JP2007141814A - 粘着シートの製造方法及び粘着シート - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの可動接点体を収容したシート体を得ることができると共に、その加工性が良好な粘着シートの製造方法を提供する。
【解決手段】剥離シート1に第1の粘着シート10を重ね合わせて打ち抜き、可動接点体3を収容する収容孔20と、収容孔と連通しシート体2の外形位置より内側に端部22aを有する空気孔構成部22とを形成し、剥離シートには収容孔及び空気孔構成部に対応した貫通孔30を形成し、第1の粘着シートの上面に第2の粘着シートを重ね合わせ、第1の粘着シートと第2の粘着シートのみをシート体の外形状に合わせて切断し、剥離シートと第1の粘着シート及び第2の粘着シートを打ち抜き、空気孔構成部とシート体の外形位置に連通する連通孔23を形成することで、第1粘着シートの空気孔構成部を収容孔とシート体の外形位置に連通した空気孔21として形成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、可動接点体を貼付けて個々に分離できる粘着シートの製造方法及び粘着シートに関し、特に可動接点体毎に空気孔を設けた粘着シートの製造方法及び粘着シートに関する。
従来から、電子機器の操作パネルなどに用いられる可動接点体付き粘着シートが知られている。この可動接点体付き粘着シートは、金属製でドーム状に形成された可動接点体を粘着シートの一面に貼付けてなるものであり、可動接点体に対応する固定接点が形成された回路基板上に貼付けられることで、シート状のスイッチを構成することができるものである。
従来の可動接点体付き粘着シートは、剥離シート上に貼付けられたシート体に複数の可動接点体が配置されているものであって、可動接点体を収容する孔及び空気孔を設けた第1の粘着シートと、その上面を覆う第2の粘着シートとを剥離シートに積層し、剥離シートには第1の粘着シートと同様の貫通孔を設け、この貫通孔を介して第2の粘着シートに可動接点体を貼付けて構成されている。このような可動接点体付き粘着シートとしては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2001−14973号公報
このような可動接点体付き粘着シートは、以下のような工程により製造される。まず剥離シートに第1の粘着シートを重ね合わせて、可動接点体を収容する孔及び空気孔を打ち抜いて貫通孔と共に形成し、第1の粘着シート上に第2の粘着シートを重ね合わせて、剥離シートと2枚の粘着シートのうち、2枚の粘着シートのみをシート体の外形に合わせて第2の粘着シート側から切断(ハーフカット)し、剥離シートから切断された2枚の粘着シート外形の周囲部分を剥離して、第1の粘着シートと第2の粘着シートが剥離シート上に設けられたシート体を形成する。このシート体に剥離シート及び第1の粘着シートに形成された可動接点体を収容する孔を介して可動接点体を第2の粘着シートに貼付けることで、可動接点体付き粘着シートが形成される。
従来の可動接点体付き粘着シートは、一つのシート体に複数の可動接点体が配置されているため、複数の可動接点体を収容する孔の間を連結するように空気孔を設けることができる。すなわち、空気孔がシート体の外形端部に連通するように形成する必要がない。一方で、一つのシート体に一つの可動接点体が配置された単キースイッチ用の可動接点体付き粘着シートにおいては、可動接点体を収容する孔からシート体の外形端部に連通するように空気孔を形成する必要がある。
このように単キースイッチ用の可動接点体付き粘着シートには、シート体の外形端部に連通する空気孔が必要であるために、製造の際に以下のような問題点があった。第1の粘着シートを打ち抜いて空気孔を形成するとき、シート体の外形端部に達する空気孔を形成すると、その後に粘着シートをシート体の外形に合わせてハーフカットする際に、空気孔が外形端部に連通した部分については第1の粘着シートが存在しないため、第2の粘着シートに対する切断刃の受けがなく、浮いた状態で切断されることになるため、精度よく切断することができず、加工性が悪い。
