JP2010049618A - 静電容量センサ - Google Patents
静電容量センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010049618A JP2010049618A JP2008215222A JP2008215222A JP2010049618A JP 2010049618 A JP2010049618 A JP 2010049618A JP 2008215222 A JP2008215222 A JP 2008215222A JP 2008215222 A JP2008215222 A JP 2008215222A JP 2010049618 A JP2010049618 A JP 2010049618A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- axis
- electrode
- axis electrode
- axis electrodes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
【課題】 X軸用電極とY軸用電極を適切な対の組み合わせに形成でき、しかも、導電体の高精度な検出が期待できる静電容量センサを提供する。
【解決手段】 誘電フィルム11表面のXY方向に複数の電極13を形成し、複数の電極13に接近する導電体との間にコンデンサを形成し、どの電極13に導電体が接近したかを静電容量の変化として検出する静電容量センサ10であって、複数の電極13を、誘電フィルム11表面のX方向に配列形成される複数のX軸用電極15と、誘電フィルム11表面のY方向に配列形成されてX軸用電極15に間隙を介して組み合わされる複数のY軸用電極16とを備える。また、複数のX軸用電極15とY軸用電極16を、投影視で相互に重ならない異なる形状に形成する。誘電フィルム11の表面にX軸用電極15とY軸用電極16が共に配列形成されるので、これら15・16を適切な対の組み合わせに位置決め形成できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 誘電フィルム11表面のXY方向に複数の電極13を形成し、複数の電極13に接近する導電体との間にコンデンサを形成し、どの電極13に導電体が接近したかを静電容量の変化として検出する静電容量センサ10であって、複数の電極13を、誘電フィルム11表面のX方向に配列形成される複数のX軸用電極15と、誘電フィルム11表面のY方向に配列形成されてX軸用電極15に間隙を介して組み合わされる複数のY軸用電極16とを備える。また、複数のX軸用電極15とY軸用電極16を、投影視で相互に重ならない異なる形状に形成する。誘電フィルム11の表面にX軸用電極15とY軸用電極16が共に配列形成されるので、これら15・16を適切な対の組み合わせに位置決め形成できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話やノートパソコン等の操作に使用される静電容量センサに関するものである。
例えば図10に示すノートパソコン1には、様々な技術が使用されているが、その一つとしてタッチパッド用の静電容量センサ(タッチセンサともいう)10があげられる(特許文献1参照)。
この種の静電容量センサ10は、図示しないが、ノートパソコン1のタッチ板2に裏面側から対向する絶縁層を備え、この絶縁層の表裏面のXY方向に導電性の電極が配列形成されており、この複数の電極に導電体である指が上方から接近した場合に、指との間にコンデンサを形成して複数の電極中のどの電極上に指が存在するかを静電容量の変化として検出し、この静電容量の検出をマウスポインタの動作に関連付けるよう機能する。
複数の電極は、例えば誘電層の表面に接着剤を介して配列形成される複数のX軸用電極と、誘電層の裏面に接着剤を介して配列形成される複数のY軸用電極とを備え、これらX軸用電極とY軸用電極とが投影視で相互に重なるよう配置される。
このような静電容量センサ10は、ジョイスティックやトラックボール等に比べ、構成部品が少なく、小型化や薄型化を図ることができ、しかも、腱鞘炎等にかかりにくいという特徴がある。
特開2008‐97283号公報
このような静電容量センサ10は、ジョイスティックやトラックボール等に比べ、構成部品が少なく、小型化や薄型化を図ることができ、しかも、腱鞘炎等にかかりにくいという特徴がある。
従来における静電容量センサ10は、以上のように構成され、誘電層の表面に複数のX軸用電極が、誘電層の裏面に複数のY軸用電極がそれぞれ配列形成されているので、X軸用電極とY軸用電極とを適切な対の組み合わせに位置決め形成することが困難であるという問題がある。この結果、電極の接着や密度にムラが生じ、静電容量センサ10の固体差が大きくなり、調整に長時間を要することが少なくない。
また、従来の静電容量センサ10は、電極のX軸用電極とY軸用電極とが投影視で相互に重なるので、外部に対する電界の広がりが少なく、タッチ板2等を薄く形成しないと、指の高精度な検出が期待できないおそれがある。
