JP3928289B2 - スイッチ - Google Patents

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  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子機器の薄型操作パネル等に使用される小型・薄型のスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の操作パネル等に使用されるスイッチの構成は大別して二つの形態からなり、これについて図12〜図15を用いて説明する。
【0003】
図12および図13は従来のスイッチの第1の形態を示す断面図および同分解斜視図であり、このスイッチは、絶縁基板1上にパターン形成されたリング状の外側接点2Aとその中央の内側接点2Bからなる固定接点2に対し、内側接点2Bの導出リード部2Cが通る外側接点2Aの切欠き部2D上に絶縁層3を設け、外側接点2Aの上部に弾性金属薄板製の円形ドーム状の可動接点4を載せて、下面に粘着剤5Aを有する可撓性の絶縁フィルム5を貼り付けて固着することにより構成されている。
【0004】
また、図14および図15は従来のスイッチの第2の形態を示す断面図および同分解斜視図であり、このスイッチは、絶縁基板6上にパターン形成されたリング状の外側接点7Aとその中央の内側接点7Bからなる固定接点7に対し、内側接点7Bの中央にスルーホール7Cを設けて絶縁基板6の裏面側に導出し、外側接点7Aの上部に弾性金属薄板製の円形ドーム状の可動接点4を載せて、下面に粘着剤5Aを有する可撓性の絶縁フィルム5を貼り付けて固着することにより構成されている。
【0005】
そして、どちらの形態のスイッチにおいても、円形ドーム状の可動接点4の中央を上方から押して操作されることにより可動接点4が弾性反転し、その中央下面が内側接点2Bまたは7Bと接触することによって、外側接点2Aと内側接点2Bの間または外側接点7Aと内側接点7Bの間が短絡導通してスイッチON状態となるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年の小型化された電子機器においては、操作パネルおよびこれに使用されるスイッチも小型化する必要があり、上記従来の二つの形態のスイッチを小さくしようとすると、基本的には各構成部品の寸法を全て小さくしなければならないが、各加工工程における寸法バラツキの大きさは変わらないため、絶縁基板1または6上にパターン形成された固定接点2または7のうち、円形ドーム状の可動接点4が弾性反転して接触する部分である内側接点2Bまたは7Bの大きさをあまり小さくすることができず、したがって、その外方に所定の絶縁間隔をあけて外側接点2Aまたは7Aを、安定した接触を保つために必要な大きさに形成することが難しくなるという課題があった。
【0007】
また、上記の第2の形態のスイッチにおいては、絶縁基板6の裏面側にも配線する必要があるため高価であると共に、小さい径の可動接点4の弾性反転時に、反転した可動接点4の中央下面が小さい径の可動接点4の中央に設けられたスルーホール7Cに一致して当たるかどうかによって、スイッチ操作ストロークおよび操作感触が僅かではあるが変化するという課題があった。
【0008】
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、小型化しても安定した接触性および良好な操作感触を得ることができるスイッチを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のスイッチは、帯状の弾性金属薄板から連続して加工された円形ドーム状部の外周に、弾性金属薄板の連結桟部を所定寸法に切断して形成された平板部が連結部を介して繋がれた可動接点体を、帯状の連結桟部からなる帯状の平板部で所定数の円形ドーム状部が連結された連結可動接点体とし、この連結可動接点体の各円形ドーム状部の中心下方の絶縁基板上にパターン形成された第一固定接点と、連結可動接点体の平板部と常時接触するように絶縁基板上にパターン形成された共通固定接点により構成するようにしたものである。
【0010】