また、このようにハーフカットの際に第2の粘着シートが浮いた状態で切断されるため、その外形のうち空気孔部分が切断されずに残ることがあって、この場合にはハーフカットの後に第2の粘着シートのうちシート体の周囲部分を剥がして取り除く際、第2の粘着シートのシート体を構成する部分がめくれて、周囲部分と共に取り除かれてしまうこともある。すなわち、シート体の製造工程における歩留まりが悪化するという問題があった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、一つの可動接点体を収容したシート体を得ることができると共に、その加工性が良好で歩留まりを向上させることのできる粘着シートの製造方法及び粘着シートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る粘着シートの製造方法は、剥離シートの上面に粘着する第1の粘着シートと、該第1の粘着シートの上面に粘着する第2の粘着シートとを有し、上記剥離シート上に第1の粘着シートと第2の粘着シートからなるシート体を複数配置してなる粘着シートの製造方法であって、
上記剥離シートに第1の粘着シートを重ね合わせて打ち抜き、上記第1の粘着シートには可動接点体を収容する収容孔と、該収容孔と連通し上記シート体の外形位置より内側に端部を有する空気孔構成部とを形成すると共に、上記剥離シートには上記収容孔及び空気孔構成部に対応した貫通孔を形成する第1の工程と、
上記第1の粘着シートの上面に第2の粘着シートを重ね合わせ、第1の粘着シートと第2の粘着シートのみを上記シート体の外形状に合わせて切断する第2の工程と、
上記剥離シートと第1の粘着シート及び第2の粘着シートを打ち抜き、上記空気孔構成部と上記シート体の外形位置に連通する連通孔を形成することで、上記第1粘着シートの空気孔構成部を上記収容孔と上記シート体の外形位置に連通した空気孔として形成する第3の工程と、
を備えることを特徴として構成されている。
また、本発明に係る粘着シートの製造方法は、上記第1の粘着シートと第2の粘着シートが上記シート体の外形状に合わせて切断された後に、上記シート体の周囲部分にあたる上記第1の粘着シート及び第2の粘着シートを剥離シートから剥離する工程をさらに備えることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る粘着シートの製造方法は、上記第1の粘着シートに収容孔が形成されると共に上記剥離シートに貫通孔が形成された後に、可動接点体を上記貫通孔を介して収容孔に収めて上記第2の粘着シートに貼着する工程をさらに備えることを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係る粘着シートの製造方法は、上記第3の工程において形成する連通孔は上記空気孔構成部より幅広で上記シート体の外形位置に沿って細長状に形成されることを特徴として構成されている。
そして、本発明に係る粘着シートは、剥離シートの上面に粘着する第1の粘着シートと、該第1の粘着シートの上面に粘着する第2の粘着シートとを有し、上記剥離シート上に第1の粘着シートと第2の粘着シートからなるシート体を複数配置してなる粘着シートであって、
上記第1の粘着シートは可動接点体を収容する収容孔と、該収容孔と連通し上記シート体の外形位置より内側に端部を有する空気孔構成部とを備え、上記剥離シートは上記収容孔及び空気孔構成部に対応した貫通孔を備えたことを特徴として構成されている。
また、本発明に係る粘着シートは、複数の上記シート体は上記剥離シート上において上記空気孔構成部が同じ方向を向くように配置されてなることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る粘着シートは、複数の上記シート体は上記剥離シート上において上記空気孔構成部が互いに向き合う対が複数配列するように配置されてなることを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係る粘着シートは、上記第1の粘着シートには可動接点体を収容した状態で該可動接点体の外周縁と収容孔の内周縁との間に隙間部が形成され、上記第2の粘着シートは透明シートからなり、上記隙間部の上部に透明部を形成することを特徴として構成されている。
そして、本発明にかかる粘着シートの製造方法は、剥離シートの上面に粘着する第1の粘着シートと、該第1の粘着シートの上面に粘着する第2の粘着シートとを有し、上記剥離シート上に第1の粘着シートと第2の粘着シートからなるシート体を複数配置してなる粘着シートの製造方法であって、
上記剥離シートに第1の粘着シートを重ね合わせて打ち抜き、上記第1の粘着シートには可動接点体を収容する収容孔と、該収容孔と連通し上記シート体の外形位置より内側に端部を有する空気孔構成部とを形成すると共に、上記剥離シートには上記収容孔及び空気孔構成部に対応した貫通孔を形成する第1の工程と、
