JP7395114B2 - 押圧検出可能なメンブレンスイッチおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、接触位置および接触圧を検知可能なメンブレンスイッチおよびその製造方法に関する。
可とう性フィルムを含むメンブレンスイッチは、薄型、デザインの多様性、表面意匠付与の容易性、機器への組み込み容易性などの特性を有し、多くの分野で使用されている。例えば、メンブレンスイッチは、家電製品、音響機器、ゲーム機、産業機器などに組み込まれている。
メンブレンスイッチは、人の指などによる接触(押下)があったことを検出するために使用される。メンブレンスイッチは、一般に、上側のフィルムと下側のフィルムを含み、上下のフィルムのそれぞれに、対向するように電極が設けられた構造を有する。上側のフィルムが押下されると、上下の電極が導通することによって、押下されたことが検出される。
さらに、押下されたこととともに接触圧(押圧)も検出するメンブレンスイッチが望まれることがある。特許文献1には、押下されたこととともに押圧を検出可能なメンブレンスイッチが記載されている。
図6は、特許文献1に記載された押圧検出可能なメンブレンスイッチを示す断面図である。図6(a)に示すように、メンブレンスイッチ201は、フィルム202にカーボンが印刷されることによって形成される接点203,204を有する。各々の接点203,204には、配線(導体:図示せず)が接続されている。
接点203,204が空間を挟んで対向するように、フィルム202が折り曲げられている。接点203,204の間の空間には、板状の感圧導電性ゴム206が設置されている。なお、接点203が形成されたフィルム202の部分と接点204が形成されたフィルム202の部分との間に、スペーサ205が介在する。
図6(b)に示すように、メンブレンスイッチ201が押圧されて、接点203と感圧導電性ゴム206とが接触する場合、押圧力が大きくなるほど、感圧導電性ゴム206の抵抗値が低くなる。抵抗値が低くなると、接点203,204に接続されている配線を流れる電流値が大きくなる。よって、電流値を測定することによって、押圧の程度を検出することができる。
図7は、特許文献2に記載された押圧検出可能なメンブレンスイッチを示す断面図である。図7(a)に示すように、メンブレンスイッチ301は、上部電極302が形成されたフィルム基材303と、円形の下部電極304が形成されたフィルム基材305とを含む。フィルム基材303とフィルム基材305との間には、スペーサ306が介在する。フィルム基材303とスペーサ306とは、接着剤307で接着されている。フィルム基材305とスペーサ306とは、接着剤307で接着されている。
上部電極302は、図7(b)に示すように櫛歯状に形成されている。上部電極302は、2つの櫛歯電極302A,302Bを含む。上部電極302は、導電性インクが印刷されて形成される。下部電極304は、感圧性塗料が印刷されて形成される。
フィルム基材303の上部から押圧されると、上部電極302と下部電極304とが接触する。押圧によって下部電極304の抵抗値が変化する。抵抗値を検知することによって、押圧の程度が検出される。
特開平9-245562号公報 特開2004-241276号公報
図6に示されたような押圧検出可能なメンブレンスイッチは、押圧を検出できるが、押下位置を検出することはできない。また、図7に示されたような押圧検出可能なメンブレンスイッチも、押圧を検出できるが、押下位置を検出することはできない。
図6および図7に示されたような構造を用いて押下位置を検出するには、位置検出用のスイッチ(例えば、メンブレンスイッチ)を併用しなければならないので、製造に手間がかかるとともに、コストが上昇する。
そこで、本発明は、製造工程の増加を抑制しつつ、安価に提供することができる押圧検出可能なメンブレンスイッチを得ることを目的とする。
本発明による圧検出可能なメンブレンスイッチは、1つの基材が3つの部位を含み、3つの部位のうちの隣接する2つの部位である第1の部位と第2の部位の各々の対応位置に位置検出用の複数の押下検出電極部が形成され、3つの部位のうちの他の1つの部位である第3の部位の表面と第1の部位の裏面に押圧検出用の押圧検出電極部が形成され、第1の部位の裏面における押圧検出電極部は感圧機能を有する素材で形成され、第1の部位が第2の部位に対して折り畳まれることによって積層され、第3の部位が第1の部位に対して折り畳まれることによって積層されている。
