JP2509764Y2 - ライト取付装置 - Google Patents

ライト取付装置

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JP2509764Y2
JP2509764Y2 JP957189U JP957189U JP2509764Y2 JP 2509764 Y2 JP2509764 Y2 JP 2509764Y2 JP 957189 U JP957189 U JP 957189U JP 957189 U JP957189 U JP 957189U JP 2509764 Y2 JP2509764 Y2 JP 2509764Y2
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holder
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誠 内田
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株式会社三ツ葉電機製作所
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ライト取付装置に係り、特に、自転車のハ
ンドルにライト(前照灯)を取り付けるのに使用される
ライト取付装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の自転車用ライトは一般に箱形に構成されてお
り、ハンドルステム、前ホーク等の立パイプに取付バン
ドによって取り付けられるようになっている。そして、
ライトの左右方向の調整は立パイプと取付バンドとの間
で行われ、上下方向の調整は取付バンドとライトとの間
に介設されたヒンジにより行われるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来のライトをハンドルに取り付けると外観
が損なわれるため、箱形のライトの代わりに円柱形状の
ライト(懐中電灯)をハンドルに取り付けることが要望
されている。ところが、円柱形状のライトをハンドルに
取り付ける場合、従来の取付バンドではハンドルへの取
付が容易に実行することができないとともに、光軸の調
整を容易に行うことができない。
本考案の目的は、円柱形状のライトを自転車のハンド
ルに取り付けることができるライト取付装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本願考案に係るライト取付装置は、円柱形状のライト
が挿通可能なライト挿通路(13)を有する円筒形状のラ
イトホルダ(11)と、円柱形状のパイプ挿通路(12)を
形成する円筒形状のクランプ(10)とを備えており、前
記クランプ(10)はクランプベース(14)とクランプバ
ンド(15)とに前記円筒形状を軸心方向に二分割されて
いるとともに、クランプベース(14)の一方の開口端部
にクランプバンド(15)の一方の開口端部が回動自在に
連結され、クランプベース(14)およびクランプバンド
(15)の他方の開口端部外周側に各締結部材装着部(2
9)、(38)がそれぞれ形成されており、前記ライトホ
ルダ(11)は前記クランプ(10)とこのライトホルダ
(11)との各水平方向の軸心が垂直方向から見て直交す
るように前記クランプベース(14)上に配されて、その
直交点を通りクランプ(10)の水平方向の軸心と直交す
る垂直方向の軸心(51)を中心として回動可能にクラン
プベース(14)に装着されており、前記ライトホルダ
(11)のライト挿通路(13)には支持力調整用の空間部
(42)がライト挿通路(13)の軸方向に沿って開設さ
れ、この空間部(42)を間にして相対向するライトホル
ダ(11)の外周側に各締結部材装着部(43)、(44)が
それぞれ形成されていることを特徴とする。
〔作用〕
クランプベースをハンドルに装着した後、クランプバ
ンドをハンドルに装着し、締結部材装着部に締結部材を
装着すると、クランプベースとクランプバンドとが締結
部材を介して連結される。そして、締結部材を順次締結
することによって、クランプベースとクランプバンドと
がハンドルに固定される。一方、クランプベース上に装
着されたライトホルダのライト挿通路にライトを装着
し、ライトホルダの締結部材装着部に締結部材を装着し
締結部材を順次締結すると、支持力調整用の空間部が順
次狭くなり、ライトがライトホルダによって固定され
る。
この締結部材を強固に締結する前に、クランプの軸心
と直交する軸を中心としてライトホルダを回動すれば、
ライトの左右方向の光軸調整を実施することができる。
この後、ライトホルダの締結部材を強固に締結する。
次に、クランプの締結部材を強固に締結する前にクラ
ンプをハンドルの周方向に沿って回動すれば、ライトの
上下方向の光軸を調整することが可能である。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例であるライト取付装置を示
す正面図、第2図は平面図、第3図は底面図、第4図は
左側面図、第5図は右側面図、第6図は第1図のVI-VI
線に沿う断面図、第7図はクランプベースを示す各図、
第8図はクランプバンドを示す各図、第9図はヒンジピ
ンの平面図、第10図はライトホルダを示す各図である。
本実施例において、このライト取付装置は略円筒形形
状のクランプ10と、ライトホルダ11とを備えており、ク
ランプ10およびライトホルダ11は樹脂を用いられてそれ