本発明は上記に鑑みなされたもので、X軸用電極とY軸用電極とを適切な対の組み合わせに形成することができ、しかも、導電体の高精度な検出が期待できる静電容量センサを提供することを目的としている。
本発明においては上記課題を解決するため、誘電層のXY方向に複数の電極を形成し、この複数の電極に接近する導電体との間にコンデンサを形成し、複数の電極のどの電極に導電体が接近したかを静電容量の変化として検出するものであって、
複数の電極は、誘電層の片面に配列形成される複数のX軸用電極と、誘電層の片面に配列形成されてX軸用電極に間隙を介して組み合わされる複数のY軸用電極とを含み、これら複数のX軸用電極とY軸用電極とを相互に重ならない形状に形成したことを特徴としている。
複数の電極は、誘電層の片面に配列形成される複数のX軸用電極と、誘電層の片面に配列形成されてX軸用電極に間隙を介して組み合わされる複数のY軸用電極とを含み、これら複数のX軸用電極とY軸用電極とを相互に重ならない形状に形成したことを特徴としている。
なお、誘電層の片面に、複数の電極を包囲して導電体の動きに伴うノイズの発生を抑制するグランド用導電ラインを形成することができる。
また、複数のX軸用電極を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、複数のY軸用電極を同一形状に形成して隣接するY軸用電極とY軸用電極との間をジャンパ構造あるいはスルーホール構造の導通接続部により接続することができる。
また、複数のY軸用電極を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、複数のX軸用電極を同一形状に形成して隣接するX軸用電極とX軸用電極との間をジャンパ構造あるいはスルーホール構造の導通接続部により接続することができる。
また、複数のX軸用電極を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、複数のY軸用電極を同一形状に形成して隣接するY軸用電極とY軸用電極との間をジャンパ構造あるいはスルーホール構造の導通接続部により接続することができる。
また、複数のY軸用電極を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、複数のX軸用電極を同一形状に形成して隣接するX軸用電極とX軸用電極との間をジャンパ構造あるいはスルーホール構造の導通接続部により接続することができる。
ここで、特許請求の範囲における誘電層の片面は、導電体に近い側の表面でも良いし、裏面でも良い。また、複数の電極は、例えば誘電層のXY方向に3×3、4×4、6×6の配列等で形成される。導電体には、少なくとも人体の一部や導電性のタッチペン等が含まれる。また、電極のX軸用電極とY軸用電極とは、対に組み合わせ可能な電極であれば、対称形でも良いし、非対称形でも良い。
ジャンパ構造の導通接続部は、隣接するX軸用電極間あるいはY軸用電極間に積層される絶縁層と、隣接するX軸用電極あるいはY軸用電極の間に導通可能に設けられて絶縁層に積層される導電層とを備えて形成される。また、スルーホール構造の導通接続部は、例えば隣接するX軸用電極あるいはY軸用電極にそれぞれ設けられる貫通孔と、この一対の貫通孔にそれぞれ形成される導体と、この一対の導体を導通接続する導電層とを備えて形成される。
本発明によれば、誘電層の片面に電極のX軸用電極とY軸用電極とが共に形成されるので、X軸用電極とY軸用電極とを適切な対の組み合わせに位置決めすることができる。したがって、電極の形成や密度にムラが生じることが少なく、静電容量センサの固体差の調整に長時間を要することも少ない。
本発明によれば、X軸用電極とY軸用電極とを適切な対の組み合わせに形成することができ、しかも、導電体の高精度な検出が期待できるという効果がある。
また、複数のX軸用電極を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、複数のY軸用電極を同一形状に形成して隣接するY軸用電極とY軸用電極との間をジャンパ構造あるいはスルーホール構造の導通接続部により接続すれば、交差するX軸用電極とY軸用電極との短絡を回避することができる。
また、複数のY軸用電極を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、複数のX軸用電極を同一形状に形成して隣接するX軸用電極とX軸用電極との間をジャンパ構造あるいはスルーホール構造の導通接続部により接続しても、交差するX軸用電極とY軸用電極との短絡を防ぐことができる。
また、複数のY軸用電極を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、複数のX軸用電極を同一形状に形成して隣接するX軸用電極とX軸用電極との間をジャンパ構造あるいはスルーホール構造の導通接続部により接続しても、交差するX軸用電極とY軸用電極との短絡を防ぐことができる。