本発明による圧検出可能なメンブレンスイッチの製造方法は、3つの部位を含む基材における3つの部位のうちの隣接する2つの部位である第1の部位と第2の部位の各々の対応位置に位置検出用の複数の押下検出電極部を形成し、3つの部位のうちの他の1つの部位である第3の部位の表面に押圧検出用の押圧検出電極部を形成し、第1の部位の裏面に感圧機能を有する素材で押圧検出用の押圧検出電極部を形成し、第1の部位を第2の部位に対して折り畳むことによって積層し、第3の部位を第1の部位に対して折り畳むことによって積層する。
本発明によれば、製造工程の増加を抑制しつつ、安価に押圧検出可能なメンブレンスイッチを得ることができる。
第1の実施の形態の押圧検出可能なメンブレンスイッチを示す断面図および平面図である。 第2の実施の形態の押圧検出可能なメンブレンスイッチを示す断面図および平面図である。 第3の実施の形態の押圧検出可能なメンブレンスイッチを示す断面図および平面図である。 第4の実施の形態の押圧検出可能なメンブレンスイッチを示す断面図および平面図である。 押圧検出可能なメンブレンスイッチの使用例を示す説明図である 従来の押圧検出可能なメンブレンスイッチを示す断面図である。 従来の押圧検出可能なメンブレンスイッチを示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1に、押圧検出可能メンブレンスイッチの第1の実施の形態が示されている。図1(a)は、メンブレンスイッチにおける1つのスイッチ部の断面を示す断面図である。図1(b)は、最終的なメンブレンスイッチの基になるシート(フィルム)101を示す平面図である。図1(c)は、最終的なメンブレンスイッチ10を示す平面図である。なお、本明細書では、メンブレンスイッチは、多数のスイッチ部(押下を検出するスイッチと感圧センサとの双方を含む。)を含む全体を指すものとする。ただし、1つの押下を検出するスイッチに着目する場合に、「1つのメンブレンスイッチ」または「各々のメンブレンスイッチ」と表現することがある。
例えば、図1(a)には、1つのメンブレンスイッチ111とそれに対応する1つの感圧センサ112が示されているといえる。
図1(b)に示すように、第1の実施の形態では、フィルム101は、4つの部位(第1の部位11A、第2の部位11B、第3の部位11C、第4の部位11D)を含む。
第1の部位11Aには、複数の第1電極部51が形成されている。第2の部位11Bには、複数の第2電極部52が形成されている。最終的には対向するようになる(すなわち、第1の部位11Aと第2の部位11Bの各々の対応位置に存在する。)第1電極部51と第2電極部52とで、押下されたこと検出するための1つのメンブレンスイッチ(押下を検出するスイッチ部)が形成される。以下、第1電極部51を、押下検出電極部51ということがある。また、第2電極部52を、押下検出電極部52ということがある。また、押下検出電極部51,52のそれぞれを接点ということがある。
第3の部位11Cには、複数の第3電極部53が形成されている。第4の部位11Dには、複数の第4電極部54が形成されている。最終的には対向するようになる第3電極部53と第4電極部54とで、押圧を検出するための1つのスイッチ部(感圧センサによるスイッチ部)が形成される。以下、第3電極部53を、押圧検出電極部53ということがある。また、第4電極部54を、押圧検出電極部54ということがある。また、押圧検出電極部53,54のそれぞれを接点ということがある。
押下検出電極部51は、円形領域の内部に銀層が印刷で形成され、さらに、銀層の上に導電性(以下、カーボンという。)が印刷されて形成されることによって作成される(図1(a)参照)。なお、図1(b)に付記されている「カーボン(べた塗り)」は、円形領域の内部全体にカーボンの層が形成されていることを意味する。このことは、図2についても同様である。また、押下検出電極部51が円形状に形成されることは必須のことではなく、他の形状で形成されてもよい。このことは、他の実施の形態でも同様である。
押下検出電極部52は、引出線(配線)が銀インクで印刷され、さらに、その上に所定形状のカーボンが印刷されて形成されることによって作成される(図1(a)参照)。
