JP2579991B2 - 押しボタンスイッチ - Google Patents

押しボタンスイッチ

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JP2579991B2
JP2579991B2 JP63047771A JP4777188A JP2579991B2 JP 2579991 B2 JP2579991 B2 JP 2579991B2 JP 63047771 A JP63047771 A JP 63047771A JP 4777188 A JP4777188 A JP 4777188A JP 2579991 B2 JP2579991 B2 JP 2579991B2
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JP
Japan
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sheet
diaphragm
button switch
push button
integrated
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宏一 三戸
政義 西田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子機器の操作スイッチ部に用いる押ボタン
スイッチの操作に節度感を与えるダイヤフラムを使用し
た押しボタンスイッチに関するものである。
従来の技術 近年、機器の電子化が進むなかで、機器の操作部にも
薄形で組立てが簡単なシート一体形ダイヤフラムを使用
した操作スイッチが急増している。
第12〜第14図に基づき従来の押しボタンスイッチを説
明する。第12〜第14図において、21は押しボタン、22は
それを保持するケース、23は、その下に配置されたシー
ト一体形ダイヤフラム、24はその下に配置された接点部
を示す。この接点部24は、押しボタン21を押圧操作する
ことによりシート一体形ダイヤフラム23のダイヤフラム
部23aを変形させて節度感を発生させ、上絶縁基板25を
変形させてスペーサ26の貫通孔26aの内部で対向してい
る上絶縁基板25側の上接点27と下絶縁基板28側の下接点
29とを接触させて回路をオンするようにしている。ま
た、押しボタン21の押圧を解除することにより、ダイヤ
フラム23と上絶縁基板25の復帰力により、初期の状態に
復帰し、回路がオフするように構成されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のシート一体形ダイヤフラム
23では、ダイヤフラム部23が等ピッチになるため、ボタ
ンデザイン位置がすべて等ピッチになるという問題があ
った。また、ボタンデザインピッチを第14図のようにP
からAに変更した場合には、作業性が著しく損われると
いう問題があった。
そこで、本発明は上記問題点を解消し得る押ボタンス
イッチを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解説するため、本発明の押しボタンスイ
ッチは、複数個のダイヤフラム部が等ピッチ間隔で形成
されたシート一体形ダイヤフラムが使用された押しボタ
ンスイッチであって、押しボタンの配置ピッチが変化す
る箇所に対応して切断されたシート一体形ダイヤフラム
どうしを、所定のピッチを有するように互いに接続して
一枚ものとなし、この一枚もののシート一体形ダイヤフ
ラムの下部に接点部を配置するとともに上部に操作部を
配置したものである。
作 用 上記構成によると、押しボタンの配置ピッチが変化し
た場合でも、従来のようにシート一体形ダイヤフラムを
分割した状態で組込むものと異なり、一枚もののシート
一体形ダイヤフラムを組込むため、作業性が良好とな
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図および第2図において、1は押しボタンスイッ
チで、接点部2、シート一体形ダイヤフラム3および操
作部4が順次積層されて構成されている。そして、この
シート一体形ダイヤフラム3は、第3図に示すように、
等ピッチ(P)でダイヤフラム部5が複数個形成された
ものどうしを、押しボタン6の配置ピッチが変化すると
ころで、互いに切断して所定のピッチ(A)に合わせて
接続して一枚ものに構成したものである。この接続方法
は、たとえば重ね合わせ(第4図参照)、係合(第5図
参照)、接続具7による連結(第6図参照)などにより
行われる。また、重ね合わせは、溶着、接着などにより
行われる。なお、図中、aは接続部を示す。
なお、接点部2は、上下の絶縁基板8,9と、これら基
板8,9の間に形成された空間部10に対応する位置で各基
板8,9に配置された上下の接点11,12とから構成されてい
る。また、操作部4は、各接点11,12の上方位置のダイ
ヤフラム部5に対応して配置された押しボタン6と、こ
れら押しボタン6を保持するケース13とから構成されて
いる。
ところで、上記実施例においては、2つのシート一体
形ダイヤフラム3どうしを左右方向で接続したものを示
したが、第7図〜第9図、に示すように、3つのシート
一体形ダイヤフラム14,15,16どうしを前後および左右方
向で接続してもよく、また第10図および第11図に示すよ
うに、3つのシート一体形ダイヤフラム17,18,19どうし
を前後に3つ接続してもよい。勿論、場合によっては、
多数接続することもできる。なお、この接続は、ダイヤ
フラム成形機により行うようにして、自動化工程の中に
組入れてもよい。図中、(b)(c)は接続部を示す。
発明の効果 上記本発明の構成によると、押しボタンの配置ピッチ
が変化した場合でも、従来のようにシート一体形ダイヤ
フラムを分割した状態で組込むものと異なり、複数のシ
ート一体形ダイヤフラムどうしを接続した一枚もののシ
ート一体形ダイヤフラムを組込むため、構成部品点数を
増加させずに押ボタンの配置ピッチを容易に変更するこ
とができるとともに作業性の改善すなわち組立工数およ
び組立時間を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る押しボタンスイッチの
断面図、第2図は同平面図、第3図は同シート一体形ダ
イヤフラムの平面図、第4図〜第6図は同シート一体形
ダイヤフラムの接続部分の拡大側面図、第7図〜第11図
は他の実施例を示すもので、第7図は押しボタンスイッ
チの断面図、第8図および第10図は同平面図、第9図お
よび第11図はシート一体形ダイヤフラムの平面図、第12
図は従来の押しボタンスイッチの断面図、第13図は同平
面図、第14図は同シート一体形ダイヤフラムの平面図で
ある。 1……押しボタンスイッチ、2……接点部、3……シー
ト一体形ダイヤフラム、4……操作部、5……ダイヤフ
ラム部、6……押しボタン、7……接続具、14〜19……
シート一体形ダイヤフラム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のダイヤフラム部が等ピッチ間隔で
    形成されたシート一体形ダイヤフラムが使用された押し
    ボタンスイッチであって、押しボタンの配置ピッチが変
    化する箇所に対応して切断されたシート一体形ダイヤフ
    ラムどうしを、所定のピッチを有するように互いに接続
    して一枚ものとなし、この一枚もののシート一体形ダイ
    ヤフラムの下部に接点部を配置するとともに上部に操作
    部を配置した押しボタンスイッチ。
JP63047771A 1988-02-29 1988-02-29 押しボタンスイッチ Expired - Lifetime JP2579991B2 (ja)

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