JP2008311208A - 感圧導電シート及びこれを用いたパネルスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】各種電子機器の操作に用いられる感圧導電シート、及びこれを用いたパネルスイッチに関し、抵抗値の変動が少なく、確実な操作が行え、薄型化の可能なものを提供することを目的とする。
【解決手段】フィルム状の基材11の下面に第一の抵抗体層12を形成すると共に、この下面に粒径の異なる粒子14が分散された第二の抵抗体層13を重ねて形成して感圧導電シート15を構成することによって、凹凸状に形成された第二の抵抗体層13が、押圧力に応じて固定接点17Aと17Bに接触すると共に、この第二の抵抗体層13と第一の抵抗体層12を介して、電気的接続が行われるため、繰返し操作による抵抗値の変動が少なく、安定した抵抗値変化が得られると共に、薄型化を図ることが可能なパネルスイッチを得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に各種電子機器の操作に用いられる感圧導電シート、及びこれを用いたパネルスイッチに関するものである。
近年、携帯電話やカーナビ等の各種電子機器の高機能化や多様化が進むに伴い、これらの操作に用いられるパネルスイッチにも、多様で確実な操作の可能なものが求められている。
このような従来のパネルスイッチについて、図8及び図9を用いて説明する。
なお、これらの図面のうち断面図は、構成を判り易くするために厚さ方向の寸法を拡大して表している。
図8は従来のパネルスイッチの断面図であり、同図において、1は感圧導電シートで、絶縁性のシリコンゴム等の基材2内に、シリコン等にカーボン等を分散した不定形形状で、大きさ20〜200μmの導電粒子3が分散されている。
また、4は感圧導電シート1下面に配置された基板で、上面には銀やカーボン等の複数の固定接点5Aと5Bが形成されると共に、感圧導電シート1と基板4の間には固定接点5Aと5Bを囲むように、絶縁樹脂によってスペーサ6が形成され、感圧導電シート1下面と固定接点5A、5Bが対向して、パネルスイッチが構成されている。
そして、このように構成されたパネルスイッチが電子機器の操作部に装着されると共に、複数の固定接点5Aと5Bがリード線(図示せず)等を介して、機器の電子回路(図示せず)に接続される。
以上の構成において、感圧導電シート1上面を押圧操作すると、感圧導電シート1が下方へ撓んで、下面が固定接点5Aと5Bに当接すると共に、押圧力により圧縮されて、基材2内の導電粒子3が互いに接近し接触することによって、これらの導電粒子3を介して固定接点5Aと5Bが電気的に接続される。
また、さらに押圧力を加えると、図9の抵抗特性図の曲線Aに示すように、基材2内の接触する導電粒子3の数や接触面積が増すことによって、抵抗値が小さくなり、これらの電気的接続や抵抗値の変化を電子回路が検出し、機器の様々な機能の操作が行われるように構成されている。
なお、このようなパネルスイッチに用いられる感圧導電シート1は、上記のように、押圧によって基材2を弾性変形させ、基材2内の導電粒子3を接触させることによって所定の抵抗値を得るように構成されているため、繰返し操作による抵抗値の変動が大きく、例えば図9に示すように、数千回の押圧操作によって、抵抗値変化が曲線Aから曲線Bに変動する場合がある。
したがって、当初2〜10Nの押圧力Pで抵抗値R1が数十kΩであったものが、押圧操作を繰返した後は、同じ押圧力Pで抵抗値R2が数kΩと、押圧力によっては一桁に近い抵抗値の変動が生じる場合があるため、こうした変動を見込んで、抵抗値変化を検出する電子回路の設定を行う必要がある。
また、感圧導電シート1は、変形し易いシリコンゴム等の基材2内に導電粒子3を分散して形成され、ある程度の厚さが必要であるため、通常は0.3〜1mm前後の厚さのものが用いられており、パネルスイッチ全体の薄型化を図ることにも、限界のあるものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2006−236988号公報
