JPH03241623A - メンブレンキーボード - Google Patents
メンブレンキーボードInfo
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- JPH03241623A JPH03241623A JP2038878A JP3887890A JPH03241623A JP H03241623 A JPH03241623 A JP H03241623A JP 2038878 A JP2038878 A JP 2038878A JP 3887890 A JP3887890 A JP 3887890A JP H03241623 A JPH03241623 A JP H03241623A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2223/00—Casings
- H01H2223/002—Casings sealed
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2229/00—Manufacturing
- H01H2229/024—Packing between substrate and membrane
- H01H2229/03—Laminating
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2229/00—Manufacturing
- H01H2229/052—Thermoplastic bonding foil
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
メンブレンキーボードに関し、
間隔シートを上下のシートに感圧接着して、耐候性をよ
くすることを目的とし、 下部シートと、上部シートと、間隔シートからなるメン
ブレンシートを有し、前記下部シートは、AgとC(カ
ーボン)の混合ペーストによって印刷形成された下部導
体と下部接点を有するものであり、前記上部シートは、
AgとC(カーボン)の混合ペーストによって印刷形成
された上部導体と上部接点を有するものであり、前記下
部シートと上部シートは、重ね合わせた際、それぞれの
接点が対向するものであり、前記間隔シートは、両面に
熱圧着層を有しており、かつ対向する接点が接触できる
ようにスイッチ孔を有するものであり、前記メンブレン
シートは、間隔シートが下部シートと上部シー1−に挟
持される際、熱圧着によってなされるものであるように
構成する。
くすることを目的とし、 下部シートと、上部シートと、間隔シートからなるメン
ブレンシートを有し、前記下部シートは、AgとC(カ
ーボン)の混合ペーストによって印刷形成された下部導
体と下部接点を有するものであり、前記上部シートは、
AgとC(カーボン)の混合ペーストによって印刷形成
された上部導体と上部接点を有するものであり、前記下
部シートと上部シートは、重ね合わせた際、それぞれの
接点が対向するものであり、前記間隔シートは、両面に
熱圧着層を有しており、かつ対向する接点が接触できる
ようにスイッチ孔を有するものであり、前記メンブレン
シートは、間隔シートが下部シートと上部シー1−に挟
持される際、熱圧着によってなされるものであるように
構成する。
本発明は、メンブレンキーボードに係わり、特に間隔シ
ートの両面に熱圧着層を設けて下部シートと間隔シート
と上部シートを一体となし、スイッチ孔を気密封止して
なるメンブレンキーボードに関する。
ートの両面に熱圧着層を設けて下部シートと間隔シート
と上部シートを一体となし、スイッチ孔を気密封止して
なるメンブレンキーボードに関する。
近年、情報処理機器の発展に伴い、人間と機械との情報
のやり取りに、各種入出力装置が用いられるようになり
、一般大衆にも馴染の深い、身近な存在になってきてい
る。
のやり取りに、各種入出力装置が用いられるようになり
、一般大衆にも馴染の深い、身近な存在になってきてい
る。
そして、種々の装置に付設して用いられる入出力装置の
中で、入力装置としては、キーボードが圧倒的に多用さ
れている。
中で、入力装置としては、キーボードが圧倒的に多用さ
れている。
キーボードは、入力装置として主装置に付属して用いら
れるので、主装置の種類や使われる目的とか場所(雰囲
気)とかによって、非常に多くの種類に分けられる。そ
の中で、単体のスイッチを一々実装しなくてもより、薄
型に構成できて価格も安いことから、特殊な用途以外に
はメンブレンキーボードがよく用いられるようになって
いる。
れるので、主装置の種類や使われる目的とか場所(雰囲
気)とかによって、非常に多くの種類に分けられる。そ
の中で、単体のスイッチを一々実装しなくてもより、薄
型に構成できて価格も安いことから、特殊な用途以外に
はメンブレンキーボードがよく用いられるようになって
いる。
しかし、メンブレンキーボードのよ・うなローエンドの
製品を使用する人々は、かっての専門家から一般大衆に
広がっているので、情報処理機器として業務用の分野で
求められる品質に劣らない高い信頼性が要求されるよう
