JP5518629B2 - 入力装置 - Google Patents
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Description
本発明の入力装置は、検出電極と、前記検出電極を検出回路に接続するための配線とが形成された静電容量センサーシートと、厚さ方向の一方の面に設けられた平面部と、厚さ方向の他方の面に設けられた入力面と、前記一方の面において前記平面部よりも突出して形成された突起部とを有する略板状のカバーと、を備え、前記静電容量センサーシートは、前記平面部に前記検出電極が配置され、前記突起部によって前記配線が支持され、前記検出電極と前記配線との境界部分が前記平面部と前記突起部との境界に配されており、前記入力面と前記配線との間の最短距離の方が前記入力面と前記検出電極との間の最短距離よりも長いことを特徴とする。
また、前記突起部は、突出端と、前記突出端と前記平面部とを繋ぐ斜面部とを有し、前記配線は、前記斜面部に形成されていてもよい。
図1(A)は入力装置1の平面図、図1(B)は入力装置1の底面図である。図2は、図1(A)のA−A線における断面図である。
図1(A)および図1(B)に示すように、入力装置1は、略矩形板状に形成されている。入力装置1の厚さ方向から見たときの外周の一箇所には、検出回路Dに接続される接続部2aが矩形形状に張り出して形成されている。
図2および図3に示すように、入力装置1は、静電容量センサーシート2とカバー3とが入力装置1の厚さ方向に重ねて一体成形されている。以下、静電容量センサーシート2側を下、カバー3側を上として説明を行う。センサーシート2は、カバー3の下面に沿って折り曲げられた形状でカバー3の下面に密着している。
図4(A)は、静電容量センサーシート2を平らに延ばして表面を示す展開図である。図4(B)は、図4(A)に示す静電容量センサーシート2の裏面を示す展開図である。
図4(A)および図4(B)に示すように、静電容量センサーシート2は、絶縁性材料からなる支持基板4と、検出電極5(第一検出電極5aおよび第二検出電極5b)と、配線6(第一配線6aおよび第二配線6b)と有する。
第二検出電極5bの材質は、第一検出電極5aの材質と同様に導電性材料から適宜選択することができる。
また、静電容量センサーシート2の面方向に沿って測った第二配線6bの線幅は、第二電極要素8の最大寸法よりも小さい。第二配線6bの材質は、第一配線6aの材質と同様に導電性材料から適宜選択することができる。
図5に示すように、第一検出電極5aと第二検出電極5bとは、静電容量センサーシート2の厚さ方向から見たときに、各第一検出電極5aの間に空けられた正方形状の隙間の中に第二検出電極5bの第二電極要素8が納まるようになっている。
カバー3の材質としては、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネートなどを採用することができる。
図3に示すように、入力装置1は、接続部2aの先端に検出回路Dが接続されて用いられる。このとき、第一検出電極5aおよび第二検出電極5bはそれぞれ第一配線6aおよび第二配線6bを介して検出回路Dに電気的に接続される。たとえば自己容量方式の検出回路Dに静電容量センサーシート2を接続して用いる場合には、検出回路Dは第一検出電極5aおよび第二検出電極5bのそれぞれに繰り返し駆動信号を出力する。さらに、検出回路Dは、各第一検出電極5aおよび各第二検出電極5bにおける静電容量を繰り返し検出する。
さらに、これにより、カバー3から静電容量センサーシート2がはがれることを抑えることができ、カバー3と静電容量センサーシート2との間に気泡が生じることによる静電容量検出感度の変動を抑えることができる。
次に、上述の実施形態で説明した入力装置1の変形例について説明する。
図6(A)および図6(B)は、本変形例の入力装置1Aの一部の構成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)のC−C線における断面図である。
静電容量センサーシート2Aは、薄板あるいは箔状の複数の検出電極5Aと、各検出電極5Aから引き出された配線6Aとを厚さ方向の一方の面に備える。
検出電極5Aは、センサーシート2Aの上面に、互いに離間して格子状に整列配置されている。各検出電極5Aは、各検出電極5Aと入力体100との間の静電容量の変化に基づいて個別に入力体100を検出することができるようになっている。
配線6Aは、互いに交差しないように静電容量センサーシート2Aの一方の面において各検出電極5Aの間やセンサーシート2Aの周縁部に引き回され、上述の実施形態で説明した検出回路Dに接続されるようになっている。
