JP3948886B2 - 入力装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ等に使用される歪み検出素子を用いた入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の歪み検出素子を用いた入力装置は、図9に示すように、柔軟性を有する合成樹脂からなる操作部材51は、角柱型の操作部51aと、操作部51aの下部から互いに90度の角度を持って放射状に伸びる3個の板状の基部51b、51c,51dと、操作部51aの下部で3個の板状の基部51b、51c,51dを繋ぐ繋ぎ部51eとを備えており、この操作部材51は、基部51b、51c、51d下面全面がコンピュータに使用されるキーボードの枠体50に当接、載置された状態で、基部51b、51c、51dの先端部が枠体50により押し付けられて取り付けられている。
そして、この操作部材51は、操作部51aをX1,X2方向、及びY1,Y2方向に倒すことにより、それぞれ基部51b、51c,51dが撓むようになっており、この撓み量は、操作部51aの倒し量に従って大きくなったり、小さくなったりする。
【0003】
また、ポリエステル材、或いはポリイミドからなる帯状のフレキシブル基板52の一面には、抵抗体からなる2個の歪み検出素子53、54と、歪み検出素子53、54に接続され、銀系の導電インクを印刷して形成されたリード線55、56とが設けられている。
そして、このようなフレキシブル基板52の一部は、90度の角度に配置された基部51b、51cの上面に、歪み検出素子53、54が形成されていない側が接着剤にて直付けされており、一方の歪み検出素子53は基部51b上に、また、他方の歪み検出素子54は基部51c上に位置して取り付けられた状態となっている。
【0004】
そして、このような入力装置は、帯状のフレキシブル基板52に形成されたリード部55,56がキーボードのプリント基板(図示せず)に半田付けで接続され、この入力装置の操作は、操作部材51の操作部51aをX1方向に倒すと、基部51bの上面が伸びる方向に撓むと共に、基部51b上に配置された歪み検出素子53も伸びて抵抗値が高くなり、また、操作部51aをX2方向に倒すと、基部51b上面が縮む方向に撓むと共に、基板51b上に配置された歪み検出素子53も縮んで抵抗値が低くなる。
また、操作部51aをY1方向に倒すと、前記と同様の原理により歪み検出素子54の抵抗値は高くなり、更に、Y2方向に倒すと、歪み検出素子54の抵抗値は低くなる。
そして、上述した抵抗値の変化を電圧値の変化として検出し、電圧値の変化をコンピュータが読み取って、操作部51aのX1,X2,或いはY1,Y2の動きがカーソルの上下、左右の動きとなるようにカーソルを制御するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の入力装置は、フレキシブル基板52の操作部材51への接着と、操作部材51の枠体50への取付と、リード55,56のプリント基板への半田付けを必要とし、その組立工数が多くなって、生産性が悪く、コスト高になるという問題がある。
また、フレキシブル基板52は、基部51b、51c、51dの外形より大きな帯状であるため、大きな面積の材料となり、材料費が高く、コスト高になるばかりか、プリント基板への取付に大きなスペースを必要とし、大型になるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、小型で、材料が少なく、且つ、生産性が良好な安価な入力装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、操作部と、中心部に前記操作部が設けられた平板状の基板部材と、複数個の歪み検出素子とこの歪み検出素子に接続された端子部とを一面側に設けたフレキシブル基板と、複数個のランド部を設けたプリント基板とを備え、前記フレキシブル基板の他面側が前記基板部材の下面に接着され、
前記基板部材と前記フレキシブル基板とをU字状のクリップで挟持すると共に、前記クリップの下片部が前記端子部に接続された状態で前記プリント基板上に配置されて、前記フレキシブル基板と前記プリント基板との間に隙間が形成され、前記クリップの前記下片部が前記ラウンド部に半田付けされた構成とした。
