JP2014112356A - タッチパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】各種電子機器に使用されるタッチパネルに関し、薄型化が図れ、確実な操作が可能なものを提供することを目的とする。
【解決手段】複数の上電極12が形成された光透過性の基板11下面の上接着層13下面に、複数の下電極16と、金属細線を分散した光透過性の樹脂で形成された複数の導電層14と15を設けると共に、上電極12下面に突起12Aを設けて、この突起12Aを下電極16に当接させた構成にした。これであれば、全体の薄型化が図れると共に、上電極12下面の突起12Aが下電極16に当接して上電極12と下電極16の安定した接続が行えるため確実な操作が可能なタッチパネルを得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に各種電子機器の操作部に用いられるタッチパネルに関するものである。
近年、携帯電話や電子カメラ等の各種電子機器の高機能化や多様化が進むなか、液晶表示素子等の表示素子の前面に光透過性のタッチパネルを装着し、このタッチパネルを通して背面の表示素子の表示を見ながら、指等でタッチパネルに触れて操作することで機器の様々な機能の切換えを行うものが増えており、背面の表示素子の表示が見易く、確実な操作が可能なものが求められている。
このような従来のタッチパネルについて、図4を用いて説明する。なお、この図面は構成を判り易くするために、部分的に寸法を拡大して表している。
図4は従来のタッチパネルの分解斜視図であり、同図において、1はフィルム状または板状で光透過性の上基板である。その下面には酸化インジウム錫等の光透過性で略帯状の上導電層2が前後方向に複数配列形成されると共に、一端が上導電層2端部に連結され他端が上基板1の外周右端に延出する複数の上電極3が形成されている。上電極3は、上導電層2毎に設けられており、その材質は銀やカーボンなどからなる。
また、4はフィルム状で光透過性の下基板であり、その下面には酸化インジウム錫等の光透過性で略帯状の下導電層5が、上導電層2とは直交方向の左右方向に複数配列形成されると共に、一端が下導電層5端部に連結され他端が下基板4の外周右端に延出する複数の下電極6が形成されている。下電極6は、下導電層5毎に設けられており、その材質は上電極3と同様に銀やカーボンなどからなる。
そして、フィルム状または板状で光透過性のカバー基板7上面に下基板4、下基板4上面に上基板1が重ねられると共に、これらが接着剤(図示せず)等によって各々貼り合わされて、タッチパネルが構成されている。
このように構成されたタッチパネルは、液晶表示素子等の表示素子の前面に配置されて電子機器に装着されると共に、外周右端に延出した複数の上電極3や下電極6がフレキシブル配線板やコネクタ(図示せず)等を介して、機器の電子回路(図示せず)に電気的に接続される。
以上の構成において、電子回路から複数の上電極3と下電極6へ順次電圧が印加された状態で、タッチパネル背面の表示素子の表示に応じて、上基板1の上面位置を指等で触れて操作すると、この操作した箇所の上導電層2と下導電層5の間の静電容量が変化する。それを電子回路が検出して操作位置を特定することによって機器の様々な機能の切換えが行われる。
つまり、例えば複数のメニュー等が背面の表示素子に表示された状態で、所望のメニュー上にあたる上基板1の上面位置に指を触れると、この指に電荷の一部が導電して、操作した箇所のタッチパネルの上導電層2と下導電層5の間の静電容量が変化し、これを電子回路が検出して操作された位置が特定され、それによって所望のメニューの選択等が行われるように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2011−146023号公報
しかしながら、前記従来のタッチパネルにおいては、下面に上導電層2が形成された上基板1や、下面に下導電層5が形成された下基板4、カバー基板7を重ねて形成しているため、全体の厚さが大きなものになってしまい、薄型化を図ることが困難であるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、薄型化が図れ、確実な操作が可能なタッチパネルを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明は、光透過性の基板と、前記基板の下面に形成された上電極と、前記基板の下面と前記上電極の下面とに形成された光透過性の上接着層と、前記上接着層の下面に形成された光透過性の導電層と、前記上接着層の下面に形成され、前記導電層と接続された下電極と、前記上接着層の下面と前記導電層の下面と前記下電極の下面とに形成された光透過性の下接着層と、前記上接着層内であって、前記上電極と前記下電極とを接続する突起とを備えたタッチパネルとするものである。