本変形例では、各検出電極5Aは平面部3bAに配置され、配線6Aは突起部3cAの側壁部3eを通じて突出端3dAに沿って配置されている。これにより、配線6Aは、突起部3cAによって支持されている。
また、本変形例では、各検出電極5Aの間に突起部3cAが設けられ、これらの突起部3cAによって配線6Aが支持されているので、配線6Aの引き回しの自由度を高めることができる。
次に、本実施形態の入力装置1の他の変形例について説明する。
図7は、本変形例の入力装置1Bの一部の構成を示す断面図であり、図6(A)に示すC−C線と同様の断面で入力装置1Bを切断して示す断面図である。
なお、予め射出成形などでカバー3Bを成形し、カバー3Bを粘着材や接着剤で静電容量センサーシート2Aと一体化させて入力装置1Bを構成することもできる。
次に、上述の実施形態で説明した入力装置1のさらに他の変形例について説明する。
図8(A)および図8(B)は、本変形例の入力装置1Cの一部の構成を示す断面図である。
図8(A)に示すように、本変形例の入力装置1Cは、カバー3に代えて設けられたカバー3Cを備える点で上述の入力装置1、1A、1Bと構成が異なっている。
このため、たとえば配線6のうち入力装置1Cの外周に沿って延びる部分において、検出電極5の厚さ方向から見たときの配線6の幅寸法Waは、支持基板4の面方向に沿う配線6の実際の幅寸法Wよりも小さい。また、配線6のうち検出電極5から入力装置1の周縁へ向かって延びる部分においては、配線6の長手寸法Laは、配線6の実際の長手寸法Lよりも小さい。これにより、入力体100と配線6とが対向する対向面積は、配線6が平面部3bと平行な面上に設けられている場合と比較して小さい。
また、本変形例では突起部3cCの突出端3dCが鋭角である例を示したが、図8(B)に示すように突出端3dCが平坦であっても本変形例と同様の効果を奏する。
たとえば、検出電極および配線の材料は、上述の金属材料以外であってもよい。たとえば、ポリチオフェン、ポリアニリンなどを含有する透明性を有する導電性ポリマーからなる導電性材料や、あるいは酸化インジウムスズ(ITO)などの金属酸化物を含む光透過性の薄膜、あるいは金属粒子、金属ナノワイヤ、カーボンナノチューブを含有した導電性インクなどを検出電極および配線の材料として採用することができる。
また、上述の各実施形態及び各変形例において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
2、2A センサーシート
2a 接続部
3、3A、3B、3C カバー
3a、3aA 入力面
3b、3bA、3bC 平面部
3c、3cA、3cC 突起部
3d、3dA、3dC 突出端
3e 側壁部
3eC 斜面部
3f 凹部
4 支持基板
5、5A 検出電極
5a 第一検出電極
5b 第二検出電極
6、6A 配線
6a 第一配線
6b 第二配線
7 第一電極要素
8 第二電極要素
D 検出回路
100 入力体
Claims (4)
- 検出電極と、前記検出電極を検出回路に接続するための配線とが形成された静電容量センサーシートと、
厚さ方向の一方の面に設けられた平面部と、厚さ方向の他方の面に設けられた入力面と、前記一方の面において前記平面部よりも突出して形成された突起部とを有する略板状のカバーと、
を備え、
前記静電容量センサーシートは、前記平面部に前記検出電極が配置され、前記突起部によって前記配線が支持され、前記検出電極と前記配線との境界部分が前記平面部と前記突起部との境界に配されており、前記入力面と前記配線との間の最短距離の方が前記入力面と前記検出電極との間の最短距離よりも長い
ことを特徴とする入力装置。 - 前記配線と前記カバーとの間に空間があることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
- 前記突起部は、
突出端と、
前記突出端と前記平面部とを繋ぐ斜面部と、
を有し、
前記配線は、前記斜面部に形成されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の入力装置。 - 前記斜面部は、前記平面部に対して鈍角をなして前記平面部に接続されており、
前記配線は前記検出電極と前記配線との境界部分において前記平面部および前記斜面部の形状に倣った鈍角を有して前記平面部および前記斜面部に固定されている
ことを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
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