以下、図面を参照して本発明に係る静電容量センサ10の好ましい実施形態を説明すると、本実施形態における静電容量センサ10は、図1や図2、図10に示すように、ノートパソコン1のタッチ板2に裏面側から対応する誘電フィルム11と、この誘電フィルム11に形成される複数の電極13と、この複数の電極13を包囲するグランド用導電ライン20とを備え、各電極13をX軸用電極15とY軸用電極16とから形成し、これらX軸用電極15とY軸用電極16とを相互に重ならない異形状に形成するようにしている。
誘電フィルム11は、図1に示すように、絶縁性を有する所定のフィルムによりノートパソコン1のタッチ板2に対応する大きさの平面矩形に形成され、末端部からノートパソコン1の図示しない回路基板に接続する細長い矩形の接続用突片12が屈曲可能に伸長されており、タッチ板2の裏面に表面を対向させる。
誘電フィルム11としては、特に限定されるものではないが、例えば光や熱に対して安定で可撓性のポリエチレンテレフタレートやポリイミド等からなる薄いフィルムがあげられる。この誘電フィルム11の厚さは、10〜200μm、好ましくは導電体である指の高精度な検出の観点から10〜50μmの範囲が良い。
誘電フィルム11の裏面には、絶縁性のカバー層が選択的に積層され、このカバー層には、導電性のグランド層が積層される。また、接続用突片12の裏面には、図示しない樹脂フィルム製の補強層が積層され、この補強層が撓みやすい接続用突片12に剛性を付与して回路基板に対する接続を円滑にするよう機能する。
複数の電極13は、図1に示すように、誘電フィルム11表面のXY方向に間隔をおいて形成され、検出信号を伝送する複数本の電極用導電ライン14に接続されており、この複数本の電極用導電ライン14が誘電フィルム11や接続用突片12の表面にスクリーン印刷される。この複数の電極13は、例えばアルミ箔や銅箔等からなる金属薄膜のエッチングによるパターニング、あるいは導電ペーストや導電ポリマーのスクリーン印刷等により誘電フィルム11の表面に配列形成される。導電ペーストは、樹脂にカーボン粒子や金属粒子を分散させることにより調製される。
各電極13は、誘電フィルム11表面のX方向に間隔をおいて複数配列形成される導電性のX軸用電極15と、誘電フィルム11表面のY方向に間隔をおいて複数配列形成されてX軸用電極15に間隙を介し対に組み合わされる導電性のY軸用電極16とを備えて時分割でスキャニングされ、これらの結合容量の変化が検出される。
複数のX軸用電極15はそれぞれ同一形状に形成され、複数のY軸用電極16は連続した同一形状の繰り返しにより形成される。複数のX軸用電極15は、隣接するX軸用電極15とX軸用電極15との間が導通接続部17により接続され、この導通接続部17により交差するX軸用電極15とY軸用電極16との短絡が回避される。
導通接続部17は、図2に示すように、隣接するX軸用電極15間に積層される絶縁層18と、隣接するX軸用電極15の表面間に導通可能に架設されて絶縁層18を跨ぐ導電層19とを備えたジャンパ(jumper)構造に形成される。この導通接続部17の絶縁層18は、例えばポリアミド系、エポキシ系、ポリウレタン系、ポリエステル系のレジストが隣接するX軸用電極15間のY軸用電極16上に印刷されたり、塗布等されることにより形成される。また、導電層19は、導電ペーストや導電ポリマーのスクリーン印刷等により形成される。
X軸用電極15とY軸用電極16とは、X軸用電極15が平面矩形に形成され、Y軸用電極16がX軸用電極15を僅かな間隙を介して包囲する平面枠形に形成されており、投影視で相互に重ならない異なる形状に形成される。
グランド用導電ライン20は、例えば導電性インクを用いて折り返された細長い線条にスクリーン印刷され、誘電フィルム11の表面周縁部に屈曲形成されて誘電フィルム11から接続用突片12まで伸長されており、複数の電極13周辺の指の動きに伴うノイズ信号の発生を抑制防止する。このグランド用導電ライン20の導電性インクとしては、例えば銀粒子や銀とカーボンとの混合物等のインクが用いられる。
上記構成によれば、誘電フィルム11の表面にX軸用電極15とY軸用電極16とが共に配列形成されるので、X軸用電極15とY軸用電極16とを適切な対の組み合わせに容易に位置決め形成することができる。したがって、電極13の接着や密度にムラが生じることがなく、静電容量センサ10の固体差の調整に長時間を要することがない。また、指と電極13間の距離が短いので、静電結合容量を増大させることができ、ノイズが少なく、指を高精度に検出することができる。
また、電極13のX軸用電極15とY軸用電極16との大きさを小さくして密度を高めれば、検出の分解能を高めることができる。また、X軸用電極15とY軸用電極16とが投影視で相互に重なることがないので、外部に対する電界の広がりを拡大することができ、指の高精度な検出が期待できる。さらに、導通接続部17をスクリーン印刷により形成することができるので、製造作業の円滑化、迅速化、容易化を図ることが可能になる。
次に、図3は本発明の第2の実施形態を示すもので、この場合には、複数のY軸用電極16をそれぞれ同一形状に形成するとともに、複数のX軸用電極15を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、隣接するY軸用電極16とY軸用電極16との間をジャンパ構造の導通接続部17により接続し、この導通接続部17により交差するX軸用電極15とY軸用電極16との短絡を回避するようにしている。
