図乃至第3図に示すものは、本考案の第1
実施例で、同図において、1は自転車の車体フオ
ークで、該フオーク1に前輪2が回動自在に枢支
され、該前輪2はタイヤ3とタイヤ3を保持して
いるリム4等からなつている。
実施例で、同図において、1は自転車の車体フオ
ークで、該フオーク1に前輪2が回動自在に枢支
され、該前輪2はタイヤ3とタイヤ3を保持して
いるリム4等からなつている。
5はキヤリパーブレーキで、一対のブレーキア
ーム6がフオーク1に固定された固定枢軸7回り
に回動自在に支持され、各ブレーキアーム6の下
端部に車輪2のリム4側面に向う丸形取付孔8が
開設され、該取付孔8に、取付孔軸心に対して偏
心位置に偏心孔9を有する調整体10が回動固定
自在に嵌入され、該偏心孔9にシユー11が取付
けられたものである。
ーム6がフオーク1に固定された固定枢軸7回り
に回動自在に支持され、各ブレーキアーム6の下
端部に車輪2のリム4側面に向う丸形取付孔8が
開設され、該取付孔8に、取付孔軸心に対して偏
心位置に偏心孔9を有する調整体10が回動固定
自在に嵌入され、該偏心孔9にシユー11が取付
けられたものである。
更に詳しくシユー11の取付構造を説明すれ
ば、上記調整体10は、取付孔8に密嵌する外径
を有する円柱部12と、円柱部12端部に設けら
れたフランジ部13と、円柱部12の軸心より偏
心した位置に該軸心に平行に貫通した挿通孔9と
を有する。フランジ部13端面には、操作部であ
るレンチ掛用孔15が設けられ、該孔15は、調
整体10を取付孔8に嵌入させたとき、レンチ掛
用孔15にレンチを取付けて調整体10を回動さ
せるものである。そしてこの調整体10はフラン
ジ部13を外側にしてブレーキアーム6の取付孔
8に挿入されている。
ば、上記調整体10は、取付孔8に密嵌する外径
を有する円柱部12と、円柱部12端部に設けら
れたフランジ部13と、円柱部12の軸心より偏
心した位置に該軸心に平行に貫通した挿通孔9と
を有する。フランジ部13端面には、操作部であ
るレンチ掛用孔15が設けられ、該孔15は、調
整体10を取付孔8に嵌入させたとき、レンチ掛
用孔15にレンチを取付けて調整体10を回動さ
せるものである。そしてこの調整体10はフラン
ジ部13を外側にしてブレーキアーム6の取付孔
8に挿入されている。
シユー11は、ゴム材等により断面台形に成形
されたシユー本体16と、該本体16を保持する
舟形シユーホルダー17と、シユーホルダー17
の背面に突設されたねじ締結手段であるスタツド
18とを具備している。このシユー11のスタツ
ド18が、ブレーキアーム6の内側からワツシヤ
ー19を介して前記調整体10の偏心孔9に挿通
され、偏心孔9より突出したスタツド18の突出
端部に袋ナツト20が螺着されている。しかし
て、シユーホルダー17の背面と袋ナツト20間
にアーム6と調整体10のフランジ部13を挟圧
することとなり、シユー11はブレーキアーム6
に固着されている。
されたシユー本体16と、該本体16を保持する
舟形シユーホルダー17と、シユーホルダー17
の背面に突設されたねじ締結手段であるスタツド
18とを具備している。このシユー11のスタツ
ド18が、ブレーキアーム6の内側からワツシヤ
ー19を介して前記調整体10の偏心孔9に挿通
され、偏心孔9より突出したスタツド18の突出
端部に袋ナツト20が螺着されている。しかし
て、シユーホルダー17の背面と袋ナツト20間
にアーム6と調整体10のフランジ部13を挟圧
することとなり、シユー11はブレーキアーム6
に固着されている。
上記本考案の第1実施例の作用につき説明すれ
ば、フオーク1にキヤリパーブレーキ5を取付け
たとき、シユー11の位置とリム4の位置を適正
な関係位置にするため、まず袋ナツト20を緩
め、次にレンチ掛用孔15にレンチを取付けて調
整体10を取付孔8内で回動させる。この回動に
より偏心位置に設けられた偏心孔9の上下方向の
位置が変化し、該偏心孔9に保持されたシユー1
1の上下位置が変化することになる。リム4とシ
ユー11が適正な対向位置になるまで回動操作を
行ないその後袋ナツト20を締付ければよい。
ば、フオーク1にキヤリパーブレーキ5を取付け
たとき、シユー11の位置とリム4の位置を適正
な関係位置にするため、まず袋ナツト20を緩
め、次にレンチ掛用孔15にレンチを取付けて調
整体10を取付孔8内で回動させる。この回動に
より偏心位置に設けられた偏心孔9の上下方向の
位置が変化し、該偏心孔9に保持されたシユー1
1の上下位置が変化することになる。リム4とシ
ユー11が適正な対向位置になるまで回動操作を
