JPH0643546Y2 - センタ−プル式キヤリパ−ブレ−キ - Google Patents
センタ−プル式キヤリパ−ブレ−キInfo
- Publication number
- JPH0643546Y2 JPH0643546Y2 JP1987085358U JP8535887U JPH0643546Y2 JP H0643546 Y2 JPH0643546 Y2 JP H0643546Y2 JP 1987085358 U JP1987085358 U JP 1987085358U JP 8535887 U JP8535887 U JP 8535887U JP H0643546 Y2 JPH0643546 Y2 JP H0643546Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- return spring
- support shaft
- spring
- brake arms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62L—BRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
- B62L1/00—Brakes; Arrangements thereof
- B62L1/02—Brakes; Arrangements thereof in which cycle wheels are engaged by brake elements
- B62L1/06—Brakes; Arrangements thereof in which cycle wheels are engaged by brake elements the wheel rim being engaged
- B62L1/10—Brakes; Arrangements thereof in which cycle wheels are engaged by brake elements the wheel rim being engaged by the elements moving substantially parallel to the wheel axis
- B62L1/14—Brakes; Arrangements thereof in which cycle wheels are engaged by brake elements the wheel rim being engaged by the elements moving substantially parallel to the wheel axis the elements being mounted on levers pivotable about different axes
- B62L1/16—Brakes; Arrangements thereof in which cycle wheels are engaged by brake elements the wheel rim being engaged by the elements moving substantially parallel to the wheel axis the elements being mounted on levers pivotable about different axes the axes being located intermediate the ends of the levers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自転車用のセンタープル式キヤリパーブレー
キに関する。
キに関する。
(従来の技術) 従来、センタープル式キヤリパーブレーキとして、第4
図に示すものが一般に知られている。このブレーキは、
下端にブレーキシュー1を備えかつ中途部位の支軸2回
りに揺動して拡縮自在とせられた左右一対のブレーキシ
ュー3,4と、ブレーキアーム3,4を支持しかつ自転車の車
体に取付けられるアーム取付ブラケット5と、ブレーキ
シュー1が相互に離反するようにブレーキアーム3,4を
常時拡開方向に付勢するリターンスプリング6と、ブレ
ーキアーム3,4の上端部同士を連結する吊ワイヤ7とか
ら構成されている。そして、リターンスプリング6は、
支軸2に巻装されてその一端をブレーキアーム3,4の背
面突部8に、他端をアーム取付部材5の正面突部9に、
それぞれ係止されている。
図に示すものが一般に知られている。このブレーキは、
下端にブレーキシュー1を備えかつ中途部位の支軸2回
りに揺動して拡縮自在とせられた左右一対のブレーキシ