しかしながら、上記従来のパネルスイッチにおいては、感圧導電シート1の繰返し操作による抵抗値の変動が大きいため、この変動に応じた抵抗値の検出が必要になると共に、ある程度の厚さが必要なため、全体の薄型化を図ることも困難であるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、抵抗値の変動が少なく、確実な操作が行え、薄型化の可能な感圧導電シート、及びこれを用いたパネルスイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、フィルム状の基材の下面に第一の抵抗体層を形成すると共に、この下面に粒径の異なる粒子が分散された第二の抵抗体層を重ねて形成して、感圧導電シートを構成したものであり、粒径の異なる粒子によって凹凸状に形成された第二の抵抗体層が、押圧力に応じて固定接点等に接触すると共に、この第二の抵抗体層と第一の抵抗体層を介して、固定接点等の電気的接続が行われるため、繰返し操作による抵抗値の変動が少なく、安定した抵抗値変化が得られると共に、基材の下面に二つの抵抗体層を重ねて形成することによって、薄型化を図ることが可能な感圧導電シートを得ることができるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の感圧導電シート下面に、上面に複数の固定接点が形成された基板を配置してパネルスイッチを構成したものであり、抵抗値の変動が少なく、確実な操作が行え、薄型化の可能なパネルスイッチを実現することができるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、確実な操作が行え、薄型化の可能な感圧導電シート、及びこれを用いたパネルスイッチを実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図7を用いて説明する。
なお、これらの図面のうち断面図は、構成を判り易くするために厚さ方向の寸法を拡大して表している。
(実施の形態1)
実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1及び2記載の発明について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態によるパネルスイッチの断面図であり、同図において、11はポリエチレンテレフタレートやポリカーボネート、ポリイミド等のフィルム状で厚さ25〜200μmの基材で、この下面にはシート抵抗値0.5kΩ〜30kΩ/□の第一の抵抗体層12が、カーボン粉を分散したフェノールやエポキシ、フェノキシ、フッ素ゴム等の合成樹脂によって形成されている。
そして、13は第一の抵抗体層12の下面に重ねて形成された第二の抵抗体層で、同じくカーボン粉を分散した合成樹脂によって、シート抵抗値50kΩ〜5MΩ/□、厚さ1〜50μmに形成されている。
さらに、この第二の抵抗体層13内にはウレタンやガラス等の、粒径5〜100μmの球状で粒径の異なる粒子14が、10〜80重量%分散されて感圧導電シート15が構成されている。
なお、このような感圧導電シート15は、基材11に第一の抵抗体層12をスクリーン印刷によって形成した後、これに重ねてSUS300〜100メッシュの版を用いて、スクリーン印刷によって粒子14が分散された第二の抵抗体層13を形成して製作される。
また、16はポリエチレンテレフタレートやポリカーボネート等のフィルム状、または紙フェノールやガラス入りエポキシ等の板状の基板で、感圧導電シート15下面に配置されると共に、上面には銀やカーボン、銅箔等の複数の固定接点17Aと17Bが、0.2mm前後の間隙を空けて形成されている。
さらに、感圧導電シート15と基板16の間には固定接点17Aと17Bを囲むように、ポリエステルやエポキシ等の絶縁樹脂によってスペーサ18が形成され、第二の抵抗体層13と固定接点17A、17Bが、10〜100μm前後の空隙で対向するようにして、パネルスイッチが構成されている。
そして、このように構成されたパネルスイッチが電子機器の操作部に装着されると共に、複数の固定接点17Aと17Bがリード線(図示せず)等を介して、機器の電子回路(図示せず)に接続される。
以上の構成において、感圧導電シート15上面を押圧操作すると、図2の断面図に示すように、感圧導電シート15が下方へ撓んで、粒径の大きな粒子14Aや14Bが分散された箇所の第二の抵抗体層13が、固定接点17Aと17Bに接触し、この間の第二の抵抗体層13と第一の抵抗体層12を介して、固定接点17Aと17Bが電気的に接続される。
また、さらに押圧力を加えると、図3の拡大断面図に示すように、粒子14Aや14Bより粒径の小さな粒子14Cや14Dが分散された箇所の、第二の抵抗体層13も固定接点17Aと17Bに接触するため、これによって固定接点17Aと17B間の抵抗値が変化する。