行ないその後袋ナツト20を締付ければよい。
この様にシユー11の高さ調整が調整体10の
回動操作によつて得られるので、微妙な調整が可
能となる。しかも調整体10のフランジ部13外
周に目盛でも刻成しておくと、左右のシユー11
の高さを同一にすることも容易に可能となる。ま
たブレーキアーム6には単なる丸形の孔を加工す
ることで足り、ブレーキアーム6先端の加工を容
易としている。
回動操作によつて得られるので、微妙な調整が可
能となる。しかも調整体10のフランジ部13外
周に目盛でも刻成しておくと、左右のシユー11
の高さを同一にすることも容易に可能となる。ま
たブレーキアーム6には単なる丸形の孔を加工す
ることで足り、ブレーキアーム6先端の加工を容
易としている。
第4図に示すものは、調整体10のフランジ部
13外周に操作部としてローレツトを刻成したも
のであり、該ローレツトをつまんで回動すること
により調整体10の回動操作を容易に行なうよう
にしたものである。
13外周に操作部としてローレツトを刻成したも
のであり、該ローレツトをつまんで回動すること
により調整体10の回動操作を容易に行なうよう
にしたものである。
第5図に示すものは、本考案の第2実施例であ
り、上記第1実施例のシユーホルダー17とスタ
ツド18とが別体に構成されたものであり、シユ
ーホルダー17背面には雌ねじ孔21が設けら
れ、偏心孔9に挿通されて雌ねじ孔21に螺着さ
れるボルト22が設けられている。該ボルト22
として六角孔付ボルトが例示されている。
り、上記第1実施例のシユーホルダー17とスタ
ツド18とが別体に構成されたものであり、シユ
ーホルダー17背面には雌ねじ孔21が設けら
れ、偏心孔9に挿通されて雌ねじ孔21に螺着さ
れるボルト22が設けられている。該ボルト22
として六角孔付ボルトが例示されている。
なお本考案は上記各々の実施例に限定されるも
のではない。
のではない。
本考案は、ブレーキアームの先端部に車輪のリ
ム側面に向う丸形取付孔を設けたので、アームの
先端部が従来のものに比しコンパクトになり、か
つアームの加工が従来の長穴を設けるものに比べ
て容易となり、また取付孔に、偏心孔を有する調
整体を挿入して、この調整体を回動することによ
り、ブレーキシユーの上下調整を行なうものであ
るから、ブレーキシユーの微調整が容易である。
しかもこの調整は、ブレーキアームの外端面に当
接する調整体のフランジ部に凹設された操作部で
行なわれる為、調整体の回動操作は外側から行な
われ、その操作が容易である。また、操作部はフ
ランジ部に凹設されている為、突出するものに比
べ障害物に当ることがないので、不慮の回動が防
止される。
ム側面に向う丸形取付孔を設けたので、アームの
先端部が従来のものに比しコンパクトになり、か
つアームの加工が従来の長穴を設けるものに比べ
て容易となり、また取付孔に、偏心孔を有する調
整体を挿入して、この調整体を回動することによ
り、ブレーキシユーの上下調整を行なうものであ
るから、ブレーキシユーの微調整が容易である。
しかもこの調整は、ブレーキアームの外端面に当
接する調整体のフランジ部に凹設された操作部で
行なわれる為、調整体の回動操作は外側から行な
われ、その操作が容易である。また、操作部はフ
ランジ部に凹設されている為、突出するものに比
べ障害物に当ることがないので、不慮の回動が防
止される。
また、ねじ締結手段を緩めたり締めたりするの
みで、ブレーキシユーの調整と、固定ができ、調
整操作が容易である。
みで、ブレーキシユーの調整と、固定ができ、調
整操作が容易である。
即ち、本考案は、ねじ締結手段の内端にブレー
キシユーの舟形シユーホルダーを取着し、該ねじ
締結手段を締めることにより、舟形シユーホルダ
ーがブレーキアームの内端面に圧接し、かつ、フ
ランジ部がブレーキアームの外端面に圧接してブ
レーキアームを挟持して前記調整体及びブレーキ
シユーの回動を防止しているので、調整体の回動
のみでブレーキシユーの上下調整が行なえ、従来
のカンチレバー式のように、固定ボルトの回動位
置決め、固定ピンの出し入れ量の調整が不要とな
り、調整作業が極めて容易であり、実用に供して
多大の効果を発揮するものである。
キシユーの舟形シユーホルダーを取着し、該ねじ
締結手段を締めることにより、舟形シユーホルダ
ーがブレーキアームの内端面に圧接し、かつ、フ
ランジ部がブレーキアームの外端面に圧接してブ
レーキアームを挟持して前記調整体及びブレーキ
シユーの回動を防止しているので、調整体の回動
のみでブレーキシユーの上下調整が行なえ、従来
のカンチレバー式のように、固定ボルトの回動位