ュー3,4と、ブレーキアーム3,4を支持しかつ自転車の車
体に取付けられるアーム取付ブラケット5と、ブレーキ
シュー1が相互に離反するようにブレーキアーム3,4を
常時拡開方向に付勢するリターンスプリング6と、ブレ
ーキアーム3,4の上端部同士を連結する吊ワイヤ7とか
ら構成されている。そして、リターンスプリング6は、
支軸2に巻装されてその一端をブレーキアーム3,4の背
面突部8に、他端をアーム取付部材5の正面突部9に、
それぞれ係止されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の上記ブレーキは、支軸2に巻装されたリターンス
プリング6が露出状に設けられており、汚泥の付着、発
錆等により機能が低下して長期の仕様に堪えず、又外観
的にも好ましいものではなかった。また、制動操作時
に、リターンスプリング6の両端部が突起8・9に対し
て摺動し、大きな摩擦抵抗が生じてブレーキ操作を非常
に重くしている。更に、従来では、リターンスプリング
6の両端を突起8,9に引っ掛けているだけであるため、
片ぎき等の防止のために左右のスプリング6の巻締め力
を調整する場合には、当該ブレーキを分解してスプリン
グ6ごと交換する必要があった。
プリング6が露出状に設けられており、汚泥の付着、発
錆等により機能が低下して長期の仕様に堪えず、又外観
的にも好ましいものではなかった。また、制動操作時
に、リターンスプリング6の両端部が突起8・9に対し
て摺動し、大きな摩擦抵抗が生じてブレーキ操作を非常
に重くしている。更に、従来では、リターンスプリング
6の両端を突起8,9に引っ掛けているだけであるため、
片ぎき等の防止のために左右のスプリング6の巻締め力
を調整する場合には、当該ブレーキを分解してスプリン
グ6ごと交換する必要があった。
本考案は、上述のような実情に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、リターンスプリングへの汚泥の
付着、発錆等を防止しブレーキ操作の確実性ならびにブ
レーキ調整の容易性の向上を図り、外観的にも良好なブ
レーキを提供するにある。
の目的とするところは、リターンスプリングへの汚泥の
付着、発錆等を防止しブレーキ操作の確実性ならびにブ
レーキ調整の容易性の向上を図り、外観的にも良好なブ
レーキを提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案では次の技術的手段
を講じた。すなわち本考案は、下端にブレーキシュー1
を備えた拡縮自在な左右一対のブレーキアーム11,12
と、この両ブレーキアーム11,12を支軸13を介してそれ
ぞれ支持する取付ブラケット10と、前記ブレーキシュー
1が相互に離反するようにブレーキアーム11,12を常時
拡開方向に付勢するリターンスプリング18とからなるセ
ンタープル式キャリパーブレーキにおいて、 前記両ブレーキアーム11,12のボス部16に反取付ブラケ
ット10側に開口する収納凹部17が形成され、この凹部17
内に、支軸13に外嵌されたコイルスプリングよりなるリ
ターンスプリング18が収納され、このリターンスプリン
グ18の一端18Aが前記ボス部16に相対回動不能に固定さ
れているとともに他端18Bが支軸13に外嵌された調整金
具28に相対回動不能に固定され、この調整金具28の支軸
13回りの周方向位置を変更することによってリターンス
プリング18の巻締め力を調整する調整手段が設けられて
いることを特徴としている。
を講じた。すなわち本考案は、下端にブレーキシュー1
を備えた拡縮自在な左右一対のブレーキアーム11,12
と、この両ブレーキアーム11,12を支軸13を介してそれ
ぞれ支持する取付ブラケット10と、前記ブレーキシュー
1が相互に離反するようにブレーキアーム11,12を常時
拡開方向に付勢するリターンスプリング18とからなるセ
ンタープル式キャリパーブレーキにおいて、 前記両ブレーキアーム11,12のボス部16に反取付ブラケ
ット10側に開口する収納凹部17が形成され、この凹部17
内に、支軸13に外嵌されたコイルスプリングよりなるリ
ターンスプリング18が収納され、このリターンスプリン
グ18の一端18Aが前記ボス部16に相対回動不能に固定さ
れているとともに他端18Bが支軸13に外嵌された調整金
具28に相対回動不能に固定され、この調整金具28の支軸
13回りの周方向位置を変更することによってリターンス
プリング18の巻締め力を調整する調整手段が設けられて
いることを特徴としている。
(作用) 本考案では、コイルスプリングよりなるリターンスプリ
ング18をブレーキアーム11,12のボス部16に設けた収納
