JPH0129922Y2 - - Google Patents

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JPH0129922Y2
JPH0129922Y2 JP974784U JP974784U JPH0129922Y2 JP H0129922 Y2 JPH0129922 Y2 JP H0129922Y2 JP 974784 U JP974784 U JP 974784U JP 974784 U JP974784 U JP 974784U JP H0129922 Y2 JPH0129922 Y2 JP H0129922Y2
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pivot
stay
holder
lamp housing
pillar
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JP974784U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ヘツドランプにおけるランプハウジ
ング内に配設されたリフレクターが複数の支点に
より光軸調整可能であり、該リフレクターの支持
支点の内、固定支点構造に関するものである。
(従来技術) 一般にこの種の光軸調整ができるヘツドランプ
の構造は、第1図に示したものが知られている。
この公知のヘツドランプにおいて、1はランプハ
ウジングであり、該ランプハウジングの前面側に
レンズ2が取付けられ、内部にはリフレクター3
が配設されている。このリフレクターは光軸調整
のためにその背面側において3点で支持されてい
る。その支持支点の内一つは固定支点で、リフレ
クター3の背面側に取付けられたステー4にプラ
スチツク製のホルダー5が取付けられ、該ホルダ
ーに漏斗状の軸受部6が形成され、該軸受部にピ
ボツト7の球状頭部8を嵌め込み、該ピボツトは
ランプハウジング1の背面側に植設状態に固定し
てある。他の支持支点は、同じようにリフレクタ
ー3の背面側に設けた他のステー9にプラスチツ
ク製のナツト部10を取付け、該ナツト部に対し
てランプハウジング1の背面側から貫通して設け
たエーミングスクリユー11のネジ部を螺させて
ある。図示においては1個のエーミングスクリユ
ーしか示していないが同じような構造のものがも
う一つあつて、全部で3点支持になつている。
このような光軸調整装置にあつて、いづれかの
エーミングスクリユーをランプハウジング外から
廻すことによつて、固定支点を軸としてリフレク
ター3がその傾斜を変え、光軸が調整されるので
ある。
しかしながら、固定支点はホルダー5に対して
ピボツト7の球状頭部8が強制的に嵌め込まれて
いるだけの構造であるため、例えば電球取換時の
押圧力或は振動等の外部からの力によつてホルダ
ー5からピボツト7が抜けてしまい、以後の光軸
調整ができなくなる欠点がある。
(考案の目的) 本考案はこのような欠点を除去するためになさ
れたものであつて、その目的は外部からの押圧力
があつてもホルダーからピボツトが抜け出さない
ヘツドランプにおける光軸調整可能なリフレクタ
ーの固定支点構造を提供しようとするものであ
る。
(考案の構成) この目的を達成するためになされた本考案は、
ランプハウジング内に配設されたリフレクターに
ステーが取付けられ、該ステーを介して取付けら
れる光軸調整用の固定支点構造において、前記ス
テーとランプハウジングの内側とに夫々ピボツト
を取付け、ステー側のピボツトの柱状頭部を横方
向に向けると共にランプハウジング側のピボツト
の柱状頭部を縦方向に向けて取付け、これら両ピ
ボツト間に柱状のホルダーを配設し、該ホルダー
の上部で且つ横方向から設けた嵌着穴にステー側
のピボツトの柱状頭部を上下方向に回転自在に嵌
着させ、ホルダーの中間付近から下方に一体に突
出形成した断面彎曲つの状の保持部内にハウジン
グ側のステーの柱状頭部を横方向に回転自在に嵌
着したことを特徴とするヘツドランプにおける光
軸調整可能なリフレクターの固定支点構造であつ
て、ホルダーとステー側のピボツトとの間でリフ
レクターに上下方向の回転を与えることができ、
ホルダーとハウジング側のピボツトとの間でリフ
レクターに左右方向の回転が与えられるのでリフ
レクターは上下及び左右方向へ自由に回転が与え
られると共に、両ピボツトとホルダーとの係合が
横方向及び上下方向に嵌合した状態になつている
のでリフレクターに対して電球取換時の押圧力或
は振動等によつてもホルダーからピボツトが抜け
出さないようになつている。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説
明する。尚、従来例と同一部分には同一符号を付
して説明する。まず、第2〜4図に示した第1実
施例において、ランプハウジング1内に配設され
た光軸調整可能なリフレクター3の背面側に固定
支点形成用のステー4が取付けられ、該ステーに
一方のピボツト21が取付けられ、該ピボツトの
頭部は太鼓形又は円柱体を所定長さに切断した柱
状頭部22とし、該柱状頭部を横方向に向けて取
付けてある。他方のピボツト23はランプハウジ
ング1の内側面で前記ピボツト21と対設状態
に、該ピボツトの頭部も前記ピボツトの頭部と同
じような柱状頭部24を上下方向に向けて取付け
てある。
これらの両ピボツト21,23が係合するホル
ダー25が所定高さの柱状を呈し、該ホルダーを
起立させた状態で使用し、その下端側に円盤状の
台26を一体に形成すると共に上端寄りにはステ
ー4側への突出部27を設け、該突出部27から
ホルダーの上部にかけて横方向から嵌着穴28を
形成する。この嵌着穴はピボツト21及びその柱
状頭部22が嵌るような形状に形成してある。
前記ホルダー25の前記突出部27を形成した
側とは反対側で且つ前記台26から上方、即ち中
間付近に至る断面つの状の保持部29を一体に形
成する。この保持部29の内部は、彎曲つの状の
突合せ部を除いて全面的に円孤状を呈しており、
前記したピボツト23の柱状頭部24が嵌るよう
になつている。尚、ホルダー25の台26が係合
する半円状の突起30をランプハウジング1の下
面内側に一体的に突出形成しても良い。
前記両ピボツト21,23とホルダー25との
連結に当つては、ステー4側のピボツト21の柱