これであれば、基板下面に上接着層と導電層、下接着層等が積層されて形成されたものとしたため、全体の薄型化が図れる。また、上電極下面の突起が下電極に当接し、上電極と下電極の安定した接続も行えるため、確実な操作が可能なタッチパネルを得ることができるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、薄型化が図れ、確実な操作が可能なタッチパネルを実現することができるという有利な効果が得られる。
本発明の一実施の形態によるタッチパネルの断面図 同分解斜視図 同部分断面図 従来のタッチパネルの分解斜視図
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。なお、これらの図面は構成を判り易くするために、部分的に寸法を拡大して表している。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるタッチパネルの断面図、図2は同分解斜視図である。同図において、11はポリエチレンテレフタレートやポリカーボネート、シクロオレフィンポリマー、ポリエーテルスルホン等の樹脂シートからなるフィルム状またはガラスやアクリル等の板状である光透過性の基板、12は銀やカーボン、銅合金等の上電極であり、基板11下面の外周右端に、厚さ2〜30μm前後の複数の上電極12が、印刷やメッキ等によって形成されている。
そして、13はアクリレートやメタクリレート等の光透過性で紫外線硬化性の上接着層で、上電極12右端を露出させ左端を覆うように、基板11下面のほぼ全面に設けられている。なお、上接着層13の樹脂の材料としては、上述した紫外線硬化性のもの以外に電子線硬化性のものであってもよく、または熱硬化性のものであってもよい。また、上電極12の露出箇所は、右端に限定されず、外部と接続するために上電極12の一部が露出されていれば良く、その露出箇所は上電極12の端部又は上電極12の中間部でもよい。
14と15は光透過性の導電層である。導電層14は、複数の方形部が略帯状に連結されて形成されており、複数の導電層14が、上接着層13下面に埋設されて前後方向に配列形成されている。そして、導電層15は、導電層14の方形部の間の略方形の空隙部に配された略矩形状の導電部が、導電層14とは直交方向の左右方向に設けられた複数の接続部15Aで連結されて形成されている。ここに、複数の接続部15Aは導電性を有しており、この接続部15Aの下面には、導電層14と電気的に接触しないように絶縁層が介在して形成されている。そして、この複数の導電層15は、導電層14に対して電気的な独立状態で所定の間隙を空けて上接着層13下面に埋設されて配列形成されている。これらの導電層14、15は、上接着層13の形成範囲内に形成されている。言い換えると、導電層14、導電層15の全ては、上接着層13に重なって配されて基板11の下面に直接、接しない構成となっている。
この導電層14と導電層15の導電部および接続部15Aは、光透過性のアクリレートやメタクリレート等の紫外線硬化性の樹脂内に、直径10〜300nm前後で長さ1〜100μm前後の、銀、銀合金、銅、銅合金、銅ニッケル合金等の複数の金属細線が分散されて形成されている。なお、前記樹脂の材料としては、上述した紫外線硬化性のもの以外に電子線硬化性のものであってもよく、または熱硬化性のものであってもよい。
16は厚さ50〜200nm前後の銅や銅合金等の下電極である。下電極16は、メタルをスパッタしエッチングすることによって形成されている。複数の下電極16の一端が導電層14または15に連結され、他端が上接着層13の外周右端に延出して、上接着層13下面に埋設形成されている。なお、下電極16の一端と他端との間の引き回し部分は線幅が200μm以下の細線で形成されていると好ましい。