上記第1の粘着シートの上面に第2の粘着シートを重ね合わせて、上記剥離シートと第1のシート及び第2のシートを打ち抜き、上記空気孔構成部から上記シート体の外形位置に渡る連通孔を形成することで、上記第1粘着シートの空気孔構成部を上記収容孔と上記シート体の外形位置に連通した空気孔として形成する第2の工程と、
第1の粘着シートと第2の粘着シートのみを上記シート体の外形状に合わせて切断する第3の工程と、
を備えることを特徴として構成されている。
本発明に係る粘着シートの製造方法によれば、第1の粘着シートに可動接点体を収容する収容孔と、収容孔と連通しシート体の外形位置より内側に端部を有する空気孔構成部を形成し、第1の粘着シートと第2の粘着シートをシート体の外形状に合わせて切断した後に空気孔構成部とシート体の外形位置に連通する連通孔を形成することにより、第1の粘着シートと第2の粘着シートをシート体の外形状に合わせて切断する段階ではシート体の外形全周に渡って第1の粘着シートと第2の粘着シートが重合した状態であるので、確実に精度よく切断を行うことができ、加工性のよい製造方法とすることができる。
また、本発明に係る粘着シートの製造方法によれば、シート体の外形状に合わせて切断されたシート体の周囲部分にあたる第1の粘着シート及び第2の粘着シートが剥離シートから剥離されるので、回路基板への実装時にシート体を剥離シートから剥離することが容易になり、組立て作業性の良い製造方法とすることができる。
また、可動接点体を貫通孔を介して収容孔に収めて第2の粘着シートに貼着することにより、所望の可動接点体をシート体に容易に組み込むことができ、回路基板への可動接点体とシート体の実装を容易に行うことができる。
また、本発明に係る粘着シートの製造方法によれば、連通孔は空気孔構成部より幅広でシート体の外形位置に沿って細長状に形成されることにより、連通孔の空気孔構成部やシート体の外形位置との位置合わせに高い精度が必要なく、製造を容易にすることができる。
さらに、本発明に係る粘着シートによれば、第1の粘着シートは可動接点体を収容する収容孔と、収容孔と連通しシート体の外形位置より内側に端部を有する空気孔構成部とを備え、剥離シートは収容孔及び空気孔構成部に対応した貫通孔を備えたことにより、空気孔構成部がシート体の外形位置に連通していないので、シート体の外形の形成を精度よく行うことができる。
さらにまた、本発明に係る粘着シートによれば、複数のシート体は剥離シート上において空気孔構成部が同じ方向を向くように配置されてなることにより、シート体を回路基板に実装する際に空気孔の向きが統一されているために位置合わせを容易にすることができる。
そして、本発明に係る粘着シートによれば、複数のシート体は剥離シート上において空気孔構成部が互いに向き合う対が複数配列するように配置されてなることにより、空気孔構成部を外部に連通させるための連通孔の打ち抜き加工数を少なくすることができ、製造を容易にすることができると共に、シート体を近接配置できるので剥離シート上におけるスペース効率を向上させて材料費を低減することができる。
また、本発明に係る粘着シートによれば、第1の粘着シートには可動接点体を収容した状態で可動接点体の外周縁と収容孔の内周縁との間に隙間部が形成され、第2の粘着シートは透明シートからなり、隙間部の上部に透明部を形成することにより、作業者が回路基板にシート体を実装する際の位置合わせを透明部により容易に行うことができる。また、位置合わせのための孔などを設ける必要がないのでシート体を小型化することができる。
さらに、本発明にかかる粘着シートの製造方法によれば、第2の粘着シートを第1の粘着シートに重ね合わせて剥離シートと第1のシート及び第2のシートを打ち抜き、空気孔構成部からシート体の外形位置に渡る連通孔を形成してから、第1の粘着シートと第2の粘着シートをシート体の外形状に合わせて切断することにより、第1の粘着シートと第2の粘着シートをシート体の外形状に合わせて切断する段階で第2の粘着シートが存在する位置には必ず第1の粘着シートが重合しているので、確実に精度よく切断を行うことができ、加工性のよい製造方法とすることができる。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態における粘着シートの平面図を示している。この図に示すように、本実施形態における粘着シートは、剥離シート1上に複数のシート体2、2が配置されてなるものである。シート体2は、粘着性のシートからなると共に、内部に金属製のドーム形状からなる可動接点体3が収容されて構成される。