【0008】
また、第2の解決手段として、前記フレキシブル基板は、前記基板部材の外形と略等しく、或いは小さく形成した構成とした。
また、第3の解決手段として、前記歪み検出素子は、前記操作部を中心として90度の角度を持って4個配設した構成とした。
また、第4の解決手段として、前記端子部は、隣り合う前記歪み検出素子間に形成された構成とした。
【0009】
また、第5の解決手段として、前記クリップが金属材で形成されると共に、前記下片部が前記端子部に接触し、前記下片部が前記端子部と共に前記ランド部に半田付けされた構成とした。
また、第6の解決手段として、前記クリップの前記下片部には、前記端子部と前記ランド部とが対向する位置に孔を設けた構成とした。
【0010】
また、第7の解決手段として、前記クリップ部の前記下片部には、前記端子部と前記ランド部とが対向する位置に凸部を設けた構成とした。
また、第8の解決手段として、前記凸部の頂部 を前記端子部に当接させた構成とした。
また、第9の解決手段として、前記基板部材は、前記歪み検出素子間に位置する外周部において、前記操作部の中心を挟んで互いに対向する位置が切り落としされて形成された直線状部を有し、この直線状部の位置に前記クリップを配置した構成とした。
【0011】
また、第10の解決手段として、前記基板部材には、前記歪み検出素子間の位置に孔を設けて梁部を形成し、この梁部に前記歪み検出素子を配設した構成とした。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の入力装置の第1の実施例の図面を説明すると、図1〜図4は何れも本発明の第1の実施例の入力装置に係り、図1は本発明の入力装置の第1の実施例の平面図、図2は図1の2−2線における断面図、図3は本発明の入力装置の第1の実施例に係り、フレキシブル基板を裏返した斜視図、図4は本発明の入力装置の第1の実施例の分解斜視図である。
【0013】
本発明の歪み検出素子を用いた入力装置の第1実施例を図1〜図4に基づいて説明すると、キーボード等に使用されるプリント基板1は、この上面に配線パターン1aが施されると共に、この配線パターン1aと接続された状態で複数個のランド部1bが形成されている。
合成樹脂等の成型品からなる柔軟性を有する操作部材Sは、角柱状、或いは円柱状等の棒状、或いは筒状で構成される操作部2と、平板状の基板部材3とで構成されている。
なお、この操作部2と基板部材3とは、二つに分離されて製造され、基板部材3の中心部に操作部2を取り付けて構成しても良い。
【0014】
そして、基板部材3は、八角形状をなし、操作部2から90度の角度で十字状に延びる複数個の梁部4a、4b、4c、4dと、この梁部4a、4b,4c,4dの隣り合うそれぞれの他端に連結された連結部5と、操作部2の隅部と対向する位置において、隣り合う梁部4a、4b、4c、4dと連結部5との間に囲まれた箇所に、梁部4a、4b,4c,4d間を分離するく字状の孔5bとを有している。
そして、基板部材3の梁部4a、4b、4c、4dは、操作部2の軸線に対して直角方向に延びると共に、梁部4a、4b、4c、4d間に位置する連結部5の外周部は、操作部2の中心を挟んで互いに対向する位置が切り落としされて形成された直線状部5aを有したものもとなっている。
【0015】
また、操作部2は、図1に示すように、矢印X1,X2、及びY1,Y2方向に倒すことができ、この倒れに基づいて、基板部材3の梁部4a、4b,4c,4dは撓んで、その下面側が延びたり縮んだりするようになると共に、梁部4a、4b,4c,4d間に設けた孔5bの存在により、操作部2を倒した時、隣り合う梁部が互いに影響を受けることなく、それぞれの梁部が撓むことができるようになっている。
【0016】
また、絶縁板からなるフレキシブル基板6は、操作部材Sの基板部材3の外形と同じ形状の八角形状を有すると共に、フレキシブル基板6の大きさは、基板部材3の外形と略等しく、或いは若干小さく形成されたものとなっている。
