JP2002032191A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP2002032191A JP2000213387A JP2000213387A JP2002032191A JP 2002032191 A JP2002032191 A JP 2002032191A JP 2000213387 A JP2000213387 A JP 2000213387A JP 2000213387 A JP2000213387 A JP 2000213387A JP 2002032191 A JP2002032191 A JP 2002032191A
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博文 奥村
Katsuhiko Tochihara
克彦 栃原
Toshio Ogawa
敏生 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で、材料が少なく、且つ、生産性が良好
な安価なものを提供する。 【解決手段】 本発明の入力装置において、フレキシブ
ル基板6の他面側が基板部材3の下面に接着され、フレ
キシブル基板6の一面側に設けた端子部8bがプリント
基板1のランド部に半田付けされたため、その組立は、
フレキシブル基板6の基板部材3への接着と、端子部8
bのランド部1bへの半田付けでよく、従って、従来に
比して組立工数が少なく、生産性が良好で、安価な入力
装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等に
使用される歪み検出素子を用いた入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の歪み検出素子を用いた入力装置
は、図9に示すように、柔軟性を有する合成樹脂からな
る操作部材51は、角柱型の操作部51aと、操作部5
1aの下部から互いに90度の角度を持って放射状に伸
びる3個の板状の基部51b、51c,51dと、操作
部51aの下部で3個の板状の基部51b、51c,5
1dを繋ぐ繋ぎ部51eとを備えており、この操作部材
51は、基部51b、51c、51d下面全面がコンピ
ュータに使用されるキーボードの枠体50に当接、載置
された状態で、基部51b、51c、51dの先端部が
枠体50により押し付けられて取り付けられている。そ
して、この操作部材51は、操作部51aをX1,X2
方向、及びY1,Y2方向に倒すことにより、それぞれ
基部51b、51c,51dが撓むようになっており、
この撓み量は、操作部51aの倒し量に従って大きくな
ったり、小さくなったりする。
【0003】また、ポリエステル材、或いはポリイミド
からなる帯状のフレキシブル基板52の一面には、抵抗
体からなる2個の歪み検出素子53、54と、歪み検出
素子53、54に接続され、銀系の導電インクを印刷し
て形成されたリード線55、56とが設けられている。
そして、このようなフレキシブル基板52の一部は、9
0度の角度に配置された基部51b、51cの上面に、
歪み検出素子53、54が形成されていない側が接着剤
にて直付けされており、一方の歪み検出素子53は基部
51b上に、また、他方の歪み検出素子54は基部51
c上に位置して取り付けられた状態となっている。
【0004】そして、このような入力装置は、帯状のフ
レキシブル基板52に形成されたリード部55,56が
キーボードのプリント基板(図示せず)に半田付けで接
続され、この入力装置の操作は、操作部材51の操作部
51aをX1方向に倒すと、基部51bの上面が伸びる
方向に撓むと共に、基部51b上に配置された歪み検出
素子53も伸びて抵抗値が高くなり、また、操作部51
aをX2方向に倒すと、基部51b上面が縮む方向に撓
むと共に、基板51b上に配置された歪み検出素子53
も縮んで抵抗値が低くなる。また、操作部51aをY1
方向に倒すと、前記と同様の原理により歪み検出素子5
4の抵抗値は高くなり、更に、Y2方向に倒すと、歪み
検出素子54の抵抗値は低くなる。そして、上述した抵
抗値の変化を電圧値の変化として検出し、電圧値の変化
をコンピュータが読み取って、操作部51aのX1,X
2,或いはY1,Y2の動きがカーソルの上下、左右の
動きとなるようにカーソルを制御するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の入力装置は、フ
レキシブル基板52の操作部材51への接着と、操作部
材51の枠体50への取付と、リード55,56のプリ
ント基板への半田付けを必要とし、その組立工数が多く
なって、生産性が悪く、コスト高になるという問題があ
る。また、フレキシブル基板52は、基部51b、51
c、51dの外形より大きな帯状であるため、大きな面