凹部17に収納しているので、リターンスプリング18に汚
泥が付着するのが防止される。
ング18をブレーキアーム11,12のボス部16に設けた収納
凹部17に収納しているので、リターンスプリング18に汚
泥が付着するのが防止される。
また、リターンスプリング18の一端18Aがボス部16に相
対回動不能に固定されているとともに、他端18Bが支軸1
3に外嵌された調整金具28に相対回動不能に固定されて
いるので、当該スプリング18がボス部16や調整金具28に
対して摺動しない。
対回動不能に固定されているとともに、他端18Bが支軸1
3に外嵌された調整金具28に相対回動不能に固定されて
いるので、当該スプリング18がボス部16や調整金具28に
対して摺動しない。
更に、調整金具28の支軸13回りの周方向位置を変更する
と、リターンスプリング18の巻締め力が調整される。
と、リターンスプリング18の巻締め力が調整される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は右側のブレーキアームをその支軸中心に沿って
切断した断面図であるが、左側のブレーキアームもリタ
ーンスプリングの巻き方向が逆になるだけで他は同一構
造であり、第2図に左右のブレーキアームについて分解
斜視図で示している。
切断した断面図であるが、左側のブレーキアームもリタ
ーンスプリングの巻き方向が逆になるだけで他は同一構
造であり、第2図に左右のブレーキアームについて分解
斜視図で示している。
10はアーム取付ブラケットで、自転車の車体たとえば前
フオークにボルト等により固定される。
フオークにボルト等により固定される。
11,12は左右一対のブレーキアーム、13,13は左右の支軸
で、この支軸13,13を介してブレーキアーム11,12の中途
部位をアーム取付ブラケット10に拡縮自在に枢支してい
る。そして、支軸13は中空で、後端部にアーム取付ブラ
ケット10への台座13Aが形成されると共に、内孔には全
長にわたってねじ部14が設けられ、前記ブラケット10が
ボルト15により固着されるようになっている。
で、この支軸13,13を介してブレーキアーム11,12の中途
部位をアーム取付ブラケット10に拡縮自在に枢支してい
る。そして、支軸13は中空で、後端部にアーム取付ブラ
ケット10への台座13Aが形成されると共に、内孔には全
長にわたってねじ部14が設けられ、前記ブラケット10が
ボルト15により固着されるようになっている。
前記アーム11,12は、それぞれ中途部位の支軸13を貫通
するボス部16に、支軸13回りにリターンスプリング収納
凹部17を前方が開口するように備え、この凹部17内に、
支軸13に外嵌されたコイルスプリングよりなるリターン
スプリング18が収納されており、リターンスプリング18
の一端18Aが、前記凹部17の後端壁に設けられたスプリ
ング端挿通孔19に挿入係合されている。なお、リターン
スプリング18は、左右それぞれ巻き方向が逆で、左側は
左巻き、右側は右巻きとされている。
するボス部16に、支軸13回りにリターンスプリング収納
凹部17を前方が開口するように備え、この凹部17内に、
支軸13に外嵌されたコイルスプリングよりなるリターン
スプリング18が収納されており、リターンスプリング18
の一端18Aが、前記凹部17の後端壁に設けられたスプリ
ング端挿通孔19に挿入係合されている。なお、リターン
スプリング18は、左右それぞれ巻き方向が逆で、左側は
左巻き、右側は右巻きとされている。
20はスプリングキャップ、21はラチェットスリーブで、
スプリングキャップ20の中央部にはラチェットスリーブ
21の筒状部21Aを挿通する貫通孔22を備えており、この
キャップ20は後端の開口部側外周が縮径されて前記リタ
ーンスプリング収納凹部17に嵌合されている。そして、
このキャップ20の前壁には、リターンスプリング18の他
端18Bを挿通するスプリング端挿通孔23が貫通せられて
いる。
スプリングキャップ20の中央部にはラチェットスリーブ
21の筒状部21Aを挿通する貫通孔22を備えており、この
キャップ20は後端の開口部側外周が縮径されて前記リタ
ーンスプリング収納凹部17に嵌合されている。そして、
このキャップ20の前壁には、リターンスプリング18の他
端18Bを挿通するスプリング端挿通孔23が貫通せられて
いる。
ラチェットスリーブ21は、筒状部21Aの前端にフランジ
部24が形成され、その内孔25は取付ボルト26の頭部26A
が収納されるようにせられ、さらにフランジ部24の後面
には、第3図に示すようにラチェット27が形成されてお
り、前記取付ボルト26をこのスリーブ21に挿通し、支軸
13のねじ部14に螺合することによって、支軸13とラチェ
