JPH0322826Y2 - - Google Patents

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JPH0322826Y2
JPH0322826Y2 JP10737284U JP10737284U JPH0322826Y2 JP H0322826 Y2 JPH0322826 Y2 JP H0322826Y2 JP 10737284 U JP10737284 U JP 10737284U JP 10737284 U JP10737284 U JP 10737284U JP H0322826 Y2 JPH0322826 Y2 JP H0322826Y2
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JP
Japan
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stem
case
click
spring
protrusion
Prior art date
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JP10737284U
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JPS6123238U (ja
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Priority to KR2019850000779U priority patent/KR900002525Y1/ko
Priority to DE19853520848 priority patent/DE3520848A1/de
Priority to GB08517351A priority patent/GB2161986B/en
Priority to US06/754,337 priority patent/US4642433A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は電子タイプライタ、ワードプロセツ
サ、端末機などのキーボードに使用される押釦ス
イツチに関し、特にクリツク感と共にクリツク音
を有する押釦スイツチに関する。
〔従来技術とその問題点〕
キーボードに使用される押釦スイツチは人間工
学上、タクテイールフイードバツクを有すること
が望ましい。
即ち、スイツチを押圧した際、スイツチがON
すると同時にクリツク感をもたせることで、この
クリツク感によりオペレータはスイツチがONし
たことを知ることができ、これによりスイツチが
ONしてからそれ以上スイツチを押圧する必要が
なくなる。したがつて、オペレータが操作し易
く、疲労の少ないキーボードができる。この種の
押釦スイツチとしては実開昭54−34071及び実開
昭56−90322などに見られるようなスナツプアク
シヨン用イタバネを用いてクリツク感をもたせた
ものがある。しかし、一方、タクテイールフイー
ドバツクをより確実にするためにはクリツク感と
共にクリツク音をも同時に発生させることのでき
るキーボードが望まれている。しかるに、前記従
来例ではクリツク感のみで、クリツク音を発生さ
せることは困難であつた。
〔考案の目的〕
本考案はクリツク感と同時にクリツク音を発生
させることのできる人間工学上、優れた押釦スイ
ツチを得ることを目的とする。
〔考案の構成〕
ケースと、該ケース内に配置されたスイツチ素
子と、前記ケース内に捜通されるステムと、前記
ケース内で前記ステムを介して前記スイツチ素子
と対向するように配置されたイタバネとを有し、
前記イタバネは、前記ケースの側壁内面に当接さ
せる起立部と、該起立部から屈曲させた屈曲部
と、該屈曲部から前記ステム側へ下方に延びるク
リツク用バネ部を一体に有し、前記クリツク用バ
ネ部の先端には前記ステム側に突出するクリツク
用突出部が設けられ、また、イタバネの起立部も
しくはケースの側壁内面の少なくともどちらか一
方に突起を設け、前記ステムは、前記クリツク用
バネ部と常時当節して前記起立部を前記ケース側
壁内面に付勢しており、前記ステムが押圧された
時、前記ステムが前記クリツク用突出部の斜面部
を押圧して前記イタバネを前記ステム側に前屈さ
せ、続いて前記ステムが前記クリツク用突出部に
乗り上げて前記イタバネを横方向へ押圧し、前記
起立部を前記ケース側壁内面に衝突させると共に
前記スイツチ素子を前記ステムにより導通させて
なることを特徴としている。
〔考案の実施例〕
以下、図面に基づいて本考案の詳細を説明す
る。
第1図〜第5図は本考案の実施例で、第1図は
非押圧時の押釦スイツチを示す断側面図、第2図
は押圧途中の押釦スイツチを示す断側面図、第3
図は押圧しきつた時の押釦スイツチを示す断側面
図、第4図はイタバネの斜視図、第5図は上ケー
ス下面の斜視図である。
図において、1は合成樹脂からなる上ケース
で、上ケース1の内面には段部1a,1bと段部
1a′,1b′が対向して設けられ、段部1b,1
b′の隣りには溝部1cが設けられ、段部1a,1
b,1a′,1b′が設けられていない他の内面には
側壁内面1d,1eが対向している。2は上ケー
ス1と同様の材質からなる下ケースで、中央内底
面に突部2aを有し、上ケース1とスナツプイン
(図示せず)により取付けられる。3は合成樹脂
からなるステムで、中央下面に突部3aが設けら
れ、この突部3aと下ケース2の突部2aとの間
にコイルスプリング4が配置されている。5はメ
ンブレンタイプのスイツチ素子で、図示されてい
ないが、固定接点と可動接点とが、スペーサを介
して積層されており、可動接点が押圧されて可動
接点が固定接点と接してONとなるものである。
スイツチ素子5には、スイツチ素子5を押圧させ
るためのステンレスなどからなる押圧バネ6が取
付けられ、ステム3を介してスイツチ素子5と対
向する位置に押圧バネ6と同様の材質からなるイ
タバネ7が配置されている。イタバネ7は起立部
7aと屈曲部7bとクリツクバネ部7cとからな
り、起立部7aにはその両端に上ケース1の溝部
側壁Aに当接するバネ部7dと、上ケース1の側
壁内面1eに当接する突起7eとを有し、クリツ
クバネ部7cにはその下方が二股に分かれ、更に
その下方の各端部に突出部7fが設けられてい
る。
次に、本考案の押釦スイツチの組立方法を説明
する。
上ケース1中央の段部1a,1b,1a′,1
b′の間にステム3を挿通し、ステム3の突部3a
にコイルスプリング4を配置する。ステム3の側
面、即ち段部1a,1a′と側壁内面1dとの間に
は押圧バネ6を取付けたスイツチ素子5を配置す
る。ステム3の他の側面、即ち、溝部1cにはイ
タバネ7を、そのバネ部7dが上ケース1の溝部
側壁Aに当接し、且つ、その突起7eが側壁内面