つまり、図4の抵抗特性図に示すように、小さな押圧力P1で押圧され、粒径の大きな粒子14Aと14Bが分散された箇所の第二の抵抗体層13のみが接触した状態では、固定接点17Aと17B間の抵抗値R3は、この箇所の第二の抵抗体層13と固定接点17A、17Bとの接触抵抗r1、r2と、粒子14Aと14B間の、第一の抵抗体層12と第二の抵抗体層13の導体抵抗r3の和となっている。
これに対し、大きな押圧力P2で押圧され、粒径の小さな粒子14Cや14Dが分散された箇所の、第二の抵抗体層13も固定接点17Aと17Bに接触した状態の抵抗値R4は、この箇所の接触抵抗r4、r5と、導体抵抗r6が抵抗値R3に並列に加わったものとなるため、抵抗値R3よりも小さな抵抗値となる。
すなわち、押圧力の増加に伴って、粒径の異なる粒子14により凹凸状に形成された第二の抵抗体層13の、固定接点17Aと17Bへの接触箇所が増えると共に、これにシート抵抗値の異なる第二の抵抗体層13と第一の抵抗体層12の導体抵抗が加わることによって、曲線Cのように抵抗値が変化するようになっている。
そして、この固定接点17Aと17Bの電気的接続や、抵抗値の変化を電子回路が検出し、機器の様々な機能の操作が行われる。
また、以上のような押圧操作が繰返された場合にも、その抵抗値の変動は小さく、例えば図4に示すように、100万回の押圧操作によって曲線Cから曲線Dに変動しても、押圧力P1での抵抗値R3とR5の差は数kΩ前後となるように構成されている。
つまり、上記のように、粒径の異なる粒子14によって凹凸状に形成された第二の抵抗体層13が、押圧力に応じて固定接点17Aと17Bに接触すると共に、このシート抵抗値の異なる第二の抵抗体層13と第一の抵抗体層12を介して、電気的接続が行われるため、繰返し操作による抵抗値の変動が少なく、安定した抵抗値変化が得られるようになっている。
なお、以上の説明では、第一の抵抗体層12のシート抵抗値を0.5kΩ〜30kΩ/□、第二の抵抗体層13のシート抵抗値を50kΩ〜5MΩ/□として説明したが、第一の抵抗体層12は2kΩ〜10kΩ/□、第二の抵抗体層13は100kΩ〜1MΩ/□のシート抵抗値とすることが好ましく、また、第二の抵抗体層13内に分散する粒子14の割合も、50〜70重量%とすることが好ましい。
つまり、図5の抵抗特性図に示すように、第一の抵抗体層12と第二の抵抗体層13のシート抵抗値が小さすぎる場合には、曲線Eのように小さな押圧力ですぐに抵抗値が小さくなってしまい、シート抵抗値が大きすぎる場合には、曲線Fのように押圧力の変化に対し抵抗値変化が少ないものとなってしまうが、上記のようなシート抵抗値とすることによって、曲線Cのような押圧力に応じた滑らかな抵抗値変化を得ることができる。
さらに、感圧導電シート15がフィルム状の基材11に、第一の抵抗体層12と第二の抵抗体層13が重ねて印刷されて形成されているため、0.3mm以下の厚さで感圧導電シート15を形成することができ、容易に薄型化を図ることが可能な構成となっている。
このように本実施の形態によれば、フィルム状の基材11の下面に第一の抵抗体層12を形成すると共に、この下面に粒径の異なる粒子14が分散された第二の抵抗体層13を重ねて形成することによって、凹凸状に形成された第二の抵抗体層13が、押圧力に応じて固定接点17Aと17Bに接触すると共に、このシート抵抗値の異なる第二の抵抗体層13と第一の抵抗体層12を介して、電気的接続が行われるため、繰返し操作による抵抗値の変動が少なく、安定した抵抗値変化が得られると共に、薄型化を図ることが可能な感圧導電シート15を得ることができるものである。
また、この感圧導電シート15下面に、上面に複数の固定接点17Aや17Bが形成された基板16を配置することによって、抵抗値の変動が少なく、確実な操作が行え、薄型化の可能なパネルスイッチを実現することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2を用いて、本発明の他の実施の形態について説明する。
なお、実施の形態1の構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図6は本発明の第2の実施の形態によるパネルスイッチの断面図であり、同図において、フィルム状の基材11の下面に、シート抵抗値0.5kΩ〜30kΩ/□の第一の抵抗体層12が形成されていることは実施の形態1の場合と同様であるが、第一の抵抗体層12下面の中央部外周には、ポリエステルやエポキシ等の絶縁樹脂によってスペーサ20が形成されている。