そして、上電極12の下面には、複数の突起12Aが設けられており、この複数の突起12Aが下電極16上面に当接して、上電極12と下電極16が突起12Aを介して接続されている。図1においては、1つの上電極12と1つの下電極16とを接続する突起12Aは2つ設けられているが、突起12Aの数は1つや3つ以上でも構わない。また、突起12Aの形状は、下電極16に近いほど、基板11に平行な断面積が小さくなっていると好ましい。これであれば、上接着層13を貫通して下電極16との接触を確実に行うことができる。また、突起12Aと上電極12の下面との接触面積は、突起12Aと下電極16との接触面積よりも大きいと好ましい。
上述した突起12A形状を得るためには、あらかじめ銀ペーストに導電性ビーズを混練したものをスクリーン印刷する。例えば、銀粉をアクリル樹脂、エポキシ樹脂などの樹脂希薄溶液に分散した銀ペーストに、3〜60μmのスパイク状Ni粉、貴金属めっきビーズなどを混練し、それをスクリーン印刷して突起12Aを形成する。導電性ビーズの代わりに絶縁性ビーズ(たとえばガラスビーズ)を入れたとしても、そのビーズが銀ペーストで覆われているので、この場合でも導電性の突起12Aの形成は可能である。
突起12Aの他の形成方法としては、上電極12を銀ペーストなどで印刷形成し、その上電極12が未乾燥な状態で導電性ビーズ(たとえば貴金属めっきビーズ)を振りかけ、上電極12のパターン上以外の不要なビーズをエアーなどで除去した後、乾燥し定着させて形成するなどであってもよい。
そして、17は上接着層13と同様の光透過性で紫外線硬化性の下接着層である。なお、下接着層17の樹脂の材料としても、上接着層13と同様に、上述した紫外線硬化性のもの以外に電子線硬化性のものであってもよく、または熱硬化性のものであってもよい。ここに、上接着層13と下接着層17は同一手段で硬化できるものどうしを採択するとよい。
この下接着層17が、上接着層13下面や下電極16、導電層14や15を覆って、タッチパネルが構成されている。
以上のようなタッチパネルを作製するには、先ず、図3(a)の部分断面図に示すように、フィルム状などのベース材20上面に下接着層17を形成する。下接着層17はタッチパネルとして形成するための範囲に同一厚みで形成する。続いて、この下接着層17上面に、複数の導電層14と複数の導電層15の導電部や、絶縁層を介した接続部15A(図示せず)を形成すると共に、スパッタ法等によって複数の下電極16を形成する。なお、図3(a)では、複数の導電層15は紙面の奥方向に形成されているものを指している。
そして、次に、図3(b)に示すように、この上面に、下面に上電極12と上接着層13が形成された基板11を載置し、上接着層13によって貼り合せる。その貼り合せ前において、上電極12の下面には突起12Aが形成されており、突起12Aは上接着層13によって完全に覆われている。なお、このときの上接着層13は完全には硬化していない状態である。そして、前記貼り合せ時に突起12Aは上接着層13を貫通し、下電極16と接続される。その後、ベース材20を下接着層17から剥離して、図3(c)に示すように、上接着層13下面に導電層14と15や下電極16、下接着層17を転写する。
さらに、この後、上電極12下面の複数の突起12Aを下電極16上面に当接させた状態で、紫外線を照射し、上接着層13を完全に硬化させて、図1に示したような、基板11下面に上接着層13、この下面に導電層14と15、下接着層17等が積層されたタッチパネルが完成する。
なお、この時、光透過性の基板11や上接着層13、導電層14と15や下接着層17等は紫外線光が透過するが、上電極12と下電極16は光を通さず、この間の上接着層13の硬化が不充分なものになってしまう場合があるため、紫外線を照射する側の上電極12や下電極16を略格子状、あるいは複数の貫通孔が設けられた形状に形成することで、上電極12と下電極16の間の上接着層13も確実に硬化させることができる。
例えば、下接着層17側から紫外線を照射する場合には、下電極16を、線幅が200μm以下の細線箇所を有するものとしたり、または格子状のもので形成すると、下接着層17側からの紫外線が回り込みやすくなり好ましい。
なお、上接着層13を電子線硬化のものとした場合には、紫外線の代わりに電子線を照射して上接着層13を完全に硬化させ、熱硬化性のものとした場合には、加熱することにより上接着層13を完全に硬化させればよい。
そして、このように構成されたタッチパネルが、液晶表示素子等の表示素子の前面に配置されて電子機器に装着されると共に、基板11下面の外周右端の複数の上電極12がフレキシブル配線板やコネクタ(図示せず)等を介して、機器の電子回路(図示せず)に電気的に接続される。