積の材料となり、材料費が高く、コスト高になるばかり
か、プリント基板への取付に大きなスペースを必要と
し、大型になるという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、小型で、材料が少な
く、且つ、生産性が良好な安価な入力装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、操作部と、中心部に前記操作
部が設けられた平板状の基板部材と、複数個の歪み検出
素子とこの歪み検出素子に接続された端子部とを一面側
に設けたフレキシブル基板と、複数個のランド部を設け
たプリント基板とを備え、前記フレキシブル基板の他面
側が前記基板部材の下面に接着され、前記フレキシブル
基板の前記一面側に設けた前記端子部が前記ランド部に
半田付けされた構成とした。
【0008】また、第2の解決手段として、前記フレキ
シブル基板は、前記基板部材の外形と略等しく、或いは
小さく形成した構成とした。また、第3の解決手段とし
て、前記歪み検出素子は、前記操作部を中心として90
度の角度を持って4個配設した構成とした。また、第4
の解決手段として、前記端子部は、隣り合う前記歪み検
出素子間に形成された構成とした。
【0009】また、第5の解決手段として、U字状のク
リップを有し、このクリップで前記基板部材と前記フレ
キシブル基板とを挟持すると共に、前記クリップの下片
部が前記プリント基板上に配置されて、前記フレキシブ
ル基板と前記プリント基板との間に隙間を形成した構成
とした。また、第6の解決手段として、前記クリップが
金属材で形成されると共に、前記下片部が前記端子部に
接触し、前記下片部が前記端子部と共に前記ランド部に
半田付けされた構成とした。
【0010】また、第7の解決手段として、前記クリッ
プの前記下片部には、前記端子部と前記ランド部とが対
向する位置に孔を設けた構成とした。また、第8の解決
手段として、前記クリップの前記下片部には、前記端子
部と前記ランド部とが対向する位置に凸部を設けた構成
とした。また、第9の解決手段として、前記凸部の頂部
を前記端子部に当接させた構成とした。
【0011】また、第10の解決手段として、前記基板
部材は、前記歪み検出素子間に位置する外周部におい
て、前記操作部の中心を挟んで互いに対向する位置が切
り落としされて形成された直線状部を有し、この直線状
部の位置に前記クリップを配置した構成とした。また、
第11の解決手段として、前記基板部材には、前記歪み
検出素子間の位置に孔を設けて梁部を形成し、この梁部
に前記歪み検出素子を配設した構成とした。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の入力装置の第1の
実施例の図面を説明すると、図1〜図4は何れも本発明
の第1の実施例の入力装置に係り、図1は本発明の入力
装置の第1の実施例の平面図、図2は図1の2−2線に
おける断面図、図3は本発明の入力装置の第1の実施例
に係り、フレキシブル基板を裏返した斜視図、図4は本
発明の入力装置の第1の実施例の分解斜視図である。
【0013】本発明の歪み検出素子を用いた入力装置の
第1実施例を図1〜図4に基づいて説明すると、キーボ
ード等に使用されるプリント基板1は、この上面に配線
パターン1aが施されると共に、この配線パターン1a
と接続された状態で複数個のランド部1bが形成されて
いる。合成樹脂等の成型品からなる柔軟性を有する操作
部材Sは、角柱状、或いは円柱状等の棒状、或いは筒状
で構成される操作部2と、平板状の基板部材3とで構成
されている。なお、この操作部2と基板部材3とは、二
つに分離されて製造され、基板部材3の中心部に操作部
2を取り付けて構成しても良い。
【0014】そして、基板部材3は、八角形状をなし、
操作部2から90度の角度で十字状に延びる複数個の梁
部4a、4b、4c、4dと、この梁部4a、4b,4
c,4dの隣り合うそれぞれの他端に連結された連結部
5と、操作部2の隅部と対向する位置において、隣り合
う梁部4a、4b、4c、4dと連結部5との間に囲ま
れた箇所に、梁部4a、4b,4c,4d間を分離する
く字状の孔5bとを有している。そして、基板部材3の
梁部4a、4b、4c、4dは、操作部2の軸線に対し
て直角方向に延びると共に、梁部4a、4b、4c、4
d間に位置する連結部5の外周部は、操作部2の中心を
挟んで互いに対向する位置が切り落としされて形成され
た直線状部5aを有したものもとなっている。
【0015】また、操作部2は、図1に示すように、矢
印X1,X2、及びY1,Y2方向に倒すことができ、
この倒れに基づいて、基板部材3の梁部4a、4b,4
c,4dは撓んで、その下面側が延びたり縮んだりする
ようになると共に、梁部4a、4b,4c,4d間に設
けた孔5bの存在により、操作部2を倒した時、隣り合