そして、この第一の抵抗体層12の中央部下面とスペーサ20下面に、実施の形態1の場合と同様の、シート抵抗値50kΩ〜5MΩ/□の、粒子14を分散した第二の抵抗体層13が重ねて形成されて、感圧導電シート21が構成されている。
また、16は実施の形態1の場合と同様のフィルム状または板状の基板で、この中央部上面には、略円形状の銀やカーボン、銅箔等の中央固定接点22が形成されると共に、この外周には同様に略リング状または略馬蹄形状の外周固定接点23が形成されている。
そして、この外周固定接点23上に、スペーサ20下面の第二の抵抗体層13が載置されると共に、この当接箇所は異方導電接着剤(図示せず)あるいは熱圧着等によって接着接続され、第二の抵抗体層13の中央部下面と中央固定接点22が、10〜100μm前後の空隙で対向するようにして、パネルスイッチが構成されている。
なお、このように構成されたパネルスイッチが電子機器の操作部に装着され、中央固定接点22と外周固定接点23がリード線(図示せず)等を介して、機器の電子回路(図示せず)に接続されることは、実施の形態1の場合と同様である。
以上の構成において、感圧導電シート21上面を押圧操作すると、感圧導電シート21中央部が下方へ撓み、先ず、粒径の大きな粒子14が分散された箇所の第二の抵抗体層13が中央固定接点22に接触し、この間の第二の抵抗体層13と第一の抵抗体層12を介して、中央固定接点22と外周固定接点23が電気的に接続される。
また、さらに押圧力を加えると、粒径の小さな粒子14が分散された箇所の第二の抵抗体層13も、中央固定接点22に接触することによって、中央固定接点22と外周固定接点23間の抵抗値が変化する。
つまり、本実施の形態においては、押圧力の増加に伴って、粒径の異なる粒子14により凹凸状に形成された第二の抵抗体層13中央部の、中央固定接点22への接触箇所が増えると共に、これにシート抵抗値の異なる第二の抵抗体層13と第一の抵抗体層12の導体抵抗が加わることによって、中央固定接点22と外周固定接点23の間に、図4に示した曲線Cのような抵抗値変化が得られるように構成されている。
なお、以上の説明では、図7(a)の部分平面図に示すように、基板16上面に略円形状の中央固定接点22と、この外周に、略リング状または略馬蹄形状の外周固定接点23を形成した構成について説明したが、図7(b)に示すように、外周固定接点23内に略半円形状の中央固定接点22Aと22Bを設けることによって、中央固定接点22Aと外周固定接点23の間、及び中央固定接点22Bと外周固定接点23の間から、二つの抵抗値を出力する構成とすることができる。
さらに、図7(c)に示すように、略円弧状の二つの外周固定接点23Aと23B内に、二つの中央固定接点22Cと22Dを、互いに噛み合うような櫛歯状に形成すれば、第二の抵抗体層13や第一の抵抗体層12との間に多少の中心ズレが生じた場合でも、安定した抵抗値変化を得ることができる。
このように本実施の形態によれば、第一の抵抗体層12下面の中央部外周にスペーサ20を形成すると共に、この下面に粒径の異なる粒子14が分散された第二の抵抗体層13を重ねて形成し、外周固定接点23上にスペーサ20下面の第二の抵抗体層13を載置することによって、実施の形態1の場合と同様の効果に加え、中央固定接点22の形状を変えることで、二つの抵抗値の出力や安定した抵抗値変化を得ることができるものである。
本発明による感圧導電シート及びこれを用いたパネルスイッチは、抵抗値の変動が少なく、確実な操作が行え、薄型化の可能なものを得ることができるという有利な効果を有し、各種電子機器の操作用として有用である。
本発明の第1の実施の形態によるパネルスイッチの断面図 同押圧操作時の断面図 同拡大断面図 同抵抗特性図 同抵抗特性図 本発明の第2の実施の形態によるパネルスイッチの断面図 同部分平面図 従来のパネルスイッチの断面図 同抵抗特性図
符号の説明
11 基材
12 第一の抵抗体層
13 第二の抵抗体層
14 粒子
15 感圧導電シート
16 基板
17A、17B 固定接点
18 スペーサ
20 スペーサ
21 感圧導電シート
22、22A、22B、22C、22D 中央固定接点
23、23A、23B 外周固定接点

Claims (2)

  1. フィルム状の基材と、この下面に形成された第一の抵抗体層と、この下面に重ねて形成された第二の抵抗体層からなり、上記第二の抵抗体層内に粒径の異なる粒子を分散した感圧導電シート。
  2. 請求項1記載の感圧導電シート下面に、上面に複数の固定接点が形成された基板を配置したパネルスイッチ。
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