状頭部22をホルダー25の嵌着穴28に横方向
から嵌着し、ランプハウジング1側のピボツト2
3はその柱状頭部24を保持部29の上方から嵌
め込む。このようにして係合させるとステー4側
のピボツト21は嵌着穴28に嵌め込まれた柱状
頭部22を中心にして上下方向に枢軸運動でき、
ランプハウジング1側のピボツト23は保持部2
9内に嵌め込まれた柱状頭部24を中心にして左
右方向に枢軸運動できるようになつている。
第5図に示した他の実施例にあつては、固定支
点にアジヤスター装置が付加された場合であつ
て、ホルダー25の保持部29に対して嵌め込ま
れたピボツト23をランプハウジング1に固定す
るのではなく、例えば油圧によつて駆動されるア
ジヤスター31のロツド32に固定した場合であ
る。このような場合でも、ホルダー25とステー
4側のピボツト21との係合及びその他の構成に
は変りがない。
(作用) 前記構成を有する本考案の固定支点にあつて
は、ホルダー25に対して一方のピボツト21は
その柱状頭部22を横方向から嵌め込んであるの
で上下方向の枢軸運動はするが引張り力及び振動
に対して強く、又他方のピボツト23はその柱状
頭部24が上方から押し込まれているため左右方
向に枢軸運動するが、やはり引張り力及び振動に
強く、いづれの係合部分も外部から付与される力
によつて抜け出すことはない。そして、リフレク
ターの光軸調整に対し、いづれの方向への回動も
自由に行えるのである。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係るリフレクター
の固定支点構造は、ステー側とランプハウジング
側とに夫々ピボツトを取付け、夫々のピボツトの
柱状頭部は横方向と上下方向とに向けて取付けら
れ、柱状のホルダーには横方向からの嵌着穴と断
面彎曲つの状を呈する保持部とが設けてあり、嵌
着穴にはステー側のピボツトの柱状頭部を横方向
から嵌め込むことで上下方向の回転が自由とな
り、保持部にはランプハウジング側のピボツトの
柱状頭部が上方から押し込んで嵌め込まれるので
左右方向の回転が自由となり、いづれの嵌着にお
いても、例えば電球の取換時又は振動等による外
部からの押込力等がリフレクターに掛つても、ホ
ルダーと各ピボツトとの間で抜けたり外れたりす
ることがなく、常に安定した状態で係合保持でき
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は光軸調整機能を備えた従来例のヘツド
ランプの断面図、第2図は本考案に係るリフレク
ターの固定支点構造を示す第1実施例の要部のみ
を分解して示した斜視図、第3図は同じく要部の
みを分解して示した第2図とは反対方向から見た
斜視図、第4図は同実施例の組立状態における要
部のみの断面図、第5図は本考案の他の実施例を
示す組立状態における要部のみの断面図である。 1……ランプハウジング、3……リフレクタ
ー、4……ステー、21,23……ピボツト、2
2,24……柱状頭部、25……ホルダー、27
……突出部、28……嵌着穴、29……彎曲つの
状の保持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプハウジング内に配設されたリフレクター
    にステーが取付けられ、該ステーを介して取付け
    られる光軸調整用の固定支点構造において、前記
    ステーとランプハウジングの内側とに夫々ピボツ
    トを取付け、ステー側のピボツトの柱状頭部を横
    方向に向けると共にランプハウジング側のピボツ
    トの柱状頭部を縦方向に向けて取付け、これら両
    ピボツト間に柱状のホルダーを配設し、該ホルダ
    ーの上部で且つ横方向から設けた嵌着穴にステー
    側のピボツトの柱状頭部を上下方向に回転自在に
    嵌着させ、ホルダーの中間付近から下方に一体に
    突出形成した断面彎曲つの状の保持部内にハウジ
    ング側のステーの柱状頭部を横方向に回転自在に
    嵌着したことを特徴とするヘツドランプにおける
    光軸調整可能なリフレクターの固定支点構造。
JP974784U 1984-01-27 1984-01-27 ヘツドランプにおける光軸調整可能なリフレクタ−の固定支点構造 Granted JPS60123804U (ja)

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JP974784U JPS60123804U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 ヘツドランプにおける光軸調整可能なリフレクタ−の固定支点構造

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JP974784U JPS60123804U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 ヘツドランプにおける光軸調整可能なリフレクタ−の固定支点構造

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Publication Number Publication Date
JPS60123804U JPS60123804U (ja) 1985-08-21
JPH0129922Y2 true JPH0129922Y2 (ja) 1989-09-12

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JP974784U Granted JPS60123804U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 ヘツドランプにおける光軸調整可能なリフレクタ−の固定支点構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635287Y2 (ja) * 1987-05-08 1994-09-14 スタンレー電気株式会社 ヘッドランプの照準装置

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JPS60123804U (ja) 1985-08-21

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