JPH0246469Y2 - - Google Patents

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JPH0246469Y2
JPH0246469Y2 JP1985049000U JP4900085U JPH0246469Y2 JP H0246469 Y2 JPH0246469 Y2 JP H0246469Y2 JP 1985049000 U JP1985049000 U JP 1985049000U JP 4900085 U JP4900085 U JP 4900085U JP H0246469 Y2 JPH0246469 Y2 JP H0246469Y2
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JP
Japan
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protruding shaft
shoe
brake
shaft
holder
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はブレーキシユー取付装置に関する。
〈従来の技術〉 ブレーキシユーには、第8図に示す如くシユー
本体33を保持するシユーホルダー34に突出軸
35を固設し、この突出軸35をアイボルト36
の取付孔37に挿通し、ナツト38の締付けによ
りアイボルト36と座金39との間で突出軸35
をブレーキアーム40側に抱持固定するようにし
たものがある。
ところが、従来のこの種のものにあつては、同
図に示す如くシユーホルダー34に単に丸棒状の
突出軸35を外方に固設したものである(例えば
実公昭55−21905)。
〈考案が解決しようとする問題点〉 従つて突出軸35はその軸径の大きさでしかシ
ユーホルダー34の背面に重合接当されず、この
ため突出軸35の固設が甘くなり、ブレーキ操作
時に車輪のリムからの応力によつて、シユーホル
ダー34が突出軸35に対してガタ付いたり、ま
た突出軸35がその基部から折曲したりする惧れ
があつた。また突出軸35のブレーキアーム40
への抱持が甘く、ブレーキ操作時にシユーホルダ
ー34が突出軸35の軸廻りに回動したりするこ
ともあつた。
本考案は上記問題点に鑑み、突出軸をシユーホ
ルダーに対して折曲したりガタ付いたりする惧れ
なく強固に固設できると共に、突出軸をブレーキ
アーム側に軸廻りに不測回動することのないよう
に強く抱持し得るようにしたものである。
〈問題点を解決するための手段〉 この技術的課題を解決する本考案の技術的手段
は、車輪のリムに押圧されるシユー本体8と、シ
ユー本体8を保持するシユーホルダー9とを備え
て成るブレーキシユー7の前記シユーホルダー9
に突出軸17が固設され、この突出軸17がブレ
ーキアーム2に挿通したアイボルト23に直交状
に挿通され、ブレーキアーム2を突出軸17とで
挟むように配置され且つアイボルト23に螺合さ
れたナツト25の締付けによりアイボルト23を
介して突出軸17をブレーキアーム2側の受部2
6aに押圧させることで突出軸17が固定される
ようにしたブレーキシユー取付装置において、前
記突出軸17の基部に、シユーホルダー9の背面
に重合接当されたフランジ18が設けられ、突出
軸17の外周に軸方向のローレツト20が全周に
亘つて形成され、前記アイボルト23及び受部2
6aの、ナツト23締付時に突出軸17のローレ
ツト20形成部分に当接する面が平坦面に形成さ
れている点にある。
〈作用〉 突出軸17をシユーホルダー9に対しフランジ
18に介して大きな面積で強固に固設することが
でき、フランジ18により突出軸17のシユーホ
ルダー9への固定を効果的に補強し得る。またブ
レーキアーム2側に抱持固定された突出軸17は
ローレツト20が軸廻りの回動に対して大きな抵
抗となり、突出軸17を軸廻りに回動しないよう
に強固に抱持することが可能になる。さらに、ア
イボルト23に螺合されたナツト23を締めるこ
とで突出軸17を軸心廻りに回動してシユー本体
8が車輪のリムに適切に当たるように調節するこ
とが可能である。
〈実施例〉 以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第1図乃至第6図において、1は自転車のセ
ンタープル式キヤリパーブレーキで、左右一対の
ブレーキアーム2を備える。各ブレーキアーム2
は自転車の前ホーク等に固設される取付部材5に
対して支軸3廻りに揺動自在に支持されている。
4は牽引ワイヤで、アーム2の上端に連結されて
いる。6はスプリングで、各支軸3に夫々巻装さ
れ、ブレーキアーム2の下端部間を拡開方向に付
勢している。
7は各ブレーキアーム2の下端部に対向するよ
うに設けた一対のブレーキシユーで、車輪のリム
に押圧されるシユー本体8と、シユー本体8を保
持するシユーホルダー9とを備える。シユーホル
ダー9は底壁10と幅方向一対の側壁11と長手
方向一対の側壁12とを有する舟形に形成されて
いる。13はホルダー9の底壁10中央部に設け
た挿通孔である。14は底壁10の内面側に設け
た係止溝で、挿通孔13の周囲に放射状に複数個
没設形成されている。
17はホルダー9に固設した突出軸で、該突出
軸17の基部には大径のフランジ18とかしめ部
19とが設けられ、かしめ部19は、ホルダー9
の挿通孔13に背面側から挿入されて、第5図に
鎖線で示す丸棒状態から実線の如く扁平状にかし
められ、これによりかしめ部19は係止溝14に
係合されると共に、フランジ18との間で挿通孔
13の開口縁部を挟持している。この挟持により
フランジ18はホルダー9の背面に重合接当し、
突出軸17はホルダー9に対してその背面中央部
から外方突出するように固設されている。20は
突出軸17の外周に設けた軸方向のローレツト
で、突出軸17の全周に亘つて形成されている。
23はブレーキシユー取付用のアイボルトで、
頭部23aとねじ軸部23bとを有し、前記頭部
23aに形成した取付孔28に挿通させ、ねじ軸
部23bをブレーキアーム2の下端部に開口した
ボルト通孔24に挿通させ、ねじ軸部23bに螺
合するナツト25の締付けにより、アイボルト2
3を座金26,27を介してブレーキアーム2に