各シート体2にはそれぞれ1つの可動接点体3が収容されている。シート体2は個々に剥離シート1から剥離されて、可動接点体3の周縁部を回路基板に設けた周辺固定接点上に常時接触させかつ、その頂部内面を中央固定接点と接離可能に対向させて載置し回路基板上に貼着されて、スイッチを構成する。そして、図示せぬ操作キーによって可動接点体3が押圧操作されると、クリック感触を伴って可動接点体3が反転しその頂部内面が中央固定接点と接触することで、中央固定接点と周辺固定接点とが電気的に導通してスイッチが閉に切り替えられる。また、操作キーへの操作力が除かれると可動接点体3は自己のばね性により初期状態に復元しスイッチが閉から開に再び切り替えられる。
図2には、シート体2の平面図を示している。シート体2は、外形状を略方形状に形成され、可動接点体3を収める収容孔20を有した第1の粘着シート10の上面に第2の粘着シート11が貼り合わさって構成されている。このうち第1の粘着シート10は白色シートからなり、第2の粘着シート11は透明シートにより構成されているので、シート体2を上方から見た場合、可動接点体3を第2の粘着シート11を介して見ることができる。尚、第1の粘着シートの色を搭載する可動接点体3の動作特性に応じて数種類用意しておき、粘着シートの種別を目視にて識別可能としても良い。
また、可動接点体3の外周縁と第1の粘着シート10の内周縁の間には隙間部12が形成されており、それに対応する第2の粘着シート11の領域は、シート体2の下方を見ることのできる透明部13とされている。シート体2に透明部13が形成されていることにより、シート体2を固定接点が形成された回路基板に実装する際に、周辺固定接点上に可動接点体3の周縁部が載置されるように作業者が容易にシート体2を回路基板に位置合わせすることができる。このため、位置決めピンなどを用いる必要がなく、シート体2にもそのための孔を設ける必要がないので、シート体2を小型化することができる。さらに、第2の粘着シート11には、可動接点体3の中心部に対応した位置に操作キーからの押圧力を可動接点体3のドーム頂部に伝達するための突起部11bが形成されている。
第1の粘着シート10には、収容孔20と連通する空気孔21が形成されている。また、シート体2の外周縁のうち空気孔21が形成された側の一辺は、内側に切り欠かれており、空気孔21はシート体2の外周縁を構成するこの切欠部分の端部にも連通している。これによって空気孔21は、可動接点体3を押圧した際の空気抜きの孔として機能する。
次に、粘着シートの製造方法について説明する。図3には、粘着シートの製造工程毎の断面図を示している。図3(a)に示されているのは、剥離シート1である。図3(b)に示すように、剥離シート1の上面に対し、下面に粘着面10aを有した第1の粘着シート10を貼り合わせる。その上で図3(c)に示すように剥離シート1と第1の粘着シート10を打ち抜いて貫通する孔を形成する。
図3(c)の状態を表した平面図を図4に示している。この図に示すように、第1の粘着シート10を打ち抜く孔は、略円形状の収容孔20と、それと連通する空気孔構成部22とからなり、剥離シート1にも収容孔20及び空気孔構成部22と同形状の貫通孔30が形成される。空気孔構成部22の端部22aは、シート体2の外形状となる位置よりも内側に配置されている。
本実施形態では、剥離シート1上に一列あたり5つのシート体2を配置し、また複数の列が配置されるように構成している。ただし、一列あたりのシート体2の数は、剥離シート1の幅やシート体2の大きさに応じて適宜設定することができる。また、これら複数の孔は、空気孔構成部22の向きがいずれも一方向を向くように形成される。
次に図3(d)に示すように、第1の粘着シート10の上面に対し、下面に粘着面11aを有した第2の粘着シート11を貼り合わせる。この状態で図3(e)に示すように、シート体2の外形状に合わせて、剥離シート1を切断することなく第1の粘着シート10と第2の粘着シート11のみを切断刃5により切断する。この際、空気孔構成部22の端部22aは上述のようにシート体2の外形状には達しないように形成されているので、シート体2の全周に渡って第1の粘着シート10と第2の粘着シート11が重なり合った状態で、切断を行うことができる。
第1の粘着シート10と第2の粘着シート11を切断したら、シート体2の周囲部分については剥離シート1から剥離し、取り除く。図3(f)にはシート体2だけが残った状態を示している。この状態の平面図を図5に示している。この図に示すように、剥離シート1上には第1の粘着シート10と第2の粘着シート11が重なり合った状態で複数配置されており、この段階では第1の粘着シート10に形成された空気孔構成部22は、第1の粘着シート10の外形位置に連通していない状態である。