う梁部が互いに影響を受けることなく、それぞれの梁部
が撓むことができるようになっている。
【0016】また、絶縁板からなるフレキシブル基板6
は、操作部材Sの基板部材3の外形と同じ形状の八角形
状を有すると共に、フレキシブル基板6の大きさは、基
板部材3の外形と略等しく、或いは若干小さく形成され
たものとなっている。そして、このフレキシブル基板6
の下面である一面側には、図3に示すように、円周方向
に90度の角度を持って配設され、抵抗体からなる4個
の矩形状の歪み検出素子7a、7b、7c、7dと、こ
れ等の歪み検出素子7a7b、7c、7dを繋ぐ銀ペー
スト、銅箔等からなる導電体8aと、この導電体8aの
一端に設けられ、且つ、歪み検出素子7a、7b、7
c、7d間に形成された銀ペースト等からなる複数個
(4個)の端子部8bとが設けられている。なお、上記
実施例では、4個の歪み検出素子7a、7b、7c、7
dを使用したもので説明したが、2個の歪み検出素子7
a、7cを用いるものでも良い。
【0017】そして、このようなフレキシブル基板6
は、上面である他面側が基板部材3の下面に接着剤によ
り接着されて取り付けられており、フレキシブル基板6
が取り付けられた際、歪み検出素子7a、7b、7c、
7dのそれぞれは梁部4a、4b、4c、4dの下面に
位置すると共に、端子部8bが連結部5の下面に位置し
た状態となり、その結果、連結部5に設けられた直線状
部5aは、歪み検出素子7a、7b、7c、7d間に位
置した状態となっている。
【0018】金属材からなるU字状の複数個のクリップ
9は、く字状に折り曲げられた上片部9aと、直線状の
下片部9bとを有し、これらのクリップ9は、連結部5
の直線状部5aの位置で、基板部材3とフレキシブル基
板6とを挟持した状態で取り付けられている。また、こ
れらのクリップ9が取り付けられた際、下片部9bは端
子部8bに接触した状態となっている。なお、このクリ
ップ9の位置決めは、連結部5の上面と直線上部5aの
表面とにわたって、間隔を置いて設けられた二条の凸条
部を設けて、この凸条部をガイドにして凸条部間にクリ
ップ9をはめ合わせることによって位置決めを行えば、
一層、クリップ9の取付が一定すると共に、クリップ9
の端子部8bへの接触の確実なものが得られる。
【0019】そして、このような構成を有する入力装置
は、クリップ9の下片部9bがプリント基板1のランド
部1b上に載置された状態で半田10付けされて、プリ
ント基板1に取り付けられる。また、半田10付けされ
た際、ランド部1bと下片部9bと端子部8bとが同時
に半田10付けされて、各歪み検出素子7a、7b、7
c、7dは、配線パターン1aに接続されると共に、ク
リップ9の下片部9bによって、フレキシブル基板6と
プリント基板1と間に隙間が形成されて、それぞれの梁
部4a、4b、4c、4dが撓み易くなっている。
【0020】そして、このような入力装置の操作は、操
作部2をX1方向に倒すと、梁部4aの下面は縮む方向
に撓むと共に、梁部4bの下面は伸びる方向に撓むた
め、梁部4aの下面の歪み検出素子7aの抵抗値は減少
する反面、梁部4bの下面の歪み検出素子7bの抵抗値
は増加し、更に、操作部2をX2方向に倒すと、梁部4
aの下面は伸びる方向に撓むと共に、梁部4bの下面は
縮む方向に撓むため、梁部4aの下面の歪み検出素子7
aの抵抗値は増加する反面、梁部4bの下面の歪み検出
素子7bの抵抗値は減少し、これによって、歪み検出素
子7aと7bとの間に電圧差が生じて、X軸方向のカー
ソルの移動を行うようになる。
【0021】また、操作部2をY1方向に倒すと、梁部
4cの下面は縮む方向に撓むと共に、梁部4dの下面は
伸びる方向に撓むため、梁部4cの下面の歪み検出素子
7cの抵抗値は減少する反面、梁部4dの下面の歪み検
出素子7dの抵抗値は増加し、更に、操作部2をY2方
向に倒すと、梁部4cの下面は伸びる方向に撓むと共
に、梁部4dの下面は縮む方向に撓むため、梁部4cの
下面の歪み検出素子7cの抵抗値は増加する反面、梁部
4dの下面の歪み検出素子7dの抵抗値は減少し、これ
によって、歪み検出素子7cと7dとの間に電圧差が生
じて、Y軸方向のカーソルの移動を行うようになる。
【0022】また、図5,図6は本発明の入力装置の第
2の実施例を示し、この実施例は、クリップ9の上片部
9aに切り溝9cを形成すると共に、下片部9bにおい
て、幅方向の横切る方向に凸条部からなる複数個の凸部
9dを設けたものである。そして、このクリップ9を取
り付けた際、凸部9dの頂部が端子部8bに接触して、
クリップ9の端子部8bへの接触を良くすると共に、ラ
ンド部1bと下片部9bとの間、及び下片部9bと端子
部8bとの間に隙間を持たせ、この隙間によって半田1
0付けした際、ランド部1bと下片部9bとの間、及び
下片部9bと端子部8bとの間に半田10を介在させ