置決め、固定ピンの出し入れ量の調整が不要とな
り、調整作業が極めて容易であり、実用に供して
多大の効果を発揮するものである。
図は本考案の実施例を示し、第1図は第1実施
例の分解斜視図、第2図は同断面図、第3図は同
側面図、第4図は調整体の他の実施例を示す側面
図と正面図、第5図は第2実施例を示す分解断面
図である。 1……フオーク、4……リム、6……ブレーキ
アーム、8……取付孔、6……偏心孔、10……
調整体、11……シユー、13……フランジ部、
15……操作部、17……舟形シユーホルダー、
18,20,22……ねじ締結手段。
例の分解斜視図、第2図は同断面図、第3図は同
側面図、第4図は調整体の他の実施例を示す側面
図と正面図、第5図は第2実施例を示す分解断面
図である。 1……フオーク、4……リム、6……ブレーキ
アーム、8……取付孔、6……偏心孔、10……
調整体、11……シユー、13……フランジ部、
15……操作部、17……舟形シユーホルダー、
18,20,22……ねじ締結手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一対のブレーキアームが自転車のフオークに固
定された枢軸に回動自在に枢支され、各ブレーキ
アームの下端部に車輪のリム側面に対向するブレ
ーキシユーが取付けられた自転車用キヤリパーブ
レーキにおいて、 前記各ブレーキアームの下端部に車輪のリム側
面に向つて開口する真円の取付孔が貫設され、該
取付孔に調整体が回動自在に嵌入され、該調整体
の一端部にはブレーキアームの外端面に当接する
フランジ部が形成され、該フランジ部に調整体を
回動操作する操作部が凹設され、かつ、この調整
体には外周円の中心に対して偏心した位置に偏心
孔が貫設され、該偏心孔にねじ締結手段が挿入さ
れ、該ねじ締結手段の内端にブレーキシユーの舟
形シユーホルダーが取着され、該ねじ締結手段を
締めることにより、舟形シユーホルダーがブレー
キアームの内端面に圧接し、かつ、フランジ部が
ブレーキアームの外端面に圧接してブレーキアー
ムを挟持して前記調整体及びブレーキシユーの回
動を防止していることを特徴とする自転車用キヤ
リパーブレーキのシユー取付構造。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980176551U JPS6314109Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 | |
US06/306,759 US4444294A (en) | 1980-12-08 | 1981-09-29 | Brake shoe mount for brake apparatus |
DE3140655A DE3140655C2 (de) | 1980-12-08 | 1981-10-13 | Bremsschuhhalterung für eine Fahrrad-Felgenbremse |
FR8119907A FR2495563B1 (fr) | 1980-12-08 | 1981-10-23 | Monture pour patin de frein |
GB8135188A GB2088976B (en) | 1980-12-08 | 1981-11-23 | Mounting brake shoes |
IT8149836A IT1145466B (it) | 1980-12-08 | 1981-12-04 | Supporto per pattino di freno in particolare per biciclette |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980176551U JPS6314109Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5798334U JPS5798334U (ja) | 1982-06-17 |
JPS6314109Y2 true JPS6314109Y2 (ja) | 1988-04-20 |
Family
ID=16015556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980176551U Expired JPS6314109Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6314109Y2 (ja) |
GB (1) | GB2088976B (ja) |
