JP6147828B2 - 2系統スイッチ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、2数類の検出信号を出力可能な2系統スイッチ回路に関する。
ディジタルカメラやスマートフォン等の電子機器に実装されるスイッチとして、スイッチの操作部を押下すると第1の接点部がオンし、さらに深く押下すると第2の接点部がオンする2段スイッチがある。
1段目のスイッチとしての静電容量式のセンサの下方に、2段目のスイッチとしての接点部が配置された2段スイッチがある(例えば、特許文献1参照)。また、静電容量式センサを用いた第1入力手段と、第1入力手段の背面に配設され、第1入力手段を押し込んだときに押圧力によってスイッチング動作が可能な第2入力手段とを備えた多段スイッチがある(例えば、特許文献2参照)。なお、特許文献2に記載された多段スイッチは、さらに、第2入力手段の背面に配設され、第2入力手段も押し込んだときに押圧力によってスイッチング動作が可能な第3入力手段も設けられている。
特開2003−331681号公報 特開2006−156170号公報
特許文献2に記載された多段スイッチにおいて、静電容量式スイッチ(静電容量式センサを用いた第1入力手段)と接触式スイッチ(第1入力手段の背面に配設された第2入力手段)とが1枚の可撓性フィルム(シート)に形成された後、可撓性フィルムが折り曲げられて2段スイッチが形成される。そして、静電容量方式のスイッチ部は、シートの裏側に形成される。
特許文献2に記載された多段スイッチは、電子機器に組み込まれる。従って、可撓性フィルムによる配線基板からの検出信号(スイッチ手段からの検出信号)は、電子機器(以下、本体ともいう。)における制御部等に入力される。
特許文献2に記載された発明では、接触式スイッチにおける接点は配線基板に形成された回路パターンと、配線基板の裏面側で電気的に接続される。よって、配線基板からの検出信号が配線基板の一面(表面又は裏面)から出力されるように構成される場合には、多段スイッチを製造するときに、接点と配線基板の裏面とを繋ぐためのスルーホールを設ける必要があり、製造工程が増える。
また、スルーホールを設けずに配線基板と本体とをコネクタで接続する場合には、コネクタにおけるコンタクトの間隔は一定であるから、配線基板の表面における回路パターンのピッチと配線基板の裏面における回路パターンのピッチとを一致させる必要がある(図6参照)。なお、図6において、破線は、配線基板2の裏面における回路パターンを示す。
本発明は、製造工程の増加を抑制しつつ、安価に得ることができる2系統スイッチ回路を提供することを目的とする。
本発明による2系統スイッチ回路は、基材に静電容量式の第1スイッチと接触式の第2スイッチとが設けられた2系統スイッチ回路であって、第1スイッチは、第1電極で構成され、第2スイッチを構成する接点と第2電極とが、基材における同一面に、基材が折り曲げられたときに対向するように形成され、第1電極は、基材に接触して設けられ、接点は、第1電極を覆う絶縁性の膜の上に、第1電極の面積よりも狭い面積で形成されていることを特徴とする。
基材は、例えば、可とう性フィルムである。
基材における折り曲げられる位置にスリットが形成されていることが好ましい。
本発明によれば、製造工程の増加を抑制しつつ、安価に2系統スイッチ回路を得ることができる。
本発明の一実施の形態の2系統スイッチ回路を示す平面図及び断面図である。 2系統スイッチ回路の製造方法を説明するための説明図である。 2系統スイッチ回路の製造方法を説明するための説明図である。 本発明の他の実施の形態の2系統スイッチ回路を示す平面図及び断面図である。 本発明の実施の形態の2系統スイッチ回路における接続部を示す平面図である。 従来の多段スイッチにおける接続部を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1(A),(B)は、本発明の一実施の形態の2系統スイッチ回路を示す平面図及び断面図である。なお、図1(A)には、最終工程が実施される前の2系統スイッチ回路の状態が示されている。また、図1(B)の断面図は、図1(A)に示す2系統スイッチ回路が折り曲げられた状態での所定位置での横断面を示す。