になっている。
製品を使用する人々は、かっての専門家から一般大衆に
広がっているので、情報処理機器として業務用の分野で
求められる品質に劣らない高い信頼性が要求されるよう
になっている。
キーボードには、それに用いられるスイッチの方式によ
って、種々の形式に分類され、用途に応じて使い分けら
れている。
って、種々の形式に分類され、用途に応じて使い分けら
れている。
かってのキーボードの主流であり、現在も多用されてい
るスイッチの方式は、スイッチの接点を物理的に接触さ
せて導通を取る、いわゆるキースイッチと呼ばれる単体
のキーホード用スイッチを、プリント基板の上に配列実
装した形式のキーボードである。
るスイッチの方式は、スイッチの接点を物理的に接触さ
せて導通を取る、いわゆるキースイッチと呼ばれる単体
のキーホード用スイッチを、プリント基板の上に配列実
装した形式のキーボードである。
しかし、このような単体のキースイッチを用いる形式は
、いわば枯れた技術になってきており、価格低減に対し
ても限界にきており、それに替わって、より低価格化を
狙ったメンブレンキーボードが開発された。
、いわば枯れた技術になってきており、価格低減に対し
ても限界にきており、それに替わって、より低価格化を
狙ったメンブレンキーボードが開発された。
メンブレン(Membrane) とは薄い膜のことで
あり、メンブレンキーボードは、このメンブレンをなす
例えばポリエステルフィルムを複数枚組み合わせてメン
ブレンシートチと呼ばれるスイッチを構成したキーボー
ドである。
あり、メンブレンキーボードは、このメンブレンをなす
例えばポリエステルフィルムを複数枚組み合わせてメン
ブレンシートチと呼ばれるスイッチを構成したキーボー
ドである。
そして、最近では低価格に加えて、信頼性も向」ニして
きたので、民生用から産業用まで広く用いられるまでに
発展している。
きたので、民生用から産業用まで広く用いられるまでに
発展している。
第3図は従来のメンブレンキーボードの一例の分解斜視
図、第4図は第3図の一部拡大断面図である。
図、第4図は第3図の一部拡大断面図である。
図中、1は下部シート、2は上部シート、3は間隔シー
ト、7はスイッチ孔、8は基板、10はメンブレンシー
トである。
ト、7はスイッチ孔、8は基板、10はメンブレンシー
トである。
一般に、メンブレンキーボードの構成は、第3図に示し
たように、例えば金属板とか、プリンI・板などからな
る支持板8の上に、メンブレンシー)10が置かれた構
成となっている。
たように、例えば金属板とか、プリンI・板などからな
る支持板8の上に、メンブレンシー)10が置かれた構
成となっている。
このメンブレンシート10は、下部導体41と下部接点
51が設けられた下部シー1−1の上に、下部シート1
の下部接点51に対応した位置にスイッチ孔7が設けら
れた間隔シー1へ3が置かれている。
51が設けられた下部シー1−1の上に、下部シート1
の下部接点51に対応した位置にスイッチ孔7が設けら
れた間隔シー1へ3が置かれている。
さらに、その間隔シート3の上に、上部導体42や、下
部接点51の位置に対向した上部接点52などが設けら
れた上部シート2が重ねられた3層構成になっている。
部接点51の位置に対向した上部接点52などが設けら
れた上部シート2が重ねられた3層構成になっている。
そして、上部シート2の上部接点52が撓むように指な
どによって押下されると、スイッチ孔7を通して上部接
点52が下部接点51に接触し、スイッチングが行われ
る。
どによって押下されると、スイッチ孔7を通して上部接
点52が下部接点51に接触し、スイッチングが行われ
る。
押下を止めたときに、上部シート2が元に戻らなければ
ならないので上部シート2にはある程度の剛性が必要で
ある。そこで、上部シート2ばかりでなく、下部シート
1も間隔シート3もポリエステル製のフィルムで構成さ
れている。
ならないので上部シート2にはある程度の剛性が必要で
ある。そこで、上部シート2ばかりでなく、下部シート
1も間隔シート3もポリエステル製のフィルムで構成さ
れている。
下部と上部のシート1.2の導体41.42や接点51
.52は、例えばスクリーン印刷によって設けられ、細
い導体が引き回されるのでAgペーストが印刷されたA
gパターンが用いられる。
.52は、例えばスクリーン印刷によって設けられ、細
い導体が引き回されるのでAgペーストが印刷されたA
gパターンが用いられる。
そして、Agパターンは、Agの原子が電流による移動
(マイグレーション)を起こし易いので、これを防止す
るために、例えばC(カーボン)ペーストを用いたCパ
ターンによって被覆された2層構成になっている。
(マイグレーション)を起こし易いので、これを防止す
るために、例えばC(カーボン)ペーストを用いたCパ
ターンによって被覆された2層構成になっている。
従来のメンブレンシート10は、3枚の重なったシート
1.2.3が水平方向に動かないように固定されている
が、それぞれのシート1.2.3の隙間は、すかすかに
開いた構成になっている。
1.2.3が水平方向に動かないように固定されている