ットスリーブ21が連結されるようになっている。
部24が形成され、その内孔25は取付ボルト26の頭部26A
が収納されるようにせられ、さらにフランジ部24の後面
には、第3図に示すようにラチェット27が形成されてお
り、前記取付ボルト26をこのスリーブ21に挿通し、支軸
13のねじ部14に螺合することによって、支軸13とラチェ
ットスリーブ21が連結されるようになっている。
28は調整金具で、中央に前記スリーブ21の筒状部21Aに
外嵌されるスリーブ挿通孔29を備え、外周は六角ナット
と同様の六角形状を呈し、スパナ等の回転操作具装着部
とせられ、後端のスプリングキャップ20との接触面には
スプリング端挿通孔30が、前記キャップ20のスプリング
端挿通孔23にに対応する位置に設けられ、リターンスプ
リング端18Bが嵌入係合せられている。また、調整金具2
8の前面すなわちラチェット27に対向する面には、ラチ
ェット爪31を嵌装する凹部32が形成され、この凹部32の
内方にラチェット爪31を押圧するコイルスプリング33が
嵌入されている。そしてこのスプリング33によって、ラ
チェット爪31がラチェット27に常時所定の圧力で押圧せ
られ、一定の方向すなわちリターンスプリング18を巻締
め方向にのみ、調整金具28の回転を許容せしめるように
なっている。
外嵌されるスリーブ挿通孔29を備え、外周は六角ナット
と同様の六角形状を呈し、スパナ等の回転操作具装着部
とせられ、後端のスプリングキャップ20との接触面には
スプリング端挿通孔30が、前記キャップ20のスプリング
端挿通孔23にに対応する位置に設けられ、リターンスプ
リング端18Bが嵌入係合せられている。また、調整金具2
8の前面すなわちラチェット27に対向する面には、ラチ
ェット爪31を嵌装する凹部32が形成され、この凹部32の
内方にラチェット爪31を押圧するコイルスプリング33が
嵌入されている。そしてこのスプリング33によって、ラ
チェット爪31がラチェット27に常時所定の圧力で押圧せ
られ、一定の方向すなわちリターンスプリング18を巻締
め方向にのみ、調整金具28の回転を許容せしめるように
なっている。
しかして、支軸13に固定したラチェットスリーブ21と、
このスリーブ21のフランジ部24に形成されたラッチェッ
ト27と、このラチェット27に係合して調整金具28を支軸
13に対して回動不能とするラチェット爪31とから、当該
調整金具28の支軸13回りの周方向位置を変更することに
よってリターンスプリング18の巻締め力を調整する調整
手段が構成されている。
このスリーブ21のフランジ部24に形成されたラッチェッ
ト27と、このラチェット27に係合して調整金具28を支軸
13に対して回動不能とするラチェット爪31とから、当該
調整金具28の支軸13回りの周方向位置を変更することに
よってリターンスプリング18の巻締め力を調整する調整
手段が構成されている。
上記実施例によれば、ブレーキを操作すると、左右ブレ
ーキアーム11,12が支軸13廻りに回動して、左右のブレ
ーキシュー1がリム34の両側に圧接して制動力が作用す
る。このとき、リターンスプリング18は、その前端18B
が調整金具28、ラチェット爪31、ラチェット27、ラチェ
ットスリーブ21、取付ボルト26及び支軸13を介してアー
ム取付ブラケット10に固定されているため、後端18Aが
ブレーキアーム11,12により巻締め方向に作用せられ、
ブレーキ操作力を解放すると、リターンスプリング18の
弾発力によって、ブレーキアーム11,12は逆方向に回さ
れその下端が拡開され、ブレーキシュー1は初期位置に
復帰する。
ーキアーム11,12が支軸13廻りに回動して、左右のブレ
ーキシュー1がリム34の両側に圧接して制動力が作用す
る。このとき、リターンスプリング18は、その前端18B
が調整金具28、ラチェット爪31、ラチェット27、ラチェ
ットスリーブ21、取付ボルト26及び支軸13を介してアー
ム取付ブラケット10に固定されているため、後端18Aが
ブレーキアーム11,12により巻締め方向に作用せられ、
ブレーキ操作力を解放すると、リターンスプリング18の
弾発力によって、ブレーキアーム11,12は逆方向に回さ
れその下端が拡開され、ブレーキシュー1は初期位置に
復帰する。
そこで、リターンスプリング18のテンション強弱の調整
を行なう場合は、調整金具28をスパナ等により回動させ
ると、リターンスプリング18は巻締められ、スプリング
テンションがブレーキアーム11,12に作用し、ブレーキ
アーム11,12の拡開方向の弾発力が強くなる。また、左
右のブレーキアーム11,12のバランスも調整できる。そ