このような構成とすることにより、絶縁基板上にパターン形成する固定接点のうち、連結可動接点体が常時接触する共通固定接点連結可動接点体円形ドーム状部から離して設けることができるので、この共通固定接点および円形ドーム状部下方のそれぞれの第一固定接点共に安定した接触を保つために必要な寸法に形成することができて、安定した接触性と良好な操作感触を有するスイッチを得ることができる。さらに、スイッチ接点数に対する使用部品数が少なく、取扱いが容易で、しかも複数個の可動接点体相互間の位置安定性もよく、安価なスイッチとして実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、帯状の弾性金属薄板から連続して加工された円形ドーム状部、および上記帯状の弾性金属薄板の側部の連結桟部を所定寸法に切断して形成され、上記円形ドーム状部の外周に連結部を介して繋がれた平板部からなる可動接点体を、帯状の連結桟部からなる帯状の平板部で所定数の円形ドーム状部が連結された連結可動接点体とし、この連結可動接点体の各円形ドーム状部の中心下方の絶縁基板上に、円形ドーム状部よりも小径の各第一固定接点をパターン形成すると共に、上記帯状の平板部に常時接触するように、上記絶縁基板上にパターン形成された共通固定接点により構成されるスイッチとしたものであり、絶縁基板上にパターン形成する固定接点のうち、連結可動接点体が常時接触する共通固定接点連結可動接点体円形ドーム状部から離して設けることができるので、この共通固定接点および円形ドーム状部下方のそれぞれの第一固定接点共に安定した接触を保つために必要な寸法に形成することができて、安定した接触性と良好な操作感触を有するスイッチを得ることができる上、スイッチ接点数に対する使用部品数が少なく、取扱いが容易で、しかも複数個の可動接点体相互間の位置安定性もよく、安価なスイッチを実現できるという作用を有する。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、帯状の平板部で複数・同数の円形ドーム状部が連結された連結可動接点体を複数個並列して絶縁基板上に配置し、各帯 状の平板部を各共通固定接点に接触させて縦列または横列接点とし、上記各連結可動接点体の同順位の円形ドーム状部に対応した各第一固定接点を接続して横列または縦列接点としてマトリックス配列されたものであり、請求項1に記載の発明による作用に加えて、複数個のスイッチがマトリックス配列された操作パネル用等のスイッチブロックを小型で安価に形成できるという作用を有する。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、連結可動接点体の平板部および絶縁基板に、両者を組合わせるための位置決め用の孔を設けたものであり、本スイッチを組み立てる際に、連結可動接点体の平板部および絶縁基板に設けた位置決め用の孔に位置決めピンを挿入することにより、両者を正確な位置に合わせて効率よく組み立てることができるという作用を有する。
【0014】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0015】
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態によるスイッチの正面断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、11は絶縁基板で、この上面には円形の第一固定接点12とこれから所定の間隔をあけて略長方形の第二固定接点13がパターン形成され、それぞれの固定接点からは導出リード部12Aおよび13Aが導出されると共に、導出リード部12Aの根元部上には絶縁層14が重ねて設けられ、また、第二固定接点13の両端部近くには二つの丸孔13Bがあけられている。
【0016】
そして、15は弾性金属薄板製の可動接点体で、円形ドーム状部15Aとその外周に細幅の連結部15Bを介して繋がれた略長方形の平板部15Cから構成されており、上記絶縁基板11上面の第一固定接点12が円形ドーム状部15Aの中心下方に位置し、第二固定接点13に平板部15Cが対峙して、その中央下面の突部15Dが第二固定接点13に接触するように絶縁基板11上に載せられた状態で、下面に粘着剤16Aを有する可撓性の絶縁フィルム16を貼り付けることにより固着されている。
【0017】
なお、可動接点体15の平板部15Cの両端部近くには、絶縁基板11の第二固定接点13の二つの丸孔13Bと同間隔・同寸法の二つの丸孔15Eがあけられており、可動接点体15を絶縁基板11上に載せて貼り合わせる際、これら二組の二つの丸孔13Bおよび15Eに、貼り合せ用治具に設けられた位置決め用ピン(図示せず)を挿入することによって、両者を正確な位置に合わせて効率よく作業ができるようになっている。