が、それぞれのシート1.2.3の隙間は、すかすかに
開いた構成になっている。
従って、上部シート2が押されて撓んだり、元に戻った
りする動作に伴って、メンブレンシート10の中を雰囲
気の空気が出入りし、いわゆる呼吸をしている。
りする動作に伴って、メンブレンシート10の中を雰囲
気の空気が出入りし、いわゆる呼吸をしている。
以上述べたように、従来のメンブレンシートからなるキ
ーボードは、メンブレンシートが呼吸をしているので、
例えば湿気が多いとか腐食性のガスを含んでいるとかい
った雰囲気の悪い場所で用いられると、導体や接点に腐
食が起こり耐候性に欠ける問題があった。
ーボードは、メンブレンシートが呼吸をしているので、
例えば湿気が多いとか腐食性のガスを含んでいるとかい
った雰囲気の悪い場所で用いられると、導体や接点に腐
食が起こり耐候性に欠ける問題があった。
そこで、本発明においては、間隔シートの両面に感圧接
着処理を施して下部シートと間隔シートと上部シートを
一体となし、スイッチ孔を気密封止してなるメンブレン
キーボードを提供することを目的としている。
着処理を施して下部シートと間隔シートと上部シートを
一体となし、スイッチ孔を気密封止してなるメンブレン
キーボードを提供することを目的としている。
上で述べた課題は、
下部シートと、上部シートと、間隔シートからなるメン
ブレンシートを有し、 前記下部シートは、AgとC(カーボン)の混合ペース
トによって印刷形成された下部導体と下部接点を有する
ものであり、 前記上部シートは、AgとC(カーボン)の混合ペース
トによって印刷形成された上部導体と上部接点を有する
ものであり、 前記下部シートと上部シートは、重ね合わせた際、それ
ぞれの接点が対向するものであり、前記間隔シートは、
両面に熱圧着層を有しており、かつ対向する接点が接触
できるようにスイッチ孔を有するものであり、 前記メンブレンシートは、間隔シートが下部シートと上
部シートに挟持される際、熱圧着によってなされるもの
であるように構成されたメンブレンキーボードによって
解決される。
ブレンシートを有し、 前記下部シートは、AgとC(カーボン)の混合ペース
トによって印刷形成された下部導体と下部接点を有する
ものであり、 前記上部シートは、AgとC(カーボン)の混合ペース
トによって印刷形成された上部導体と上部接点を有する
ものであり、 前記下部シートと上部シートは、重ね合わせた際、それ
ぞれの接点が対向するものであり、前記間隔シートは、
両面に熱圧着層を有しており、かつ対向する接点が接触
できるようにスイッチ孔を有するものであり、 前記メンブレンシートは、間隔シートが下部シートと上
部シートに挟持される際、熱圧着によってなされるもの
であるように構成されたメンブレンキーボードによって
解決される。
〔作 用〕
以上述べたように、従来のメンブレンキーボードにおい
ては、3層構成のメンブレンシートの隙間がすかすかに
空いており、いわゆる呼吸をしていたのに対して、本発
明においては、間隔シートに設けられたスイッチ孔を気
密封止し、外気の出入りがないようにしている。
ては、3層構成のメンブレンシートの隙間がすかすかに
空いており、いわゆる呼吸をしていたのに対して、本発
明においては、間隔シートに設けられたスイッチ孔を気
密封止し、外気の出入りがないようにしている。
そして、スイッチ孔を気密封止する際に、夾雑ガスが発
生してスイッチ孔の中を汚染しないように、熱圧着を用
いるようにしている。
生してスイッチ孔の中を汚染しないように、熱圧着を用
いるようにしている。
すなわち、間隔シートの両面に熱圧着層を設け、スイッ
チ孔の孔明は加工をした後下部シートと上部シートの間
にを挟んで加熱しながら加圧し、3枚のシートを熱圧着
して一体となすようにしている。
チ孔の孔明は加工をした後下部シートと上部シートの間
にを挟んで加熱しながら加圧し、3枚のシートを熱圧着
して一体となすようにしている。
一般に、メンブレンシートにおけるスイッチ孔は、外径
が数mmφ、高さがQ、1mm程度の円筒形であり、そ
の容積は0.1μ!程度である。
が数mmφ、高さがQ、1mm程度の円筒形であり、そ
の容積は0.1μ!程度である。
一方、地上においては、極端に高い場所とか極端に気温
変動が大きい場所とかいった特殊な環境でなければ、ス
イッチ孔の中に気密封止された大気の気圧、あるいは気
圧に逆比例する体積の変動は高々1%程度であり、外気
の変動によって受けるスイッチ孔の影響はわずかである
。
変動が大きい場所とかいった特殊な環境でなければ、ス
イッチ孔の中に気密封止された大気の気圧、あるいは気
圧に逆比例する体積の変動は高々1%程度であり、外気
の変動によって受けるスイッチ孔の影響はわずかである
。
また、従来、AgペーストとC(カーボン)ペーストに
よる2層構成になっていた導体や接点を、AgとCの混
合ペーストによる単層構成で2層構成と同様の特性を得
るようにしている。
よる2層構成になっていた導体や接点を、AgとCの混
合ペーストによる単層構成で2層構成と同様の特性を得
るようにしている。
こうして、スイッチ孔が完全に気密封止されるので、外