して、調整金具28を回動させると、ラチェット爪31がラ
チェット27面を移動するので、カチッ、カチッと発音
し、発音数によって、リターンスプリング18の巻締め量
すなわち調整量を知ることができ、左右両ブレーキアー
ム11,12のバランスのとれた調整を、確実かつ容易に行
なうことができる。
を行なう場合は、調整金具28をスパナ等により回動させ
ると、リターンスプリング18は巻締められ、スプリング
テンションがブレーキアーム11,12に作用し、ブレーキ
アーム11,12の拡開方向の弾発力が強くなる。また、左
右のブレーキアーム11,12のバランスも調整できる。そ
して、調整金具28を回動させると、ラチェット爪31がラ
チェット27面を移動するので、カチッ、カチッと発音
し、発音数によって、リターンスプリング18の巻締め量
すなわち調整量を知ることができ、左右両ブレーキアー
ム11,12のバランスのとれた調整を、確実かつ容易に行
なうことができる。
上記実施例における支軸13は、これを前方に延長して、
ラチェットスリーブ21の筒状部21Aと一体的に構成し、
支軸13に調整金具28を直接嵌合させ、回転可能にするこ
とができる。
ラチェットスリーブ21の筒状部21Aと一体的に構成し、
支軸13に調整金具28を直接嵌合させ、回転可能にするこ
とができる。
さらに、スプリングキャップ20と調整金具28は一体化し
て、部品点数を少なくすることができる。
て、部品点数を少なくすることができる。
また、ブレーキアーム11,12のリターンスプリング収納
凹部17およびスプリングキャップ20内にグリスを充填し
ておけば、発錆が効果的に防止できる。
凹部17およびスプリングキャップ20内にグリスを充填し
ておけば、発錆が効果的に防止できる。
(考案の効果) 本考案によれば、ボス部16に設けた収納凹部17にリター
ンスプリング18が収納されていて、リターンスプリング
18に対する汚泥の付着や発錆を防止できるので、左右の
ブレーキアーム11,12のブレーキバランスが長期間に渡
って有効に維持できるとともに、当該ブレーキの耐久性
を向上できる。
ンスプリング18が収納されていて、リターンスプリング
18に対する汚泥の付着や発錆を防止できるので、左右の
ブレーキアーム11,12のブレーキバランスが長期間に渡
って有効に維持できるとともに、当該ブレーキの耐久性
を向上できる。
また、リターンスプリング18がボス部16や調整金具28に
対して摺動しないので、従来のように当該スプリング18
に摩擦抵抗が働くことがなく、このため当該ブレーキを
軽快に操作できるとともに、スプリング18からのきしみ
音の発生も防止することができる。
対して摺動しないので、従来のように当該スプリング18
に摩擦抵抗が働くことがなく、このため当該ブレーキを
軽快に操作できるとともに、スプリング18からのきしみ
音の発生も防止することができる。
更に、調整金具28の支軸13回りの周方向位置を変更する
だけで、リターンスプリング18の巻締め力を調整できる
ので、左右のブレーキアーム11,12のバランス調整を容
易に行うことができる。
だけで、リターンスプリング18の巻締め力を調整できる
ので、左右のブレーキアーム11,12のバランス調整を容
易に行うことができる。
第1図〜第3図は本考案の実施例を示すもので、第1図
は要部断面図、第2図は前方からみた分解斜視図、第3
図は第1図のA−A線断面図、第4図は従来例を示す正
面図である。 1……ブレーキシュー、10……アーム取付ブラケット、
11,12……ブレーキアーム、13……支軸、16……ボス
部、17……リターンスプリング収納凹部、18……リター
ンスプリング、18A,18B……スプリング端、28……調整
金具。
は要部断面図、第2図は前方からみた分解斜視図、第3
図は第1図のA−A線断面図、第4図は従来例を示す正
面図である。 1……ブレーキシュー、10……アーム取付ブラケット、
11,12……ブレーキアーム、13……支軸、16……ボス
部、17……リターンスプリング収納凹部、18……リター
ンスプリング、18A,18B……スプリング端、28……調整
金具。
Claims (1)
- 【請求項1】下端にブレーキシュー(1)を備えた拡縮
自在な左右一対のブレーキアーム(11)(12)と、この
両ブレーキアーム(11)(12)を支軸(13)を介してそ
れぞれ支持する取付ブラケット(10)と、前記ブレーキ
シュー(1)が相互に離反するようにブレーキアーム
(11)(12)を常時拡開方向に付勢するリターンスプリ
ング(18)とからなるセンタープル式キャリパーブレー
キにおいて、 前記両ブレーキアーム(11)(12)のボス部(16)に反
取付ブラケット(10)側に開口する収納凹部(17)が形