X軸用電極15とY軸用電極16とは、X軸用電極15が平面三角形に形成され、Y軸用電極16がX軸用電極15と僅かな間隙を介して対向する平面鋸歯形に形成されており、投影視で相互に重ならない形状に形成される。その他の部分については、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、X軸用電極15とY軸用電極16との接続や形状の多様化を図ることができるのは明らかである。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、X軸用電極15とY軸用電極16との接続や形状の多様化を図ることができるのは明らかである。
次に、図4は本発明の第3の実施形態を示すもので、この場合には、複数のX軸用電極15をそれぞれ同一形状に形成するとともに、複数のY軸用電極16を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、隣接するX軸用電極15とX軸用電極15との間をジャンパ構造の導通接続部17により接続し、この導通接続部17により交差するX軸用電極15とY軸用電極16との短絡を回避するようにしている。
X軸用電極15とY軸用電極16とは、X軸用電極15が平面円形に形成され、Y軸用電極16がX軸用電極15を僅かな間隙を介して包囲する平面リング形に形成されており、投影視で相互に重ならない異なる形状に形成される。その他の部分については、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、X軸用電極15とY軸用電極16との接続や形状の多様化を図ることができるのは明らかである。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、X軸用電極15とY軸用電極16との接続や形状の多様化を図ることができるのは明らかである。
次に、図5は本発明の第4の実施形態を示すもので、この場合には、複数のY軸用電極16をそれぞれ同一形状に形成するとともに、複数のX軸用電極15を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、隣接するY軸用電極16とY軸用電極16との間をジャンパ構造の導通接続部17により接続するようにしている。
X軸用電極15とY軸用電極16とは、X軸用電極15が平面略櫛歯形に形成され、Y軸用電極16がX軸用電極15の歯と僅かな間隙を介して噛合する平面略櫛歯形に形成されており、投影視で相互に重ならない異なる形状に形成される。その他の部分については、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、X軸用電極15とY軸用電極16との接続や形状の多様化を図ることができる他、X軸用電極15とY軸用電極16の歯の噛合する長さが長いので、静電結合容量の増大が期待できるのは明白である。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、X軸用電極15とY軸用電極16との接続や形状の多様化を図ることができる他、X軸用電極15とY軸用電極16の歯の噛合する長さが長いので、静電結合容量の増大が期待できるのは明白である。
次に、図6は本発明の第5の実施形態を示すもので、この場合には、複数のY軸用電極16をそれぞれ同一形状に形成するとともに、複数のX軸用電極15を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、隣接するY軸用電極16とY軸用電極16との間をジャンパ構造の導通接続部17により接続するようにしている。
X軸用電極15とY軸用電極16とは、僅かな間隙を介して相互に対向する平面略菱形に形成され、投影視で相互に重ならない形状に形成される。その他の部分については、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、X軸用電極15とY軸用電極16との接続や形状の多様化を図ることができる。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、X軸用電極15とY軸用電極16との接続や形状の多様化を図ることができる。
次に、図7は本発明の第6の実施形態を示すもので、この場合には、複数のY軸用電極16をそれぞれ同一形状に形成するとともに、複数のX軸用電極15を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、隣接するY軸用電極16とY軸用電極16との間をジャンパ構造の導通接続部17により接続するようにしている。
X軸用電極15とY軸用電極16とは、僅かな間隙を介して相互に噛合する平面三角形に形成され、投影視で相互に重ならない形に形成される。その他の部分については、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、X軸用電極15とY軸用電極16との接続や形状の多様化を図ることができる。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、X軸用電極15とY軸用電極16との接続や形状の多様化を図ることができる。