なお、図1(b)では、押下検出電極部52は、円形の上下が切り欠かれた形状の領域の内部にカーボンが印刷されているように記載されているが、実際には、押下検出電極部52におけるカーボンは、図7(b)に例示されたような櫛歯状に印刷されている。ただし、櫛歯状であることは必須のことではなく、押下検出電極部52は、所定形状の領域の内部に導電体がべた塗りされて形成されてもよい。このことは、他の実施の形態でも同様である。また、図1(b)に付記されている「カーボン(櫛歯接点)」は、櫛歯状に接点としてのカーボンが形成(印刷)されていることを意味する。このことは、他の図でも同様である。
フィルム101における第2の部位11Bの端部から突出するように端子部101Aが設けられている。端子部101Aは、各々のメンブレンスイッチ111と制御回路(図示せず)とを電気的に接続する部分である。それぞれの押下検出電極部52の2箇所から端子部101Aに至る引出線が形成されている。
なお、図1(b)に付記されている「銀配線」は、銀で引出線が形成されていることを意味する。このことは、図2についても同様である。
押圧検出電極部53は、引出線(配線)が銀インクで印刷され、さらに、その上に所定形状のカーボンが印刷されて形成されることによって作成される(図1(a)参照)。
なお、図1(b)では、押圧検出電極部53は、円形の上下が切り欠かれた形状の領域の内部にカーボンが印刷されているように記載されているが、実際には、押圧検出電極部53におけるカーボンは、図7(b)に例示されたような櫛歯状に印刷されている。ただし、櫛歯状であることは必須のことではなく、押圧検出電極部53は、所定形状の領域の内部に導電体がべた塗りされて形成されてもよい。このことは、他の実施の形態でも同様である。
フィルム101における第2の部位11Bの端部から突出するように端子部101Bが設けられている。端子部101Bは、各々の感圧センサ112と制御回路(図示せず)とを電気的に接続する部分である。具体的には、それぞれの押圧検出電極部53の2箇所から端子部101Bに至る引出線(配線)が形成されている。
押圧検出電極部54は、円形領域の内部に銀層が印刷で形成され、さらに、銀層の上に、感圧機能を有する素材の一例である感圧インクが印刷されて形成されることによって作成される(図1(a)参照)。なお、図1(b)に付記されている「感圧インク(べた塗り)」は、円形領域の内部全体に感圧インクの層が形成されていることを意味する。このことは、図2についても同様である。また、押圧検出電極部54が円形状に形成されることは必須のことではなく、他の形状で形成されてもよい。このことは、第2の実施の形態でも同様である。
図1(b)に示すように接点および引出線が作成された後、第1の部位11Aの印刷面(表面)と第2の部位11Bの印刷面(表面)とが対向するようにフィルム101が折り曲げられ、第1の部位11Aの印刷面と第2の部位11Bの印刷面とが貼り合わされる。また、第3の部位11Cの印刷面(表面)と第4の部位11Dの印刷面(表面)とが対向するようにフィルム101が折り曲げられ、第3の部位11Cの印刷面と第4の部位11Dの印刷面とが貼り合わされる。
さらに、第1の部位11Aの裏面と第4の部位11Dの裏面とが両面テープ31で貼り合わされる。その結果、図1(c)に示すような最終的なメンブレンスイッチ10を得ることができる。なお、図1(a)に示すように、第1の部位11Aと第2の部位11Bとの間にスペーサ21が介在する。また、第3の部位11Cと第4の部位11Dとの間にスペーサ22が介在する。
図1(a)を参照すると、メンブレンスイッチ10における接点が形成された部分が押下され、押下検出電極部51と押下検出電極部52とが接触すると、押下検出電極部52に接続されている2つの引出線が導通するので、その部分が押下されたことが、制御回路で検知される。すなわち、押下位置(接触位置)が検知される。
また、押圧検出電極部53と押圧検出電極部54とが接触した後、押下力がさらに大きくなると、感圧インクが印刷されている押圧検出電極部54の抵抗値が低くなる。押圧検出電極部54の抵抗値が低くなると、押圧検出電極部54に接触している押圧検出電極部53に接続されている引出線間を流れる電流値が大きくなる。よって、電流値を測定することによって、押下位置における押圧の程度を検出することができる。
以上のように、本実施の形態では、1枚のフィルム101から作成された押圧検出可能なメンブレンスイッチ10によって、押下位置、および、押下位置における押圧の程度が検出可能になる。すなわち、安価に作成できるメンブレンスイッチ10によって、押下位置および押下位置における押圧の程度が検出可能になる。
実施の形態2.