て、ランド部1bと下片部9bと端子部8bとの間の半
田10付けを、一層良好にして、確実にしたものであ
る。その他の構成は、前記第1の実施例と同様であるの
で、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を省
略する。
【0023】また、図7,図8は本発明の入力装置の第
3の実施例を示し、この実施例は、クリップ9の上片部
9aに切り溝9cを形成すると共に、下片部9bにおい
て、頂部に小突起9eを有する凸部9dと、孔9fとを
設けたものである。そして、このクリップ9を取り付け
た際、凸部9dの頂部の小突起9eが端子部8bに接触
して、クリップ9の端子部8bへの接触を良くすると共
に、半田10付けした際、孔9fに半田10を介在させ
て、ランド部1bと下片部9bと端子部8bとの間の半
田10付けを、一層良好にして、確実にしたものであ
る。その他の構成は、前記第1の実施例と同様であるの
で、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を省
略する。
【0024】なお、上記実施例においては、クリップ9
を用いたもので説明したが、クリップ9を無くして、端
子部8bを直接ランド部1bに半田10付けしても良
い。
【0025】
【発明の効果】本発明の入力装置において、フレキシブ
ル基板6の他面側が基板部材3の下面に接着され、フレ
キシブル基板6の一面側に設けた端子部8bがプリント
基板1のランド部に半田付けされたため、その組立は、
フレキシブル基板6の基板部材3への接着と、端子部8
bのランド部1bへの半田付けでよく、従って、従来に
比して組立工数が少なく、生産性が良好で、安価な入力
装置を提供できる。また、端子部8bのランド部1bへ
の半田付けにより、入力装置の取り付けと同時に、歪み
検出素子の配線パターン1aへの接続ができて、その作
業が極めて簡単となる。
【0026】また、フレキシブル基板6は、基板部材3
の外形と略等しく、或いは小さく形成したため、従来に
比してフレキシブル基板6を小さくでき、小型で、安価
な入力装置を提供できる。
【0027】また、歪み検出素子7a、7b、7c、7
dは、操作部2を中心として90度の角度を持って4個
配設したため、従来の2個の歪み検出素子に比して、精
度の良好な入力装置を提供できる。
【0028】また、端子部8bは、隣り合う歪み検出素
子7a、7b、7c、7d間に形成されたため、スペー
スファクタが良く、小型の入力装置を提供できる。
【0029】また、U字状のクリップ9を有し、このク
リップ9で基板部材3とフレキシブル基板6とを挟持す
ると共に、クリップ9の下片部9bがプリント基板1上
に配置されて、フレキシブル基板6とプリント基板1と
の間に隙間を形成したため、隙間によって基板部材3が
撓み易くなると共に、クリップ9によって、接着された
フレキシブル基板6の剥離が防止できる。
【0030】また、クリップ9が金属材で形成されると
共に、下片部9bが端子部8bに接触し、下片部9bが
端子部8bと共にランド部1bに半田付けされたため、
半田10付けが確実となり、取付強度と電気的接続の確
実なものを提供できる。
【0031】また、クリップ9の下片部9bには、端子
部8bとランド部1bとが対向する位置に孔9fを設け
たため、孔9fに半田10を介在させて、ランド部1b
と下片部9bと端子部8bとの間の半田10付けを、一
層良好にして、確実にできる。
【0032】また、クリップ9の下片部9bには、端子
部8bとランド部1bとが対向する位置に凸部9dを設
けたため、ランド部1bと下片部9bとの間、及び下片
部9bと端子部8bとの間に半田10を介在させて、ラ
ンド部1bと下片部9bと端子部8bとの間の半田10
付けを、一層良好にして、確実にできる。
【0033】また、凸部9dの頂部を端子部8bに当接
させたため、クリップ9の端子部8bへの接触を良くす
ることができて、両者の導通を確実にできる。
【0034】また、基板部材3は、歪み検出素子7a、
7b、7c、7d間に位置する外周部において、操作部
2の中心を挟んで互いに対向する位置が切り落としされ
て形成された直線状部5aを有し、この直線状部5aの
位置にクリップ9を配置したため、クリップ9の取付を
コンパクトにできて、小型の入力装置を提供できる。
【0035】また、基板部材3には、歪み検出素子7
a、7b、7c、7d間の位置に孔5bを設けて梁部4
a、4b、4c、4dを形成し、この梁部4a、4b、
4c、4dに歪み検出素子7a、7b、7c、7dを配
設したため、操作部2をX1,X2方向に倒した時に
は、梁部4c、4dに、また、Y1,Y2方向に倒した
時には梁部4a、4bに影響を与えず、従って、変化さ
せたい歪み検出素子のみの抵抗値を変化させることがで