IT (1) | IT1145466B (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4441592A (en) * | 1982-08-27 | 1984-04-10 | Kool-Stop International Inc. | Bicycle brake assembly |
US4546858A (en) * | 1982-11-06 | 1985-10-15 | Shimano Industrial Company Limited | Bicycle brake having an improved adjustment mechanism for adjusting the position of a brake shoe relative to a wheel rim |
DE3712734A1 (de) * | 1987-04-04 | 1988-10-20 | Sandor Suele | Fahrradbremse |
JPH055112Y2 (ja) * | 1988-08-09 | 1993-02-09 | ||
ES1026869Y (es) * | 1992-03-17 | 1994-12-01 | Urdampilleta Jose Luis Miner | Freno para bicicletas. |
CN108105285B (zh) * | 2018-01-05 | 2020-08-21 | 温芫鋐 | 车用卡钳 |
-
1980
- 1980-12-08 JP JP1980176551U patent/JPS6314109Y2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-11-23 GB GB8135188A patent/GB2088976B/en not_active Expired
- 1981-12-04 IT IT8149836A patent/IT1145466B/it active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT8149836A0 (it) | 1981-12-04 |
GB2088976B (en) | 1985-03-27 |
GB2088976A (en) | 1982-06-16 |
JPS5798334U (ja) | 1982-06-17 |
IT1145466B (it) | 1986-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0738071Y2 (ja) | 自転車用キャリパ−ブレ−キ | |
US5501301A (en) | Bicycle brake arm having a brake shoe clearance adjusting mechanism | |
JPS6314109Y2 (ja) | ||
JPS6229353Y2 (ja) | ||
US4263990A (en) | Caliper brake apparatus of the side-pull type | |
JPS6230956B2 (ja) | ||
US4151897A (en) | Bicycle wheel rim brake | |
CA1116103A (en) | Caliper brake apparatus of the side-pull type | |
JPH0735289U (ja) | 自転車用ブレーキ装置 | |
JPH0437830Y2 (ja) | ||
JPH0242555Y2 (ja) | ||
JPH0537681Y2 (ja) | ||
JPH0615817Y2 (ja) | 自動2輪車の後輪支持装置 | |
JP3060300B2 (ja) | 自転車用ブレーキ | |
JPS6230871Y2 (ja) | ||
JPH038555Y2 (ja) | ||
JPH0524976Y2 (ja) | ||
JPH0246469Y2 (ja) | ||
JPH0356146Y2 (ja) | ||
JPS5916581Y2 (ja) | 自転車等のブレ−キシユ− | |
JPS589762Y2 (ja) | ブレ−キ付きキヤスタ | |
JPS6040903Y2 (ja) | キヤリパ−ブレ−キ | |
JPS595665Y2 (ja) | 操作レバ− | |
JPS5851104Y2 (ja) | キヤリパ−ブレ−キにおけるア−チ縮小用把持部材の取付構造 | |
JPH024877Y2 (ja) |