図2に、押圧検出可能メンブレンスイッチの第2の実施の形態が示されている。図2(a)は、メンブレンスイッチにおける1つのスイッチ部の断面を示す断面図である。図2(b)は、最終的なメンブレンスイッチの基になるシート(フィルム)102を示す平面図である。図2(c)は、最終的なメンブレンスイッチ10を示す平面図である。
図2(b)に示すように、第2の実施の形態では、フィルム102は、3つの部位(第1の部位12A、第2の部位12B、第3の部位12C)を含む。なお、第1の部位12Aの裏面を第4の部位12Dとする。
第2の部位12Bには、複数の第1電極部(押下検出電極部)51が形成されている。第1の部位12Aには、複数の第2電極部(押下検出電極部)52が形成されている。最終的には対向するようになる第1電極部51と第2電極部52とで、押下されたこと検出するための1つのメンブレンスイッチ(押下を検出するスイッチ部)が形成される。
第1の実施の形態の場合と同様に、押下検出電極部51は、円形領域の内部に銀層が印刷で形成され、さらに、銀層の上にカーボンが印刷されて形成されることによって作成される(図2(a)参照)。
押下検出電極部52は、引出線(配線)が銀インクで印刷され、さらに、その上に所定形状のカーボンが印刷されて形成されることによって作成される(図2(a)参照)。
なお、図2(b)では、押下検出電極部52は、円形の上下が切り欠かれた形状の領域の内部にカーボンが印刷されているように記載されているが、実際には、押下検出電極部52におけるカーボンは、図7(b)に例示されたような櫛歯状に印刷されている。
フィルム102における第3の部位12Cの端部から突出するように端子部102Aが設けられている。端子部102Aは、各々のメンブレンスイッチ111と制御回路(図示せず)とを電気的に接続する部分である。それぞれの押下検出電極部52の2箇所から端子部102Aに至る引出線が形成されている。
押圧検出電極部53は、引出線(配線)が銀インクで印刷され、さらに、その上に所定形状のカーボンが印刷されて形成されることによって作成される(図2(a)参照)。
なお、図2(b)では、押圧検出電極部53は、円形の上下が切り欠かれた形状の領域の内部にカーボンが印刷されているように記載されているが、実際には、押圧検出電極部53におけるカーボンは、図7(b)に例示されたような櫛歯状に印刷されている。
フィルム102における第3の部位12Cの端部から突出するように端子部102Bが設けられている。端子部102Bは、各々の感圧センサ112と制御回路(図示せず)とを電気的に接続する部分である。具体的には、それぞれの押圧検出電極部53の2箇所から端子部102Bに至る引出線が形成されている。
押圧検出電極部54は、第4の部材12Dすなわち第1の部材12Aの裏面における円形領域の内部に銀層が印刷で形成され、さらに、銀層の上に感圧インクが印刷されて形成されることによって作成される(図2(a)参照)。
図2(b)に示すように接点および引出線が作成された後、第1の部位12Aの印刷面(表面)と第2の部位12Bの印刷面(表面)とが対向するようにフィルム102が折り曲げられ、第1の部位12Aの印刷面と第2の部位12Bの印刷面とが貼り合わされる。また、第3の部位12Cの印刷面(表面)と第4の部位12D(第1の部位12Aの裏面)とが対向するようにフィルム102が折り曲げられ、第3の部位12Cの印刷面と第4の部位12Dとが貼り合わされる。その結果、図2(c)に示すような最終的なメンブレンスイッチ10を得ることができる。なお、図2(a)に示すように、第1の部位12Aと第2の部位12Bとの間にスペーサ21が介在する。また、第1の部位12Aと第3の部位12Cとの間にスペーサ22が介在する。
各々のメンブレンスイッチ111の作用および感圧センサ112の作用は、第1の実施の形態の場合と同様である。
以上のように、本実施の形態では、1枚のフィルム102から作成された押圧検出可能なメンブレンスイッチ10によって、押下位置、および、押下位置における押圧の程度が検出可能になる。すなわち、安価に作成できるメンブレンスイッチ10によって、押下位置および押下位置における押圧の程度が検出可能になる。また、第1の実施の形態と比較すると、最終的なメンブレンスイッチ10の基になるフィルム102の面積が小さくなる。
実施の形態3.