図1に示す2系統スイッチ回路には、静電容量式の(具体的には、静電容量センサによる)第1スイッチが備えられている。2系統スイッチ回路における基材である可とう性フィルム100には、静電容量センサにおける検出電極(以下、第1電極という。)10及び引き出し線11が設けられる。引き出し線11は、配線接続部12,13及び配線14を介して、接続部40と電気的に接続される。2系統スイッチ回路からの検出信号がコネクタを介して外部に出力される場合には、接続部40は、コネクタ接続部である。
第1電極10の上面には、接触式の第2スイッチにおける接点35が設けられている。図1に示す2系統スイッチ回路がスリット50の位置で折り曲げられた後に接点35に対向する位置に、櫛歯電極30Aが形成されている。櫛歯電極30Aは、配線31,32を介して接続部40と電気的に接続される。なお、図1において、矢印X,Yは、折り曲げ方向を示す。
また、第1電極10を覆うようにレジスト(以下、第1レジストという。)20が施され、さらに、櫛歯電極30A、接点35及び接続部40を含む部位を除いて、レジスト(以下、第2レジストという。)200が施されている。
次に、図2及び図3の2系統スイッチ回路の製造方法を説明するための説明図を参照して、2系統スイッチ回路の製造方法を説明する。
まず、図2(A)に示すように、例えば、ポリイミド(PI)フィルム、ポリエステルテレフタレート(PET)フィルム、ポリエチレンナフタレート(PEN)フィルムなどの合成樹脂製の可とう性フィルム100に、第1電極10、引き出し線11及び円形の配線接続部12を形成する。例えば、銀粉又はカーボン粉を含有する導電性インクを印刷(例えば、スクリーン印刷)することによって、それらを形成する。なお、それらを形成する際に、一般的なフレキシブル基板を作成する際の銅箔等を用いる回路パターンの形成方法を利用することもできる。
次いで、図2(B)に示すように、第1電極10を覆うように、レジストインクを印刷(例えば、スクリーン印刷)することによって、第1レジスト20を形成する。第1レジスト20は、第1電極10と第2スイッチにおける接点35とを絶縁するために形成される。
次に、図2(C)に示すように、例えば、導電性インクを印刷(例えば、スクリーン印刷)することによって、接点35と櫛歯電極30Aとを形成する。同時に、配線31,32、配線接続部13、配線14及び接続部40も、導電性インクを印刷することによって形成する。配線接続部13は、配線接続部12に重なるように形成される。
また、図3(D)に示すように、櫛歯電極30A、接点35及び接続部40を含む部位を除いて、導電性の部位の腐蝕防止等のために、レジストインクを印刷(例えば、スクリーン印刷)することによって、第2レジスト200を形成する。
そして、図3(E)に示すように、例えば打ち抜き加工によって、接点35と櫛歯電極30Aとの中間に、例えば長楕円形のスリット50を形成する。なお、スリット50は、スリット50の位置で可とう性フィルム100が折り曲げられたときに接点35と櫛歯電極30Aとが対向するような位置に設けられる。また、折り曲げを容易にするために、図3(E)に示すように、スリット50の上部及び下部の可とう性フィルム100の縁に切り欠きが設けられることが好ましい。
その後、スリット50の位置で可とう性フィルム100を180°折り曲げる。さらに、可とう性フィルム100における折り曲げ部の上方に存在するフィルム部と下方に存在するフィルム部とを両面接着テープ等で固定する。以上のようにして、2系統スイッチ回路が作成される(図1(B)参照)。
なお、必須ではないが、図1(B)に示すように、可とう性フィルム100における接点35の裏面(図1(B)では上面)がドーム状に突出するようにエンボス加工が施されることが好ましい。エンボス加工は、例えば、第1電極10、引き出し線11及び円形の配線接続部12が形成された(図2(A)参照)後に行われる。