次に、図8は本発明の第7の実施形態を示すもので、この場合には、複数のY軸用電極16をそれぞれ同一形状に形成するとともに、複数のX軸用電極15を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、隣接するY軸用電極16とY軸用電極16との間をジャンパ構造の導通接続部17により接続するようにしている。
X軸用電極15とY軸用電極16とは、僅かな間隙を介して相互に対向する平面略半円形に形成され、投影視で相互に重ならない形に形成される。その他の部分については、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、X軸用電極15とY軸用電極16との接続や形状の多様化を図ることが可能になる。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、X軸用電極15とY軸用電極16との接続や形状の多様化を図ることが可能になる。
次に、図9は本発明の第8の実施形態を示すもので、この場合には、導通接続部17をジャンパ構造ではなく、スルーホール構造に構成するようにしている。
導通接続部17は、例えば隣接するX軸用電極15あるいはY軸用電極16にそれぞれ貫通孔21が穿孔され、この一対の貫通孔21に銅メッキ等により導体22がそれぞれ形成されており、この一対の導体22が誘電フィルム11裏面に形成された導電層23により導通接続される。その他の部分については、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、導通接続部17の構成の多様化が期待できる。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、導通接続部17の構成の多様化が期待できる。
1 ノートパソコン
2 タッチ板
10 静電容量センサ
11 誘電フィルム(誘電層)
13 電極
14 電極用導電ライン
15 X軸用電極
16 Y軸用電極
17 導通接続部
18 絶縁層
19 導電層
21 貫通孔
22 導体
23 導電層
2 タッチ板
10 静電容量センサ
11 誘電フィルム(誘電層)
13 電極
14 電極用導電ライン
15 X軸用電極
16 Y軸用電極
17 導通接続部
18 絶縁層
19 導電層
21 貫通孔
22 導体
23 導電層
Claims (3)
- 誘電層のXY方向に複数の電極を形成し、この複数の電極に接近する導電体との間にコンデンサを形成し、複数の電極のどの電極に導電体が接近したかを静電容量の変化として検出する静電容量センサであって、
複数の電極は、誘電層の片面に配列形成される複数のX軸用電極と、誘電層の片面に配列形成されてX軸用電極に間隙を介して組み合わされる複数のY軸用電極とを含み、これら複数のX軸用電極とY軸用電極とを相互に重ならない形状に形成したことを特徴とする静電容量センサ。 - 複数のX軸用電極を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、複数のY軸用電極を同一形状に形成して隣接するY軸用電極とY軸用電極との間をジャンパ構造あるいはスルーホール構造の導通接続部により接続した請求項1記載の静電容量センサ。
- 複数のY軸用電極を連続した同一形状の繰り返しにより形成し、複数のX軸用電極を同一形状に形成して隣接するX軸用電極とX軸用電極との間をジャンパ構造あるいはスルーホール構造の導通接続部により接続した請求項1記載の静電容量センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008215222A JP2010049618A (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | 静電容量センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008215222A JP2010049618A (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | 静電容量センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010049618A true JP2010049618A (ja) | 2010-03-04 |
Family
ID=42066624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008215222A Pending JP2010049618A (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | 静電容量センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010049618A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010160670A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Seiko Epson Corp | タッチパネルの製造方法、タッチパネル、表示装置、及び電子機器 |