ぞれ成形されている。クランプ10の内周側には略円柱中
空形状のパイプ挿通路12が形成され、ライトホルダ11の
円周側には略円柱形状のライトが挿通可能なライト挿通
路13が形成されている。クランプ10は断面形状がU字状
のパイプ挿通路を形成するクランプベース14とクランプ
バンド15とに上下に二分割されており、クランプバンド
15の開口側一端部がクランプベース14の開口側一端部に
ヒンジピン16を介して回動自在に連結されている。
クランプベース14の内周側には略半円形形状の一対の
凸部17、18が膨出形成されており、各凸部17、18は半円
形形状に形成された側壁19、20と共に、略U字形状のパ
イプ挿通路を形成するようになっている。そして、クラ
ンプベース14の底部には略眉形形状の孔21、22が開設さ
れているとともに、孔21、22との間に真円形状の孔23が
開設されている。さらに、各孔21、22の周囲には締結部
材摺動用の溝24、25が開設され、円形孔23の周囲にはワ
ッシャ挿着用の溝26が開設されている。また、クランプ
ベース14の開口端部にはヒンジピン挿着部27が形成され
ており、このヒンジピン挿着部27にはヒンジピン16を圧
入可能な圧入孔28が開設されている。クランプベース14
の他側の開口端部には締結部材装着部29が形成されてお
り、この装着部29には、ねじ溝が形成された雌ねじ部材
30が埋設されている。クランプベース14の底面側にはラ
イトホルダ11装着用の凸部31と、略眉形形状の凸部32、
33が膨出形成されている。
クランプバンド15の内周側にはクランプベース14の凸
部17、18と相対向するように、略半円形状の凸部34、35
が膨出形成されている。クランプバンド15の一方の開口
端部にはヒンジピン挿着部36、37が形成されており、他
方の開口端側端部には締結部材装着部38が形成されてい
る。自由端側の締結部材装着部38にはねじ部材が挿通可
能な貫通孔40が開設されている。他方、回動中心側のヒ
ンジピン挿着部36、37にはヒンジピン16が挿通可能な貫
通孔39が開設されている。すなわち、ヒンジピン16を介
してクランプバンド15がクランプベース14に装着される
際、ヒンジピン16と貫通孔39との間にわずかな間隙が形
成されるようになっており、ヒンジピン16を各貫通孔39
内に容易に挿入できるようになっている。この場合、ヒ
ンジピン16はヒンジピン挿着部27の圧入孔28内に圧入さ
れてヒンジピン挿着部27に固着されることになる。そし
て、クランプバンド15はヒンジピン16を支点として回動
可能になり、互いに上下方向に開閉されることになる。
ライトホルダ11のライト挿通路13底部側には溝41が開
設されており、ライト挿通路13の側部には支持力調整用
の空間部42が軸方向に沿って開設されている。さらに、
ライトホルダ11の外周側には締結部材装着部43、44が形
成されている。各締結部材装着部43、44にはねじ部材挿
通用の貫通孔45が開設されている。ライトホルダ11の底
面側には、クランプベース14の凸部31と係合可能な溝46
が開設されている。さらに、底面の中央部には円板形状
の凸部47が膨出形成されており、凸部47の中心部にねじ
部材挿通用の貫通孔48が開設されている。また、凸部47
の周囲および溝41の背面側には凸部32、33との当接によ
りライトホルダ11の回動範囲を規制するための凸部49が
膨出形成されている。
次に、前記構成部品のによるライトのハンドルへの取
付作業および作用を説明する。
予め、クランプベース14の底面側にライトホルダ11の
底面側が配置され、ライトホルダ11の凸部47がクランプ
ベース14の孔23内に挿入される。これにより、クランプ
10とライトホルダ11の各水平方向の軸心が垂直方向から
見て略直交するように、ライトホルダ11がクランプベー
ス14上に装着されることになる。
続いて、クランプベース14の溝26内にワッシャ50が装
着され、円形孔23内に締結部材としてのセルフタッピン
グねじ部材51が挿通される。このねじ部材51がライトホ
ルダ11の底壁にねじ込まれると、前記直交点を通りクラ
ンプ10の水平方向の軸心と直交する垂直方向の軸心、す
なわち、ねじ部材51を中心軸として回動可能にライトホ
ルダ11がクランプベース14上に装着されることになる。
このとき、ライトホルダ11の回動範囲は、前記垂直方向
の軸心であるねじ部材51の軸心を中心としてそれぞれ左
右に15°宛である。つまり、凸部32、33が凸部49と当接
する範囲まで、ライトホルダ11の回動が可能になってい
る。
次に、ライトホルダ11のライト挿通路13内に円柱形状
のライト(第2図に想像線で一部が示されている。)60
が挿通され、締結部材装着部43側から締結部材としての
ねじ部材52が挿入されるとともに、溝24または25内に締
結部材としてのナット53が挿着され、ねじ部材52とナッ
ト53との締結により、ライト60がライトホルダ11に固定
される。このときの締結はライトホルダ11がクランプベ
ース14に対して回動可能な程度とされる。
その後、自転車のハンドル(第6図に想像線で一部が
示されている。)61の上部側にクランプベース14が配置
され、ハンドル61の下部側にクランプバンド15が配置さ
れる。続いて、クランプバンド15の貫通孔40内に締結部
材としてのねじ部材54が挿通され、このねじ部材54とク
ランプベース14の雌ねじ部材30との締結により、クラン
プ10がハンドルに固定される。このとき、ねじ部材54と
雌ねじ部材30との締結を強固に行われる前に、クランプ