締付固定すると共に、アイボルト23によつて突
出軸17のローレツト20形成部分を座金26の
座面26a(受部)に押圧して、座金26とアイ
ボルト23との間で突出軸17を抱持している。
そして、前記座金26の座面26a及びアイボル
ト23の頭部23aの取付孔28内面は平坦面と
されていて、ナツト25を緩めることで突出軸1
7は軸心廻り回動可能である。
なお、前記実施例では本考案をセンタープル式
キヤリパーブレーキ1のブレーキシユー7に対し
て実施しているが、本考案のブレーキシユー7は
これに限定されず、サイドプル式のキヤリパーブ
レーキであつてもよいし、また第7図に示す如く
カンチレバーブレーキ29のブレーキシユー7に
ついても同様に適用実施できる。なお、このカン
チレバーブレーキ29はカンチレバーを構成する
ブレーキアーム2に、ブレーキシユー7の突出軸
17をアイボルト23等によつて抱持固定し、ブ
レーキアーム2を吊ワイヤ30で上方回動させる
ことにより、ブレーキシユー7のシユー本体8が
車輪のリムに押圧接当するように構成されてい
る。
〈考案の効果〉 本考案によれば、突出軸17の基部にシユーホ
ルダー9の背面に重合接当されたフランジ18が
設けられているので、突出軸17を大きな面積で
シユーホルダー9に対して強固に固設でき、ブレ
ーキ操作時等にシユーホルダー9が突出軸17に
対して相対的にガタ付いたり、また突出軸17が
その基部から折曲したりするのを効果的に防止で
きる。また、アイボルト23に螺合されたナツト
25を締付けることによつて、アイボルト23を
介して突出軸17をブレーキアーム2側の受部2
6aに押圧させることで突出軸17を固定するよ
うにしたものにおいて、突出軸17の外周に軸方
向のローレツト20が全周に亘つて形成し、アイ
ボルト23及び受部26aの、ナツト23締付時
に突出軸17のローレツト20形成部分に当接す
る面を平坦面に形成しているので、ブレーキ操作
時等にシユーホルダー9が突出軸17周りに不測
に回動しないように突出軸17をブレーキアーム
2側に強固に抱持固定でき、しかも、突出軸17
を軸心廻りに回動しないように強固に固定できる
ものであるにもかかわらず、ナツト25を緩める
ことによつて、突出軸17を軸心廻りに回動で
き、これによつて、シユー本体8を車輪のリムに
適切に当接し得るように調節できるものである。
しかも単に突出軸17にフランジ18及びローレ
ツト20を設けただけの簡単な構成であるから、
構成簡単にして安価かつ容易に製造でき、その実
用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同正面図、第3図は同平面図、第4図は同正
断面図、第5図は同平断面図、第6図は同シユー
ホルダーの側面図、第7図は他の実施例を示す斜
視図、第8図は従来例を示す平面図である。 2…ブレーキアーム、7…ブレーキシユー、8
…シユー本体、9…シユーホルダー、17…突出
軸、18…フランジ、20…ローレツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪のリムに押圧されるシユー本体8と、シユ
    ー本体8を保持するシユーホルダー9とを備えて
    成るブレーキシユー7の前記のシユーホルダー9
    に突出軸17が固設され、この突出軸17がブレ
    ーキアーム2に挿通したアイボルト23に直交状
    に挿通され、ブレーキアーム2を突出軸17とで
    挟むように配置され且つアイボルト23に螺合さ
    れたナツト25の締付けによりアイボルト23を
    介して突出軸17をブレーキアーム2側の受部2
    6aに押圧させることで突出軸17が固定される
    ようにしたブレーキシユー取付装置において、前
    記突出軸17の基部に、シユーホルダー9の背面
    に重合接当されたフランジ18が設けられ、突出
    軸17の外周に軸方向のローレツト20が全周に
    亘つて形成され、前記アイボルト23及び受部2
    6aの、ナツト23締付時に突出軸17のローレ
    ツト20形成部分に当接する面が平坦面に形成さ
    れていることを特徴とするブレーキシユー取付装
    置。
JP1985049000U 1985-04-01 1985-04-01 Expired JPH0246469Y2 (ja)

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JP1985049000U JPH0246469Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

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JP1985049000U JPH0246469Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

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JPS61165285U JPS61165285U (ja) 1986-10-14
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851103U (ja) * 1981-09-30 1983-04-06 松下精工株式会社 縦型電気スト−ブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58125737U (ja) * 1982-02-18 1983-08-26 株式会社シマノ キヤリパ−ブレ−キ

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851103U (ja) * 1981-09-30 1983-04-06 松下精工株式会社 縦型電気スト−ブ

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JPS61165285U (ja) 1986-10-14

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