【0018】
また、絶縁基板11上の第一固定接点12の径は可動接点体15の円形ドーム状部15Aの外径よりも所定寸法だけ小さく、また、その導出リード部12Aの根元部の上に重ねられた絶縁層14の大きさは、円形ドーム状部15Aの外周下面が導出リード部12Aに接触しないように、余裕をもってカバーできる寸法に設定されている。
【0019】
次に、可動接点体15の形成方法について、図3の可動接点体の製造工程を説明する外観斜視図を用いて説明する。
【0020】
まず、図3(a)に示すように、順送り金型により、材料である連続した帯状の弾性金属薄板17に対して材料送り用のガイド孔17Aを所定のピッチで加工し、このガイド孔17Aにより材料を送りながら、連続打抜き加工および絞り加工を行ない、順次形成された円形ドーム状部15Aがそれぞれ対向した二ヶ所の連結部15Bを介して帯状の両側部の連結桟部17Bに連続して繋がれた円形ドーム帯18を形成する。
【0021】
なお、この順送り金型による連続打抜き加工時に、連結桟部17Bの各連結部15Bの結合部の根元に、上記の位置合わせ用の二つずつの丸孔15Eも同時に加工される。
【0022】
この後、図3(b)に示すように、円形ドーム帯18の連結桟部17Bおよび連結部15Bを所定の位置で切断加工することによって、個別の可動接点体15として完成する。
【0023】
なお、この切断加工時に、各可動接点体15の平板部15Cの中央に、下面側への突部15Dを形成するものである。
【0024】
本実施の形態によるスイッチは以上のように形成されるものであり、次に、その動作について説明する。
【0025】
図1に示すスイッチOFFの状態から、まず、図4のスイッチの動作状態を説明する正面断面図に示すように、使用する電子機器の操作釦19により絶縁フィルム16を介して可動接点体15の円形ドーム状部15Aの中央上面を下方に押して操作することにより円形ドーム状部15Aが弾性反転し、その中央下面が第一固定接点12に接触することにより第一固定接点12と第二固定接点13の間が短絡導通してスイッチON状態となり、その信号が導出リード部12Aおよび13Aにより電子機器の回路に伝達される。
【0026】
そして、操作釦19により円形ドーム状部15Aに加える押し力を除くと、円形ドーム状部15Aは自身の弾性復元力によって、元の図1の状態すなわちスイッチOFFの状態に復帰する。
【0027】
なお、このスイッチの動作時に、可動接点体15の円形ドーム状部15Aが弾性反転する動きの影響により、平板部15Cの突部15Dと第二固定接点13の接触が不安定になることを防止するために、可動接点体15の連結部15Bの幅は、その材厚の約5倍程度の細幅となっている。
【0028】
以上のように本実施の形態によれば、絶縁基板11上にパターン形成する固定接点のうち、可動接点体15が常時接触する第二固定接点13を可動接点体15の円形ドーム状部15Aから離して設けることができるので、この第二固定接点13および円形ドーム状部15A下方の第一固定接点12共に安定した接触を保つために必要な寸法に形成することができて、安定した接触性と良好な操作感触を有すると共に、薄型で防塵性能に優れ、操作パネル等に適したスイッチを得ることができるものである。
【0029】
(実施の形態2)
図5は本発明の第2の実施の形態によるスイッチの正面断面図、図6は同固定接点を有する絶縁基板の上面斜視図であり、上記の実施の形態1によるものに対して、絶縁基板11上にパターン形成された第一固定接点12および第二固定接点13の周囲に絶縁層20を設けたもの、すなわち、上記の実施の形態1によるものにおいて、第一固定接点からの導出リード部12Aの根元部上に重ねて設けられた絶縁層14を大きくした構成となっている。
【0030】
そして、可動接点体21の平板部21Cの中央下面の突部21Dが、絶縁層20の厚さ分だけ実施の形態1によるものの可動接点体15の平板部15Cの中央下面の突部15Dよりも高く形成されている点を除いた他の部分の構成は、実施の形態1によるものと同じである。
【0031】