JP2011216061A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-10-27 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | タッチパッド |
JP2012063843A (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-29 | On Semiconductor Trading Ltd | タッチセンサ |
JP2015505771A (ja) * | 2011-12-16 | 2015-02-26 | アイ.アール.シー.エー. エス.ピー.エー.−インダストリア レジステンゼ コラッツァーテ エ アッフィニ | 自動車のハンドル内の近接および接触センサーデバイス |
JP2015122067A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-07-02 | 新益先創科技股▲分▼有限公司 | 制御点検知パネル、及び当該制御点検知パネルのデザイン方法 |
CN104964598A (zh) * | 2015-07-28 | 2015-10-07 | 安徽机电职业技术学院 | 枪械后坐运动受力测量装置 |
JP2016099984A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 大日本印刷株式会社 | タッチパネルセンサ、タッチパネル装置および表示装置 |
US9541578B2 (en) | 2011-04-25 | 2017-01-10 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Capacitive sensor sheet producing method and capacitive sensor sheet |
JP2017173985A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 株式会社トライフォース・マネジメント | 物体センサ |
JP2019204256A (ja) * | 2018-05-23 | 2019-11-28 | 株式会社ユーシン | 入力装置及びその入力装置の製造方法 |
CN111065994A (zh) * | 2019-10-28 | 2020-04-24 | 深圳市汇顶科技股份有限公司 | 触摸传感器图案、触摸传感器、触控装置和电子终端 |
CN118039460A (zh) * | 2024-04-15 | 2024-05-14 | 绵阳新能智造科技有限公司 | 一种硅晶片增厚的方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007323650A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Philipp Harald | 2次元位置センサ |
JP3144241U (ja) * | 2008-06-10 | 2008-08-21 | 洋華光電股▲ふん▼有限公司 | コンデンサー式タッチパッド |
-
2008
- 2008-08-25 JP JP2008215222A patent/JP2010049618A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007323650A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Philipp Harald | 2次元位置センサ |
JP3144241U (ja) * | 2008-06-10 | 2008-08-21 | 洋華光電股▲ふん▼有限公司 | コンデンサー式タッチパッド |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010160670A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Seiko Epson Corp | タッチパネルの製造方法、タッチパネル、表示装置、及び電子機器 |
JP2011216061A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-10-27 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | タッチパッド |
JP2012063843A (ja) * | 2010-09-14 | 2012-03-29 | On Semiconductor Trading Ltd | タッチセンサ |