ここで、第1の粘着シート10の空気孔構成部22を外部と連通させるために、さらに孔を形成する。図3(g)には、空気孔構成部22を外部と連通させて空気孔21を形成した状態を示している。この図に示すように、空気孔構成部22より外側の剥離シート1と第1の粘着シート10及び第2の粘着シート11を打ち抜いて連通孔23を形成している。図6には、連通孔23を形成した状態の粘着シートの平面図を示している。この図に示すように、連通孔23は空気孔構成部22よりも幅広で、シート体2の外形位置に沿って細長状の貫通孔として形成される。連通孔23のシート体2側半分の領域により、図2に示したシート体2の切欠部分が形成され、空気孔構成部22は収容孔20及びシート体2の外形位置と連通して空気孔21となる。
このように第1の粘着シート10と第2の粘着シート11をシート体2の外形状に合わせて切断する際には空気孔構成部22をシート体2の外形位置より内側まで形成しておき、シート体2の外形状を形成した後で空気孔構成部22を連通孔23により空気孔21として形成することにより、シート体2の外形状の全周に渡って第1の粘着シート10と第2の粘着シート11が重合した状態で、第1の粘着シート10と第2の粘着シート11のみを切断するいわゆるハーフカットを行うことができる。逆に最初から空気孔構成部22をシート体2の外形位置に達するように形成していた場合、ハーフカットの際に空気孔構成部22の位置では第1の粘着シート10が存在しないので、第2の粘着シート11が剥離シート1から浮いた状態で切断を行うことになり、加工性が悪い。その状態を回避することのできる本実施形態の粘着シートの製造方法では、加工性を良好にすることができる。
さらに、図3(h)に示すように、第1の粘着シート10の収容孔20には、剥離シート1の貫通孔30を介して金属製のドーム形状からなる可動接点体3が収められ、可動接点体3の頂部付近は第2の粘着シート11に貼着され固定される。そして、図3(i)に示すように、剥離シート1の下面側から保護シート12が貼り合わされて、可動接点体3が収められた空間にほこり等が侵入しないようにしている。なお、収容孔20に可動接点体3を収める工程は、図3(d)に示す第2の粘着シート11を第1の粘着シート10の上面に貼り合わせた後であれば、どの段階で行ってもよい。また、シート体2の周囲部分に対応する第1の粘着シート10及び第2の粘着シート11を剥離シート1から剥離する工程も、図3(e)に示すハーフカットより後であれば、どの段階で行ってもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態においても、第1の実施形態とほぼ同様の工程によりシート体2が形成される。ただし、剥離シート1上におけるシート体2の配置が異なっている。図7には、本実施形態における粘着シートの連通孔23形成前の状態を表した平面図を示している。この図に示すように、空気孔構成部22が互いに向き合うように2つのシート体2を対向させて対とし、この対を剥離シート1上に複数配置している。
各対のシート体2は、それぞれ近接配置されており、空気孔構成部22が対向する部分において連通孔23を形成することにより、一つの連通孔23で2つの空気孔構成部22を外部に連通させ、空気孔21とすることができる。図8には連通孔23を形成した状態の粘着シートの平面図を示している。この図に示すように、連通孔23の左右半分の領域がそれぞれ左右に配置されたシート体2の各空気孔構成部22を外部に連通させて空気孔21としている。
このように空気孔構成部22が互いに向き合うように配置したシート体2の対を形成することにより、連通孔23の打ち抜き加工を少なくすることができる。また、シート体2を近接配置できるので、剥離シート1のスペース効率をよくすることができ、したがって材料費を低減させることもできる。ただし、空気孔21の向きの異なるシート体2が剥離シート1上に配置されていることになるので、設置状態における空気経路を考慮して空気孔の向きを所定方向に向けてシート体2を回路基板上に実装するためには、作業性向上のために第1の実施形態のように空気孔21の向きが全て同じ方向となるようにすることが好ましい。