このような構成とすることによって、図5の正面断面図から明らかなように、実施の形態1によるものに比べて円形ドーム状部21Aの弾性反転ストロークを絶縁層20の分だけ大きくすることができて、小さな円形ドーム状部21Aであっても、安定した動作と良好な操作感触を得ることができるものである。
【0032】
なお、絶縁基板上の配線等の都合によって、固定接点の周囲に設ける絶縁層20を大きくできない場合には、少なくとも第一固定接点12の周囲に絶縁層20を設けることによって、上記の効果が得られることは勿論である。
【0033】
(実施の形態3)
図7は本発明の第3の実施の形態によるマトリックス配列されたスイッチの平面図、図8は同分解斜視図である。
【0034】
図7に示すように、本実施の形態によるスイッチは、S1〜S12の12個の単体スイッチが四角形のスイッチ基板22上に横3列、縦4列にマトリックス配列され、その一端には各単体スイッチS1〜S12の信号を外部に導出するための引出部22Aが設けられている。
【0035】
そして、上記のスイッチ基板22の構成を示すのが図9の絶縁基板の平面図である(但し、パターン形成された導体部を斜線で示してある。)。
【0036】
すなわち、同図に示すように、各単体スイッチS1〜S12の各第一固定接点T1〜T12と、この12ヶ所の第一固定接点T1〜T12の間を横方向に3ヶ所ずつ接続する8つの接続部23A〜23Hと、3ヶ所ずつ接続された第一固定接点から引出部22Aへの4本の導出リード部24A〜24D、および後述する3つの連結可動接点体25(25A〜25C)用の3ヶ所の共通固定接点26A〜26Cと、各共通固定接点から引出部22Aへの3本の導出リード部27A〜27Cを絶縁基板28上にパターン形成し、この上に、12ヶ所の第一固定接点T1〜T12と、3ヶ所の共通固定接点26A〜26C、および引出部22Aの先端に合計7本の導出リード部24A〜24Dと27A〜27Cの先端がそれぞれ露出するように絶縁層29を設けることにより、図8に示すスイッチ基板22は形成されている。
【0037】
なお、このスイッチ基板22の8つの接続部23A〜23Hの間に設けられた9個の丸孔30は、3つの連結可動接点体25(25A〜25C)を位置決めするためのものである。
【0038】
そして、この連結可動接点体25(25A〜25C)は、前記の実施の形態1において、図3(a)により説明したように、帯状の弾性金属薄板17を加工して形成された円形ドーム帯18に対して、図10の連結可動接点体の製造工程を説明する外観斜視図に示すように、連結桟部17Bおよび連結部15Bを所定の位置で切断加工することによって、4つずつの円形ドーム状部15Aを、それぞれ細幅の連結部15Bを介して帯状連結部31で連結した連結可動接点体25として形成されたものである。
【0039】
なお、この切断加工時に、各連結可動接点体25の帯状連結部31の端部に、下面側への突部31Dを形成する。
【0040】
そして、円形ドーム帯18の連結桟部17Bから形成された連結可動接点体25の帯状連結部31には、実施の形態1において説明したように、ガイド孔17Aが形成されており、このガイド孔17Aと上記のスイッチ基板22の丸孔30を合せることによって、3つの連結可動接点体25A〜25Cはスイッチ基板22に対して位置決めされ、各帯状連結部31の端部に形成された上記の下面への突部31Dが各共通固定接点26A〜26Cに接触するようになっている。
【0041】
このようにして、3つの連結可動接点体25A〜25Cをスイッチ基板22の上に位置決めして載せ、図8に示すように、スイッチ基板22とほぼ同じ大きさで、下面に粘着剤32Aを有する可撓性の絶縁フィルム32を貼り付けてまとめて固定することによって、マトリックス配列されたスイッチとして形成されている。
【0042】
そして、以上のように形成された本実施の形態によるマトリックス配列されたスイッチは、図11の配線図に示すような結線を有しており、絶縁基板22上にパターン形成された第一固定接点T1〜T12を接続部23A〜23Hで連結して形成される4つの横列接点X1〜X4と、各連結可動接点体25A〜25Cの4つずつの円形ドーム状部15Aを各帯状連結部31A〜31Cで連結して形成される3つの縦列接点Y1〜Y3によりマトリックスを形成しており、これらの交点に位置する各単体スイッチS1〜S12の動作に伴う信号は、それぞれ横列接点X1〜X4からの4本の導出リード部24A〜24Dと、縦列接点Y1〜Y3からの3本の導出リード部27A〜27Cの組合わせとして引出部22Aから導出されるものである。