気に起因して起こる導体や接点の腐食などを防止するこ
とができ、耐候性に優れたメンブレンシートが得られる
。
気に起因して起こる導体や接点の腐食などを防止するこ
とができ、耐候性に優れたメンブレンシートが得られる
。
第1図は本発明の詳細な説明する主要部の分解斜視図、
第2図は第1図の一部拡大断面図である。
第2図は第1図の一部拡大断面図である。
図中、■は下部シート、2ば」二部シー1−13は間隔
シート、6は熱圧着層、7はスイッチ孔、10はメンブ
レンシートである。
シート、6は熱圧着層、7はスイッチ孔、10はメンブ
レンシートである。
メンブレンシート10は、下部シート1と上部シート2
と間隔シート3の3枚のシートから構成されている。
と間隔シート3の3枚のシートから構成されている。
この下部と上部の2枚のシート1.2は、例えば厚さが
100μm前後で、耐候性や耐薬品性があり、比較的剛
性もあって機械的にも強いポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルムが多用されている。
100μm前後で、耐候性や耐薬品性があり、比較的剛
性もあって機械的にも強いポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルムが多用されている。
また、間隔シート3の厚さは、スイッチの要求性能から
決まるが、50〜200μmのPETフィルムが用いら
れる。
決まるが、50〜200μmのPETフィルムが用いら
れる。
下部シート1と上部シー1−2には、それぞれ、下部導
体41と下部接点51、および上部導体42と上部接点
52が設けられている。
体41と下部接点51、および上部導体42と上部接点
52が設けられている。
この下部導体41と下部接点51、および上部導体42
と上部接点52は、AgペーストとCペーストを1:1
に混合したAg/Cペーストを、例えばスクリーン印刷
などによって印刷配線されて設けられている。
と上部接点52は、AgペーストとCペーストを1:1
に混合したAg/Cペーストを、例えばスクリーン印刷
などによって印刷配線されて設けられている。
そして、下部接点51と上部接点52は、下部と上部の
シート1.2を重ね合わせたとき対向するようになって
いる。
シート1.2を重ね合わせたとき対向するようになって
いる。
一方、間隔シート3には、両面に熱圧着層6か設けられ
た後、下部と上部の接点51.52が対面して接触でき
るように、例えば8mmφの貫通したスイッチ孔7が設
けられている。
た後、下部と上部の接点51.52が対面して接触でき
るように、例えば8mmφの貫通したスイッチ孔7が設
けられている。
下部と上部のシート1.2の間に間隔シート31
2
を挟み、加熱しながら加圧して3枚のシート1.2.3
が熱圧着される。
が熱圧着される。
実施例;1
間隔シート3の両面に被着される熱圧着層6は、次の仕
様によっている。
様によっている。
■ポリエチレン樹脂
(軟化温度:110〜150°C) 80部■トル
エン 20部■と■をボールミル
によって4時間分散し、塗液■としている。
エン 20部■と■をボールミル
によって4時間分散し、塗液■としている。
厚さが80μmのPETフィルムの両面に、この塗液■
を溶剤蒸発後の膜厚が20μmになるように塗工し乾燥
して熱圧着層6となし、抜き型によってスイッチ孔7を
穿孔して間隔シート3を得る。
を溶剤蒸発後の膜厚が20μmになるように塗工し乾燥
して熱圧着層6となし、抜き型によってスイッチ孔7を
穿孔して間隔シート3を得る。
下部シート1と上部シート2は、下部導体41と下部接
点51、および上部導体42と上部接点52を、それぞ
れAg/Cペーストを用いたステンレスワイヤ製のスク
リーン印刷によって作られる。
点51、および上部導体42と上部接点52を、それぞ
れAg/Cペーストを用いたステンレスワイヤ製のスク
リーン印刷によって作られる。
この2つのシー1〜1.2の間に間隔シー1−3を挟み
、170“Cのホットプレスによって一体に熱圧着すれ
ば、ノンブレンシート10ができあがる。
、170“Cのホットプレスによって一体に熱圧着すれ
ば、ノンブレンシート10ができあがる。
こうしてできあがったメンブレンシー1−10のスイッ
チ孔7の間隙は、熱圧着層6が少し押しつふされて11
5μmとなる。
チ孔7の間隙は、熱圧着層6が少し押しつふされて11
5μmとなる。
実施例:2
間隔シート3の両面に被着される熱圧着層6は、次の仕
様によっている。
様によっている。
■塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂
(軟化温度:80〜140°C) 30部■l・
ルエン/メチルエチルケトンが1/1の混合溶剤
70部■と■をアジテータによって2時
間撹拌して溶解し、塗?夜■としている。
ルエン/メチルエチルケトンが1/1の混合溶剤
70部■と■をアジテータによって2時
間撹拌して溶解し、塗?夜■としている。
厚さが100.czmのPETフィルムの両面に、この
塗液■を溶剤蒸発後の膜厚がそれぞれ10μmになるよ