US9541578B2 (en) | 2011-04-25 | 2017-01-10 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Capacitive sensor sheet producing method and capacitive sensor sheet |
JP2015505771A (ja) * | 2011-12-16 | 2015-02-26 | アイ.アール.シー.エー. エス.ピー.エー.−インダストリア レジステンゼ コラッツァーテ エ アッフィニ | 自動車のハンドル内の近接および接触センサーデバイス |
JP2015122067A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-07-02 | 新益先創科技股▲分▼有限公司 | 制御点検知パネル、及び当該制御点検知パネルのデザイン方法 |
JP2016099984A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 大日本印刷株式会社 | タッチパネルセンサ、タッチパネル装置および表示装置 |
CN104964598A (zh) * | 2015-07-28 | 2015-10-07 | 安徽机电职业技术学院 | 枪械后坐运动受力测量装置 |
JP2017173985A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | 株式会社トライフォース・マネジメント | 物体センサ |
JP2019204256A (ja) * | 2018-05-23 | 2019-11-28 | 株式会社ユーシン | 入力装置及びその入力装置の製造方法 |
JP7077511B2 (ja) | 2018-05-23 | 2022-05-31 | 株式会社ユーシン | 入力装置及びその入力装置の製造方法 |
CN111065994A (zh) * | 2019-10-28 | 2020-04-24 | 深圳市汇顶科技股份有限公司 | 触摸传感器图案、触摸传感器、触控装置和电子终端 |
CN111065994B (zh) * | 2019-10-28 | 2023-11-07 | 深圳市汇顶科技股份有限公司 | 触摸传感器图案、触摸传感器、触控装置和电子终端 |
CN118039460A (zh) * | 2024-04-15 | 2024-05-14 | 绵阳新能智造科技有限公司 | 一种硅晶片增厚的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010049618A (ja) | 静電容量センサ | |
KR102358388B1 (ko) | 터치 위치와 가압력을 검출하기 위한 용량 센서 | |
JP4163054B2 (ja) | 入力装置 | |
JP2012174003A (ja) | タッチパネル | |
KR20130068674A (ko) | 터치패널의 전극 패턴 및 그 제조 방법 | |
JP2001243010A (ja) | 入力装置 | |
JP5518629B2 (ja) | 入力装置 | |
JP5374457B2 (ja) | 面状体及びタッチパネル | |
JP5487240B2 (ja) | 静電容量式タッチパネルの導電模様構造、およびその構成方法 | |
JP2010086385A (ja) | 静電容量センサ | |
US20140048315A1 (en) | Touch panel | |
KR20150103612A (ko) | 디지타이저 | |
KR20130064170A (ko) | 터치패널의 전극 패턴 및 그 제조 방법 | |
JP2009026151A (ja) | 入力装置及び電子機器 | |
JP2014149608A (ja) | タッチパネル用可撓性電極部材、タッチパネル、及び画像表示装置 | |
JP5264839B2 (ja) | センサーシート | |
JPWO2019021572A1 (ja) | 位置検出センサ、位置検出装置および情報処理システム | |
JP6440049B2 (ja) | タッチパネル用可撓性電極部材、タッチパネル、及び画像表示装置 | |
KR101506275B1 (ko) | 벤딩 라인이 형성된 터치 스크린 패널용 연성 인쇄 회로 기판 | |
JP2013097457A (ja) | センサーシート | |
JP2014026496A (ja) | タッチパネル | |
JP5615211B2 (ja) | 静電容量式入力装置 | |
JP5639509B2 (ja) | 静電容量式入力装置 | |
CN113093954A (zh) | 触摸屏及显示装置 | |
JP6134965B2 (ja) | タッチパネル装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110920 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120131 |