図3に、押圧検出可能メンブレンスイッチの第3の実施の形態が示されている。図3(a)は、メンブレンスイッチにおける1つのスイッチ部の断面を示す断面図である。図3(b)は、最終的なメンブレンスイッチの基になるシート(フィルム)103を示す平面図である。図3(c)は、最終的なメンブレンスイッチ10を示す平面図である。
図3(b)に示すように、第3の実施の形態では、フィルム103は、4つの部位(第1の部位13A、第2の部位13B、第3の部位13C、第4の部位13D)を含む。
第1の実施の形態および第2の実施の形態では、各々のメンブレンスイッチ111の接点と、各々のメンブレンスイッチ111に対応する感圧センサ112の接点とが、押下および押圧の検出が求められる位置に、個別に設けられている。第3の実施の形態および後述する第4の実施の形態では、各々のメンブレンスイッチ111の接点は個別に設けられているが、各々の感圧センサ112は、1つの面状のセンサで実現される。
面状のセンサは、各々のメンブレンスイッチ111の対向位置の全てを包含するように設けられる。図3には、平面形状が矩形である面上のセンサ(押圧検出電極部53および押圧検出電極部54)が例示されているが、各々のメンブレンスイッチ111の対向位置の全てを包含するように形成されれば、形状は矩形でなくてもよい。
第1の部位13Aおよび第2の部位13Bにおいて、第1電極部(押下検出電極部)51および第2電極部(押下検出電極部)52は、第1の実施の形態の場合と同様に作成される。
押圧検出電極部53は、第3の部位13Cの表面における矩形領域の内部に銀層が印刷で形成され、さらに、銀層の上にカーボンが印刷されて形成されることによって作成される(図3(a)参照)。なお、図3(b)に付記されている「感圧インク(べた塗り)」は、矩形領域の内部全体に感圧インクの層が形成されていることを意味する。このことは、図4についても同様である。
押圧検出電極部54は、第4の部位13Dの表面における矩形領域の内部に銀層が印刷で形成され、さらに、銀層の上にカーボンが印刷されて形成されることによって作成される(図3(a)参照)。
なお、本実施の形態では、押圧検出電極部53と押圧検出電極部54の双方が感圧機能を有する素材で形成されるが、いずれか一方のみが、感圧機能を有する素材で形成されてもよい。
フィルム103における第2の部位13Bの端部から突出するように端子部103Aが設けられている。端子部103Aは、各々のメンブレンスイッチ111と制御回路(図示せず)とを電気的に接続する部分である。それぞれの押下検出電極部52の2箇所から端子部103Aに至る引出線(配線)が形成されている。また、押圧検出電極部53,54から端子部103Aに至る引出線(配線)が形成されている。
図3(b)に示すように接点および引出線が作成された後、第1の部位13Aの印刷面(表面)と第2の部位13Bの印刷面(表面)とが対向するようにフィルム103が折り曲げられ、第1の部位13Aの印刷面と第2の部位13Bの印刷面とが貼り合わされる。また、第3の部位13Cの印刷面(表面)と第4の部位13Dの印刷面(表面)とが対向するようにフィルム103が折り曲げられ、第3の部位13Cの印刷面と第4の部位13Dの印刷面とが貼り合わされる。
さらに、第1の部位13Aの裏面と第4の部位13Dの裏面とが両面テープ31で貼り合わされる。その結果、図3(c)に示すような最終的なメンブレンスイッチ10を得ることができる。なお、図3(a)に示すように、第1の部位13Aと第2の部位13Bとの間にスペーサ21が介在する。また、第3の部位13Cと第4の部位13Dとの間にスペーサ22が介在する。
図3(a)を参照すると、メンブレンスイッチ10における接点が形成された部分が押下され、押下検出電極部51と押下検出電極部52とが接触すると、押下検出電極部52に接続されている2つの引出線が導通するので、その部分が押下されことが、制御回路で検知される。すなわち、押下位置(接触位置)が検知される。
また、押圧検出電極部53と押圧検出電極部54とが接触した後、押下力がさらに大きくなると、感圧インクが印刷されている押圧検出電極部54の抵抗値が低くなる。押圧検出電極部54の抵抗値が低くなると、押圧検出電極部54に接触している押圧検出電極部53に接続されている引出線間を流れる電流値が大きくなる。よって、電流値を測定することによって、押圧の程度を検出することができる。
以上のように、本実施の形態では、1枚のフィルム103から作成された押圧検出可能なメンブレンスイッチ10によって、押下位置、および、押圧の程度が検出可能になる。すなわち、安価に作成できるメンブレンスイッチ10によって、押下位置および押圧の程度が検出可能になる。また、押圧検出電極部53と押圧検出電極部54とは、所定の領域の内部全体に亘って導電性インクが印刷されることによって作成されるので、第1の実施の形態および第2の実施の形態に比べて、メンブレンスイッチ10の作成が容易である。
実施の形態4.