10をハンドルの周方向に沿って回動させることにより、
ライト60の上下方向の光軸が調整される。この調整後に
ねじ部材54と雌ねじ部材30との締結が強固に行われる。
次に、ライトホルダ11がクランプ10上において回動さ
れることにより、ライト60の左右方向の光軸調整が行わ
れる。その後、ライトホルダ11のねじ部材51が強固に締
結されてライトホルダ11にライト60が固定されるととも
に、ライトホルダ11がクランプベース14に固定される。
このように、本実施例においては、円柱形状のライト
を簡単な構造のもので、自転車のハンドルに取り付ける
ことができるとともに、ライトの左右および上下方向の
光軸調整を簡単な操作によって行うことができる。
また、本実施例においては、クランプ10をハンドル61
に取り付ける際、クランプベース14側の凸部17、18とク
ランプバンド15側の凸部34、35がハンドル61の軸心方向
に一定の間隔を保った状態でハンドル61に当接するた
め、ハンドル61の弯曲部にクランプ10を取り付ける場合
でも、ハンドル61と各凸部17、18、34、35との間に間隙
が生じることなく、確実にクンランプ10をハンドルに取
り付けることができる。さらに、各凸部17、18、34、35
はクランプ10の補強リブとして機能するため、クランプ
10の剛性を高めることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、略円柱形状の
ライトを外観を損ねることなく、自転車のハンドルに取
り付けることができるとともに、ライトの左右および上
下方向の光軸調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるライト取付装置を示す
正面図、第2図は平面図、第3図は底面図、第4図は左
側面図、第5図は右側面図、第6図は第1図のVI-VI線
に沿う断面図、第7図はクランプベースを示すもので、
(a)は正面断面図、(b)は背面図、(c)は平面
図、(d)は底面図、(e)は右側面図、(f)は左側
面図、(g)は第7図(b)のg-g線に沿う断面図、第
8図はクランプバンドを示すもので、(a)は正面断面
図、(b)は背面図、(c)は平面図、(d)は底面
図、(e)は右側面図、(f)は左側面図、第9図はヒ
ンジピンを示す平面図、第10図はライトホルダを示すも
ので、(a)は正面断面図、(b)は背面断面図、
(c)は平面図、(d)は底面図、(e)は右側面図、
(f)は左側面図、(g)は一部切断平面図である。 10……クランプ、11……ライトホルダ、12……パイプ挿
通路、13……ライト挿通路、14……クランプベース、15
……クランプバンド、16……ヒンジピン、17、18……凸
部、21、22……孔、23……真円状の孔、24、25、26……
溝、27……ヒンジピン挿着部、28……圧入孔、29……締
結部材装着部、30……雌ねじ部材(締結部材)、31、3
2、33……凸部、34、35……凸部、36、37……ヒンジピ
ン挿着部、38……締結部材装着部、40……貫通孔、41…
…溝、42……空間部、43、44……締結部材装着部、45…
…貫通孔、46……溝、47……凸部、48……貫通孔、49…
…凸部、50……ワッシャ、51、52、54……ねじ部材(締
結部材)、53……ナット(締結部材)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円柱形状のライトが挿通可能なライト挿通
    路(13)を有する円筒形状のライトホルダ(11)と、円
    柱形状のパイプ挿通路(12)を形成する円筒形状のクラ
    ンプ(10)とを備えており、前記クランプ(10)はクラ
    ンプベース(14)とクランプバンド(15)とに前記円筒
    形状を軸心方向に二分割されているとともに、クランプ
    ベース(14)の一方の開口端部にクランプバンド(15)
    の一方の開口端部が回動自在に連結され、クランプベー
    ス(14)およびクランプバンド(15)の他方の開口端部
    外周側に各締結部材装着部(29)、(38)がそれぞれ形
    成されており、前記ライトホルダ(11)は前記クランプ
    (10)とこのライトホルダ(11)との各水平方向の軸心
    が垂直方向から見て直交するように前記クランプベース
    (14)上に配されて、その直交点を通りクランプ(10)
    の水平方向の軸心と直交する垂直方向の軸心(51)を中
    心として回動可能にクランプベース(14)に装着されて
    おり、前記ライトホルダ(11)のライト挿通路(13)に
    は支持力調整用の空間部(42)がライト挿通路(13)の
    軸方向に沿って開設され、この空間部(42)を間にして
    相対向するライトホルダ(11)の外周側に各締結部材装
    着部(43)、(44)がそれぞれ形成されていることを特
    徴とするライト取付装置。
JP957189U 1989-01-30 1989-01-30 ライト取付装置 Expired - Lifetime JP2509764Y2 (ja)

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JP4813207B2 (ja) * 2005-09-28 2011-11-09 有限会社クロップス ポータブル機器用取付装置及びこれを備える照明機器

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