うに塗工し乾燥して熱圧着層6となし、抜き型によって
スイッチ孔7を穿孔して間隔シー1−3を得る。
塗液■を溶剤蒸発後の膜厚がそれぞれ10μmになるよ
うに塗工し乾燥して熱圧着層6となし、抜き型によって
スイッチ孔7を穿孔して間隔シー1−3を得る。
実施例1と同様にして160°Cでホットプレスし、ス
イッチ孔7の間隙が110μmのメンブレンシl・10
ができあがる。
イッチ孔7の間隙が110μmのメンブレンシl・10
ができあがる。
実施例:3
間隔シート3の両面に被着される熱圧着層6は、次の仕
様によっている。
様によっている。
■エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂
(軟化温度=60〜100℃)
厚さが50μmのPETフィルムの両面に、この■を冷
却後の膜厚がそれぞれ20μmになるようにホットメル
ト(溶融)塗工して熱圧着層6となし、抜き型によって
スイッチ孔7を穿孔して間隔シー1−3を得る。
却後の膜厚がそれぞれ20μmになるようにホットメル
ト(溶融)塗工して熱圧着層6となし、抜き型によって
スイッチ孔7を穿孔して間隔シー1−3を得る。
実施例1と同様にして120℃でホットプレスし、スイ
ッチ孔7の間隙が90μmのメンブレンシト10ができ
あがる。
ッチ孔7の間隙が90μmのメンブレンシト10ができ
あがる。
メンブレンシートを構成する材料はPETフィルムがよ
く用いられるが、下部と上部のシートの厚さとか、間隔
シートに設けられるスイッチ孔の大きさや間隔シートと
熱圧着層によって構成されるスイ・7チ孔の間隙などに
は、種々の変形が可能である。
く用いられるが、下部と上部のシートの厚さとか、間隔
シートに設けられるスイッチ孔の大きさや間隔シートと
熱圧着層によって構成されるスイ・7チ孔の間隙などに
は、種々の変形が可能である。
以上述べたように、3層構成のメンブレンシートの隙間
がずかずかに空いており、いわゆる呼吸をしていた従来
のメンブレンキーボードに対して、本発明においては、
間隔シートの両面に熱圧着層を設けて一体に熱圧着し、
スイッチ孔を気密封止して外気の出入りがないようにし
ている。
がずかずかに空いており、いわゆる呼吸をしていた従来
のメンブレンキーボードに対して、本発明においては、
間隔シートの両面に熱圧着層を設けて一体に熱圧着し、
スイッチ孔を気密封止して外気の出入りがないようにし
ている。
また、導体や接点をAgとCの混合ペーストによって構
成している。
成している。
その結果、本発明になるメンブレンキーボードは、導体
が完全に熱圧着層に被覆され、接点も外気に曝されるこ
とがないので、導体や接点の耐候性の大幅に向上させる
ことができる。
が完全に熱圧着層に被覆され、接点も外気に曝されるこ
とがないので、導体や接点の耐候性の大幅に向上させる
ことができる。
従って、本発明はメンブレンキーボードの信頼性向上と
、今後ますますの用途拡大に寄与するところが大である
。
、今後ますますの用途拡大に寄与するところが大である
。
第1図は本発明の詳細な説明する主要部の分解斜視図、
5
6
第2図は第1図の一部拡大断面図、
第3図は従来のメンブレンキーボードの一例の分解斜視
図、 第4図は第3図の一部拡大断面図、 である。 図において、 1は下部シート、 3は間隔シート、 7はスイッチ孔、 41は下部導体、 51は下部接点、 である。 2は上部シート、 6は熱圧着層、 42は上部導体、 52は上部接点、 ) 7 −119=
図、 第4図は第3図の一部拡大断面図、 である。 図において、 1は下部シート、 3は間隔シート、 7はスイッチ孔、 41は下部導体、 51は下部接点、 である。 2は上部シート、 6は熱圧着層、 42は上部導体、 52は上部接点、 ) 7 −119=
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下部シート(1)と、上部シート(2)と、間隔シー
ト(3)からなるメンブレンシート(10)を有し、前
記下部シート(1)は、AgとC(カーボン)の混合ペ
ーストによって印刷形成された下部導体(41)と下部
接点(51)を有するものであり、前記上部シート(2
)は、AgとC(カーボン)の混合ペーストによって印
刷形成された上部導体(42)と上部接点(52)を有
するものであり、前記下部シート(1)と前記上部シー
ト(2)は、重ね合わせた際、それぞれの前記接点(5
1、52)が対向するものであり、 前記間隔シート(3)は、両面に熱圧着層(6)を有し
ており、かつ対向する前記接点(51、52)が接触で
きるようにスイッチ孔(7)を有するものであり、 前記メンブレンシート(10)は、前記間隔シート(3
)が前記下部シート(1)と前記上部シート(2)に挟