図4に、押圧検出可能メンブレンスイッチの第4の実施の形態が示されている。図4(a)は、メンブレンスイッチにおける1つのスイッチ部の断面を示す断面図である。図4(b)は、最終的なメンブレンスイッチの基になるシート(フィルム)104を示す平面図である。図4(c)は、最終的なメンブレンスイッチ10を示す平面図である。
図4(b)に示すように、第4の実施の形態では、フィルム104は、3つの部位(第1の部位14A、第2の部位14B、第3の部位14C)を含む。なお、第1の部位14Aの裏面を第4の部位14Dとする。
第1の部位14Aの構造は、第2の実施の形態における第1の部位12Aの構造と同じである。第2の部位14Bの構造は、第2の実施の形態における第2の部位12Bの構造と同じである。よって、本実施の形態における各々のメンブレンスイッチ111の作用は、第2の実施の形態における作用と同じである。
フィルム103における第3の部位14Cの端部から突出するように端子部104Aが設けられている。端子部104Aは、各々のメンブレンスイッチ111と制御回路(図示せず)とを電気的に接続する部分である。それぞれの押下検出電極部52の2箇所から端子部104Aに至る引出線(配線)が形成されている。
第3の部位14Cの表面に形成される押圧検出電極部53は、図7(b)に例示されたような櫛歯状に形成されている。図7(b)を参照すると、押圧検出電極部53は、2つの2つの櫛歯電極(図7(b)では、櫛歯電極302A,302B)を含む。なお、図4(b)では、2つの櫛歯電極は、簡略的に表現されている。2つの櫛歯電極は、引出線が銀インクで印刷され、さらに、その上にカーボンが印刷されて形成されることによって作成される(図4(a)参照)。
2つの櫛歯電極のそれぞれに引出線が接続されている。引出線は、端子部104Aに至る。
押圧検出電極部54は、第4の部材14Dすなわち第1の部材14Aの裏面における矩形領域の内部に銀層が印刷で形成され、さらに、銀層の上にカーボンが印刷されて形成されることによって作成される(図4(a)参照)。
図4(b)に示すように接点および引出線が作成された後、第1の部位14Aの印刷面(表面)と第2の部位14Bの印刷面(表面)とが対向するようにフィルム104が折り曲げられ、第1の部位14Aの印刷面と第2の部位14Bの印刷面とが貼り合わされる。また、第3の部位14Cの印刷面(表面)と第4の部位14D(第1の部位14Aの裏面)とが対向するようにフィルム104が折り曲げられ、第3の部位14Cの印刷面と第4の部位14Dとが貼り合わされる。その結果、図4(c)に示すような最終的なメンブレンスイッチ10を得ることができる。なお、図4(a)に示すように、第1の部位14Aと第2の部位14Bとの間にスペーサ21が介在する。また、第1の部位14Aと第3の部位14Cとの間にスペーサ22が介在する。
各々のメンブレンスイッチ111の作用は、第2の実施の形態の場合と同様である。
また、押圧検出電極部53と押圧検出電極部54とが接触すると、押圧検出電極部53における2つの櫛歯電極が導通する。そして、押下力がさらに大きくなると、感圧インクが印刷されている押圧検出電極部54の抵抗値が低くなる。押圧検出電極部54の抵抗値が低くなると、押圧検出電極部54に接触している押圧検出電極部53に接続されている引出線間を流れる電流値が大きくなる。よって、電流値を測定することによって、押圧の程度を検出することができる。
以上のように、本実施の形態では、1枚のフィルム104から作成された押圧検出可能なメンブレンスイッチ10によって、押下位置、および、押下位置における押圧の程度が検出可能になる。すなわち、安価に作成できるメンブレンスイッチ10によって、押下位置および押下位置における押圧の程度が検出可能になる。また、押圧検出電極部54は、所定の領域の内部全体に亘って導電性インクが印刷されることによって作成されるので、第1の実施の形態および第2の実施の形態に比べて、メンブレンスイッチ10の作成が容易である。また、第3の実施の形態と比較すると、最終的なメンブレンスイッチ10の基になるフィルム104の面積が小さくなる。