次に本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、粘着シートの完成状態は図1に示すものと同一となるが、途中の工程が第1の実施形態と一部異なる。図9には、本実施形態における粘着シートの製造工程毎の断面図を示している。ここで、図9(a)〜図9(d)までの工程は、第1の実施形態と同じである。すなわち、まず図9(a)に示す剥離シート1の上面に第1の粘着シート10を貼り合わせ(図9(b))、その上で剥離シート1と第1の粘着シート10を打ち抜いて貫通し、収容孔20及びそれと連通する空気孔構成部22を形成する(図9(c))。さらに、第1の粘着シート10の上面に対し、第2の粘着シート11を貼り合わせる(図9(d))。
次に、図9(e)に示すように、剥離シート1と第1の粘着シート10及び第2の粘着シート11に貫通孔を形成し、空気孔構成部22からシート体2の外形状となる位置に渡って連通する空気孔23を形成する。空気孔23を形成した段階における状態を示した平面図を図10に示している。この図に示すように、空気孔23は第1の実施形態と同様に、空気孔構成部22よりも幅広で、シート体2の外形位置に沿った細長状の貫通孔として形成される。
続いて図9(f)に示すように、シート体2の外形状に合わせて、剥離シート1を切断することなく第1の粘着シート10と第2の粘着シート11のみを切断刃5により切断する。この際、前の工程で空気孔23が形成された部分については、第1の粘着シート10と第2の粘着シート11がいずれも存在しない状態であるため、第2の粘着シート11が浮いた状態となって切断できない場合があるなどの問題は生じない。一方、空気孔23が形成された部分以外の領域については、第1の粘着シート10と第2の粘着シート11及び剥離シート1がいずれも重合した状態で存在しているため、正確かつ確実に切断を行うことができる。
次に、シート体2の周囲部分について剥離シート1から剥離し、取り除く。これによって図9(g)に示すような状態、すなわち第1の実施形態で図6に示したものと同一の状態となる。その後の工程は第1の実施形態と同様であり、収容孔20に可動接点体3を納め(図9(h))、さらに剥離シート1の下面側に保護シート12を貼り合わせる(図9(i))。
このように、第1の粘着シート10と第2の粘着シート11を重合した状態で、先に空気孔23を形成し、その後に第1の粘着シート10と第2の粘着シート11をハーフカットすることによっても、第1の実施形態と同様、第2の粘着シート11が浮いた状態で切断されることがないため、ハーフカットにおいて確実な切断を行うことができ、シート体2の周囲部分を剥がす際に第2の粘着シート11がめくれることを防止することができる。なお、本実施形態においても第2の実施形態と同様のシート体2の配置としてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用はこれら実施形態に限られるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。例えば、これら実施形態では、剥離シート1と第1の粘着シート10に、収容孔20と連通する空気孔構成部22を所定の長さ突出するように形成し、さらに空気孔構成部22と連通する貫通孔を形成することで空気孔23を形成することとしたが、図3(c)の工程または図9(c)の工程で収容孔20のみを形成してこの収容孔20の内壁の一部で空気孔構成部22を兼用させる(突出する長さがゼロ)ようにしても良く、この場合は、図3(g)の工程または図9(g)の工程において収容孔20からシート体2の外形部分に渡る貫通孔を形成することによって空気孔23を形成するとよい。
第1の実施形態における粘着シートの平面図である。 シート体の平面図である。 粘着シートの製造工程毎の断面図である。 図3(c)の状態を表した粘着シートの平面図である。 図3(f)の状態を表した粘着シートの平面図である。 図3(g)の状態を表した粘着シートの平面図である。 第2の実施形態における粘着シートの連通孔形成前状態の平面図である。 第2の実施形態における粘着シートの平面図である。 第3の実施形態における粘着シートの製造工程毎の断面図である。 図9(e)の状態を表した粘着シートの平面図である。
符号の説明
1 剥離シート
2 シート体
3 可動接点体
5 切断刃
10 第1の粘着シート
11 第2の粘着シート
12 保護シート
20 収容孔
21 空気孔
22 空気孔構成部
23 連通孔
30 貫通孔

Claims (9)