持される際、熱圧着によってなされるものである ことを特徴とするメンブレンキーボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2038878A JPH03241623A (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | メンブレンキーボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2038878A JPH03241623A (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | メンブレンキーボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03241623A true JPH03241623A (ja) | 1991-10-28 |
Family
ID=12537479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2038878A Pending JPH03241623A (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | メンブレンキーボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03241623A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1233435A1 (en) * | 2001-02-16 | 2002-08-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Movable contact unit and manufacturing method thereof and panel switch using movable contact unit and manufacturing method thereof |
US6926106B2 (en) * | 1999-10-12 | 2005-08-09 | Invacare Corporation | Wheelchair having speed and direction control touchpad |
JP2009151743A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-07-09 | Sony Corp | 触覚シート部材、入力装置及び電子機器 |
CN102946697A (zh) * | 2012-10-18 | 2013-02-27 | 苏州达方电子有限公司 | 薄膜电路板制造方法及其薄膜电路板 |
JP2015509689A (ja) * | 2012-03-06 | 2015-03-30 | アールティーアイ サイエンス アンド テクノロジー エスディーエヌ ビーエイチディー | 可変キーディスプレイを備えたキーボードシステム |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP2038878A patent/JPH03241623A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6926106B2 (en) * | 1999-10-12 | 2005-08-09 | Invacare Corporation | Wheelchair having speed and direction control touchpad |
EP1233435A1 (en) * | 2001-02-16 | 2002-08-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Movable contact unit and manufacturing method thereof and panel switch using movable contact unit and manufacturing method thereof |
US6604278B2 (en) | 2001-02-16 | 2003-08-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Manufacturing method for panel switch using movable contact unit and the movable contact unit |
JP2009151743A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-07-09 | Sony Corp | 触覚シート部材、入力装置及び電子機器 |
JP2015509689A (ja) * | 2012-03-06 | 2015-03-30 | アールティーアイ サイエンス アンド テクノロジー エスディーエヌ ビーエイチディー | 可変キーディスプレイを備えたキーボードシステム |
CN102946697A (zh) * | 2012-10-18 | 2013-02-27 | 苏州达方电子有限公司 | 薄膜电路板制造方法及其薄膜电路板 |
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