1eに当接するように配置する。そして、最後に
下ケース2を上ケース1とスナツプインにより嵌
合固定して組立を完了する。
次に本考案の動作を説明する。ステム3を押圧
すると、まずステム3がクリツク用突出部7fの
斜面部7gを押圧し、イタバネ7の上部、即ち屈
曲部7b近傍からステム3側に倒れるように動作
してイタバネ7の突起7eが上ケース1の側壁内
面1eから離れ、屈曲部7b近傍が上ケース1の
突部1fに当接する。この時、押圧バネ6も同時
に押圧されるが、まだ、スイツチ素子5をONさ
せるまでには至つていない。更にステム3を押圧
すると、ステム3がイタバネ7のクリツク用突出
部7fに乗り上げ、クリツク感が得られる。この
時、ステム3はクリツク用突出部7fを横方向に
押圧するように働き、これによりイタバネ7が側
壁内面1eの方に戻り、イタバネ7の突起7eが
側壁内面1eに衝突する。この衝突によつて衝突
音を発し、これがクリツク音を形成する。同時に
この時、押圧バネ6がスイツチ素子5を押圧しス
イツチONとなる。
即ち、スイツチがONすると同時にクリツク感
とクリツク音が生じる。次に、ステム3への押圧
を解除すると、コイルスプリング4によりステム
3が上方に押し上げられ、ステム3がクリツク用
突出部7fから離れると共にスイツチ素子5を
OFFにする。尚、実施例ではスイツチ素子5を
押圧バネ6により押圧する構成をとつているが、
スイツチ素子5はリードスイツチなどの他のスイ
ツチ素子でも良く、特に押圧バネを用いるものに
限定されない。
また、実施例ではイタバネ7に突起7eを設け
た構成をとつているが、この突起7eを設ける代
りに上ケース1の側壁内面1eに突起を設けても
良い。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、イタバネのクリ
ツク用バネ部をステムにより押圧した際にイタバ
ネの屈曲部が往復動して衝突音を発生させるため
の突起をケースの側壁内面かもしくはイタバネの
起立部に設けてあるので、指へのクリツク感と同
時に明確なクリツク音を発することができる。
したがつて、オペレータにスイツチがONした
ことを指へのクリツク感とクリツク音の2つによ
り確実に知らせることができ、これにより操作が
し易く、疲労の少ない、人間工学上優れた押釦ス
イツチが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はいずれも本考案に関する実施
例で、第1図は非押圧時の押釦スイツチを示す断
側面図、第2図は押圧途中の押釦スイツチを示す
断側面図、第3図は押圧しきつた時の押釦スイツ
チを示す断側面図、第4図はイタバネの斜視図、
第5図は上ケース下面の斜視図である。 1……上ケース、1a,1b……段部、1c…
…溝部、1d,1e……側壁内面、2……下ケー
ス、3……ステム、5……スイツチ素子、7……
イタバネ、7a……起立部、7b……屈曲部、7
c……クリツク用バネ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースと、該ケース内に配置されたスイツチ素
    子と、前記ケース内に挿通されるステムと、前記
    ケース内で前記ステムを介して前記スイツチ素子
    と対向するように配置されたイタバネとを有し、
    前記イタバネは、前記ケースの側壁内面に当接さ
    せる起立部と、該起立部から屈曲させた屈曲部
    と、該屈曲部から前記ステム側へ下方に延びるク
    リツク用バネ部を一体に有し、前記クリツク用バ
    ネ部の先端には前記ステム側に突出するクリツク
    用突出部が設けられ、また、イタバネの起立部も
    しくはケースの側壁内面の少なくともどちらか一
    方に突起を設け、前記ステムは、前記クリツク用
    バネ部と常時当節して前記起立部を前記ケース側
    壁内面に付勢しており、前記ステムが押圧された
    時、前記ステムが前記クリツク用突出部の斜面部
    を押圧して前記イタバネを前記ステム側に前屈さ
    せ、続いて前記ステムが前記クリツク用突出部に
    乗り上げて前記イタバネを横方向に押圧し、前記
    起立部を前記ケース側壁内面に衝突させると共に
    前記スイツチ素子を前記ステムにより導通させて
    なることを特徴とする押釦スイツチ。
JP10737284U 1984-07-11 1984-07-16 押釦スイツチ Granted JPS6123238U (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10737284U JPS6123238U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 押釦スイツチ
KR2019850000779U KR900002525Y1 (ko) 1984-07-11 1985-01-26 푸시 버튼 스위치
DE19853520848 DE3520848A1 (de) 1984-07-11 1985-06-11 Tastschalter
GB08517351A GB2161986B (en) 1984-07-11 1985-07-09 Pushbutton switches
US06/754,337 US4642433A (en) 1984-07-11 1985-07-11 Pushbutton switch with aural confirmation of operation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10737284U JPS6123238U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 押釦スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6123238U JPS6123238U (ja) 1986-02-12
JPH0322826Y2 true JPH0322826Y2 (ja) 1991-05-17

Family

ID=30666619

Family Applications (1)

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JP10737284U Granted JPS6123238U (ja) 1984-07-11 1984-07-16 押釦スイツチ

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JPS6123238U (ja) 1986-02-12

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