そして、このフレキシブル基板6の下面である一面側には、図3に示すように、円周方向に90度の角度を持って配設され、抵抗体からなる4個の矩形状の歪み検出素子7a、7b、7c、7dと、これ等の歪み検出素子7a7b、7c、7dを繋ぐ銀ペースト、銅箔等からなる導電体8aと、この導電体8aの一端に設けられ、且つ、歪み検出素子7a、7b、7c、7d間に形成された銀ペースト等からなる複数個(4個)の端子部8bとが設けられている。
なお、上記実施例では、4個の歪み検出素子7a、7b、7c、7dを使用したもので説明したが、2個の歪み検出素子7a、7cを用いるものでも良い。
【0017】
そして、このようなフレキシブル基板6は、上面である他面側が基板部材3の下面に接着剤により接着されて取り付けられており、フレキシブル基板6が取り付けられた際、歪み検出素子7a、7b、7c、7dのそれぞれは梁部4a、4b、4c、4dの下面に位置すると共に、端子部8bが連結部5の下面に位置した状態となり、その結果、連結部5に設けられた直線状部5aは、歪み検出素子7a、7b、7c、7d間に位置した状態となっている。
【0018】
金属材からなるU字状の複数個のクリップ9は、く字状に折り曲げられた上片部9aと、直線状の下片部9bとを有し、これらのクリップ9は、連結部5の直線状部5aの位置で、基板部材3とフレキシブル基板6とを挟持した状態で取り付けられている。
また、これらのクリップ9が取り付けられた際、下片部9bは端子部8bに接触した状態となっている。
なお、このクリップ9の位置決めは、連結部5の上面と直線上部5aの表面とにわたって、間隔を置いて設けられた二条の凸条部を設けて、この凸条部をガイドにして凸条部間にクリップ9をはめ合わせることによって位置決めを行えば、一層、クリップ9の取付が一定すると共に、クリップ9の端子部8bへの接触の確実なものが得られる。
【0019】
そして、このような構成を有する入力装置は、クリップ9の下片部9bがプリント基板1のランド部1b上に載置された状態で半田10付けされて、プリント基板1に取り付けられる。
また、半田10付けされた際、ランド部1bと下片部9bと端子部8bとが同時に半田10付けされて、各歪み検出素子7a、7b、7c、7dは、配線パターン1aに接続されると共に、クリップ9の下片部9bによって、フレキシブル基板6とプリント基板1と間に隙間が形成されて、それぞれの梁部4a、4b、4c、4dが撓み易くなっている。
【0020】
そして、このような入力装置の操作は、操作部2をX1方向に倒すと、梁部4aの下面は縮む方向に撓むと共に、梁部4bの下面は伸びる方向に撓むため、梁部4aの下面の歪み検出素子7aの抵抗値は減少する反面、梁部4bの下面の歪み検出素子7bの抵抗値は増加し、更に、操作部2をX2方向に倒すと、梁部4aの下面は伸びる方向に撓むと共に、梁部4bの下面は縮む方向に撓むため、梁部4aの下面の歪み検出素子7aの抵抗値は増加する反面、梁部4bの下面の歪み検出素子7bの抵抗値は減少し、これによって、歪み検出素子7aと7bとの間に電圧差が生じて、X軸方向のカーソルの移動を行うようになる。
【0021】
また、操作部2をY1方向に倒すと、梁部4cの下面は縮む方向に撓むと共に、梁部4dの下面は伸びる方向に撓むため、梁部4cの下面の歪み検出素子7cの抵抗値は減少する反面、梁部4dの下面の歪み検出素子7dの抵抗値は増加し、更に、操作部2をY2方向に倒すと、梁部4cの下面は伸びる方向に撓むと共に、梁部4dの下面は縮む方向に撓むため、梁部4cの下面の歪み検出素子7cの抵抗値は増加する反面、梁部4dの下面の歪み検出素子7dの抵抗値は減少し、これによって、歪み検出素子7cと7dとの間に電圧差が生じて、Y軸方向のカーソルの移動を行うようになる。
【0022】
また、図5,図6は本発明の入力装置の第2の実施例を示し、この実施例は、クリップ9の上片部9aに切り溝9cを形成すると共に、下片部9bにおいて、幅方向の横切る方向に凸条部からなる複数個の凸部9dを設けたものである。
そして、このクリップ9を取り付けた際、凸部9dの頂部が端子部8bに接触して、クリップ9の端子部8bへの接触を良くすると共に、ランド部1bと下片部9bとの間、及び下片部9bと端子部8bとの間に隙間を持たせ、この隙間によって半田10付けした際、ランド部1bと下片部9bとの間、及び下片部9bと端子部8bとの間に半田10を介在させて、ランド部1bと下片部9bと端子部8bとの間の半田10付けを、一層良好にして、確実にしたものである。