以上の構成において、電子回路から複数の上電極12へ順次電圧が印加された状態で、タッチパネル背面の表示素子の表示に応じて、基板11の上面位置を指等で触れて操作すると、この操作した箇所の導電層14と15の間の静電容量が変化する。それを電子回路が検出して操作された位置を特定することによって機器の様々な機能の切換えが行われる。
つまり、例えば複数のメニュー等が背面の表示素子に表示された状態で、所望のメニュー上にあたる基板11の上面位置に指を触れると、この指に電荷の一部が導電して、操作した箇所のタッチパネルの導電層14と15の間の静電容量が変化し、これを電子回路が検出して操作された位置が特定され、それによって所望のメニューの選択等が行われるように構成されている。
以上に説明したように、本発明によるものは、光透過性の基板11下面に上接着層13や、金属細線を分散した光透過性の樹脂で形成された複数の導電層14と15や、下接着層17等が積層形成されているため、基板11以外の厚さは10〜60μm前後に形成することが可能となり、全体の薄型化が図れる。言い換えると、上接着層13の上面から下接着層17の下面までの厚さが10〜60μmである。
また、薄膜状の複数の下電極16を上接着層13および下接着層17によって覆うと共に、比較的厚さの大きい複数の上電極12を下電極16に接続し、この基板11下面に形成された上電極12によって電子回路との接続を行うことで、湿気等による下電極16の腐食を防ぎ、確実な操作が行えるようになっている。
さらに、上電極12下面に突起12Aを設けると共に、この突起12Aを下電極16に当接させ、突起12Aを介して上電極12と下電極16を接続することによって、上電極12と下電極16の接続をより確実なものとすることができる。
なお、導電層14と15の光透過性の樹脂内に、金属細線に加え直径0.5〜50nm前後で長さ0.5〜10μm前後の中空状のカーボン細線、あるいは粒子径が2〜100nm前後の粒状のカーボン粒子等を分散して、これらによって金属細線の反射光を吸収し乱反射を低減した構成としてもよい。
なお、以上の説明から判るように、本発明は、導電層14と導電層15とのそれぞれに応じた下電極16を突起12Aを介して上電極12に接続させたことを特徴としている。そして、上述した導電層14、導電層15の配設状態のものであれば薄い構成のものにできて好ましい。
なお、導電層14と導電層15は、樹脂内に複数の金属細線が分散されたものとしたが、従来構成での導電層等であってもよく、また、導電層14と導電層15は前記形状のもの以外であってもよい。
以上のように本発明による構成のものであれば、全体の薄型化が図れると共に、上電極12下面の突起12Aが下電極16に当接し、上電極12と下電極16の安定した接続が行えるため、確実な操作が可能なタッチパネルを得ることができる。
本発明によるタッチパネルは、薄型化が図れ、確実な操作が可能なものを得ることができるという有利な効果を有し、主に各種電子機器の操作部用として有用である。
11 基板
12 上電極
12A 突起
13 上接着層
14、15 導電層
15A 接続部
16 下電極
17 下接着層
20 ベース材

Claims (5)

  1. 光透過性の基板と、
    前記基板の下面に形成された上電極と、
    前記基板の下面と前記上電極の下面とに形成された光透過性の上接着層と、
    前記上接着層の下面に形成された光透過性の導電層と、
    前記上接着層の下面に形成され、前記導電層と接続された下電極と、
    前記上接着層の下面と前記導電層の下面と前記下電極の下面とに形成された光透過性の下接着層と、
    前記上接着層内であって、前記上電極と前記下電極とを接続する突起とを備えたタッチパネル。
  2. 前記突起と前記上電極との接触面積は、前記突起と前記下電極との接触面積よりも大きい請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記基板に平行な前記突起の断面積は、前記下電極に近いほど小さくなっている請求項1または2に記載のタッチパネル。
  4. 前記上接着層の上面から前記下接着層の下面までの厚さが10〜60μmである請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネル。
  5. 前記下電極が、線幅が200μm以下の細線で形成された部分を有する、または格子状に形成された部分を有するものである請求項1〜4のいずれかに記載のタッチパネル。
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