成され、この凹部(17)内に、支軸(13)に外嵌された
コイルスプリングよりなるリターンスプリング(18)が
収納され、このリターンスプリング(18)の一端(18
A)が前記ボス部(16)に相対回動不能に固定されてい
るとともに他端(18B)が支軸(13)に外嵌された調整
金具(28)に相対回動不能に固定され、この調整金具
(28)の支軸(13)回りの周方向位置を変更することに
よってリターンスプリング(18)の巻締め力を調整する
調整手段が設けられていることを特徴とするセンタープ
ル式キャリパーブレーキ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987085358U JPH0643546Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | センタ−プル式キヤリパ−ブレ−キ |
US07/197,162 US4838387A (en) | 1987-05-29 | 1988-05-23 | Center-pull caliper brake |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987085358U JPH0643546Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | センタ−プル式キヤリパ−ブレ−キ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63193127U JPS63193127U (ja) | 1988-12-13 |
JPH0643546Y2 true JPH0643546Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=13856483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987085358U Expired - Lifetime JPH0643546Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | センタ−プル式キヤリパ−ブレ−キ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4838387A (ja) |
JP (1) | JPH0643546Y2 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0422240B1 (en) * | 1989-03-31 | 1993-10-27 | Yoshigai Kikai Kinzoku Kabushiki Kaisha | Brake for bicycle |
JPH02129985U (ja) * | 1989-04-04 | 1990-10-26 | ||
JP2517343Y2 (ja) * | 1989-04-06 | 1996-11-20 | 吉貝機械金属株式会社 | 自転車用ブレーキ |
US5058450A (en) * | 1990-04-20 | 1991-10-22 | Yoshigai Kikai Kinzoku Co., Ltd. | Device for adjusting a return spring in a bicycle brake assembly |
US5082092A (en) * | 1990-04-20 | 1992-01-21 | Yoshigai Kikai Kinzoku Co. Ltd. | Cycle brake |
WO1992009463A1 (en) * | 1990-11-27 | 1992-06-11 | Fortress Lite-Style, Inc. | Wheel lock mechanism for a wheelchair |
US5174418A (en) * | 1990-11-27 | 1992-12-29 | Fortress Lite-Style Inc. | Wheel lock mechanism for a wheelchair |
US5328001A (en) * | 1991-07-04 | 1994-07-12 | Yoshikawa Mfg. Co., Ltd. | Side pull bicycle brake with differential spring release and pivotal stopper structure |
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