その他の構成は、前記第1の実施例と同様であるので、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を省略する。
【0023】
また、図7,図8は本発明の入力装置の第3の実施例を示し、この実施例は、クリップ9の上片部9aに切り溝9cを形成すると共に、下片部9bにおいて、頂部に小突起9eを有する凸部9dと、孔9fとを設けたものである。
そして、このクリップ9を取り付けた際、凸部9dの頂部の小突起9eが端子部8bに接触して、クリップ9の端子部8bへの接触を良くすると共に、半田10付けした際、孔9fに半田10を介在させて、ランド部1bと下片部9bと端子部8bとの間の半田10付けを、一層良好にして、確実にしたものである。
その他の構成は、前記第1の実施例と同様であるので、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を省略する。
【0024】
なお、上記実施例においては、クリップ9を用いたもので説明したが、クリップ9を無くして、端子部8bを直接ランド部1bに半田10付けしても良い。
【0025】
【発明の効果】
本発明の入力装置において、フレキシブル基板6の他面側が基板部材3の下面に接着され、フレキシブル基板6の一面側に設けた端子部8bがプリント基板1のランド部に半田付けされたため、その組立は、フレキシブル基板6の基板部材3への接着と、端子部8bのランド部1bへの半田付けでよく、従って、従来に比して組立工数が少なく、生産性が良好で、安価な入力装置を提供できる。
また、端子部8bのランド部1bへの半田付けにより、入力装置の取り付けと同時に、歪み検出素子の配線パターン1aへの接続ができて、その作業が極めて簡単となる。
【0026】
また、フレキシブル基板6は、基板部材3の外形と略等しく、或いは小さく形成したため、従来に比してフレキシブル基板6を小さくでき、小型で、安価な入力装置を提供できる。
【0027】
また、歪み検出素子7a、7b、7c、7dは、操作部2を中心として90度の角度を持って4個配設したため、従来の2個の歪み検出素子に比して、精度の良好な入力装置を提供できる。
【0028】
また、端子部8bは、隣り合う歪み検出素子7a、7b、7c、7d間に形成されたため、スペースファクタが良く、小型の入力装置を提供できる。
【0029】
また、U字状のクリップ9を有し、このクリップ9で基板部材3とフレキシブル基板6とを挟持すると共に、クリップ9の下片部9bがプリント基板1上に配置されて、フレキシブル基板6とプリント基板1との間に隙間を形成したため、隙間によって基板部材3が撓み易くなると共に、クリップ9によって、接着されたフレキシブル基板6の剥離が防止できる。
【0030】
また、クリップ9が金属材で形成されると共に、下片部9bが端子部8bに接触し、下片部9bが端子部8bと共にランド部1bに半田付けされたため、半田10付けが確実となり、取付強度と電気的接続の確実なものを提供できる。
【0031】
また、クリップ9の下片部9bには、端子部8bとランド部1bとが対向する位置に孔9fを設けたため、孔9fに半田10を介在させて、ランド部1bと下片部9bと端子部8bとの間の半田10付けを、一層良好にして、確実にできる。
【0032】
また、クリップ9の下片部9bには、端子部8bとランド部1bとが対向する位置に凸部9dを設けたため、ランド部1bと下片部9bとの間、及び下片部9bと端子部8bとの間に半田10を介在させて、ランド部1bと下片部9bと端子部8bとの間の半田10付けを、一層良好にして、確実にできる。
【0033】
また、凸部9dの頂部を端子部8bに当接させたため、クリップ9の端子部8bへの接触を良くすることができて、両者の導通を確実にできる。
【0034】
また、基板部材3は、歪み検出素子7a、7b、7c、7d間に位置する外周部において、操作部2の中心を挟んで互いに対向する位置が切り落としされて形成された直線状部5aを有し、この直線状部5aの位置にクリップ9を配置したため、クリップ9の取付をコンパクトにできて、小型の入力装置を提供できる。