図5は、押圧検出可能なメンブレンスイッチの使用例を示す説明図である。図5に示す例は、電子キーボードに適用されるメンブレンスイッチの例である。図5に示す例では、複数の押下押圧検出対象部150が直線状に配置された部分が4つ(4行分)存在する。そして、それぞれの行に、メンブレンスイッチ10A,10B,10C,10Dが設置されている。メンブレンスイッチ10A,10B,10C,10Dは、第1の実施の形態~第4の実施の形態のメンブレンスイッチ10のいずれかである。
メンブレンスイッチ10A,10B,10C,10Dにおける各々のメンブレンスイッチ111および感圧センサ112が押下押圧検出対象部150に対向するように、メンブレンスイッチ10A,10B,10C,10Dが配置される。
なお、メンブレンスイッチの電子キーボードへの適用は一例であって、本発明によるメンブレンスイッチの用途は、電子キーボードに限定されない。
次に、図1に示された第1の実施の形態を例にして、メンブレンスイッチ10の作成方法を説明する。
まず、展開時のメンブレンスイッチ10を構成するフィルム101における4つの部位11A,11B,11C,11Dおよび端子部101A,101Bを含むような平面フィルムを用意する。なお、平面フィルムは、複数のフィルム101を含むような広面積のフィルムであってもよい。なお、平面フィルムとして、ポリイミド(PI)、ポリエステルテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)などを使用することができる。
次いで、第1の部位11A、第2の部位11B、第3の部位11Cおよび第4の部位11Dの表面における、押下検出電極部51、押圧検出電極部54および引出線が形成される箇所に、銀を印刷(例えば、スクリーン印刷)して銀層を形成する。さらに、第1の部位11A、第2の部位11Bおよび第3の部位11Cの表面における、押下検出電極部51、押下検出電極部52および押圧検出電極部53が形成される箇所に、カーボンを印刷(例えば、スクリーン印刷)する。
また、第4の部位11Dの表面における押圧検出電極部54が形成される箇所に感圧インクを印刷(例えば、スクリーン印刷)する。
次いで、第1の部位11Aおよび第4の部位11Dにおける接点が形成される箇所以外の箇所に、接着剤を印刷(例えば、スクリーン印刷)する。なお、接着剤は、スペーサ21,22の機能も果たす。また、第1の部位11Aの裏面または第4の部位11Bの裏面に両面テープ31を貼り付ける。
さらに、例えば以下のような手順で、第1の部位11Aおよび第4の部位11Dを折り畳む。
押下検出電極部51と押下検出電極部52とが対向するように、第1の部位11Aを第2の部位11Bの側に折り畳む。第1の部位11Aの表面には接着剤の層が形成されているので、第1の部位11Aの表面と第2の部位11Bの表面とが接着される。
また、押圧検出電極部53と押圧検出電極部54とが対向するように、第4の部位11Dを第3の部位11Cの側に折り畳む。第4の部位11Dの表面には接着剤の層が形成されているので、第3の部位11Cの表面と第4の部位11Dの表面とが接着される。
次いで、第1の部位11Aの裏面または第4の部位11Bの裏面に貼り付けられている両面テープのセパレータを剥がす。なお、この状態では、第1の部位11Aが第2の部位11Bの側に折り畳まれ、第4の部位11Dが第3の部位11Cの側に折り畳まれている。そして、第1の部位11Aの裏面と第4の部位11DBの裏面とを両面テープで接着する。
なお、4つの部位(第1の部位11A、第2の部位11B、第3の部位11C、第4の部位11D)を折り曲げたり折り畳んだりする工程は人手によって遂行されてもよいが、それらの工程を遂行するための治具を用いてもよい。