2系統スイッチ回路が組み込まれた電子機器等の使用者の指等が接点35の裏面(図1(B)では上面)に近接されると、第1電極から検出信号が出力され、検出信号は、接続部40から2系統スイッチ回路の外部に出力される。使用者が指をさらに押し込むと、接点35が下方(櫛歯電極30Aの側)に押し込まれ、接点35と櫛歯電極30Aとが接触する。その結果、櫛歯電極30Aにおける配線31に接続されている部位と配線32に接続されている部位とが導通することによって、櫛歯電極30Aから検出信号が出力される。検出信号は、接続部40から2系統スイッチ回路の外部に出力される。
図4(A),(B)は、本発明の他の実施の形態の2系統スイッチ回路を示す平面図及び断面図である。なお、図4(A)には、最終工程が実施される前の2系統スイッチ回路の状態が示されている。また、図4(B)の断面図は、図4(A)に示す2系統スイッチ回路が折り曲げられた状態での所定位置での横断面を示す。
図4に示す2系統スイッチ回路には、図1に示された2系統スイッチ回路における櫛歯電極30Aに代えて、接点35と接触することによって導通する対向電極30Bが設けられている。本実施の形態では、配線32は、接点35に接続される。
本実施の形態の2系統スイッチ回路が組み込まれた電子機器等の使用者の指等が接点35の裏面(図4(B)では上面)に近接されると、第1電極から検出信号が出力され、検出信号は、接続部40から2系統スイッチ回路の外部に出力されるが、使用者が指をさらに押し込むと、接点35が下方(対向電極30Bの側)に押し込まれ、接点35と対向電極30Bとが接触する。その結果、対向電極30Bから検出信号が出力される。
なお、本実施の形態の2系統スイッチ回路の作製方法は、図1に示された2系統スイッチ回路の作製方法と同様である。
また、図4には、円形の対向電極30Bが示されているが、対向電極30Bの形状は円形に限られず、任意の形状(一例として、矩形)を採用することができる。
以上のように、上記の各実施の形態の2系統スイッチ回路は、2段スイッチとして機能する。上記の各実施の形態の2系統スイッチ回路は、スクリーン印刷等を用いて簡便に作成される。なお、接点35の位置にエンボス加工が施されている場合には、使用者は、2段スイッチの機能が存在することを認識しやすくなる。
また、上記の各実施の形態では、図6に示された従来の接続部とは異なり、図5に示すように、可とう性フィルム100における接続部40において、各端子に、第1スイッチからの信号線も第2スイッチからの信号線も、同一面で接続される。換言すれば、各信号線及び接続部40の各端子を同一面に形成できる。よって、図6に示された構造が採用される場合のようにスルーホールを設ける等の工程は要求されず、製造工程の増加を抑制しつつ、2系統スイッチ回路を安価に作成することができる。
なお、上記の各実施の形態では、2系統スイッチ回路が、電子機器に組み込まれる場合を想定したが、電子機器に限らず、2系統スイッチ回路を、2段スイッチを必要とする他の分野の装置に適用することもできる。
10 第1電極(検出電極)
11 引き出し線
12,13 配線接続部
14,31,32 配線
20 第1レジスト
30A 櫛歯電極
30B 対向電極
35 接点
40 接続部
50 スリット
100 可とう性フィルム
200 第2レジスト

Claims (3)

  1. 基材に静電容量式の第1スイッチと接触式の第2スイッチとが設けられた2系統スイッチ回路であって、
    前記第1スイッチは、第1電極で構成され、
    前記第2スイッチを構成する接点と第2電極とが、前記基材における同一面に、前記基材が折り曲げられたときに対向するように形成され、
    前記第1電極は、前記基材に接触して設けられ、
    前記接点は、前記第1電極を覆う絶縁性の膜の上に、前記第1電極の面積よりも狭い面積で形成されている
    ことを特徴とする2系統スイッチ回路。
  2. 基材は、可とう性フィルムである請求項1記載の2系統スイッチ回路。
  3. 基材における折り曲げられる位置にスリットが形成されている請求項1又は請求項2記載の2系統スイッチ回路。
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