【0043】
なお、本実施の形態によるマトリックス配列されたスイッチの各単体スイッチの動作は、実施の形態1によるスイッチの場合と同様であるので、説明を省略する。
【0044】
以上のように本実施の形態によれば、帯状の弾性金属薄板から連続して可動接点体を加工する際に使用する帯状の連結桟部を、複数個の可動接点体の連結部材および配線部材として使用できるので、スイッチ接点数に対する使用部品数が少なく、可動接点体の取扱いが容易で、しかも複数個の可動接点体相互間の位置安定性もよく、安価なスイッチを実現できると共に、複数個のスイッチがマトリックス配列された操作パネル用等のスイッチブロックを小型で安価に形成できるものである。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、小型化しても、絶縁基板上にパターン形成する固定接点のうち、連結可動接点体が常時接触する共通固定接点を連結可動接点体の各円形ドーム状部から離して設けることができるので、この共通固定接点および各円形ドーム状部下方のそれぞれの第一固定接点を、共に安定した接触を保つために必要な寸法に形成することができ、安定した接触性と良好な操作感触を有するスイッチとして実現することができることに加え、スイッチ接点数に対する使用部品数が少なく、取扱いが容易で、しかも複数個の可動接点体相互間の位置安定性もよく、安価なスイッチに実現できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態によるスイッチの正面断面図
【図2】 同分解斜視図
【図3】 同可動接点体の製造工程を説明する外観斜視図
【図4】 同スイッチの動作状態を説明する正面断面図
【図5】 本発明の第2の実施の形態によるスイッチの正面断面図
【図6】 同絶縁基板の上面斜視図
【図7】 本発明の第3の実施の形態によるマトリックス配列されたスイッチの平面図
【図8】 同分解斜視図
【図9】 同絶縁基板の平面図
【図10】 同可動接点体の製造工程を説明する外観斜視図
【図11】 同配線図
【図12】 従来のスイッチの第1の形態の断面図
【図13】 同分解斜視図
【図14】 同第2の形態の断面図
【図15】 同分解斜視図
【符号の説明】
11,28 絶縁基板
12,T1〜T12 第一固定接点
12A,13A,24A〜24D,27A〜27C 導出リード部
13 第二固定接点
13B,15E,30 丸孔
14,20,29 絶縁層
15,21 可動接点体
15A,21A 円形ドーム状部
15B 連結部
15C,21C 平板部
15D,21D,31D 突部
16,32 絶縁フィルム
16A,32A 粘着剤
17 弾性金属薄板
17A ガイド孔
17B 連結桟部
18 円形ドーム帯
19 操作釦
22 スイッチ基板
22A 引出部
23A〜23H 接続部
25,25A〜25C 連結可動接点体
26A〜26C 共通固定接点
31,31A〜31C 帯状連結部
S1〜S12 単体スイッチ
X1〜X4 横列接点
Y1〜Y3 縦列接点

Claims (3)

  1. 帯状の弾性金属薄板から連続して加工された円形ドーム状部、および上記帯状の弾性金属薄板の側部の連結桟部を所定寸法に切断して形成され、上記円形ドーム状部の外周に連結部を介して繋がれた平板部からなる可動接点体を、帯状の連結桟部からなる帯状の平板部で所定数の円形ドーム状部が連結された連結可動接点体とし、この連結可動接点体の各円形ドーム状部の中心下方の絶縁基板上に、円形ドーム状部よりも小径の各第一固定接点をパターン形成すると共に、上記帯状の平板部に常時接触するように、上記絶縁基板上にパターン形成された共通固定接点により構成されるスイッチ。
  2. 帯状の平板部で複数・同数の円形ドーム状部が連結された連結可動接点体を複数個並列して絶縁基板上に配置し、各帯状の平板部を各共通固定接点に接触させて縦列または横列接点とし、上記各連結可動接点体の同順位の円形ドーム状部に対応した各第一固定接点を接続して横列または縦列接点としてマトリックス配列された請求項1記載のスイッチ。
  3. 連結可動接点体の平板部および絶縁基板に、両者を組合わせるための位置決め用の孔を設けた請求項1または2に記載のスイッチ。
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