  1. 剥離シートの上面に粘着する第1の粘着シートと、該第1の粘着シートの上面に粘着する第2の粘着シートとを有し、上記剥離シート上に第1の粘着シートと第2の粘着シートからなるシート体を複数配置してなる粘着シートの製造方法であって、
    上記剥離シートに第1の粘着シートを重ね合わせて打ち抜き、上記第1の粘着シートには可動接点体を収容する収容孔と、該収容孔と連通し上記シート体の外形位置より内側に端部を有する空気孔構成部とを形成すると共に、上記剥離シートには上記収容孔及び空気孔構成部に対応した貫通孔を形成する第1の工程と、
    上記第1の粘着シートの上面に第2の粘着シートを重ね合わせ、第1の粘着シートと第2の粘着シートのみを上記シート体の外形状に合わせて切断する第2の工程と、
    上記剥離シートと第1の粘着シート及び第2の粘着シートを打ち抜き、上記空気孔構成部と上記シート体の外形位置に連通する連通孔を形成することで、上記第1粘着シートの空気孔構成部を上記収容孔と上記シート体の外形位置に連通した空気孔として形成する第3の工程と、
    を備えることを特徴とする粘着シートの製造方法。
  2. 上記第1の粘着シートと第2の粘着シートが上記シート体の外形状に合わせて切断された後に、上記シート体の周囲部分にあたる上記第1の粘着シート及び第2の粘着シートを剥離シートから剥離する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の粘着シートの製造方法。
  3. 上記第1の粘着シートに収容孔が形成されると共に上記剥離シートに貫通孔が形成された後に、可動接点体を上記貫通孔を介して収容孔に収めて上記第2の粘着シートに貼着する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載の粘着シートの製造方法。
  4. 上記第3の工程において形成する連通孔は上記空気孔構成部より幅広で上記シート体の外形位置に沿って細長状に形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の粘着シートの製造方法。
  5. 剥離シートの上面に粘着する第1の粘着シートと、該第1の粘着シートの上面に粘着する第2の粘着シートとを有し、上記剥離シート上に第1の粘着シートと第2の粘着シートからなるシート体を複数配置してなる粘着シートであって、
    上記第1の粘着シートは可動接点体を収容する収容孔と、該収容孔と連通し上記シート体の外形位置より内側に端部を有する空気孔構成部とを備え、上記剥離シートは上記収容孔及び空気孔構成部に対応した貫通孔を備えたことを特徴とする粘着シート。
  6. 複数の上記シート体は上記剥離シート上において上記空気孔構成部が同じ方向を向くように配置されてなることを特徴とする請求項5記載の粘着シート。
  7. 複数の上記シート体は上記剥離シート上において上記空気孔構成部が互いに向き合う対が複数配列するように配置されてなることを特徴とする請求項5記載の粘着シート。
  8. 上記第1の粘着シートには可動接点体を収容した状態で該可動接点体の外周縁と収容孔の内周縁との間に隙間部が形成され、上記第2の粘着シートは透明シートからなり、上記隙間部の上部に透明部を形成することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の粘着シート。
  9. 剥離シートの上面に粘着する第1の粘着シートと、該第1の粘着シートの上面に粘着する第2の粘着シートとを有し、上記剥離シート上に第1の粘着シートと第2の粘着シートからなるシート体を複数配置してなる粘着シートの製造方法であって、
    上記剥離シートに第1の粘着シートを重ね合わせて打ち抜き、上記第1の粘着シートには可動接点体を収容する収容孔と、該収容孔と連通し上記シート体の外形位置より内側に端部を有する空気孔構成部とを形成すると共に、上記剥離シートには上記収容孔及び空気孔構成部に対応した貫通孔を形成する第1の工程と、
    上記第1の粘着シートの上面に第2の粘着シートを重ね合わせて、上記剥離シートと第1のシート及び第2のシートを打ち抜き、上記空気孔構成部から上記シート体の外形位置に渡る連通孔を形成することで、上記第1粘着シートの空気孔構成部を上記収容孔と上記シート体の外形位置に連通した空気孔として形成する第2の工程と、
    第1の粘着シートと第2の粘着シートのみを上記シート体の外形状に合わせて切断する第3の工程と、
    を備えることを特徴とする粘着シートの製造方法。
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