きて、精度の良好な入力装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入力装置の第1の実施例の平面図。
【図2】図1の2−2線における断面図。
【図3】本発明の入力装置の第1の実施例に係り、フレ
キシブル基板を裏返した斜視図。
【図4】本発明の入力装置の第1の実施例の分解斜視
図。
【図5】本発明の入力装置の第2の実施例に係るクリッ
プの斜視図。
【図6】本発明の入力装置の第2の実施例に係る要部の
断面図。
【図7】本発明の入力装置の第3の実施例に係るクリッ
プの斜視図。
【図8】本発明の入力装置の第3の実施例に係る要部の
断面図。
【図9】従来の入力装置の斜視図。
【符号の説明】
1 プリント基板 1a 配線パターン 1b ランド部 S 操作部材 2 操作部 3 基板部材 4a 梁部 4b 梁部 4c 梁部 4d 梁部 5 連結部 5a 直線状部 5b 孔 6 フレキシブル基板 7a 歪み検出素子 7b 歪み検出素子 7c 歪み検出素子 7d 歪み検出素子 8a 導電体 8b 端子部 9 クリップ 9a 上片部 9b 下片部 9c 切り溝 9d 凸部 9e 突起 9f 孔 10 半田
フロントページの続き (72)発明者 栃原 克彦 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 小川 敏生 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 Fターム(参考) 5B087 BC02 BC19 BC33 5G046 AA01 AB02 AC33 AC35

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部と、中心部に前記操作部が設けら
    れた平板状の基板部材と、複数個の歪み検出素子とこの
    歪み検出素子に接続された端子部とを一面側に設けたフ
    レキシブル基板と、複数個のランド部を設けたプリント
    基板とを備え、前記フレキシブル基板の他面側が前記基
    板部材の下面に接着され、前記フレキシブル基板の前記
    一面側に設けた前記端子部が前記ランド部に半田付けさ
    れたことを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 前記フレキシブル基板は、前記基板部材
    の外形と略等しく、或いは小さく形成したことを特徴と
    する請求項1記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記歪み検出素子は、前記操作部を中心
    として90度の角度を持って4個配設したことを特徴と
    する請求項1、又は2記載の入力装置。
  4. 【請求項4】 前記端子部は、隣り合う前記歪み検出素
    子間に形成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れ
    かに記載の入力装置。
  5. 【請求項5】 U字状のクリップを有し、このクリップ
    で前記基板部材と前記フレキシブル基板とを挟持すると
    共に、前記クリップの下片部が前記プリント基板上に配
    置されて、前記フレキシブル基板と前記プリント基板と
    の間に隙間を形成したことを特徴とする請求項1から4
    の何れかに記載の入力装置。
  6. 【請求項6】 前記クリップが金属材で形成されると共
    に、前記下片部が前記端子部に接触し、前記下片部が前
    記端子部と共に前記ランド部に半田付けされたことを特
    徴とする請求項5記載の入力装置。
  7. 【請求項7】 前記クリップの前記下片部には、前記端
    子部と前記ランド部とが対向する位置に孔を設けたこと
    を特徴とする請求項6記載の入力装置。
  8. 【請求項8】 前記クリップの前記下片部には、前記端
    子部と前記ランド部とが対向する位置に凸部を設けたこ
    とを特徴とする請求項6、又は7記載の入力装置。
  9. 【請求項9】 前記凸部の頂部を前記端子部に当接させ
    たことを特徴とする請求項8記載の入力装置。
  10. 【請求項10】 前記基板部材は、前記歪み検出素子間
    に位置する外周部において、前記操作部の中心を挟んで
    互いに対向する位置が切り落としされて形成された直線
    状部を有し、この直線状部の位置に前記クリップを配置
    したことを特徴とする請求項5から9の何れかに記載の
    入力装置。
  11. 【請求項11】 前記基板部材には、前記歪み検出素子
    間の位置に孔を設けて梁部を形成し、この梁部に前記歪
    み検出素子を配設したことを特徴とする請求項1から1
    0の何れかに記載の入力装置。
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