【0035】
また、基板部材3には、歪み検出素子7a、7b、7c、7d間の位置に孔5bを設けて梁部4a、4b、4c、4dを形成し、この梁部4a、4b、4c、4dに歪み検出素子7a、7b、7c、7dを配設したため、操作部2をX1,X2方向に倒した時には、梁部4c、4dに、また、Y1,Y2方向に倒した時には梁部4a、4bに影響を与えず、従って、変化させたい歪み検出素子のみの抵抗値を変化させることができて、精度の良好な入力装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入力装置の第1の実施例の平面図。
【図2】図1の2−2線における断面図。
【図3】本発明の入力装置の第1の実施例に係り、フレキシブル基板を裏返した斜視図。
【図4】本発明の入力装置の第1の実施例の分解斜視図。
【図5】本発明の入力装置の第2の実施例に係るクリップの斜視図。
【図6】本発明の入力装置の第2の実施例に係る要部の断面図。
【図7】本発明の入力装置の第3の実施例に係るクリップの斜視図。
【図8】本発明の入力装置の第3の実施例に係る要部の断面図。
【図9】従来の入力装置の斜視図。
【符号の説明】
1 プリント基板
1a 配線パターン
1b ランド部
S 操作部材
2 操作部
3 基板部材
4a 梁部
4b 梁部
4c 梁部
4d 梁部
5 連結部
5a 直線状部
5b 孔
6 フレキシブル基板
7a 歪み検出素子
7b 歪み検出素子
7c 歪み検出素子
7d 歪み検出素子
8a 導電体
8b 端子部
9 クリップ
9a 上片部
9b 下片部
9c 切り溝
9d 凸部
9e 突起
9f 孔
10 半田
Claims (10)
- 操作部と、中心部に前記操作部が設けられた平板状の基板部材と、複数個の歪み検出素子とこの歪み検出素子に接続された端子部とを一面側に設けたフレキシブル基板と、複数個のランド部を設けたプリント基板とを備え、前記フレキシブル基板の他面側が前記基板部材の下面に接着され、
前記基板部材と前記フレキシブル基板とをU字状のクリップで挟持すると共に、前記クリップの下片部が前記端子部に接続された状態で前記プリント基板上に配置されて、前記フレキシブル基板と前記プリント基板との間に隙間が形成され、前記クリップの前記下片部が前記ラウンド部に半田付けされたことを特徴とする入力装置。 - 前記フレキシブル基板は、前記基板部材の外形と略等しく、或いは小さく形成したことを特徴とする請求項1記載の入力装置。
- 前記歪み検出素子は、前記操作部を中心として90度の角度を持って4個配設したことを特徴とする請求項1、又は2記載の入力装置。
- 前記端子部は、隣り合う前記歪み検出素子間に形成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の入力装置。
- 前記クリップが金属材で形成されると共に、前記下片部が前記端子部に接触し、前記下片部が前記端子部と共に前記ランド部に半田付けされたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の入力装置。
- 前記クリップの前記下片部には、前記端子部と前記ランド部とが対向する位置に孔を設けたことを特徴とする請求項5記載の入力装置。
- 前記クリップ部の前記下片部には、前記端子部と前記ランド部とが対向する位置に凸部を設けたことを特徴とする請求項5、又は6記載の入力装置。
- 前記凸部の頂部 を前記端子部に当接させたことを特徴とする請求項7記載の入力装置。
- 前記基板部材は、前記歪み検出素子間に位置する外周部において、前記操作部の中心を挟んで互いに対向する位置が切り落としされて形成された直線状部を有し、この直線状部の位置に前記クリップを配置したことを特徴とする請求項1から8の何れかに記載の入力装置。
- 前記基板部材には、前記歪み検出素子間の位置に孔を設けて梁部を形成し、この梁部に前記歪み検出素子を配設したことを特徴とする請求項1から9の何れかに記載の入力装置。
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