図3に示された第3の実施の形態のメンブレンスイッチ10も、上記の方法と同様の方法で作成することができる。
図2に示された第2の実施の形態のメンブレンスイッチ10を作成する場合には、第1の部位12A、第2の部位12Bおよび第3の部位12Cの表面に、銀およびカーボンを順次印刷し、第1の部位12Aの裏面に、感圧インクを印刷する。
また、第2の部位12Bにおける接点が形成される箇所以外の箇所に、接着剤を印刷し、第1の部位12Aの裏面における接点が形成される箇所以外の箇所に、接着剤を印刷する。
そして、押下検出電極部51と押下検出電極部52とが対向するように、第1の部位12Aを第2の部位12Bの側に折り畳む。第2の部位12Bの表面には接着剤の層が形成されているので、第1の部位12Aの表面と第2の部位12Bの表面とが接着される。また、押圧検出電極部53と押圧検出電極部54とが対向するように、第3の部位12Cを第1の部位12Aの側に折り畳む。第1の部位12Aの裏面には接着剤の層が形成されているので、第1の部位12Aの裏面と第3の部位12Cの表面とが接着される。
図4に示された第4の実施の形態のメンブレンスイッチ10も、上記の方法と同様の方法で作成することができる。
10 メンブレンスイッチ
10A,10B,10C,10D メンブレンスイッチ
11A,12A,13A,14A 第1の部材
11B,12B,13B,14B 第2の部材
11C,12C,13C,14C 第3の部材
11D,12D,13D,14D 第4の部材
21 スペーサ
22 スペーサ
31 両面テープ
51 押下検出電極部(第1電極部)
52 押下検出電極部(第2電極部)
53 押圧検出電極部(第3電極部)
54 押圧検出電極部(第4電極部)
101,102,103,104 シート(フィルム)
101A,101B,102A,102B,103A,104A 端子部
111 メンブレンスイッチ
112 感圧センサ
150 押下押圧検出対象部

Claims (4)

  1. 1つの基材が3つの部位を含み、
    前記3つの部位のうちの隣接する2つの部位である第1の部位と第2の部位の各々の対応位置に位置検出用の複数の押下検出電極部が形成され、
    前記3つの部位のうちの他の1つの部位である第3の部位の表面と前記第1の部位の裏面に押圧検出用の押圧検出電極部が形成され、
    前記第1の部位の裏面における前記押圧検出電極部は感圧機能を有する素材で形成され、
    前記第1の部位が前記第2の部位に対して折り畳まれることによって積層され、
    前記第3の部位が前記第1の部位に対して折り畳まれることによって積層された
    押圧検出可能なメンブレンスイッチ。
  2. 感圧機能を有する素材で形成された押圧検出電極部は、複数の押下検出電極部の各々に対応する電極を含む
    請求項1に記載の押圧検出可能なメンブレンスイッチ。
  3. 感圧機能を有する素材で形成された押圧検出電極部は、複数の押下検出電極部の対向位置の全てを包含するような面状に形成されている
    請求項1に記載の押圧検出可能なメンブレンスイッチ。
  4. 3つの部位を含む基材における該3つの部位のうちの隣接する2つの部位である第1の部位と第2の部位の各々の対応位置に位置検出用の複数の押下検出電極部を形成し、
    前記3つの部位のうちの他の1つの部位である第3の部位の表面に押圧検出用の押圧検出電極部を形成し、前記第1の部位の裏面に感圧機能を有する素材で押圧検出用の押圧検出電極部を形成し、
    前記第1の部位を前記第2の部位に対して折り畳むことによって積層し、
    前記第3の部位を前記第1の部位に対して折り畳むことによって積層する
    押圧検出可能なメンブレンスイッチの製造方法。
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